’ むぎやポーク ’～「とんかつ柿ヱ門」

　一昨日、３／１４、暖かい日曜日、それぞれ２人の友人が、城端を訪ねたことをブログに書いておられた。　一人は、「じょうはな座」へ玉三郎の「鷺娘」の映画を見に。　もう一人は、平村の帰りに、「城端織館（おりやかた）」でコーヒーを、と。　まあ、懐かしいこと。　去年、年暮れ雪の中を、知り合いの葬儀に行ったきりだ。

　昨日は、歯医者の予約日。　帰りに、ＪＴＢで４月の上京の際のＪＲ券を買う。　もう一つ寄る所があり、帰宅すると出にくくなるので、たまに行く「柿ヱ門」でランチをとることにした。　どちらか言えば、揚げ物は食べないし、とんかつがとくに好物と言うわけではない。　だが、店の雰囲気が好きなので、友達と行ったり、一人でも寄ることがある店だ。
　高岡駅南、芳野中前からイオンへ行く道を南へ向かうと、右側に大きな看板が見える。　ウイングウイング３Ｆの「柿里」や、砺波の「花御堂」とチェーン店で、同じポイントカードが使える。　

　お昼時なので、そこそこお客が入っているが一人客も何人かいて、気楽な雰囲気。　「レディース膳」でもと思っていたが、入り口に「むぎやポーク」の張り紙が…。　席に着くとさっそく、「当店では、今・・・」と言うわけで、「むぎやポーク」を薦められた。
　　　　　

　 昨秋から加わったメニューだそうだ。　メニュー表の裏に説明が…。
《むぎやポーク》：　北陸の小京都「城端」で育てられた豚肉。　ランドレース種とタテヤマポーク種から生まれた白豚を母親に、バークシャー種の血統をもつ黒豚を父親にもち、白豚と黒豚の良い遺伝子をうけついだ極上ポーク。　
　　豚肉は、低カロリー、低コレステロールでビタミンが豊富。　疲労回復、脳の活性化に効果があり、特に女性にはお肌がスベスベになる美容に優れた食材。

　なんかよくわからんけど、有難い豚肉らしい。　でも、値段も量もちょっと、ね。　ロースカツとステーキの2種類ある。　両方とも、定食つきで１，５５４円。　ロースカツを注文した。
　この店は、最初に小さなすり鉢とすりこぎが来て、自分で胡麻をする。　これに、好みのソースを入れるのだ。　そして、ご飯とキャベツのお代わりができる。　この辺が人気の秘密かも。　男性客が多いのもそのせいだろう。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
その後、この豪華なロースカツが！ 写真でははっきりしないが真ん中の２片のやわらかそうなピンク色が食欲をそそる。　最初、薄く塩をふって味わってください、とのこと、グルメソルトなるものを振る。　美味しい！　細かいキャベツもたっぷり！　
　　　　　　　　　　　

　が、さすがに量は多い。　最後の１片がちょっとつらかった。　でも、キャベツを少し残しただけで全部すっきりいただいた。　意外と、胃にもお腹にももたれない。　軽いのが不思議だ。

　レジの横に、城端、林道の「中道養豚」のご夫婦の写真が紹介してあります。　機会があればぜひ「とんかつ柿ヱ門」へどうぞ。　ちなみに、メニューには、還暦以上の方限定の「還暦定食」（1,134円）もあります。