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リタイアーのよもやま話

「ジェロニモ」に米先住民が激怒

2011-05-06 22:46:52 | 政治

ヤフーのニュースである。

以下、その記事。

ビンラディン掃討作戦暗号名「ジェロニモ」に米先住民が激怒
スポーツ報知 5月6日(金)8時3分配信

 米軍が1日にパキスタンで殺害した国際テロ組織アルカイダの
首謀者ウサマ・ビンラディン(54)の作戦暗号名に、米先住民族
(インディアン)の指導者「ジェロニモ」を使ったことに対し、
先住民族が3日付でオバマ大統領に公式な謝罪を求める書簡を送っ
た。

先住民族側はジェロニモ名使用を「苦痛で不快」と表明している。

一方、パキスタン紙は5日までに、ビンラディンは一度生きたまま
捕らえられた後に射殺された、と娘が証言したと報じた。

 オバマ大統領に謝罪を求めたのは、「ジェロニモ」が最期を遂げた
米オクラホマ州フォートシルを本拠地とする先住民アパッチ族。

3日付でチェアマン名義の書簡をホワイトハウスに送った。

 書簡では、ビンラディン殺害について「我々の部族も米国民で
あることを誇りに思い、歓喜した」と表明。

だが、ビンラディンの暗号名にジェロニモが使われたことには、
「我々の部族とすべての先住民族は、苦痛と不快感を抱いた」と
怒りを示した。

 ジェロニモは1800年代に、米軍と戦い続け、先住民にとって
不当な支配に抵抗した英雄的存在でもある。書簡は「臆病な大量殺
りく者と同列に扱うことは、歴史の誤解に基づくと確信する」と
非難。

「我々の子どもたちが、どう感じるか考えてほしい」として、大統領
に公式な謝罪を求めた。

 米報道によると、作戦を実行した米海軍特殊部隊は、殺害時に
「ジェロニモ EKIA(敵を作戦で殺害)」と報告。米軍は、
ヘリコプター(アパッチ、コマンチなど)を中心とした兵器の
名称に先住民の部族名等を使用する慣例があるが、今回は「敵」
に使用したことで波紋を広げた形だ。

 ホワイトハウスから書簡を回された国防総省は「ジェロニモ」は
「暗号名はランダムに選ばれた」と説明。さらに「先住民族を侮辱
する意図はなかった」と釈明した。先住民族ではセミノール族も
3月に、軍事法廷の文書で先祖をアルカイダにたとえられたとして、
大統領に謝罪を求めている。

 ◆ジェロニモ 1829年6月16日、現在のアリゾナ州南部
生まれ。本名は「ゴヤスレイ(あくびをする人)」。

アパッチ族の指導者。メキシコ軍に妻や子どもを虐殺されたのを
機に、白人に戦いを挑み、25年以上ゲリラ戦で抵抗した。

アパッチ族の仲間とともに開拓者や旅人から食料や武器などを
略奪し、その名をとどろかせた。「ジェロニモ」は勇猛果敢な
戦いぶりを見たメキシコ人がつけたあだなとされる。

86年に投降。1909年2月17日、オクラホマ州のアパッチ
収容施設で死去。


以上。


このニュース、なぜ「ジェロニモ」かと、引っかかっていた。

やはり、出てきました。抗議。

アメリカは、インディアンの土地を略奪してできた国だと、いう
ことを忘れているようだ。

自らの国家の出自のおぞましさに、怯えるべきだ。

自由・平等、民主主義といって、世界に恩きせがましく、略奪
しているが、アメリカの繁栄は、皆もとはと言えば、インデ
アンからの略奪した富みによるものだ。

いや,煎じ詰めて言えば、西欧文明そのものが、略奪によって
できた国であり、文明だということを忘れているようだ。

今や、世界中がこのおぞましき略奪文明に洗脳されて、地球
そのものを、温暖化で、死に追いやろうとしている。

われわれは、忘れてはならない。

「米軍は、ヘリコプター(アパッチ、コマンチなど)を中心とした
兵器の名称に先住民の部族名等を使用する慣例がある」ようだが、
これだって、インディアンに対して、失礼だ。

