Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

信州の旅 ① ~ 蕎麦打ち&「平山郁夫シルクロード美術館」

2013-05-04 | 旅行

 4/25(木)~27(土)までの3日間、信州に旅行した。5年前、戦争遺児の戦跡巡り・慰霊の旅で、フィリピン・ルソン島を訪ねたことを以前書いた。その後毎年集まる機会があり、昨年は義妹も一緒にハワイ・真珠湾を訪ねた。
 その時に、長野・岡谷市のNAさんが「ぜひ蕎麦打ちにいらっしゃい」と誘ってくださった。だが、長野へ電車で行くとなればこのうえなく不便。時間も費用もかかる。昨年の夏、秋、と計画は何度も変更され、ようやく今回の旅となった。山梨のOさんが都合が悪く、女性は私だけとわかり、義妹を誘った。

 NAさんは、諏訪郡原村に別宅(別荘ではないそうだ、娘さん夫婦のための家と言うことか?)を持っておられ、そこで蕎麦を栽培しておられるらしい。「茅野駅」まで迎えに出ますから」と、電車の乗り継ぎ、時刻などをネットで調べメールで送ってくださった。そのプラン通りに切符を買い、帰りは上田に出ることにして往復で、13,000円余り(ゴールデンウイークにかかり、ジパングは帰りは使えない)。

 朝、6時半発の「はくたか1号」に乗る。直江津で信越本線に乗り換え長野まで。長野で’ワイドビューしなの8号’に乗り換え松本まで。松本で’スーパーあずさ14号’に乗り換え茅野まで。5時間の列車の旅だった。↑は、信越本線から見えた妙高山。
 茅野駅のホームには「標高790.3m」と表示された黒曜石が展示されていた。二上山の2倍以上だ。茅野市は5000年前に縄文文化が花開いた所だそうだ。NAさんの車で原村へ向かう。四方の山々の名前を教えてくださった。フムフムと聞いていると「お姉さん、覚えられる?」と義妹が聞く。「ウン、大丈夫」と答えていたのに、さて、どれがどれだか?甲斐駒、赤岳、編笠岳???

            

 NAさん宅に入ると、暖炉に薪が赤々と燃えている。静岡からTAさん、山梨からSIさんがすでに到着しておられた。        

 部屋の造りは山小屋風。

                 

 キッチンの横の部屋で蕎麦打ち。NAさんが一度、私が一度。エプロンを用意していた義妹にも代わってあげればよかったと今後悔している。

 打ちたて、茹でたてを、かき揚げとおろし大根で食べる。   

 好みに応じて、葱、生姜、とろろも。お手製の甘みのある梅干し、甘めの野沢菜漬けがとても美味しい。SIさん持参の桃のシロップ漬けとぽちゃぽちゃのつるし柿がデザートだ。どれもこれも美味しくてペロッと食べてしまった。

                   

                  

 お腹一杯になったところで、お隣山梨県北杜市にある「平山郁夫シルクロード美術館」へ向かう。JR小海線甲斐小泉駅のすぐ傍に瀟洒な2階建ての美術館があった。2階ラウンジには大きなラクダが…。            

 窓の外はラクダ公園。その向こうが、甲斐小泉駅だ。    

 2階の展示室は、パリ、オランジュリー美術館のモネの睡蓮の部屋のように、四方が’シルクロードの絵’で埋まっている。      

          

 ありし日の平山画伯のアトリエを再現してある。        

 奥さまが館長をしておられるそうだ。お土産にクリアファイルとジュニア版のブックレットを買った。