蒼穹のぺうげおっと

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エウレカセブンAO 第16話「ガーディアンズ・ハンマー」感想

2012-08-18 20:34:29 | エウレカセブンAO
二週開けての放送、待ち遠しかったです。

前の第15話で新しい局面に入ったなと思っていましたが、今回のサブサブタイトルがNext Phaseであるように、本当に新しい局面に入った第16話でした。

あのOPにも登場している武器?はいったい何なのか?
いったい何が起きたのか?
新たな謎展開です。

個人的にはまだ別時空の物語展開があるんじゃないかと踏んでいるので、その線も考えつつ、今回はて一体どうなっちゃったんでしょうね。

結果だけみると、

・アオが謎の武器を用いてシークレットを撃退
・北欧は守られた
・メイヴやクロエたちゴルディロックスが居ない世界になってしまった
・つか、融合爆裂が発生するはずだった地域にそもそも住んでる人がいないという状況になった

もし、あの武器が使われなくて北欧で融合爆裂が起きていたら、

・北欧部分に相当の被害が発生していた
・人が住めない状態になっていた

という、微妙にニュアンスが難しいんだけど、どっちにしろ人がいない、という結果だけが同じ、変な風につじつまが合わされたと言ったら良いのでしょうか、そんな状態が発生しちゃったわけです。

そんな「だったかもしれない世界」の中、アオだけが両方の世界を知っている、そんな状況。

仮面ライダー電王で言えば良太郎(特異点)、シュタインズ・ゲートで言えば岡部倫太郎みたいな、自分ひとりが影響を受けない、そんな状況。

この状況、めっちゃ孤独だよね。

自分が世界を作り変えてしまった?みたいな。

さて、なぜかつじつまを妙に合わされた世界に何故なってしまったのか?
この辺は謎なままなので、次の展開を待ちたいところ。


今回もう一つのポイントはナル。

不眠症のアオの意識に入り込んできたナルは、自分の中にスカブが共生したことで、スカブ代表という立場にある、ある意味コーラリアン。

そのナルが、コーラリアンとのハーフであるアオを誘いにくる。
スカブを守る存在として。

しかし、エウレカの予言はアオはスカブを滅ぼす存在。

この辺の対立が、OPで見えるニルヴァーシュ対ニルヴァーシュの構図に表されてるんだろうなぁ。

アオとナルは一度対立になるんだろうね。
対立後に関係性がまた変化するんだろうな。

何気に今回のナルは、ニルヴァーシュを駆って自分が元気になったこと、守られる存在から守る側の存在になったことを磐戸島の人々に訴えたいところがあって、ああいう行動に移ったんだろうな、と推測。


それにしても、今回のポラリス作戦は最初から最後までスタイリッシュでかっこよかったですね。

エウレカセブンAOではF1をモチーフにしているところがありますが、今回は補給がピットインみたいな感じで描かれていて、F1のレース(どちらかと言うとルマンの耐久レースみたい?)みたいな感じで、Nakamura Kojiさんのエレクトロサウンドに乗せて描かれていて、とてもエウレカセブンらしいスタイリッシュさでした。

骨太のストーリーとスタイリッシュなデザイン、そしてエレクトロサウンド、この絶妙なバランスがエウレカセブンの独特の世界観を作ってるんでしょうね。

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