2/27(土)、久しぶりに野村児童センターの「多文化こども教室」のボランティアの日だった。バングラディッシュのA君の送迎もしたのでやはり少し疲れ、一旦家に帰った。丸1日ぶっ続けはまだ無理なようだ。帰宅すると一休みして昼食をとるので午後のお茶教室は約束より遅くなる。
この日は、姫さんと二人だけとわかっていたので、いろいろお願い事などする予定だった。茶々姫さん宅へ入った途端、「バッグとコートを置いたらすぐに台所へ来て!」との声。IHコンロの前に先生と姫さんのお二人。フライパンの中に大きなハンバーグとスライスした玉ねぎ。横に調味料の瓶が4品並んでいる。「さァ、今から料理教室ですよ」と姫さんいわく、である。
この大きな冷凍ハンバーグは姫さんの手作り。それをフライパンに入れ、スライスした玉ねぎを入れ、赤ワイン、ソース、ケチャップ、焼きそば用ソースを混ぜて入れ、水を必ず入れること(茶々姫さんも私も薄味好みなので)。蓋をして蒸し焼きにする。この調味料の中で私が手持ちでもっているのは普通のソースだけ、と言うと、「じゃァ」と小瓶に3種類混ぜて入れて持たせてくださいました。私流なら、冷凍食品はチンで解凍、1種類のソースだけで味をつけるだろうなァと思いながら、家で言われた通りに作ってみると、美味しいのなんのって。焼きそば用ソースは、姫さんが甘い味好きなので入れるそうだが、まさしくその通り甘めの味です。とても大きなハンバーグで半分は明日かな、と思っていたのにぺロリっと食べてしまった。残った美味しいソースの中に、茹でキャベツを浸し翌日ように。今更ながら味付けの大切さを実感しました。お腹の中に入れば同じこと、ではいけませんね。 後で姫さんのブログを見ると、↓のように大量にハンバーグを作ったのだそうだ。
次は、本番のお茶。 ↓は、床の間。春らしい「夢」の軸(呉山書)と、菜の花。
いつもに増して色とりどりのお菓子。
春の花3種のお干菓子。
↓ ボケているが主菓子。
最後は「和綴じ本教室」。SAさんのお父さんが使っておられた古い、貴重な謡の本を譲り受けたことを以前書いた。3月の蒼山会では、その本で素謡を謡う。中味はきれいなのだが綴じ糸が切れ切れ。全部外して、姫さんに綴じ直してもらった。魔法のようにあっという間に1冊仕上がり。家で、自分でやってみたが、なかなかこうは行かない。でも、使う本ごとにボチボチやってみよう。