よへさの枝垂れ桜 2017NHK・BSの「こころ旅」は、今週から岡山県。いつ頃の撮影か、まだまだ桜がきれいだ。ここ高岡は寒い雨の日が続き、もう散ってしまっているだろう。 今年も「よへさの枝垂れ桜を見る......
語り琵琶「櫻の森の満開の下」(坂口安吾作)が、伏木矢田「スペース よへさ」であると聞き、ぜひ聴いてみたいものと思った。が、日時を聞くと4/22(日)、「芙蓉会」謡曲大会の日だった。直会も出るから無理。しだれ桜はもう散っているだろうし…、せめてランチを、とようこ姫さんが満席のところを頼み込んでくださった。
それが、20日(金)。伏木駅前で待ち合わせ。少し早く着いたので、近くのカフェでひと休み。
👇は、「あ志びの」。中は画廊にもなっている。
👇、3人でコーヒーを注文。それぞれのカップが違い、桜の花びらの小さなトレーにお菓子。
お店を出るとき、もう一度、看板の上の古木の歌を読んでみた。墨は薄く、かすれて読みにくいが、そこは、なはさんが繋げてくださった。
大伴家持の歌:あしひきの 山の木末(こぬれ)の ほよ取(と)りて かざしつらくは、千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ
意味: 山の木の梢(こずえ)に生えているほよを取って、髪(かみ)飾(かざ)りにしたのは、千年も続く長寿(ちょうじゅ)を祈ってのことです。 |
👇 お店の前にある石段の急坂。私の故郷、城端も坂の多い町、懐かしい思いがつのるが今では登れそうにない。
食事処「あ志びの」: 伏木古国府(下町・駅前) AM 9:00~PM 5:00 定休日 毎週火曜日
茶々姫さんと合流し、車一台で「よへさ」へ向かう。しだれ桜はさすがに満開を過ぎていたが、まだ花をつけていた。
私たちが入るのと、前のグループが帰られるのと同時だった。窓から桜が見られる広いスペースに座れてラッキーだった。
👇 家の中から眺めるしだれ桜。
👇 大きな水盤に椿の花。奥の部屋では男性のグループが話し込んでおられるようす。
👇 床の間の藍九谷の皿など。
👇 仏壇の前の屏風。
👇 隣の部屋にも、藍九谷の深皿。
この後、ランチをいただきながら、いろいろ相談したり、プランを練ったりして話し込んだ。なんか、生まれた家にちょはい帰りをしたような、ゆっくりした時間の流れがうれしい。
スペース よへさ : 高岡市伏木矢田 2-24
問合せ先:090-8746-3050 (向さん)