奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいづくりの打ち合わせ、暮らしの情景を紐解き敷地の特性を活かす住まい手さんの夢を息づかせる住まいのプランニングと間取、外観は瓦屋根の和風住宅、内観は和モダンと北欧モダンが融合するジャパンディな空間。

2025年03月26日 | 素材・建材・打ち合わせ・検討

住まい手と紡ぐ間取りの物語。

※住まい手さんご夫婦との家造りプランと間取りの打ち合わせ

家造りの際に大切にしている

暮らしの価値観を紐解きながら、

「プランニング」や「間取りづくり」について。

住まい手さんご夫婦との打ち合わせをアトリエにて。

 

住まい手さんの夢が息づく

打ち合わせの大切さ。

これからの住まいへの思い入れを

真摯に話し合う時間。

長い時間をともにする「家」の

空間づくりに対しては、

素材の心地よさや

家の内部を考えた風通しの良さ、

窓を通じての景観の取り込み方など、

幅広い情報の精度と奥深さを大切に。

 

打合せの際にいつも大切にしているのは

「暮らしの情景」をじっくりと

話し合いながら想像することです。

住まい手さんが

朝起きた瞬間から

就寝までの一連の流れ、

一日の中で何を大切にし、

どのようなアクティビティを望まれるのか。

 

その具体的なイメージを

共有し合うことで、

家造りのプランニングに関する

大きな方向性が定まっていきます。

例えば朝は東の窓から射し込む

やわらかな光を感じながら

ダイニングで朝食を取りたい。

 

休日にはウッドデッキで

ブランチがしたい。

家事動線を出来るだけ

コンパクトにまとめたいなど、

家の在り方を

イメージする上でのキーワードが次々と。

 

それらを一点ずつ

ヒアリングでまとめながら、

プランに当てはめていく作業は、

ひとつの人生観を

物語として紡ぐような過程です。

 

今回の打ち合わせでも、

前回での打ち合わせで調整した

初期プランの図面を広げ、

間取り図やイメージ図を眺めながら、

ご自身の暮らしを

情報整理しながら

重ね合わせては

あ、この位置にキッチンがあると便利ですね、

リビングの掃き出し窓は

やっぱりもう少し

広く取れると良いですね、

パントリーがこんな風になると

キッチンがこんな感じで・・・etc。

 

状態が視覚的にも「見える」ことで、

具体的なリクエストを

伝えやすくなります。

 

プランは共通認識の「ツール」です。

情報量を最初から多く伝えるのではなくて

認識可能な範囲で伝達するということを

大切にしています。

溢れる情報は「最初」を忘れて

「最後だけ」になりますから。

 

皆さんも「普段の生活や仕事」を

思い起こすとそうではありませんか?。

そういう意味で

普段の認知となるまではその繰り返しです。

 

僕はそれらを丁寧に拾い上げながら、

プランの情報を

少しずつ増やしながら

可能性を少しずつ広げていきます。

 

このような打ち合わせ風景は、

一見すると「座って図面を見ているだけ」にも

映りますが、

実際には住まい手さんの

想いと建築家の経験値が交差し、

化学反応を起こす貴重な時間です。

 

図面はあくまで

情報の一端でしかありません。

 

そこにどう暮らすのか、

どのような時間を過ごすのかという、

目には見えない要素を

重ね合わせることで、

ようやく「家」という

暮らしの為の器が

生き生きとした存在へと

近づいていきます。

 

敷地の特性と周辺環境を読む

いかなる建築物もそうであるように、

住宅も敷地条件や

周辺環境を踏まえずして

最適な間取りは成り立ちません。

 

今回の計画敷地は、

比較的ゆったりとした

奈良県中南和の郊外に位置し、

隣地の畑や緑地が広がるという

ロケーション。

 

奈良県特有の広い空があり

四季折々の変化を

楽しむことができる一方、

夏の強い日差しや

冬の冷たい風といった

自然条件にも

配慮する必要があります。

 

現地を丁寧に下見し、

日当たりの時間帯や

風の通り道、

遠景の見晴らし具合などを確認し

近隣にはどのような

建物が並んでいるのか、

周囲との調和を図るために

高さ関係や屋根形状に

気を配る必要はどれくらい必要なのか、

といった点もリサーチ。

そのうえで

南側だけにこだわるのではなく

適切な窓からは

できるだけ視界を開放し、

風景の恩恵を取り入れたい。

 

隣家との距離や

プライバシーを考慮して

窓の大きさや配置を検討したい

といった要素を整理していきます。

 

