ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

山ほとゝぎすⅣ

2009-05-29 11:31:17 | Weblog
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 画は歌川 國芳(1798~1861) 

 号は一勇齋 作


 「月梅摂景清 つきのうめめぐみのかげきよ」より、

 「熊坂張範」「韋駄天の刑部」です。


*熊坂長範 (くまさかちょうはん)
平安時代末期の大盗賊。
実在の人物かどうかは不明だが、多数の古書にみられ、
石川五右衛門と並んで盗賊の代名詞とされる。
逸話に、7歳で寺の蔵から財宝を盗み、それ以来病み付きになったという。長じて、
山間に出没しては旅人を襲い、泥棒人生を送った。1174年(承安4年)の春、
陸奥に向かおうとしていた豪商・金売吉次を、美濃の青墓の宿で夜討ちをかけたが、
同道の牛若丸(ご存知、後の源 義経)に討ち取られた、という伝説がある。


☆曇り、気温低め。

さて、今朝の新聞にも記事ありですが、

◆http://www.asahi.com/national/update/0528/TKY200905280360.html
*弁当値引き制限、セブンイレブンに排除命令へ 公取委
2009年5月29日5時57分

コンビニエンスストア最大手・セブン―イレブン・ジャパン(東京)の本部が、
傘下の加盟店に対する優越的な地位を利用し、弁当などの売れ残りを減らすために
加盟店が値引き販売するのを不当に制限したとして、公正取引委員会は
同社の独占禁止法違反(不公正な取引方法)を認定し、
改善を求める排除措置命令を出す方針を固めた。

関係者によると、同社は、販売期限が迫った弁当や総菜など「デイリー品」を
値引きして売る「見切り販売」をしたオーナーらに、
「フランチャイズ契約を打ち切る」などとして推奨価格での販売を迫った疑いがある。

デイリー品の販売価格については本来、加盟店のオーナー側が自由に決められる。
しかし、同社側が見切り販売を制限したことにより、弁当などが売れ残り、
店側は廃棄処分を迫られている。同社の会計方式では、
廃棄した場合の損失は加盟店側が被ることになっている。

こうした実情に対し、加盟店側が不当に不利益を被っているとみた公取委は
昨年10月、同社本部などを調査。加盟店オーナーや同社幹部、社員らからも
事情を聴いていた。その結果、公取委は、加盟店に廃棄損を負担させるなど
現行の会計方式を維持するなら、見切り販売の制限は独禁法に触れると判断した。

複数の加盟店オーナーらによると、値引きを控える理由について、
同社側からは「常に新鮮な商品だけを売っているというイメージが崩れかねない」
「競合他店との価格競争に発展しかねない」などと説明を受けたとしている。

同社の持ち株会社「セブン&アイ・ホールディングス」の28日の株主総会でも、
見切り販売に関する質問があり、同社は値引き商品と通常価格の商品が混在する
可能性があることから、「値引きは加盟店が判断することだが、
24時間営業のコンビニにはなじまない」と答えたとしている。
公取委の調査については「真摯(しんし)に対応している」という。


遅まきながらということですかね。

かなり以前より問題が多々指摘されてきた業態です。

「政権交替」が近ずくと、いろ々出てくるんですよw

鈴木敏文は「経営の神様」などではない、セコくて強欲なあきんど。

目付きを見たら解るかと。

◆http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1243513074/
*2009/05/28(木) 21:45:44 ID:r3M/Zh130
どこもだろうけど
セブンは特にひどいらしい 
オーナーの自己裁量ってのが皆無でとにかく本部の指示に縛られて
地獄の苦しみを味わうらしいよ
本部は本部でチェーン店が儲からなくても
安定した収益を上げれるシステムを作り上げてるから  安泰
仕事といえばオーナーが団結しないように目を光らせ 
オーナーの牙を抜き本部の指示に従わせること

*2009/05/28(木) 21:58:09 ID:Jdb73dcJ0
コンビニは300円で仕入れた弁当を500円で売り
利益の200円を本部と店で折半。

しかし300円で仕入れた弁当を400円で値引き販売すると、
100円の利益を本部と店で折半。

ところが弁当を廃棄すると、なぜか定価で売れたのと同じ扱いになり、
店は利益なし、どころか本部に100円を支払わなければならないらしい。

このわけのわからないシステムにより、
本部は値引き販売を容認せず、廃棄してもらったほうが利益が出るので
積極的に廃棄させるために、たくさん仕入れさせたりしてたわけ。
これが公取に目をつけられ、というか多くの店舗で苦情殺到してたようだな。

