消費期限終了

リタイアーのよもやま話

U.S. FrontLine:アメリカ・日本・世界の政治・社会・経済情報

2009-09-07 21:28:49 | 日記
ヤフーのニュースである。


生活費高騰で3世代同居が増加~3分の2は祖父母が世帯主


親、子、孫の3世代が一つ屋根の下で暮らす世帯が増えており、独立した生活を好むと言われてきた現代米国人の生活様式に変化が起きている。

 クリスチャン・サイエンス・モニターによると、3世代以上が同居する世帯数が1990~2000年、300万から420万に増加し、全米世帯の3.9%を占めていることが、国勢調査局の最新調査で分かった。

 このうち約3分の2は親の家に子と孫が同居するという形態で、3分の1が子の家に親が入居し、孫たちと暮らしている。

この状況から「3世代同居が増えたのは、子を持つ親の世代が生活費の高騰といった経済的理由でその親と同居せざるを得なくなっているのが原因だ」と、ジョンズ・ホプキンス大学のアンドリュー・チャーリン教授(公共政策・社会学)は分析する。


今日、テレビを見ていたら、

保育所待機児童、2万5000人超す=前年比3割増、不況で共働き-厚労省

という内容のニュースがあった。

テレビの番組の話である。

夫婦子ども3人の家族である。父親の収入が激減し、専業主婦であった奥さんが、仕事をするために、保育所に子どもを預けようとしたが、保育所に空きがなくて困っているという内容であった。

その時、奥さんが話していたことに、「保育所に空きがなかったら、実家に同居しようか」ということを語っていた。

その瞬間、アメリカで3世代同居が流行りだしているという数日前のニュースを思いだした。

それで、ネットでそのニュースを探し出すことにした。

アメリカのニュースと今回のテレビとは、内容が違うのだが。


右肩あがりの経済を前提で、生活設計をしていた人たちの人生の歯車が大きく狂いだしてきているようだ。

右肩あがりを前提で、住宅を取得した人たちの生活破綻がクローズアップされたが、日本が綻びはじめているのか?

経済的な行き詰まりから、3世代同居が拡大すれば、貸家業がこけていくのだが?

ところで、ヤフーのニュースでは、子犬の七五三のニュースがあったが、一体全体なんだろうね。この日本。





高齢者のコーヒータイム

2009-09-07 12:24:09 | 読書
ここ最近、午前中一息ついた頃、外に出ることがある。

それで、気分転換にスーパーやファーストフードの店に立ち寄り、コーヒータイムとくるのだが、店内に高齢者が多数、たむろしている。

退職して、この時間帯にコーヒータイムをするのはなかったので、比較しようがないのだが、なんとなく、このような状況がエスカレートしていくのかと思うと、自分のことは、棚に上げておいて、憂鬱な気分になる。

もっとも、この時間帯に、この場所で、出会う人々は、経済的にゆとりのある証拠である。

でも、有閑人が国民の多数をしめていくかと思うと、気分的に国家が不健康になるようで、自分のことを棚にあげておいて、不安になる。

かと言って、労働力として消費期限を終了しているのだから、どうしようもないのだが。

どういうことになるんだろうね。