一生懸命が美徳とされがちですけど、ずーっと力入れているとそれがエライと思い始め、頭が固くなってしまう。時にはボーッと静止する駆け足しない人生態度も大事だと思うんです。
3つの「き」、元気、陽気、勇気があれば、たいがいのことができます。それでも駄目なら時という「き」があります。焦らないでゆっくりと進んでください。
――― 藤村俊二 ―――
人を本当に幸せにできるのは、私の健康なんです。
――― 加藤登紀子 ―――
こちらが涙の目でにらみつけている師の目にも、そのとき涙が光っていた。
――― 高橋和巳 ―――
准高齢者なんていわずに、中高年者でいいんじゃないでしょうか
――― 綾小路きみまろ ―――
権力者がウソをウソでないと繰り返し否定することで、正しさに対する社会の基準が壊れていく。それが「もう一つの事実」の世界の本当の怖さだ。
――― 日比嘉高 ―――
若者たちは言いたいことがあってもなかなか言いにくい、老人はもう怖いものはないはず。だからこれからは老人が、しっかり、言うべきことを言わなければなりません。
――― 石田雄 ―――
100万円稼いだら5万円を世の中に還元し、1日10時間働くとしたら30分は世の中のために働く。「やってあげる」のではなく「やらせてもらう」という意識がその人の人生に充実感を与える。
――― 南雲吉則 ―――
サウナで減量したらボクサーは終わりです。打たれもろくなるんです。強いボクサーは誰もサウナに頼りませんね。
――― 井岡弘樹 ―――
「現実」とはこの国では「既成事実」と等値されます。現実的たれということは、既成事実に屈服せよということにほかなりません。ファシズムに対する抵抗力を内側から崩していったのもまさにこうした「現実」ではないでしょうか。
――― 丸山真男 ―――
人は、見晴らしがよくなった瞬間をこそ、もっとも恐れるべきかもしれない。
――― 三浦雅士 ―――
笑えるときに笑え、いずれ泣くときがくる
――― 升田幸三 ―――
世の中で大事なのは、運・鈍・根。世間では運と根の大切さに気付いている人はたくさんいる。でも、鈍ということをわかっている人は少ないと思いますよ。
――― 盛毓度(せいいくど) ―――
深沈厚重(しんちんこうちょう)なるはこれ第一党の資質。磊落豪雄(らいらくごうゆう)なるはこれ第二党の資質。聡明才弁(そうめいさいべん)なるはこれ第三党の資質なり。
――― 呻吟語 ―――
不平をこぼす人間に与えられるものは、一般に憐みよりもむしろ軽蔑である。
――― サミュエル・ジョンソン ―――