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リタイアーのよもやま話

鳩山氏「首相はペテン師」「不信任案賛成すれば良かった」

2011-06-03 23:14:58 | 政治

鳩山氏「首相はペテン師」「不信任案賛成すれば良かった」


鳩山由紀夫前首相は3日午前、菅直人首相が早期退陣を否定して
いることについて「きちっと約束したことは守るのはあたり前だ。

それができなかったらペテン師だ」と述べ、激しく非難した。

都内の自宅前で記者団に語った。


 鳩山氏は2日昼の民主党代議士会直前に首相と面会した内容に
関し「復興基本法案の成立と平成23年度第2次補正予算案の
編成のめどがたったら(首相の座から)お引き取りいただくと
いうことに、首相は『結構だ』と言った」と強調した。

 その上で「不信任案(採決の)直前には辞めると言い、否決
されたら辞めないと言う。

こんなペテン師まがいのことを首相がやってはいけない」と指摘。

「人間としての基本にもとる行為をしようとしているのなら、即
刻党の規則の中で首相に辞めていただくように導いていかなけれ
ばならない」と述べ、両院議員総会を開いて首相に早期退陣を
求める考えを示した。

 不信任案に賛成した松木謙公前農水政務官ら2人への除籍(除名)
処分については「冗談じゃない」と語り、処分は不要との見解を示
した。

 自身の対応についても「不信任案が否決されたら突然言葉をひっく
り返して『そんなことを言った覚えはない』という人間だとすれば、
不信任案に賛成すべきだった」と述べた。

一方で「首相が詐欺師まがいのことをやるとは思わない。今でも信じ
ている」とも語った。

以上。


不信任案の提出には、わたしとしては、反対である。

ただ、それぞれの立場なりの道理の通った行動はないと、奇怪しい
ということだ。

鳩山邦夫は、小沢一郎の目論見をぶち壊すような、スンタドプレイ
をしていることに理解が及ばないというのが、信じられない。

管首相と話し合いが何を意味するか、分かっていないようだ。

彼が、管首相との話し合いをしなければ、もしかすると、不信任案
の可決ができたかもしれない。

鳩山邦夫が管首相との話し合いを申し込んだことは、管首相にとって
「飛んで火に入る夏の虫」となったことに気づいていないようだ。

鳩山邦夫のスタンドプレイ、結局を管首相に起死回生のチャンスを
与えたことになった。


鳩山氏「首相はペテン師」「不信任案賛成すれば良かった」と言って
いるが、本人がいらんことをやって、返り討ちにあっただけの話だ。

はっきりいって、これは、自業自得である。

普天間問題で、大恥をかいたが、あれって、ペテンではなかった
のか。

あなたの今の地位は、あなたの政治家としての能力でやって
これたわけではない。

ただ単に、親の資産があっただけの話である。

自分の分をわきまえるべきである。


策士策に溺れる

2011-06-03 06:49:57 | 政治

ヤフーのニュースである。


小沢氏激怒、菅・鳩山会談の詳細知らされず

 2日の内閣不信任決議案の採決前に、菅首相が退陣を示唆した
ことで、民主党の小沢一郎元代表が描いた不信任案可決のシナ
リオは大きく狂った。

 民主党執行部は小沢元代表の処分を検討している。

さらに元代表は「政治とカネ」をめぐる裁判も抱えており、「反
小沢」側からは、今回の大差の否決によって、元代表の求心力低下
は決定的になったとの指摘も出ている。

 小沢グループは70人以上が造反の意向を固めていたが、結局、
造反を明言してきた側近の松木謙公前農林水産政務官が賛成票を
投じた以外は、小沢元代表ら計15人が欠席・棄権するにとどま
った。


以上。

不信任案がらみの政争をやっている場合ではないという国民世論に
思いが至らないこの鈍感さ、ズレ、このゴタゴタで、政治家の無能
力さを露呈してしまった。

おおいに、信用を失墜したことであろう。

 

内閣不信任案を出した自民党も公明党もバカだったし、それに、同調
した小沢氏を含む関係者もバカだったとしか言いようがない。

小沢氏も、これで、壊し屋だけの人生で、政治家を終わることに
なるかも知れない。

いつも、期待されながら、実質、何一つ政治家として実績をあげずに。

「策士策に溺れる」、張り子の虎で終わりそうだ。
ここまでくると、ピエロにしかならない。

 

「グーグル10の黄金律」では、

「私たちの誰一人として、私たち全員より賢いということはない」
と言っていた。

また、誰が言っていたかは、忘れたが。

人は誰しも、いくら優秀であったとしても、全ての人のうちの誰か
には、何かしらのことでは、勝てないことがあるはずだ。

と言うのもあった。

金でなんでもできると思っているうちに、肝心の国民の心情を組む能力
を磨くことはを忘れていたようだ。

死んだ田中角栄が、愛弟子のお粗末さに、さぞ、がっかりしている
だろう。


ところで、このニュースはなんだ?

鳩山前首相、不信任否決で結束呼びかけ
読売新聞 6月2日(木)12時33分配信

 民主党の鳩山前首相は2日昼の党代議士会で発言し、菅首相が東
日本大震災の対応に一定のメドがついた時点での辞任を表明したこと
を受け、「民主党がバラバラに見えてしまっては国民から『何をやっ
ているのか』とそしりをまぬがれない。

ぜひ一致して行動できるようにお願いしたい」と述べ、内閣不信任案
採決にあたっては党を挙げて否決するよう呼びかけた。

以上。

ここまで、空気が読めないとなると、この愚かさ、如何ともしが
たい。

こんなバカに関わると、とんでもない目にあわされる。

小沢氏の人物観もお粗末としか言いようがない。


鳩山前首相は、昭和23年生まれだそうである。団塊の世代で
ある。

同じ団塊の世代として、恥ずかしい。

余りの頭の悪さには、どうして、こんな人間にまで、政治家を
やろうなんて言い出したのだろう。

もしかして、あまりにも頭が悪くて、なったのかも知れない。

金と看板と地盤があったおかげで。

しかし、思うのだ。

いつの頃からか、団塊の世代で本当に能力のあった人間は、あの
70年代の全共闘等の戦いで、才能を消耗させられてしまったの
ではないかと思うようになった。

真に国難を担える人材を失ってしまったのではなかろうか。

いろんな派閥で、闘争家がいた。

もしかして、あのよう不毛なことで、才能を消耗しなければ

歌手の加藤登紀子の夫・藤本敏夫氏、秋田明大氏、連合赤軍や
重信房子の情熱等が、まっとうな政治家の情熱に転じていたかも
しれない。

60年代の学生運動崩れと当時の左翼勢力の大きな罪だろう。

大事な才能を、自らの世代がその才能を発揮すべき肝心な
時代に、発揮させることなく、学生運動に駆り立てて、
消耗させてしまった。

これって、わたしたち団塊の世代の大きな失敗なのかも知
れない。

管直人や鳩山邦夫という無能な人間に国政を任さざるを得
ないなんて。

なんと不毛なことになったことか。

歯ぎしりされてやまない。