Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

今年も「よへさ」へ ’18 ~ カフェ「あ志びの」

2018-04-23 | 自然・海山草花
 
よへさの枝垂れ桜 2017
 NHK・BSの「こころ旅」は、今週から岡山県。いつ頃の撮影か、まだまだ桜がきれいだ。ここ高岡は寒い雨の日が続き、もう散ってしまっているだろう。 今年も「よへさの枝垂れ桜を見る......
 

 語り琵琶「櫻の森の満開の下」(坂口安吾作)が、伏木矢田「スペース よへさ」であると聞き、ぜひ聴いてみたいものと思った。が、日時を聞くと4/22(日)、「芙蓉会」謡曲大会の日だった。直会も出るから無理。しだれ桜はもう散っているだろうし…、せめてランチを、とようこ姫さんが満席のところを頼み込んでくださった。
 それが、20日(金)。伏木駅前で待ち合わせ。少し早く着いたので、近くのカフェでひと休み。
 👇は、「あ志びの」。中は画廊にもなっている。 

  👇、3人でコーヒーを注文。それぞれのカップが違い、桜の花びらの小さなトレーにお菓子。

  お店を出るとき、もう一度、看板の上の古木の歌を読んでみた。墨は薄く、かすれて読みにくいが、そこは、なはさんが繋げてくださった。

 大伴家持の歌:あしひきの 山の木末(こぬれ)の ほよ取(と)りて かざしつらくは、千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ

意味: 山の木の梢(こずえ)に生えているほよを取って、髪(かみ)飾(かざ)りにしたのは、千年も続く長寿(ちょうじゅ)を祈ってのことです。
 ほよ とは、「やどりぎ」の古名撮影(2004.11) by きょう

 👇 お店の前にある石段の急坂。私の故郷、城端も坂の多い町、懐かしい思いがつのるが今では登れそうにない。 

  食事処「あ志びの」: 伏木古国府(下町・駅前) AM 9:00~PM 5:00  定休日 毎週火曜日

  茶々姫さんと合流し、車一台で「よへさ」へ向かう。しだれ桜はさすがに満開を過ぎていたが、まだ花をつけていた。 

  私たちが入るのと、前のグループが帰られるのと同時だった。窓から桜が見られる広いスペースに座れてラッキーだった。
 👇 家の中から眺めるしだれ桜。

 👇 大きな水盤に椿の花。奥の部屋では男性のグループが話し込んでおられるようす。

 👇 床の間の藍九谷の皿など。

 👇 仏壇の前の屏風。

  👇 隣の部屋にも、藍九谷の深皿。

  この後、ランチをいただきながら、いろいろ相談したり、プランを練ったりして話し込んだ。なんか、生まれた家にちょはい帰りをしたような、ゆっくりした時間の流れがうれしい。

 スペース よへさ : 高岡市伏木矢田 2-24
            問合せ先:090-8746-3050 (向さん)