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リタイアーのよもやま話

何をしているんだろうね

2009-10-24 23:25:19 | 日記
今の社会、みんな何かを売りつけようとしている。
生き延びるために。


新聞を見ても、テレビを見ても、ラジオを聞いても

街を車で走っても、インターネットを見てもだ。

誰も彼もが何かを売りつけようとしている。

わたしたちの周囲は、その売りつけられたもので、
埋まっている。

売りつけられたものでないものを探すのは、至難な
ことだ。


誰も彼もが、生き延びるために、何かを誰かに売りつけようと騒ぎだすものだから、売り手ばかり多くなって、どこにも買ってくれる人が見当たらなくなった。

結局、誰もが、自分を叩き売りするようになってしまった。


誰もが忙しく、何かを得ようとしている。
これまた、生き延びるために。

だれもが、置いてきぼりにされないように。

明日が、今日と同じでは、我が身の明後日はない?

(誰が、言ったかは知らないのだが)

だから、誰も彼もが、何か違うことがないかなんて、言い出して、パニックになっている。

そのうち、何でもいいから、今日と違うことで、何かを知って気になってしまう。

挙げ句の果て、本当は、知る必要のないことまで、探し出して知ろうとする。

何が知るに値するかなんて、考えている暇もなくなっているのに、何者かになれそうな気分になってしまう。

いつのまにか、何かにならなくては、何かにならなくてはまずいと、どうしてかは分からないが、何かになろうとしている。

われわれは、四六時中、何か中毒症状のように、寝る時間も割いて、休む時間も割いて、何かをしなければ、何かを知らなくては、何かにならなくてはと、よく分からないが、
何とかしなくては。と何かをしようとしている。

いったい全体、何をしているんだろうね。