Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

高岡能楽会・定例能楽大会~第76回・感謝状贈呈式など

2017-05-31 | 能楽

 毎日、真夏のような暑い日が続きますね。もう10日前のことになりますが、「第76回 高岡能楽会 定例能楽大会」のことを書きます。実は、「高岡能楽会HP」に画像が載るのを待っていたのですが、まだ先のようなので概要と「感謝状贈呈」の記事だけ紹介します。

 5/21(日)、3日間続いた能楽の行事の最終日です。3日間とも一緒だった方たちと「ご苦労様、さすがに疲れたね」と思わず本音を言い合いました。14日(日)の一河会謡曲大会を入れると、5月は4回も能楽に係わる行事がありました。
 素謡は、「藤」のワキのお役が当たっていたのですが、何度かしているので気を抜いていたからか、文字がよく見えず調子を外してしまいました。地頭の米島さんには「どうなることかと思った」と心配をかけました。山崎先生からも注意されました。以後、見台との距離をしっかり確かめないと…。年をとるといろんな工夫が必要ですね。
 連調連管「胡蝶」はよく揃ったと思います。日米親善能の時の連調連管も好評だったようで、なんと8月の「薪能」の際にリクエストがあったようです。あの暑い時に、暑い所で、と皆さん嬉しいような困ったような様子です。

 さて、この日の第2部は、鑑賞能として舞囃子「清経」、お能は「巻絹」でした。この2番については後日改めて紹介することにして、今日は、岩村邦夫先生への感謝状贈呈の模様です。岩村先生は高岡能楽会の重鎮で、後輩の指導や装束の保管など、能楽の発展のために尽力されました。今年度で退会されることになり、感謝状贈呈式を能舞台で行われたのです。先生の功績については詳しく口上で述べられたのですが、はっきり覚えていなくてすみません。

 👇は、昨年の「三派能楽鑑賞大会」の時のようこ姫さんブログです。岩村先生の個人蔵の能装束の写真がアップされています。     

 http://blog.livedoor.jp/sotobakomati/archives/66037141.html

 贈呈式には、岩村先生がご高齢で出席できないため、弟子の巴〇さんが代理で受けられました。渡すのは能楽会理事長、上田先生、補助は車先生です。 

 

 👇は、第一部 会員謡曲発表の最後の「阿漕(あこぎ)」。