消費期限終了

リタイアーのよもやま話

隣の患者

2009-09-09 23:55:50 | 介護&エトセトラ
わたしの父親の病室に部屋替えで移動してきた患者がいる。

最近、やはり、黙りっこくなっている。

心なしか、目線に寂しさを感ずる。

本人は、若干ぼけている。言っていることは、まともにも思うが、病人の言う内容ではない。

健常者の話す内容である。

自分が患者であるという意識はない。周囲にいる看護士、介護仕と同じ立場であるかのような発言をする。

タバコが吸いたいとか、なにか飲み物を要求する。

時折、何年も飯を食ってないなんて、言い出す。

結局、病院のスタッフは、適当に聞き流してしまう。

どういう訳か、全く他人のわたしたちにも、いろいろと言ってくるのだが、病院のスタッフでもない、彼の身内でもないので、取り合うわけにはいかない。

結局、どんなに、自分にプライドがあっても、検討違いのプライドなので、誰にも相手にされない。

本人は、相手にされてないという意識はないかもしれない。

自分がいろいろと要求しても、その要求が通らないことは、感じているかもしれない。

そういうことで、無気力になってきているような気がする。

病院の患者の中には、自分の事情をよく理解している人もいるが、このような患者を見ていると、切ない思いがしてくる。

彼の隣の患者は、老いた妻が土・日を除いて、毎日通ってくる。

彼のベットの反対側、つまり、わたしのことであるが、わたしと母親(週に一度は休んでいる)が毎日通っている。

なにかと世話を焼いているので、それが、彼からは、丸見えである。

わたしたちにとって、親孝行である行いが、彼には、見捨てられたような想いを抱かせているのではなかろうか?

それが、彼を絶望へと、陥れているのでは┄┄。

いずれにせよ。人は、病床でなぜ自分だけ、寝たきりなんだと、怒り満ちてのたうち回り、毎日毎日、泣きながら、悲しみ疲れ果て、「こんなはずでは」と思いながら、自分に絶望して、朽ちていくのだろう。

それを、わたしは、彼が天寿を全うするまで、目の当たりにする日々が続くかと思うと、人生って何だろう。と考えてしまう。

これから、高齢化社会だ。

似たような、悲しみで人生を終える人々が、今は、自分の老後なんて関係ないと言っている人の中から、いくらでも出てくることは確かなことなのだ。

このような人生の終末に、耐えうる人って、どれほどいるのだろう?

「mixi」をやっていてふと寂しくなることランキング

2009-09-09 23:08:30 | 日記
「mixi」をやっていてふと寂しくなることランキング
というタイトルなので、気にかかって覗いてみた。


「mixi」をやっていてふと寂しくなることランキング

1 コメントが全くつかない

2 がんばって書いた長文日記がシステムエラーで消えてしまった。

3 自分のコメントだけレスが飛ばされる

4 マイミク切りされてしまった

5 久々に日記を更新したのに足あとが付かない

6 誕生日に誰からもお祝いのメッセージが来ない

7 マイミクの日記公開範囲に自分が含まれていなかった

8 マイミクリクエストを出した相手から返答がない

9 日記を読んで欲しい人がなかなか見にきてくれない

10 自分を最後にトピックスの書き込みの流れが止まる


ということのようであるが、かの有名な mixiなので、そういうことなんだ。なんて、妙に感心した。

自分がブログを書いても、見てもらう権利はないのだから
難しい悩みだ。