5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

近視の子供たち

2021-04-19 22:08:50 | 行政

今日は4月19日。コロナ状況は、全国で2907人(延538610人)の感染と30人(累9692人)の死亡が確認されたた。愛知県では124人(延30352人)の感染と1人(累613人)の死亡の発表があった。

ホットスポットの大阪府719人、兵庫県293人の感染は危険水域にある。休業要請が中心の緊急辞退宣言を政府に要請するようだが、連日1000人近い患者が出る状態なのだから、自治体として取るべきトッププライオリティは医療崩壊をなんとしても防ぐことだろう。

年を喰うとなにかにつけて不便が増える。ものが見えにくくなるというのもそのひとつだ。

もともとが近視・乱視だったのだが、これに老眼が加わるとえらくしんどい。このブログをタイプインするのもCRTの文字が見えにくいからミスタイプも多く、時間も余計にかかる。

近視もきっかけは子どもの頃のテレビだった。出始めテレビの黒白画面を暗い部屋で長い間見続けたことが原因だと思っている。さしずめ今の子供たちならスマホ近視というべきだろう。

文科省の19年保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満は、小学生の35%、中学生の57%に及ぶという。いずれも過去最多でその多くは近視が原因とされるため、小中学生の近視の現状を把握しようと、文科省がはじめて全国に及ぶ大規模な実体調査をすることになったと、中日夕刊一面の記事が伝えた。

新学期からはPCやタブレットなどを使ったデジタル端末授業が本格化するらしく、これが視力に悪影響を及ぼすという懸念もある。近視眼は将来的な失明につながる病気リスクを持つことにもなるため、実態調査の分析結果を子どもたちの視力保護の対策に生かそうという趣旨なのだそうだ。

5月と6月、小学一年から中学三年までの9000人をサンプルにして調査、計測機器を使った「眼軸長測定」をするほか、「生活習慣アンケート」も実施して視力への影響を分析するという。

全国の小中学校では、生徒一人一台のデジタル端末が準備がほぼ完了し、今月からは授業で使う場面がすでに増えている。当然、つかう教科書や教材もデジタル化されたものが提供されるのだから、画面凝視の時間は増えていかざるを得まい。

以前、TVでやっていたが、スマホ近視の予防には「20分ルール」を守るのがいいのだとか。画面を見続けて20分経ったら、画面から目をあげて、窓の外など遠いところを眺めよというシンプルルールだ。

近いものを見続けると眼筋が緊張し「眼軸」が伸びたままになるから、時に遠いところを見てリラックスさせよというわけである。

デジタル教材は適切な使用ルールを作って運用し、眼を休める屋外活動も増やすなど、子供たちの眼を守る対策をすすめたいというのが、文科省のコメントだが、建前論だけで、実際にやることが違っていては困る。

実態調査にも金がかかるわけだが、公金にピントを合わせただけの御用商人が暗躍するという行政府の近頃のやり方を見て来て、これもまたD社ひとり勝ちかしらんとちょっと乱視の入った見方しかできないのが正直なところである。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