汚れ役の名前は、自分たちの名前を使わない。

ビンラディンを暗殺したその報いは、大きい。

アメリカは、インディアンの土地を奪った、大泥棒であること
を、思い起こさせてしまった。


ところで、このようなニュースもある。

ニュース1

米司法長官「山本五十六撃墜と同じ」
…ビンラディン殺害「合法」強調

ホルダー米司法長官は4日、上院司法委員会の公聴会でビンラディン
殺害について、「戦場で敵の司令官を標的とすることは合法だ。

例えば第2次大戦でヤマモトを撃墜した時に、我々はそうした」
とし、殺害が正当だったと強調した。

ヤマモトは、旧日本軍の連合艦隊司令長官・山本五十六元帥を指し
ており、戦闘中に元帥の搭乗機を米軍が撃墜した作戦を、引き合い
に出したとみられる。

 ビンラディンを裁判にかけるなどせずに殺害したことに対して、
米国内でも法的根拠や正当性を疑問視する声はあがっているが、
米国側が一連のアルカイダとの戦いを、「戦争」と認識している
ことが改めて示された。

 

ニュース2

当初から米部隊に「殺害」命令 ビンラディン容疑者作戦

 【イスラマバード共同】国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ
・ビンラディン容疑者襲撃作戦を実行した米海軍特殊部隊が受けて
いた命令は、「身柄拘束」ではなく「殺害」だったことが6日、
分かった。

作戦の全容を知る米政府筋が共同通信に明らかにした。

 米政府はこれまで、ビンラディン容疑者が抵抗したために殺害
したと説明してきたが、当初から殺害目的の作戦だったことになり、
国際法上の適法性などにあらためて疑問の声が上がりそうだ。

 同筋は、殺害命令が下された背景について「裁判にかければ数百
万ドル(数億円)かかる」と財政上の問題を指摘した上で、「主張
が世界に知れ渡るような裁判を望まない」と述べた。


以上。


米司法長官「山本五十六撃墜と同じ」
…ビンラディン殺害「合法」強調

なんという苦し紛れの「こじつけ」、あの時は、戦争だ。
だから、戦闘状態にあって、撃墜されても、文句は
言えない。

それを、丸腰のビンラディン氏を捕捉できたのに、わざわざ
銃殺したのだ。

どこに、論理の一貫性があるのだ。


殺害命令が下された背景について「裁判にかければ数百万ドル
(数億円)かかる」と財政上の問題を指摘した上で、「主張が
世界に知れ渡るような裁判を望まない」と述べた。

これって、何だろうね。


売国奴よ、日本から出て行け

2011-05-06 11:54:39 | 政治

琉球新報の社説である。

おおいに考えさせられる内容である。

以下、その記事である。


外交公電暴露/政府に交渉の資格なし 体制一新し仕切り
直しを

2011年5月5日   

 内部告発サイト・ウィキリークスが日米関係に関する米外交
公電を暴露した。

 結果、浮かび上がったのは、日本政府には外交交渉の能力も
資格もないということだ。

 米軍普天間飛行場をめぐる2009年10月12日の日米協議
が象徴的だ。

 移設先について「最低でも県外」と述べた鳩山由紀夫氏が首相に
就いて初の正式交渉だったが、この場で防衛省の高見沢将林防衛
政策局長は「米政府はあまり早計に柔軟さを見せるべきではない」
と述べている。

 しかも長島昭久防衛政務官が席を外した場でのことだ。
選挙の洗礼を経た政治家を飛び越え、官僚が、有権者から託された
民意と正反対のことを述べている。

官僚益が民意に優先
 同じ年の12月、国連代表部参事官ら外務官僚が米側に話した
内容はもっと直接的だ。

 「米政府は民主党政権に対し過度に妥協的であるべきではなく
(辺野古移設を定めた)ロードマップについて譲歩の意思があると
誤解される危険を冒すべきでない」と述べている。

