数年前東京は世田谷の住宅街で、左手に犬を連れ、
右手にペットボトルの人がいるのを見て驚いたことがある。
オシッコを流そうというもので、
大阪では、少なくとも小生が住んでるこの地方都市では、
見たことがない光景だった。
こちらでは、ウンチお持ち帰り用に、
ほぼ9割方が、新聞紙かレジ袋を持参するようになってきたが、
未だに西郷さんの如く手ぶらのおっちゃんもいる。
少なくとも、オシッコまでの対策を講じている飼い主は一人も見ない。
町内会の張り紙も「ウンチは飼い主の責任!」と言った注意文程度。
***
犬は汗腺が殆どないから溜めておけるらしいが、
藤本義一氏に言わせれば、
犬のオシッコは、縄張り主張・コミュニケーションにあり、
生きていく上で寝食と同じくらい大事なものらしい。
大阪の人は、
「ションベンは、酔っ払いのオッサンもしてるし、しゃあないやん。
どうせ雨が降ったら流れるんやし・・・」
という寛容の気持ちが強いのか。
とはいえ、たとえ公道といっても自宅玄関前で、ウンチをされ、
オシッコのにおいが残るのは、
腹立たしい気持ちになるのは当然といえるでしょう。
***
東京ではペットボトル持参が主流になったかと思いきや、
噂では、さらに消臭スプレーや洗剤になってきてるらしい。
大阪もいずれは「お散歩三点セット」は必需品ということになるのか。
こんなことが原因でトラブルがおこりはしないか、
昔 「ピアノ殺人事件」、今 「犬のオシッコ殺人事件」、
十分動機にはなる。
ご近所付き合いがますます希薄になってきた今日、
新聞紙面を賑わすようなことが現実になる日がくるかも・・・
***
なんてことをモモの散歩中に思った。
ヨタヨタも少なくなり、どうにか元の体調に戻ってきた老犬、
ご主人様の心配をよそに、
いつもの場所で、いつもの儀式を、
いつものように明日の方向を見ながら、チョロチョロと行っている。
右手にペットボトルの人がいるのを見て驚いたことがある。
オシッコを流そうというもので、
大阪では、少なくとも小生が住んでるこの地方都市では、
見たことがない光景だった。
こちらでは、ウンチお持ち帰り用に、
ほぼ9割方が、新聞紙かレジ袋を持参するようになってきたが、
未だに西郷さんの如く手ぶらのおっちゃんもいる。
少なくとも、オシッコまでの対策を講じている飼い主は一人も見ない。
町内会の張り紙も「ウンチは飼い主の責任!」と言った注意文程度。
***
犬は汗腺が殆どないから溜めておけるらしいが、
藤本義一氏に言わせれば、
犬のオシッコは、縄張り主張・コミュニケーションにあり、
生きていく上で寝食と同じくらい大事なものらしい。
大阪の人は、
「ションベンは、酔っ払いのオッサンもしてるし、しゃあないやん。
どうせ雨が降ったら流れるんやし・・・」
という寛容の気持ちが強いのか。
とはいえ、たとえ公道といっても自宅玄関前で、ウンチをされ、
オシッコのにおいが残るのは、
腹立たしい気持ちになるのは当然といえるでしょう。
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東京ではペットボトル持参が主流になったかと思いきや、
噂では、さらに消臭スプレーや洗剤になってきてるらしい。
大阪もいずれは「お散歩三点セット」は必需品ということになるのか。
こんなことが原因でトラブルがおこりはしないか、
昔 「ピアノ殺人事件」、今 「犬のオシッコ殺人事件」、
十分動機にはなる。
ご近所付き合いがますます希薄になってきた今日、
新聞紙面を賑わすようなことが現実になる日がくるかも・・・
***
なんてことをモモの散歩中に思った。
ヨタヨタも少なくなり、どうにか元の体調に戻ってきた老犬、
ご主人様の心配をよそに、
いつもの場所で、いつもの儀式を、
いつものように明日の方向を見ながら、チョロチョロと行っている。