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リタイアーのよもやま話

会議は踊る

2011-06-21 21:52:10 | 放射能

不信任案が否決されて以来、管総理の居座り戦術と政界の
動きには、うんざりしているが、高校生の頃、世界史の
教科書に「会議は踊る」いう言葉があったのを思いだした。

ネットのどこかに

ド・リーニュ侯が「会議は踊る、されど進まず」と言って暗に
「さっさと仕事しろ!」とぶちかましたものですから、人々は
拍手喝采となりました。

というのがあったが、日本の政治家の現状について、原発問題を
含め、のっぴきならない状況にあって、この会議を弄んでいる
事態どうにかならんものかな。

鳩山がいらんことをしたばっかりに、踊る会議に終止符がうたれる
はずの機会を逸してしまった。

現役時代もいらんことをして、失笑をかったが、「前」となっても
いらんことをして、歴史の歩みにストップをかけてしまった。

本当に不愉快極まりない状況だ。

本当に大丈夫かいな。

東電の作業員、防護服とはいうものの、猛烈な湿度・暑さで、地獄
にいるのと変わらない状況での作業、恐ろしい話しだ。

なにしろ、放射線を浴びた以上、いずれ、作業の現場に戻れなくなる。

そのうち、この人海戦術も人手が枯渇して、作業が中断することに
なりかねない心配が出てきた。

(テレビのニュースを見ていて、感じないだろうか。)

この事故を起こした原発を放り出して、日本から皆逃げ出すような
事態が起こらんかなと、 気が気でならない。

 


夏ごもり

2011-06-21 12:12:10 | 生活


昨日は、父親の更地の草刈りをした。

自治会の清掃日にあわせて、少しずつすすめていたが、
天気の具合で、隣の宅地の側が残ってしまっていた。

今日が雨の予定だったので、昨日なんとか取りかかった。


風が吹いていたが、あいにく建物に遮れてしまった。

寝不足もあって、作業に取りかかる時間が遅れ、日陰に
なる時間帯を逸してしまった。

暑くて堪らない。

ちょっとした広さでしかないに、時間がかかってしまった。

蒸し暑さで、クタクタである。

作業もめどが立ち、隣の建物の僅かな日陰に入り、一息つく。

ちょうど南風が吹いており、作業着のボタンを外と、
体が冷やされて心地よいこと。

出掛けの風は、熱風と湿気で、息も詰まりそうであった
のだが、どういうことか、クーラーの風よりも何倍も
心地よく感じられて、至福の時間となった。

ここで、しばし、寝っころがれたら、最高だろう。

昔、子ども頃、かんかん照りの真夏にあっても、南風は、
涼しく感じたし、心地よかったことを思いだした。

不思議なものだ。今は、窒息しそうな熱風と湿気で
体がダメージを受け、寿命が縮まりそうだ。

思えば、昔、夏は、いつもの汗をかいて生活をしていた
のだ。

だからこそ、今は、蒸し暑くて、窒息しそうな熱風でも
クーラーのような心地よい思いをしたのだろう。

世の中が進歩するにつれ、わたしたちが、汗をかくのを
嫌がった。

結局、それが、夏を酷暑としてしまったのかも知れない。

年々、老いて、気力も体力も衰えるにしたがい、その
酷暑は毎年、エスカレートしていくのだろう。

退職して、大分年数が経った。さいきん、わたしの中に、
ギラギラしたものが、消えてきたように思われる。

ギラギラしようにも、その対象となるものを退職に
よって、失った。

その分、わたしの中の動物的な生命力みたいのが
衰えた。

そして、わたしは、自堕落になり、夏の熱風と湿気に
打ちのめされて、冬ごもりならぬ夏ごもりを貪ろうと
する誘惑に、駆られてばっかりいる。

冬は、寒くて、冬ごもり。
夏は、暑くて、夏ごもり。
そして、梅雨で身動きとれない日々。

これでは、身も心も、足早に、朽ちていくのみだ。

なんとかせねば、である。