蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

劇場版 仮面ライダー超・電王&ディケイド

2009-05-12 23:45:38 | Weblog
今劇場版といわれて、僕が個人的に一番観たいのは劇場版エウレカセブンと劇場版グレンラガンですが、それより先に観にいった劇場版と言えば「劇場版仮面ライダー超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」だったのでした。

GW中にうちの奥さんに自由時間をプレゼントするには子供たちを連れて映画に行くのが一番、ということで豊洲ららぽーとで観てきました。

いやー、でも電王って人気あるとは聞いていましたが、映画館も人気でした。
ちょうど「ディケイド」も電王編になっていて、映画にもつながる引きで終わっていたこともあったし、やっぱりモモタロス人気ってすごいなと改めて思ったところ。
#ちなみに僕自身も子供たちも電王本編は見たことがない、にもかかわらず、映画館に足を運ばせるというのはディケイドの良さなんだろうね。

電王はコミカルな部分とシリアスな部分の配分が丁度良くて、それが明るさにもつながる楽しさなのかな、と勝手に思っていました。

実際、うちの3歳になったばかりのチビ助は、映画が始まってすぐは他の子が「怖い、帰る」と言ったのに影響されて、自分も「帰る」と言い出したのですが、モモタロスが出てきてようやく落ち着きました(モモタロス人気、素晴らしい)。
#あとディケイドの登場も効果有り、でした。


ちなみに、うちの娘からは

「パパが一番観たかったんでしょ?」

と言われました。


・・・図星です。


映画本編の方は、ディケイドのお祭り状態に拍車をかけるようにお祭り状態だった気がしますが、ラストのデンライナー対戦艦の対決なんかは凄かったですね。

あと、大人だけが爆笑した瞬間があって、

柳沢慎吾さんの


「兄貴、あばよ!!」


は最高でした。


ずっと、何で柳沢慎吾さんなんだろう?って思っていたんですが、そうか、それがやりたかったのね!と納得してしまいました(笑)。


ちなみに娘から、「パパ、どこが一番面白かった?」と問われて「あばよ!だね」と答えてますが、納得はしてないみたいです(そりゃそうだ)。

家に帰ってからは、ディケイドの電王編を子供が何度もリクエストするので4~5回は観た気がします。

子供たちはユースケが凄く好きで、そのユースケがモモタロスに尻に剣をさされて、必殺!俺の必殺技!ディケイドバージョン!!をやられるシーンはどうも超・ツボに入ってるみたいです。
「ユースケのお尻にささるやつ観よう」とうちのチビ助はよく言ってます。

子供に人気ってのがやっぱり基本ですよね。

「劇場版仮面ライダー超・電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦」家族で楽しめました。

夏の大ショッカー編も楽しみです。


あとちょっとだけ感想ですが、ここから先はネタばれ含みますので、未見の方はご注意ください。





良太郎が小さい姿で登場する、というのは諸事情あって仕方ないと思っていたのですが、実はそれを凄く上手く活かしていた、というのが何気にぐっときたところだったかもしれません。

仮面ライダーというのはキッズムービーの要素もあってしかるべきだと思うのですが、そういう意味でこの電王の劇場版は良太郎よりもユウを主人公として配置したところにポイントがあって、劇場版の主題を担うところでもあったんですよね。

小さくなった良太郎と同年代と思われるユウの配置。

これが実は二重の意味を持っている、というのがポイントだったのかな。

ユウがトキに自分の母親の面影を重ねるところと、自分の母親から受け継いだお守りがトキが持っているお守りと同じところから、ユウはトキの遠い子孫にあたる、というのは時間の流れを意識する電王ならでは、というところだと思うのですが、そのユウが成長していく、というのが主題となるところ。

そのユウに強い思い入れを持つデネブ。

本編観ていた人ならこの時点で「んっ?」と思ったのかもしれないな、と後から思ったところです。

ユウ=侑斗

この構図が時を越えて約束として果たされる、という憎い演出がされていた、というのが観終わってからまた楽しめる演出になっていたわけなんですよね。

これは本編観てないから設定を僕が勘違いしているかもしれないけど、良太郎が子供の姿になっている理由は侑斗の子供時代に彼らが出現したからで、ラストシーンで戻ってきたのは現代、つまり映画本編のスタートした時間軸は現代よりも10年位前だった、ということになるのかなぁ、なんて思いました。


次狼や力、ラモンなんかもちょろっと登場していて、これからも仮面ライダーワールドを行き来してくれるのかな、なんて楽しみになりましたね。


ちなみに一番びっくりしたのはユウ役の子が実は女の子だった、ということです。

すげー。

まさにあの瞬間しか男の子役できない、そんなタイミングかもね。



というわけで、電王本編、観てみようかな~と思います。


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