"Kino"のギャラリーのテーブルの上に、
ポルトガル製の大きなオーバルのお皿を置いています。
そのお皿に、”泥団子”を盛ってみました。
この“泥団子”は、私の友人である、左官”挟戸秀平”氏に
依頼して作ってもらったものです。
”挟戸秀平”さんは、今や日本全国だけでなく、海外にまで
お呼びがかかって飛び回っている、売れっ子左官です。
私と出身が同じ岐阜県であり、地元”飛騨産業”の仕事で
いっしょの現場を体験した仲間です。
見た目は男前で、仕事はいなせなところに心底惚れぼれし、
私は、”挟戸”さんのことを、”あにき”とお呼びしています。
(実は、4歳年下なんですけれど。)
この泥団子を最初に作ってもらったのは、
飛騨産業の”WAVOK"というシリーズのお披露目のときですから
5年くらい前のことです。
オーガニックコットン(ソファーの張布)の色は3色、
マットブラック、オレンジがかったブラウン、サンドベージュでした。
その三色がどんな色であるかは、一言も伝えたつもりはなかったのですが
出来上がった泥団子の色は、張布と寸分違わぬ色だったのです。
「どうしてこの色だとわかったの?」と不思議に思い尋ねました。
すると、「美奈子さん、自然の色ってのはな、合っちゃうもんなんやさ。」
と答えてくれました。
”あにき”の工房には、いろんな色の壁のサンプルがズラーッと並んでいます。
すべて天然自然の泥の色で、ケミカルな合成的な色は
一つもないということなのです。
桜色、浅黄色、黄土色、などなど「えーっ、これも自然の土の色なの?」
と思うようなきれいな色の土を、”あにき”は山で採取するのだそうです。
そんな、自然の恵みのような、そして手間暇と愛情が詰まって
ギュッとにぎられたかわいい泥団子は、
木の家を訪れる人々の関心を引きます。
「これ、何ですか?」「これは、泥団子なんですよ。」
ポルトガル製の大きなオーバルのお皿を置いています。
そのお皿に、”泥団子”を盛ってみました。
この“泥団子”は、私の友人である、左官”挟戸秀平”氏に
依頼して作ってもらったものです。
”挟戸秀平”さんは、今や日本全国だけでなく、海外にまで
お呼びがかかって飛び回っている、売れっ子左官です。
私と出身が同じ岐阜県であり、地元”飛騨産業”の仕事で
いっしょの現場を体験した仲間です。
見た目は男前で、仕事はいなせなところに心底惚れぼれし、
私は、”挟戸”さんのことを、”あにき”とお呼びしています。
(実は、4歳年下なんですけれど。)
この泥団子を最初に作ってもらったのは、
飛騨産業の”WAVOK"というシリーズのお披露目のときですから
5年くらい前のことです。
オーガニックコットン(ソファーの張布)の色は3色、
マットブラック、オレンジがかったブラウン、サンドベージュでした。
その三色がどんな色であるかは、一言も伝えたつもりはなかったのですが
出来上がった泥団子の色は、張布と寸分違わぬ色だったのです。
「どうしてこの色だとわかったの?」と不思議に思い尋ねました。
すると、「美奈子さん、自然の色ってのはな、合っちゃうもんなんやさ。」
と答えてくれました。
”あにき”の工房には、いろんな色の壁のサンプルがズラーッと並んでいます。
すべて天然自然の泥の色で、ケミカルな合成的な色は
一つもないということなのです。
桜色、浅黄色、黄土色、などなど「えーっ、これも自然の土の色なの?」
と思うようなきれいな色の土を、”あにき”は山で採取するのだそうです。
そんな、自然の恵みのような、そして手間暇と愛情が詰まって
ギュッとにぎられたかわいい泥団子は、
木の家を訪れる人々の関心を引きます。
「これ、何ですか?」「これは、泥団子なんですよ。」