ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

犬のオシッコ

2009-06-13 21:22:10 | 日記
数年前東京は世田谷の住宅街で、左手に犬を連れ、
右手にペットボトルの人がいるのを見て驚いたことがある。

オシッコを流そうというもので、
大阪では、少なくとも小生が住んでるこの地方都市では、
見たことがない光景だった。

こちらでは、ウンチお持ち帰り用に、
ほぼ9割方が、新聞紙かレジ袋を持参するようになってきたが、
未だに西郷さんの如く手ぶらのおっちゃんもいる。

少なくとも、オシッコまでの対策を講じている飼い主は一人も見ない。
町内会の張り紙も「ウンチは飼い主の責任!」と言った注意文程度。

   ***

犬は汗腺が殆どないから溜めておけるらしいが、
藤本義一氏に言わせれば、
犬のオシッコは、縄張り主張・コミュニケーションにあり、
生きていく上で寝食と同じくらい大事なものらしい。

大阪の人は、
「ションベンは、酔っ払いのオッサンもしてるし、しゃあないやん。
どうせ雨が降ったら流れるんやし・・・」
という寛容の気持ちが強いのか。

とはいえ、たとえ公道といっても自宅玄関前で、ウンチをされ、
オシッコのにおいが残るのは、
腹立たしい気持ちになるのは当然といえるでしょう。

   ***

東京ではペットボトル持参が主流になったかと思いきや、
噂では、さらに消臭スプレーや洗剤になってきてるらしい。
大阪もいずれは「お散歩三点セット」は必需品ということになるのか。

こんなことが原因でトラブルがおこりはしないか、
昔 「ピアノ殺人事件」、今 「犬のオシッコ殺人事件」、
十分動機にはなる。

ご近所付き合いがますます希薄になってきた今日、
新聞紙面を賑わすようなことが現実になる日がくるかも・・・

   ***

なんてことをモモの散歩中に思った。

ヨタヨタも少なくなり、どうにか元の体調に戻ってきた老犬、
ご主人様の心配をよそに、
いつもの場所で、いつもの儀式を、
いつものように明日の方向を見ながら、チョロチョロと行っている。