9月18日
人生で気をつけねばならんことは、不明なことの解明、疑問の解決努力を怠り、先延ばし、先送りすることだろうね。
人生は長い、それらが、知らぬ間に山積して不明のドツボに填まって新たに生み出されたことの脚を引っ張ることになるようだね。
全てに於いて、その時、その時に消化して往かねば、いずれ頑固な便秘に悩まされることになる。
あの、呪わしい学校の宿題は、其れを教えているんだろうね。そういう理屈を懇切丁寧にユーモア交えて教えてやれよ。
これからの自分の人生で臍(ほぞ)を噛む子が少なくなるよ。
学習ってのは、そのためにあるってのは漠然とは理解できているんだけど、具体的にどう役立つかってことには無頓着なんだよ。
幹を太く育てるってのは、それに連なる枝葉の成長に大きく影響するもんだよ。全てに応用して無駄の無い対処法を身につけていく基だからね。
癖は、習慣になり、それは、やがて、本質となるだったかなあ? 誰かが云ってたなあ? その通りだと思うよ。
ただ、悪しき癖も同じくだろうね。これが本質となったら、もう、治せないだろうね。人間を創り上げる基かも知れないね。
無垢の赤子が、それぞれに育って物心つくころには、それなりの人格が出来上がってる。ものごとの捉えようひとつで道が分かれていくね。
其の上に、人が変わりいくのは、関わる人や環境、境遇、運命、宿命なんてのが影響するから、ひとつごとで語れるもんじゃないけどね。
背負うものを常に軽くする努力だね。機会に対して動きの妨げにならない自分であるべきだね。自棄(やけ)ぱっちになって好機を捨てずに済む。
残業で遅くなったよ。ほっとするね。パソコンの前に腰掛けて磯竿を取り出し眺めては磨くようにして何度も何度も拭いてるよ。
オレも出不精なったね。なんで、こんなに固まっちまったのかなあ? なんて考えながら、うん? 竿のトップのガイドがガクガクしてんかね?
インナーロッドの先端のガイドを弄(いじ)ってたらスポッと抜け取れたよ。気がついて良かったよ。釣り場で抜けたら其の日の釣りはアウトだからね。
幸い、瞬間接着剤があったので修理は簡単に済ませた。以前は、アロンアルファって瞬間接着剤を常に使ってたけど、此れは100円均一で買った奴。
接着能力は変わらない。此の手の接着剤は、使ったあとの保存方法が難しい。説明書の通りに保存すると残量がカチカチに固まってしまうんだね。
先の尖った漏斗(じょうご)の口をセロテープで貼って空気を遮断すると2、3回は使える。それでも周りが白っぽくなって完全じゃない。
ほんの数滴しか使わないから、大方の残量を捨てることになる。強力だから頼りになるんだけど勿体無いんだね。
で、100円均一のお店のを買ってみて使ったら効果は変わらない。セメダインのような搾り出しなんだけど、搾らずとも口を針で開ければタラ~と出てくる。
使い終われば、付属の先の尖った漏斗式の蓋を閉める。ミソは、この漏斗の先端を切らずに、そのまま蓋代わりに使って口を上向きに立てて仕舞うんだね。
何回か使ってるけど固まらない。今日も漏斗を外すとタラ~と出て来たよ。垂らし易く用意されてるけど漏斗を利用せずに、そのまま蓋代わりにすべきだね。
オレも、固まり易い瞬間接着剤の保存方法みたいに、ちょっと工夫すれば動かず固まったケツを椅子から離れ易く出来るかも知れん。
ちょっと、生活スタイルを変えねばいかん。外に出ても思考は出来る。目先を変えれば、ものごとの捉えかたも拡がる。マイナスにはならないね。
家に篭るのは、もっと爺になってからでいい。切替えよう。「3年を無駄にしたね」 無駄じゃないよ、目的の土台を創り上げたよ。
来年の春までに、今の仕事から足を洗おうかと思ってる。「どうして生きていくねん?」 死なない程度に生きてりゃいい。「どんなんやねん?」
ここで固まってると、もう、進展はないよ。それに定年の時期もそう遠くはない。動かされる前に動く。
オレが、動かねばならんときは、必ず、周りから波が起こりだすんだよ。そんな気配を徐々にではあるんだけれど感じないこともない。
ハチャメチャな人生を生きてきて、へこたれもしなけりゃ、幸いにも若さも失わない、まだ、遣らねばならんことがある。「しんどいやろお?」 しんどいよ。
人生に意味のないものはないって視点からね、オレのハチャメチャな人生は何のために有ったのかってことを考える時があるんだね。
そうして考えるとね、答えは、まだ、出てないんだよ。「答えなど無い、ただのハチャメチャだったら?」 云うだろうと思ってたよ。
そんときは、これだよ。「釣りかよ?」 そこらの川で構わんよ、好きなことして笑って死ぬよ。
そいで、彼の世へ逝って、神さんに、輪廻転生は、もう、結構って云うよ。「神さんは、そんな気侭は聞きよらんで」 かもね。
そんなら、砂漠で穴を掘るような人生は、もう、結構って云うよ。