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リタイアーのよもやま話

ピトケアン島(アダムスタウン)

2014-01-04 23:02:52 | 日記

グーグルアースの地球の画像を回転させて
遊んでいると、このような構図になった。

わたしは、広大な海を見て、ショックを覚え
てしまった。

ちょっとばかし、恐怖感がわいてしまう。

陸地がないのは、落ち着かないのだ。


右側の端に、南北アメリカ大陸
左側の下方に、ニュージーランド
上方に、ハワイ。
下方に、南極が見える。

興味半分にこの海のど真ん中を拡大していく
と、

なんと小さな島が現れ出てきた。

これには、またまた、びっくりしてしまった。
現れ出たのは、ピトケアン島である。

 

 以下、ピトケアン島に関するネットからの資料である。

地理

ピトケアン島をはじめとして、全部で5つの島から
成り立っている。

諸島といっても一番東のデュシー島から一番西の
オエノ島まで500km以上の広がりがあり、その中
に5つ島が散在しているだけである。

ピトケアン島以外には人は住んでいないので、実
質ピトケアン島がこの植民地の全てである。

ピトケアン島は火山性(最高峰が355m)の面積4.50
km2の小さな島である。

島の周囲は断崖絶壁に取り囲まれており、荒波が島
を叩き寄せているため海岸線はほとんど無く、岩が
ごろごろしている浜がほとんどである。その為、大
型の船が島へ接岸するのは難しい。

島の北部、海を見渡す丘の方にバウンティ号の反乱
のリーダーであるフレッチャー・クリスチャンがい
つも居たというクリスチャンケイブと呼ばれる洞窟
がある。

島の周囲にアダムズ・ロックとヤングス・ロックと
言う岩石の小島がある。

気候は亜熱帯海洋性で、7月から12月は雨季である。
夏季は20-30度と温暖であるが、冬季には12度まで
気温が下がることもある。


交通

空港は無く、貨客船Claymore IIがフランス領ポリ
ネシア・ガンビエ諸島のマンガレバ島との間を年に
8往復している。船は火曜日の午後にマンガレバ島の
リキテア村を出発し、木曜日の朝にピトケアン島に
到着する。

所要時間はおよそ32時間で,タヒチからの国内便と
接続が計られており、以前より島へのアクセスが容
易になったが、観光客は、船のスケジュールに合わ
せて3日間、10日間、3か月間のいずれかの滞在期間
を選ぶ必要がある。[3]


施設の整った病院などに入る場合は、4,000km近く
離れたニュージーランドまで船で行かなくてはなら
ない上、急ぎの場合は船をチャーターする必要があ
る。

島内では住民は水上交通に改造した大型のボートを
用い、陸上では四輪バギーや日本製のオートバイに
乗っている。

島のインフラ状況

皮肉にも、少女性的暴行事件が話題になった2004年
以降、イギリス政府は島へ大規模なインフラ整備の
投資を始めた。

これは再発防止策であったが、結果として人口数十人
の離島にしては十分過ぎるほどのインフラが整ってい
る。

島にはラジオ放送もテレビ放送も無いが、衛星放送の
アンテナが設置され、海外の放送を無料で見ることが
出来る。

また各家庭にはDVDプレーヤーがある。
衛星電話があり、各家庭に有線電話が引かれている。
VHF無線が各家庭と船に設置され、漁業に出ている船
と無線が使える。

衛星回線を用いたインターネットが導入され、全家庭
にパソコンとネットワークが設置されている。そのた
めインターネット普及率は100%である。ただしピトケ
アン島のドメイン名である.pnはアメリカの会社が代行
販売している。

発電機が設置され、電気が通じた。電圧はオーストラ
リアやニュージーランドと同じ230-240ボルト。

なお、ガスや水道は無い。水道が無いのは島に水源が
なく、飲料水を全て雨水に頼っているため。

6.4kmにわたって道路が舗装されており、島民はバイク
か四輪バギーを用いる。

2005年に警察署と学校が建設され、イギリス本土から
派遣された警察官と教師が勤務している。刑務所もあり、
イギリスと同じ生活水準の基準で作られている。

以上。

ネットにあった情報である。詳しくネットを。


ところで、この島に添付されている写真を見て
いるうちに、面白いものが見つかった。

 

 これである。

この島の高台にあるペンチで、一人の男が、水平
線の彼方を見つめている。

前出の写真でいうと、ピトケアン諸島という文字の
「島」と「〒」という文字の間のすぐ下に写真の
アイコンがあるが、この場所にその高台がある。

絶海の孤島で、一人水平線の彼方を見つめている
写真に何かしら惹きつけられてやまない。

47人しか、人が住んでいない絶海の孤島まできて
彼方に何を見ようとしているのだろう。

この水平線の彼方のどこかで、もしかして、このピト
ケアンあたりの水平線に向かって、やはり、同じよう
に、水平線の彼方を見つめている人もいるのでは、
なんて、考えたりすると、えも言われぬ微妙な気持ち
になる。

この写真の男が気になるのは、私自身も「水平線の
彼方」に、惹かれるのを感じるたちであることも
ある。

いったいこの男の胸を去来するものは、なんだろうか?