こうした外部環境の読み取りは、

間取りと関連する

プランニングの礎となる

重要な工程です。

単純に日当たりが良いから

南向きリビングにする

というだけではなく、

南面の窓を

どの程度の大きさにするか、

庇(ひさし)や軒を

どのように設けるか、

自然換気や風の通りを促す

窓の配置、

近隣からの視線が

気にならないようにするための

壁や障壁、庭の取り方など、

建築的な工夫が多岐にわたるからです。

 

これらの要素を一つひとつ吟味しながら

組み合わせることで、

住まい手さんの望む

快適性とプライバシー、

意匠性を高い次元で満たす

プランが最適解に近づきます。

 

ご夫婦のライフスタイルに

寄り添う間取りづくり。

生活動線がなるべく

スムーズであることが大切。

家事動線については、

キッチン・ダイニング

洗濯スペースなどを

どのように配置するかが

ポイントとなります。

 

特に今回はキッチンから

洗面室や浴室へ行く動線と、

玄関からリビングに至る

動線が交錯しないように考慮し、

家族が同時に

異なる行動をとっても

ストレスになりにくい

レイアウトを検討中。

 

アイランドキッチンの

開放的な配置も

視野に入れつつ、

収納スペースとのバランスや

換気計画を慎重に。

 

アイランドキッチンは

ダイニングやリビングとの一体感が

生まれる反面、

換気や料理のにおいが

部屋に広がりやすいという

難点があります。

 

目に見えない要素も含めて

考える事は大切。

そして今回の空間インテリアの拠り所は

ジャパンディの魅力。

 

機能的で洗練された

北欧デザインの良さを取り入れながら、

日本の伝統的な素材や

細やかな技を活かして、

静謐で上質な空気感を

生み出すところ。

異なる文化のエッセンスを

バランス良く融合させていくイメージ。

 

この辺りは今後の内観イメージ図

パースでも「方向性」の検討を。

こうした素材や仕上げの

選定プロセスは、

住まいづくりの楽しさが

ぎゅっと詰まった部分でもあり

色味や質感、香りや肌触りといった

五感に訴えかける要素を、

イメージしながら形にしていく

その過程は今後の暮らしの空間に

意味を持たせるものです。

 

要素を紐解きながら行う

打ち合わせは、プランを成熟させるための

不可欠な時間です。

 

住宅設計は

複雑な要素の集合体です。

 

家族構成やライフスタイル、

敷地条件、法規制、

コストバランスなど、

あらゆる観点を統合しつつ、

住まい手が本当に

心地よいと思える「最適解」を

見つけ出す時間です。

 

住まい手の暮らしと価値観×建築家の経験値の融合

住まい手さんの個性や

要望を汲み取りつつ

柔軟にアレンジしていく力が

試される時間。

 

同じ条件や同じ家族構成であっても、

人によって大切にしたい

暮らしのシーンは異なるもの。

そこに寄り添いながら

新しい価値に気付きを与えながら

設計ができるかどうかが大事だなと

毎回そう思います。

 

吹き抜けを用いたり、スキップフロアで

縦方向の広がりを演出したり、

あるいは階段室を

ギャラリーのように仕立てて

アートや写真を楽しむような

空間に変えたり。

さまざまな設計手法を用いることで、

その家ならではの魅力を

引き出すことができます。

それは、設計者独りのアイデアだけでなく、

ご家族の「こんな暮らしがしたい」

「こんな空間があれば嬉しい」という

思いから導き出される賜物です。

長々とプランづくりの

プロセスについてお話いたしましたが、

住まいは単なる「器」ではなく、

その中で紡がれる

人生を包み込む舞台です。

 

どのような動線にするか、

どんな素材を選ぶか、

どこに窓を設けるか

それら一つひとつの要素が、

家族の笑顔や

喜怒哀楽に寄り添う

豊かな時間を育むものです。

 

続きはまた次の打ち合わせ後に。

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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暮らしをよりよくするために検討するマンションリノベという選択肢から、間取りや暮らしの希望を考えながら中古マンション購入前に知っておきたい住戸リノベーションのためのポイントをいろいろと。

2025年03月26日 | リフォーム・リノベーション

中古住宅を購入して

リノベーションというケースは

数多くありますが、

中古マンションの住戸を手に入れて、

※マンション新築当時の資料を参考にリノベーションの為の現場視察準備・視察物件は「RC造・ラーメン構造」

 

自分らしく洗練された空間へと

望まれる方も

多くいらっしゃいます。

 

とはいえ、

リノベーションの可能性や、

どの程度思い通りに

間取りを変えられるのかなど、

物件選びの段階で

迷われることも

あるのではないでしょうか。

 

