今日の午後から、吉野のアトリエに来所してくださったKさん。
お店を経営している人なのですが、分析に長けている人なんです・・・・・。
口だけで言うのは簡単なんですけど、常に実行しています。
問題点はキチンと見直し、改善すべき点は改善し、
良いところは先代から受け継ぎ・・・・・残していく。
僕たちでいう「リノベーション」的な発想。
僕たちの・・・・・建築家が行う住まいのリノベーション・リフォームは、
住まいの良いところを残しつつ、改善の必要な部分と全体を広い視野で考えて、
実行していきます。
もちろん、良いところも伸ばせるように・・・・・。
問題がどこにあるのかを・・・誰に原因があるのかを言ったり言いっぱなしで、
何もしないという事ではなくて、但し気合だけでもなくて、
考え行動する人。
もてなしにも品がありますし、心遣いも・・・・・。
魅力的な人間ですね。
チョットした「配慮」が相手を気持ちよくさせるんですよね。
正直「店員さんが一生懸命になっている理由」はよくわかります・・・・。
今回は仕事抜きで、
久しぶりの話しもあり、テナント等の話しなどもしながら・・・・・。
本当は「共存共栄」でありたいところだが、
昨今のテナント業界の状況は、共存共栄から飽和状態へ、さらに淘汰の時代に・・・らしいです。
テナントの相談を受けていると「なんとなく」はそう思うときもありますが・・・・・。
都心部、地方都市と地域によっては多少の相違は有りますが、
数年前まではマーケットリサーチによって
隙間を狙っての開業も可能でしたが、また現在はその隙間も狭くなり、
つまりは・・・・・・・テナントのマーケットがより狭くなっているという事らしいです。
このような状況の中ですので、少しでも有利な要素があれば、
それを生かして開業に結びつくように計画をしなければなりませんよね。
利用・訪問・使用者の視点で
対費用効果
競合相手、将来の進出を予測して
などなど・・・・・。
各キーワードをもとに、考えられる事を共に分析していくことも必要ですし、
その結果、どのようになるかも・・・・・・。
先にも書きましたが、「考えるだけ」ではなくて「実行」することも必要ですし。
「戦略的な店舗」の重要性の話・・・・・。
だれに「好まれる店舗」が必要か・・・ということですね。
商業建築の場合は、どう動くか・・・・ということも「考えて」計画の中に
図面を反映するのも大切な仕事の一部です。
売れたり、好かれたりするのには「理由」がありますからね。
そこには当然のように「もてなし」の心も・・・・。
場所だけではなくて人間も、
つまりは「ハード」と「ソフト」の両方でお店・テナントは変わるという事ですね。
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その家に暮らす家族、建物を使う人たちのライフスタイルや、
想いをカタチにすることが建築家に与えられた役割だと考えています。
住まいをつくるということは、そこでの暮らしをつくるということにつながります。
和モダン シンプルモダンの暮らしと作法 和風モダン ナチュラルモダン 片流れ
「住まいを設計するという事は暮らし方を設計するという事」 適正価格
建築設計事務所 やまぐち建築設計室 の仕事
URL http://www.y-kenchiku.jp/
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