久しぶりに、「Camel – Drafted」を聴
いている。
この曲は、「there is a ship -
Emiko Shiratori(白鳥英美子)」や
「george winston - joy – december」
とセットにして、遠い昔、不当人事で
過ごしたかの南の島で、4年間聞き続け
てきた曲である。
あの当時の怒りに満ち満ちた日々が、
忘却の彼方から蘇ってくる。
退職前にあって、1秒たりとも、あの
日々にタイムスリップはしたくない。
と思ったことが、やはり遠い記憶の中
から蘇ってくる。
わたしを取り囲む全ての歯車が狂いだし、
バラバラになってしまった中で、気がど
うにかなりそうなところで、これらの曲
が、わたしを支えてくれた。
しかし、時が経つと、不思議なことが
おこるものだ。
あれほど、忌まわしき出来事であったは
ずのことが、今となっては、もしかして、
「自分の人生で、一番輝いていた日々」
だったかも知らんなんて、思えるよう
になってきたのは、不思議なことだ。
もしかて、あの4年間が、わたしの人生に
カウントできる日々だったのかも。なんて
思えたりするのだが。