福光イオックスアローザ声楽サマーセミナー・修了コンサート

　８月最初のMiTUの練習日に、イオックスアローザ声楽サマーセミナーの話が出た。そう言えば今年も今ごろか、と思っていると、今年が２０年目で最終回とのこと。誘われたので連れて行ってもらうことにする。

　８/７（水）、TAさん宅に集合、バスのTAさんの車に、TAさん、MIさん、私の３人が乗り福光までドライブだ。
 イオックス・アローザは、スイスのアローザ村と姉妹提携をしており欧州リゾートの雰囲気がある。スキー場はもちろん、温泉、コテージなど宿泊施設もある。

　↓は、体験交流センター。ここで修了コンサートが開かれる。昨年は、福光駅前のJA会館で講師の先生方のコンサートを聴いた。今回は受講生の修了式＆コンサートなのだろう。

　↓は、開演前のホール。ピアノがあるだけの簡単な舞台だ。　　

　出演者はざっと５５名。各クラスごとに、休憩を２度挟んでぶっ続けのソロコンサートだった。ほとんどがオペラのアリア、ときどき日本の歌曲やシューベルトの歌曲など。何人か紹介します。

　↓　射水市の金川睦美さん（ソプラノ）。「キャンディード」より”きらびやかに着飾って”　　　　　　　

　↓　左から、”口づけをする熱い唇”、”沈丁花によせて”、”ふるさとの”（３人ともソプラノ）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　↓　　森川有紀さん（メゾソプラノ）。「コシ・ファン・トゥッテ」より”恋は可愛い盗人”　　　　　　　　

　↓　左から、「サムソンとデリラ」より”愛の神よ！私を助けたまえ”（メゾ）、”武蔵国に防人の歌・妻の歌”（ソプラノ）

　　　　　　　　　　　　　　　

　↓　左から”花”（バリトン）（富山の方でTAさんの知り合い）、”たたへよ、しらべよ、うたひつれよ”、「蝶々夫人」より”ある晴れた日に”（二人ともソプラノ）

　　　　　　　　　　　　　　　

　前に座る人によって、顔しかカメラに収まらない方も。

　ソリストとは言え、老若男女、さまざまな受講生である。20年間の間、このサマーセミナーには全国から受講生が集まり、多くの若手ソリストが育ったようだ。今は、年配の方もずいぶん増え、見事に高音のソロを歌いこなしておられた。森川先生ご夫妻も来ておられ、「高い声は出ない、などと言えんやろ」との言葉に頷くしかない私たちでした。