*2009/05/28(木) 22:19:36 ID:WKI2vZd2O
セブンの店舗には値引き禁止令を出しておきながら
同一グループのイトーヨーカ堂は値引きしまくりんぐの
ダブルスタンダードだからな。最初から突っ込み所は満載だった。

*2009/05/28(木) 22:28:16 ID:QSssE7FSO
セブンイレブンの方針そのものが、社会や人類に対して害悪だと、
庶民は気付き始めてるな。
大量の廃棄を生み出す原因なのに、それを認めたがらないとは、
鈴木敏文も、消費者をバカにしてるよな。

*2009/05/28(木) 22:36:09 ID:JKDAvPp50
近所のサークルKは脱サラしてオーナーになった様子だけど
死んだ魚のような目をしているよ。
状況を理解した子供達が店員として手伝ってるけど何とも痛々しい。
成長企業の裏に使い棄てられる者達ありだな。

*2009/05/28(木) 22:43:02 ID:91v7kGJR0
結局、オーナーは労基法関係なく、まともな睡眠もとれずに
倒れるまで働かされる。
本体は直接雇用しているわけじゃないから、法的には安全地帯。
いくら契約自由とはいえ、こういう労働環境が予測できるビジネスモデルは
もっと初期に潰しておくべきだった。

*2009/05/28(木) 23:12:22 ID:HsmDRRUG0
トーハンの事件もあったしな。
鈴木批判の本出版停止だっけ?

天皇陛下だって批判記事やら止めないのにな。

◆セブンイレブンの真実 ――鈴木敏文帝国の闇
[2009年2月/四六判/200頁/¥1,400+70] 
著=角田裕育 発行=日新報道

売上高2兆4987億5400万円(2006年2月末決算)――
セブンイレブンの、この天文学的なの売上高の達成の背後にある、
企業実態を明らかにする。
 
目次:最低保証制度のカラクリ/
不当な搾取ロスチャージ会計とピンハネ/
マクドナルドの「名ばかり管理職」裁判に慌てたセブンイレブン/
セブンイレブン加盟店での労働争議の場合は/
コンビニにまるで弱い出版業界/運送業者に対する酷い仕打ち/
クリンリネス理論の本質/
セブンイレブン=コンビニ業界の「超法規的措置」/
遂に決起したオーナーたち/
実質勝訴した領収書・請求書裁判/ ほか


◆http://www.bekkoame.ne.jp/ha/hf20199/v0702.html
2007年2月号
*【情報源】セブン-イレブン・ジャパン加盟店
     「大量脱退」の危機

団塊世代のサラリーマンが今年から順次、定年を迎える。
そのままリタイヤする人もいれば、再雇用や、
あるいは別の再就職先をみつけるなどして働き続けようとする人もいるだろう。

実はコンビニエンスストアの世界でも、それと似た現象が起きている。
フランチャイズ(FC)契約の期間を満了した(いわば定年を迎えた)
加盟店オーナーが、契約を更新して店を続けるか、それとも更新せずにリタイヤ、
あるいは別のコンビニ本部に鞍替えしたり、
まったく別の商売を始めるかの選択を迫られるケースが急増しているのだ。

東北の某県でセブン―イレブン店鋪を経営するPさんは、今年、
15年の契約期間を満了して「定年」を迎える1人だ。
「バブル時代以降、セブン―イレブン・ジャパンを筆頭にしてコンビニ各社は
凄まじい出店競争を繰り広げました。私がセブンの加盟店になった1992年は
そんなコンビニ大量出店時代の走りの頃です。当時の売り上げは今よりずっとよく、
利益もそこそこ出ていた。今とは隔世の感があります」