マンションや戸建ての引っ越しなどで

インテリアコーディネートや

家具購入同行のご相談も

多いですが、

同様に

マンションの購入前から

お声がけいただければ、

リノベーションに適しているか、

現地にてご

一緒に検証することも可能です。

 

まずはご自身で

「どこを見れば良いのか」の

目安をつかんでいただければ、

物件探しの不安も

いくらか解消されるかと思います。

 

そういったご相談も多い事から

中古マンションを購入する際に

注意しておきたいポイントを、

少しまとめてみました。

 

リノベーションを視野に入れて

マンション(共同住宅)の

中古物件を探される方へ、

参考になれば幸いです。

 

〇壁が取り払えるかどうかの確認

まず大切なのは、

希望する間取りが

再現できるかどうかの

見極めです。

 

マンションでは、「壁式構造」と

呼ばれる方式の場合、

構造上取り除くことのできない壁が

住戸となる「室内」の「個室間仕切壁」

住戸内の間取り壁に

存在する可能性があります。

 

団地のような比較的古い

集合住宅に多く見られますが、

近年のマンションでも

室内の一部が

構造壁になっているケースは

珍しくありません。

※住戸と住戸間の壁は当然のことながら必ず構造用の壁です。

 

 

たとえば、

リビングと隣室を

ひと続きの

広々とした空間にしたいと

考えていらっしゃる場合、

その間の壁が

撤去可能かどうかを

チェックすることは

最優先事項です。

 

もし取り払えない壁が

残るとしても、

あえてその壁を

見せるデザインとして

逆手に取る方法も考えられます。

 

構造上仕方ない制限を、

インテリアの特徴として

生かすのも、

魅力的なアイデアにもなり得ます。

 

〇浴室・トイレの位置は大きく変えづらい

一方で、

水回りのレイアウト変更には、

相応の制約があります。

 

とりわけ浴室は

排水勾配を

確保しなければならないため、

大幅な位置変更を行うと、

段差が多くなったり、

構造上の荷重が増えたり

コストが上昇したりする

全体を巻き込むような

リスクがあります。

 

基本的には、

現在の浴室位置を

活かしたプランを想定しながら、

リノベーションの可否を

検討するのがおすすめです。

 

トイレも同様です。

排水ルートに無理が生じると、

最近の「エコ仕様」も重なり

排水管が詰まりやすくなる

原因になり得ます。

 

少しのずれなら

移動できるケースもありますが、

やはり構造や配管の

条件次第です。

 

理想を追い求めるあまり、

過度に配管の

移動距離をとろうとすると、

思わぬコスト増と

使い始めてからの不具合を

招くこともあります。

 

水回りの位置は、

慎重に検討することが重要です。

 

〇床の構造を確認する

フワフワする

フローリングには要注意。

 

もう一つ見落としがちなのは、

床の構造です。

マンション(共同住宅)では、

下階への騒音を軽減するために

「置床・二重床構造」を

採用している場合もあれば、

構造体としての

コンクリートスラブの上に

直接クッション材付の

フローリングを貼る

「直床構造」を

採用している場合もあります。

 

後者の「直床構造」では、

クッション性のある

フワフワしたフローリングを

使用しなければならない

というケースが多いのですが、

この踏み心地が

好みに合うかどうかは

人それぞれです。

 

また、

床の遮音性能の関係で

リノベーション時に

施工上の制限がかかり、

水回りの移動が

難しくなる場合もあります。

 

こうした点を知っておくだけで、

暮らしやすい空間づくりの

可能性が広がるはずです。

 

今回のblogでは、

特に重要と考える3つの視点から

ポイントを

説明いたしました。

 

実際のところ、

建物の構造や築年数、

管理組合の規約などによって

制約は多種多様です。

 

ですから、

ここでご紹介したポイントは

あくまでも

最初のセルフチェックとして

お役立ていただければと思います。

 

どのマンションでも

同じように

改装(リノベーション)が

できるわけではなく、

物件ごとに異なる制約が

存在します。

 

とはいえ、

そうした制約をうまく生かし、

建築家のアイデアを

加えることで、

唯一無二の住まいへ

昇華できるのも

中古マンションリノベーションの

大きな魅力です。

 

やまぐち建築設計室では、

・中古マンション購入前の物件同行

・展現地診断・構造確認

・ライフスタイルに合わせたデザイン提案

を通じて、

心地よい暮らしをご提案しています。

 

長く暮らしても

飽きのこないデザインが欲しい。

 

家族構成の変化にも

対応できる間取りにしたい。

 

防音や安全面も含めて

ストレスフリーな住まいを

考えたいなど、

ご要望がございましたら、

ぜひおご相談ください。

 

培ってきた経験値と

建築家&生活者の視点で、

おしゃれさと実用性を兼ね備えた

上質な中古マンションリノベーションを

叶えるお手伝いをいたします。

 

