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「とんところ地震」の絵本を県内236小学校へ寄贈。

2020年12月19日 07時54分02秒 | 8月4日は「橋の日」記念日!
私が事務局を務める宮崎「橋の日」実行委員会では、令和2年12月18日、絵本「とんところ地震」を宮崎県教育委員会を通じて、県内の236の小学校と県内教育委員会へ各2冊づつ寄贈しました。



この絵本は、とんところ地震の参考文献をもとに、ストーリーをつくり知人のイラストレーターに12枚の絵を描いていただき、絵本にしたものです。



太平洋に面する本県。南海トラフ地震の影響を直接受けることになります。過去の教訓をいかすためにも、紙芝居の上映、読み聞かせ活動、そして今回の絵本の寄贈など、繰り返し情報を発信していきたいと思います。



地震や津波では、多くの橋が流されています。また、身に見える橋だけではなく、時代と教訓をつなぐ「みえない橋」の役割も活動の一端かと考えています。

とんところ地震とは・・・
1662年10月31日の深夜、宮崎県日向灘沖でM7.5の巨大地震が発生。押し寄せた巨大津波は、沿岸の7つの村をことごとく飲み込み水没させ、その中央には島ができたと伝えられている。死者は200人。全壊家屋3800戸。記録のある限りでは日向灘で最大の地震、「外所地震」である(「外所」は「とんところ」又は「とんどころ」と読む)。宮崎県延岡市から日南市までの太平洋沿岸地域に甚大な影響をもたらしました。


津波災害の恐ろしさと凄惨な被害を未来に伝えるべく、石碑に思いを込め50年ごとに記念碑を建立。その思いは350年以上途切れることなく伝承されています。




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