ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

羽生4-3郷田

2009-06-25 06:32:00 | 日記
羽生が名人位防衛。4-3で死守。ファンとして感謝!

   ***

確か、昨年のNHK「プロフェッショナル」で
森内との名人戦を振り返っての番組がありました。

一番印象に残ってるのは、羽生が勝負手を指す時に、
手が震えだしてどうしようもないというシーン。

あの羽生ですらそんなプレッシャーに耐えているかと思うと、
なんだかホッ!とすると同時に、
自分自身に対してもどかしさを感じたのを覚えています。

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「将棋でスランプに陥ったら?
 ・・・将棋をさすことが一番の解決方法ですね。」

「将棋は人生経験を反映した《道》という人がいますが、
 私は、単純に《技術》と割り切っています。」

「わからない局面があれば、難しくなるほうの手を選びますね、
 勝つことよりも考えることの方が楽しみなんです。」

「1回の対局で3キロくらいはやせます。」

「将棋は勝ったほうの形は美しいものです。
 美しい形ができると将棋は勝てるんですよ。」

「将棋と言うものはいろいろなものに変わる可能性がある。
 哲学にも宗教にも心理学にも変わる。
 どんなものにも変えることができる粘土みたいなもの、
 というふうに思っているんです。」


将棋という特殊な世界の頂点に立つ羽生の感性を記してみました。
なにかのお役にたてば、と思い・・・