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リタイアーのよもやま話

浪路はるかに Moonlight Serenade

2009-10-26 22:07:01 | 音楽
浪路はるかに


高校時代に聴いた曲である。
爽やかなサクソフォーンの音。
懐かしい曲である。


Moonlight Serenade


この曲も懐かしい曲である。
何度も演奏した曲だ。

わたしの後輩の父親は、サクソフォーンプレーヤーであった。
ある日、突然亡くなった。

告別式の間、仲間達がこの曲をずっと演奏していた。
感慨深い思いをした曲である。







Keith Jarrett solo - Shenandoah 1999

2009-10-26 06:55:26 | 音楽
Keith Jarrett solo - Shenandoah 1999


昨日は、訳のわからない苛立ちに苛まれてしまった。

夜は、現役時代の人が出てきた夢を見て、なにかとパタパタ
していた。

それで、結局、5時半頃、目が覚めた。

最近、この時間帯に目が覚めて、二度寝することがあったが、
今日は、そのまま起きて、いつものストレッチをすることにした。

せっかくなので、音楽を聴きながらと思い、何曲か聴いている
うちに、この曲に落ち着いた。

聴いているうちに、人間の人生って、老いては、仲間の集団に
ついていけず、途中でそこらの適当な場所に置いてけぼりに
されるものではという気分になった。

そして、老いたものの人生がそこで終わる。
旅を続ける仲間たちが、遠くに霞んでいくのをじっと見つつ。

ところで、最近、大学の同窓会名簿が送られてきた。

今朝は、突然卒業生の動向に興味がわき、開いてみた。

すると、学生時代、優秀で有名だった先輩や後輩が亡く
なったことが分かった。

あんなに羨ましい存在であった人が、早世したなんて、
人生って何だろうと、複雑で寂しい気分になった。

彼らには、何時までも、輝いて欲しかったからだ。

同級の何名かは、付属の高校の職員になっていたり、又、
大学の講師になっていたりしていた。

てっきり、主婦業をしているかと思われた先輩が、会社の
経営者になっていたのは、びっくりした。

経済的な理由で、まともに登校できなくて、気掛かりだった
同輩が、ちゃん教員になっていたり、又、これは、ネットで
調べたのだが、プロとして活動していたりしていたのには、
ほっとした。


あまりにも、時間が過ぎ、お互いの人生が交差することは
ないが、すぎた時間の重さが感じられて、止まない。

キース・ジャレットの演奏を聴いて、後ろをふり返って
しまった。

未来は途絶え、時は輝かず。戻りようもない時間、
哀惜の念に耐えない時間だけが増えていく。