1/12(土)、伏木アコースティックカフェ「海岸通り」で、新年初のマンスリーコンサートがあった。ニューイヤーと言うことで、チケットがいつもより安く1000円。夜だし、寒いし、と迷ったが、皆さん出席と聞き出かけた。行きなれた伏木なのに、暗いので勝手が違い、十間道路へ左折しないで伏木駅前に直進してしまった。遠回りして、まさに”海岸通り”を走ることになった。夜の海は暗い。国分までの道がけっこう長く、暗い通りは怖かった。
開演寸前に到着。いつもの最前列のテーブルに、姫ちゃん、茶々姫さん、なはさんが座っておられた。
今日の出演は、KIYOさん と CRY×2(クライクライ)の女性デュオ。↓は、「海岸通り」のHPです。詳しく紹介されているのでご覧ください。(私の写真は、不鮮明ですので)
http://fushikikaigandouri.blog.fc2.com/
今日の出演は、KIYOさん と CRY×2(クライクライ)の女性デュオ。↓は、「海岸通り」のHPです。詳しく紹介されているのでご覧ください。(私の写真は、不鮮明ですので)
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まず、CRY×2 のメンバー、リコさんのオリジナル曲、”Like a Star”と”とりの歌”。やさしい歌声だ。皆さんそれぞれオリジナル曲を持っておられるのがすごいです。店内の飾りつけも見てください。
次に、CRY×2 のもう1人のメンバーチエさん(モリちゃん?)とデグチくんで、チャップリンの”SMILE”ともう一曲。「スマイル」は映画「モダンタイムス」で歌われたそうだ。そう言えば、聞いたことがあるな。
次は、中島みゆきが大好きで、彼女の歌を一生懸命に練習していると言う、KIY0さん。中島みゆきを彷彿とさせる熱唱です。まず、オリジナル曲で「贈りもの」。しっとりとした歌。そして、「ごきげんいかが」、「ホームにて」、「シュガー」など。知っている歌は一つもなかったが(私が知っているのはテレビでよく聴く歌くらい)、雰囲気は十分伝わった。涼しげな、爽やかな様子なのに、暑い暑いとお水を飲みながらの熱演でした。
店長と一緒に、「永遠の嘘をついてくれ」。
最後に、CRY×2 のデュオ。リコさんのギター、チエさんはピアニカやタンバリンを入れながらトークも担当。「昭和の歌を歌います」と言っても、彼女たちの昭和は限りなく平成に近い。私たちの昭和は戦後ですが。
この日の歌の中で、私がよく知っていて好きだった歌が、サイモン&ガーファンクルの「スカロボ・フェア」と、ボブ・ディランの「風に吹かれて」。スカロボとはイギリスの町の名。フェアは市。歌の中に、パセリ、セージ、ローズマリー、タイムが繰り返し出て来るのが面白い。
「風に吹かれて」は、チエさんが上手に説明されたが、1960年代、アメリカの公民権運動の頃よく歌われた。
「どれだけの砲弾を発射すれば、武器を永久に廃絶する気になるのか」「為政者たちは、いつになったら人々に自由を与えるのか」「一人一人にいくつの耳をつければ、他人の泣き声が聞こえるようになるのだろうか」「人はどれだけの死人を見れば、これは死に過ぎだと気づくのか」というような問いかけがところどころに入り、「答えは風に吹かれている」という繰り返しが続く。この曖昧な自由な歌詞のためか、従来のフォークファンだけでなく、社会に不満を持つ人々に広く受け入れられることになったのだろう。このような歌を、若い人たちが心を込めて歌うのが素敵だな、と感激した。
↓に、歌詞はコピーしました。
” Blowin' In The Wind”
How many roads must a man walk down
Before you call him a man?
Yes, 'n' how many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?
Yes, 'n' how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned?
Before you call him a man?
Yes, 'n' how many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?
Yes, 'n' how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned?
The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.
The answer is blowin' in the wind.
訳はいろいろだ。↓は1例。
どれだけ多くの道を歩めば
人は人として認められるの?
どれだけ多くの海の上を飛べば
白い鳩は砂浜の上で休めるの?
どれだけ多くの鉄砲玉が飛んだら
それらが禁止されるの?
友よ、答えは風の中に舞っている
答えは風の中に舞っている
最後に余談だが、東京駅で写真を撮った時、うっかりカメラのRECのボタンを押したらしく、 動画と音声が入っていた。このコンサートでも皆さんの歌をずっと録音してみた。けっこう上手く撮れた(録れた)のだが、残念ながら、ブログにアップはできなかった。