消費期限終了

リタイアーのよもやま話

悪いのは私じゃない症候群 香山リカ

2009-10-11 23:30:38 | 読書
悪いのは私じゃない症候群 香山リカ

ベスト新書


本屋を立ち寄ったら、香山リカの新しい本、「悪いのは私じゃない症候群 」といタイトルの本が目に入った。

前に読んだ本も面白かったので、今回も読んでみることにした。

モンスターペアレント、モンスターペイシェント、シュガー社員(?)等に関することをまとめて書かれていた。


まさか、このような時代になるなんて、誰が想像できたであろうか。

しかし、わたしは、歳を経るとともに、このような社会現象は、わたしたちの世代が展開した生き方の終着点だというふうに、思うようになった。

ものすごく自責の念にとらわれている。

いつももどかしく思うのだが、わたしなりに、このことを充分に説明する準備ができていなのが、残念だ。

この説明に引用する資料が、わたしの書庫のどこにあり、どの本であったのか、もう調べようがないのだ。

だいたいこのような議論をしだすと、右か左かという話しになるが、そのような誤解にはしることが充分に考えられるのでこの件について、話すのは躊躇する。

ちょっと記憶が薄れて、非常に乱暴だが、ヒットラーは、民主主義が生み出したという感じの話しを鷲田小彌太氏が彼の著書で書かれていたのには、ショックを覚えた。
(確かめたいのだが、この本が、どこにいったのか分からない)

なにしろ、彼の著作には、左翼系の本が数多くあるからである。

合成の誤謬というのがあるが、これに近いパラドックスである。

善と思われたものでも時間が経過するにつれ、悪に転化してしまう。というような論理に近い話しである。
だから、わたしの論理の中には、「多くの国民の幸福を追求することが、時間を経ることによって、多くの国民を不幸にし、忌み嫌われる戦争を生み出す。」という論理である。

よく、戦争は資本家が起こすというのが、一般的な論理である。一般国民は、被害者であるいうのが、通常の感覚である。

しかし、本当は、国民の一人一人の幸福の追求のなれの果てが、戦争をひき起こす。のではないかと、常日頃思っている。

人間が持つ永遠の不条理であると思う。

しかし、このような主張はおおっぴらに言えるものではない。

とはいえ、「悪いのは私じゃない症候群」であるが、結局、今の世紀末的な社会現象は、強欲個人主義のなれのはてであり、その発端は、わたしたちの世代にあり、わたしたちの人生の展開とともに、社会の表舞台に現れ出でてきたものだと思うのである。

いつもいつも、大きな反省と後悔の念がわきだしてしようがない。





健康管理

2009-10-11 22:26:24 | 健康
今日、中食を隣のスーパーの喫茶店でとった。水曜日の夜と日曜日の昼は、いつもこの店で食事をしている。

いつものことであるが、しばらくの間、スポーツ新聞を読む。

すると、意外なことに、生活習慣病に関する記事があった。
書き手は、医療ジャーナリストの安達純子さんである。

面白いので、メモったが、それでは、物足りないので、病院に行く途中、その新聞を買った。

ネットでも調べたが、彼女の記事の方が読みやすかったので、ブログに載せておくことにした。

以下、その記事の抜粋である。


では、日本人に合った健康習慣とはなにか。

健康習慣に関する大規模調査を行っている東京慈恵会医科大学総合検診・予防医学センターの和田高士教授の研究では、91年に日本生活習慣病予防協会の池田義雄理事長が提唱した「一無、二少、三多」が最も効果的。

【一無】┄┄無煙

【二少】┄┄食事量が腹八分目の「小食」と、一週間の飲酒量はビール大瓶一本未満

【三多】┄┄運動を定期的に週一回以上している「多動」、仕事をしない日が一カ月に6日以上の「多休」、仕事を離れて打ち込める趣味がある「多接」。


睡眠時間を7~8時間と限定せず、その人に合った休息や睡眠時間をとることでリフレッシュし、多接によって趣味を楽しみ、多くのモノや人に接することで、メンタルトラブルの予防にも有効です。それが、結果として、生活習慣病の予防やメタボの発生抑制に役立っていると考えられます」(和田教授)。


ということであった。

仕事をしない日が一カ月に6日以上の「多休」、仕事を離れて打ち込める趣味がある「多接」。の内容が難題だ。

言葉の綾のある話だが、なにしろ、24時間営業、年中無休を信条としてきたので、厳しい。

ただ、高血圧の予防にもなるとは、考えてはいるので、なんとかしないといけないと思っている。