バブル崩壊直後の90年代前半、コンビニの店鋪売上高は
毎年2ケタ増のペースで伸び続けた。それを可能にしたのはハイペースの出店攻勢。
平成不況で百貨店、スーパーが苦戦を強いられるのを尻目に、
コンビニは拡大に次ぐ拡大を続け、やがて「小売りの盟主」と呼ばれるまでになった。
しかし21世紀に入ると、コンビニの成長神話は終わりを告げ、
既存店売上高はここ数年、前年割れが続いている。
コンビニ最大手のセブン―イレブンの場合、FC契約の期間は15年。
他の大手チェーンもほとんどが右にならえである。つまりコンビニ高度成長期に
FCに大量に加盟した「団塊のオーナー」たちが、コンビニ不況が深刻化する中、
これから続々と定年を迎えるのだ。
 
Pさんが言う。
「セブン―イレブンとの契約を更新するかって? もちろん、しませんよ。
こんな割りの合わない商売はもうこりごり。
契約満了後は、別の商売を始める計画です」
(中略)

関東の某県でセブン―イレブン店鋪を経営するQさんも今年、「定年」を迎える。
前述のPさん同様、契約更新はしないつもりだ。
「私の場合はAタイプ(店鋪を自前で用意する契約様式)なので、
セブンをやめても不動産としての店鋪は残る。それを利用して
今度はヤマザキショップ(通称Yショップ)を始めるつもりです」

Yショップは山崎製パン・グループが運営する新しいタイプのコンビニチェーンだ。
セブン―イレブンなど従来のコンビニと違って、経営の主導権はあくまで
FCオーナーにあり、ヤマザキのパンを仕入れてくれさえすれば、
店鋪運営にはほとんど口を挟まないうえ、
月々のロイヤリティは3万円ポッキリという驚きの安さなのだ。

「セブンでは月々200万円近いチャージを払ってきた。
これほどバカらしいことはない。Yショップはたったの3万円ですよ。
しかも店で売る商品の売価は自由に決められ、売れ残りそうな商品は
半額で売ることもできる。セブンのように廃棄ロスからチャージをとられる
ような理不尽なこともない。来店客数が減って、売り上げが減ったとしても、
利益は格段に増えると見込んでいます」(Qさん)

Yショップは、コンビニが普及する以前には全国の至るところにあった
「メーカー系パン屋」のコンビニ版と考えれば分かりやすいかもしれない。
昔のパン屋は、駄菓子や日用雑貨、文房具なども取り揃え、学校帰りの小学生、
中学生の寄り道場所になっていたが、その原点に戻ったようなコンセプトなのだ。
もちろんコンビニなので、品揃えは大手チェーンに引けをとらない。山崎製パンには、
ヤマザキデイリーストアという、セブン―イレブとコンセプトを同じくする
コンビニチェーンがある。Yショップはこのデイリーに準じた仕入れが可能だという。
しかも、オーナーにとっては負担でしかない年中無休24時間営業の縛りがなく、
深夜に店を閉めたり、休日を設けることもできるという。

「うちの店は45坪ありますが、うち25坪をYショップにして売れ筋商品だけを並べ、
残りは手作り弁当か、クリーニング、コインランドリーにでもするつもりです。
深夜はもちろん営業しません。代わりに自動販売機を置こうと思います。
セブンでは本部のいいなりにするしかなかったが、Yショップなら
自分の裁量で店を切り盛りできる。やっと本来の商売人に戻れます」(Qさん)

Yショップは現在、表立ったオーナー募集を控えている。
セブン―イレブンのような説明会や、新聞広告も一切していない。山崎製パンは、
セブン―イレブンを始めとするコンビニ各社に、自社の製品を大量に納めている。
FCオーナーの犠牲のうえに成り立つ既存のコンビニビジネス、
そのアンチテーゼともいえるYショップを宣伝することは、
立場上さすがに憚られるのだろう。(後略)



日本の様々な事柄を破壊した「悪しき業態」だと思いますよ。

24時間営業なんて、冷静に考えたら、きちがい沙汰ですから。

定価販売、50%?といわれるロイヤリティ、もはや時代に合わないわけでね。

壮大なエネルギィー・資源の無駄ずかいなんで、

そう、トヨタの「カンバン方式」と同じですよ。 

「公道を倉庫にした」わけだから、 徹底した「自己中」なんですよ。

いよ々熊坂長範も討たれる時が来たのかな?



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