 移設先見直しを掲げた政党を、自国の国民が選んだ。
 これから日米双方がそれぞれの国益を追求し、ぎりぎりの交渉が
始まる。

 そんな局面で、身内の外務官僚が米側に「妥協するな」と言うとは、
「利敵行為」も甚だしい。
 民主党の政権獲得間違いなし、といわれたその年の総選挙直前、
日米両政府は辺野古移設をあらためてうたうグアム移転協定を交わ
した。

在日米大使館はこう記す。

「日本側当局者の考えでは、協定締結で、政権交代があっても日本側
のロードマップへの関与は揺るぎないものとなる」。
 つまり交代後の政権に足かせをはめるのが狙いだと官僚が言っている
のだ。

 移設先変更をなぜ官僚が妨害するのか。考えられるのは、官僚の
自己保身である。

 政府が従来、説明してきた「移設先は沖縄県内しかない」という
結論がひっくり返されると、交渉に当たってきた官僚の無能ぶりが
明らかになる。
 それを恐れたが故の言動。そう捉えるのは、うがち過ぎだろうか。

 いずれにせよ政治家よりも政治家に託した有権者の民意よりも、
官僚益が優先することになる。まるで官僚が統制する全体主義国家だ。

 日本は民主主義国のはずだ。民意を実現しようとせず、他国に
こびへつらうばかりの官僚たちは、外交交渉に適格性を欠くと言わ
ざるを得ない。

 一方、政治家たちのありようにも疑問が湧く。

 09年12月、前原誠司外相(当時)は米大使にこう述べた。
「代替案に米国が賛成しなければ、民主党は現行の再編計画を進め、
必要なら黄金連休後に連立を解消する用意がある」。

 本格的な、丁々発止の激しい交渉もせず、新たな案の提示すらする
前に、現行案が結論と早々と示す。外交的敗北は明らか、それも不戦
敗に等しい。

何と拙劣な交渉だろうか。

「県外」はポーズ

 翌月には松野頼久官房副長官(当時)が米公使にこう話す。

「鳩山首相と(日米閣僚級)作業部会は、形の上だけは『県外』を
検討しなければならないが、唯一現実的な選択肢は、キャンプ・
シュワブか、ほかの(県内の)既存施設に移すことだ」。

 国民の見えないところで「県外」はポーズにすぎないと相手に
こっそり伝える。

 何と醜悪な姿だろう。他国にこびるあまり、自国の国民を平然と
裏切る人間に、外交交渉をする資格などない。

 民主党だけではない。自民党の政治家も同様だ。

 公電によると、07年、小池百合子防衛相(当時)は辺野古移設
案の滑走路沖合移動を仲井真弘多知事に約束した。

 メア在沖米総領事(同)がただすと、「09年には違う政権が
できているから、われわれが(知事に)何を約束したかは問題に
ならない」と返答したとされる。

 後世に責任を負わない無責任な言動だ。

小池氏がどう申し開きしようと、相手にそう受け取られ、本国に
打電された段階で失格だと言えよう。

 文書に登場する官僚や政治家たちに外交交渉を任せ続けると
どうなるか。

 この国は事実上、米国の属国として世界史に刻まれるのでは
ないか。

21世紀に持続可能な日米関係の構築は、もはや彼らには任せら
れない。

 今後の交渉は外務・防衛官僚も政治家も一新して仕切り直すべ
きだ。


以上。

なんとも、凄まじい内容である。

公僕という言葉を忘れたのだろうか。税金で生活していることを
忘れていまいか。

この売国的行為を、アメリカの妾か。奴らは。

高見沢将林防衛政策局長
国連代表部参事官ら外務官僚
松野頼久官房副長官
小池百合子防衛相

公僕として、日本国民への背任罪として、馘首されなければなら
ない。

官庁内の売国的な悪魔の巣窟を一掃しなければならない。

国民への裏切り者、このような輩は、日本から出て行け。