仙台の”ソネケンホーム”さんのお仕事をいただき、
コーディネートして参りました。
ソネケンホームさんのお家は、誰からも好感を持たれる、安心感の持てるお家です。
すごくスタンダードな和室です。
このお部屋には、モダンなアレンジではなく、風情のある和の花あしらいが
ふさわしいと思い、床壁に竹製の花入れで花を吊って飾りたいと思っていました。
地元の花屋さんを教わり、”てっせん”を調達しました。
”てっせん”は、別名”クレマチス”ともいう蔓性の花です。
竹製の花器に、少し前方に傾ぐように、一輪ピンク色のてっせんを生けます。
枝垂れるような姿が欲しく、もう一種類の蔓植物を、足して挿しました。
床壁に花をあしらった場合、床に置く物は花以外のものがふさわしく
”香立てと香”を置きました。
”香”でなければ、”香合”もまたふさわしいかと思います。
こうして、”香”などを床に飾る場合には、”台”が必要となります。
亡くなった祖母は、床の掛け軸や、花や飾りを、常に整えている人でした。
花器も、香合も決して床にじかに置いたりしないで、
「この軸には、どの香合を合わそうか、どの台に香合を置こうか。」
と、いつも心悩ませながら、床をしつらえているような女性でした。
ですから、「絶対に床にじかに物を置いてはならない。」
というのは、子供のころに見ていたおばあちゃんの姿から
教わったものなのです。
さて、この床飾りならまずまずと、おばあちゃんに褒めてもらえますかね。
コーディネートして参りました。
ソネケンホームさんのお家は、誰からも好感を持たれる、安心感の持てるお家です。
すごくスタンダードな和室です。
このお部屋には、モダンなアレンジではなく、風情のある和の花あしらいが
ふさわしいと思い、床壁に竹製の花入れで花を吊って飾りたいと思っていました。
地元の花屋さんを教わり、”てっせん”を調達しました。
”てっせん”は、別名”クレマチス”ともいう蔓性の花です。
竹製の花器に、少し前方に傾ぐように、一輪ピンク色のてっせんを生けます。
枝垂れるような姿が欲しく、もう一種類の蔓植物を、足して挿しました。
床壁に花をあしらった場合、床に置く物は花以外のものがふさわしく
”香立てと香”を置きました。
”香”でなければ、”香合”もまたふさわしいかと思います。
こうして、”香”などを床に飾る場合には、”台”が必要となります。
亡くなった祖母は、床の掛け軸や、花や飾りを、常に整えている人でした。
花器も、香合も決して床にじかに置いたりしないで、
「この軸には、どの香合を合わそうか、どの台に香合を置こうか。」
と、いつも心悩ませながら、床をしつらえているような女性でした。
ですから、「絶対に床にじかに物を置いてはならない。」
というのは、子供のころに見ていたおばあちゃんの姿から
教わったものなのです。
さて、この床飾りならまずまずと、おばあちゃんに褒めてもらえますかね。