ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

M.ジャクソン

2009-06-29 00:36:23 | 日記
M.ジャクソンの訃報を聞いてから、3日目の朝がきた。
正直、個人的には哀しみ深くショック大、ということは全くない。

LET IT BE!をオリコンチャート1位から引き摺り下ろしたのが
ワルガギの「ジャクソン ファイブ」という程度の知識。

あるいはいくつかの成功の後、奇矯・醜聞にことかかず、
また日本でいえば小室哲哉をはるかに越える、
金銭感覚に欠如した男という認識しかなかった。

   ***

僕らの世代には、あまりにも偉大なスーパースターBEATLESが、
中学の頃全世界を席捲した。
ROLLING STONES教もいたが、圧倒的にBEATLESだった。

国内では、GSからヒッピーそして、

日大闘争から始まった火花は、各大学へとび、

一方で市民参加の、ベ兵連が組織され、
新宿西口が拠点になった反戦フォーク集会が街中へと移っていく。

そして、高校3年の6月、東大に機動隊が入った。


   ***

関係ないんだけど、妙に記憶に残ってることがある。

あるツアーで、ミックジャガー自分自身で言ってたんだって。
「SATISFACTIONを40になって歌うなんてありえない!」って。

当時発売禁止だったこの歌を、何事もなかったように、
彼、今66を越える年になるのにまだ絶叫している、たいしたもんだ! 
拍手喝采・大絶賛!

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ボクらの年代は、団塊のシッポ。
かろうじてデモには間に合ったけど、
あくまでシッポの感、強かった。

もちろん、同期の中には赤や白や黒のメットをかぶり、
新聞で名前を確認できるやつも出ていたが

一浪後に入った大学では、タテカンに秋風が吹いて、祭りの後、
きな臭い燃えカスの匂いだけが充満していた。

   ***

髪を切って就職してからは、
「いちご白書をもう一度」を歌ってる自分がいた。

それ以来、ギターを持つこともなくなり、
今頃になって、岡林やタクロー・陽水・長淵なんかをコピーしている。

   ***

話しがずれたけど、そんなわけで、
栄光と虚構に,まみれたM.ジャクソンのことはよく知らない。

露出過剰の宮崎県知事に興ざめしてる昨今、

スリラーのプロモ-ションビデオや、ムーンウォークを見ていると、
同時代にもう少し楽しんでいたらよかったのに、と反省すらしている。