中古マンションの

物件探し段階から

お手伝いが可能ですので、

どうぞ気軽にご相談ください。

 

皆さまの理想を形にする、

お手伝いをさせていただければ

幸いです。

 

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引き戸のある暮らし空間を美しくつなぐ現代住宅における建築美と機能性のベストバランス、過ごし方と空間をデザインする扉と間取りの関係性を丁寧に設計する意識的な空間提案。

2025年03月24日 | 設計の事デザインの事

住まいの計画の際に

間取りと共に考える

出入口の扉についていろいろと。

※障子をモチーフにした格子の引き戸でナチュラル和モダンな空間を提案

 

大きく分類して

開き戸と引き戸がありますが

出入りの事を考えて

引き戸のご提案を

させていただく事も多くあります。

※和を意識しつつ障子をモダンにアレンジした引き戸で空間を仕切る提案事例

 

住まいの扉は、

空間の印象を大きく左右する

要素の一つ。

※和をモチーフにしつつアーバンスタイルを取り入れて提案した空間を仕切る構成デザイン

 

なかでも引き戸は、

日本家屋の歴史のなかで

培われた伝統と機能性を兼ね備え、

大きな利点は、

開閉時にデッドスペースが

ほとんど生じない点。

※襖のイメージをモダンにアーバンスタイルのホテルライクをモチーフに提案

 

開き戸の場合、

扉を手前や奥へ動かすための

空きが必要となり、

その部分に

家具や小物を置くと

通行の妨げになります。

 

弊方のアトリエに

お越しいただいた際には

そういう部分も「体験」を

していただく事で

状況をご提案するケースもあります。

 

車いすを利用する際にも、

開き戸は

動線が狭まりがちです。

 

その点、

引き戸なら

扉が横に滑るような

可動域となりますから、

開閉に要するスペースを

意識せずに済み、

部屋移動の動線も動作も

全体をより広く使えます。

 

さらに引き戸は、

換気や通風、

荷物の搬入など

用途に応じて少しだけ開けたり、

全開にしたりと

柔軟に調整できるのも特長です。

 

夏場は風を上手に通し、

大型の家具を運ぶ場合には

引き戸をめいっぱい

開放すれば、

室内外をスムーズにつなげます。

 

ただし床にレールを

設けるタイプの引き戸は、

戸を引く際の音が

就寝時に気になることや、

レールにほこりが

溜まりやすいといった

注意点があります。

 

天井にレールを埋め込む

「吊り戸」にすれば

床がフラットとなり、

掃除が容易なうえ

開閉音も軽減可能です。

 

ただし気密性はやや低下し、

防音や断熱を

重視したい場所では

注意を要します。

 

建具(扉)の選定では、

デザインや

素材の検討も大切・・・・・。

 

和の趣を深めるなら、

木の温かみだったり

格子、障子を活かしたような

引き戸が似合います。

 

モダンな住まいには、

ガラスやアルミのフレームを

採用すれば、

空間を洗練された印象に

仕立てることで

全体のバランスもよくなります。

 

仕上げ材の種類や

色柄は豊富ですので、

周囲のインテリアと

調和させながら

個性を表現することも可能です。

 

一方、

引き戸は開き戸よりも

密閉性が劣る場合があります。

 

冬場の隙間風や

音漏れが気になるなら、

戸先にパッキンを入れる、

二重引き戸を用いるなどの

対策を講じることが

有効です・・・・・・。

 

断熱や防音の

性能を高めたいときには、

金物や工法を

検討するように。

 

さらに、

バリアフリーや

動線計画との連動も。

 

家庭用の車いすを

スムーズに通したいなら、

レールをなくしたり

広めの有効開口を

確保したりといった

配慮が必要です。

 

総じて引き戸には、

空間を有効活用できる一方で、

気密性や防音性が

課題となり得る

要素があるといえます。

 

だからこそ、

住まいの断熱性能、

掃除の手間、

ご家族の暮らし方、

そしてインテリアの方向性などを

総合的に判断して、

間取りと暮らしに最適な

扉の開閉方法とデザインを

選択する事が重要となります。

 

吊り戸、床レール式、

パッキン付きなど、

組み合わせは

多岐にわたりますので、

状況を判断して

それぞれの暮らしに応じた

最適解を見つけることが出来るように。

 

引き戸がもたらす

開放感や穏やかな情緒は、

日本の住まいに深く根づいた

魅力でありながら、

現代の住宅でも

多彩な表情を生み出せます。

 

広々とした

一体感を楽しみたいときには

引き戸や引き違い戸、

引き込み戸を開放し、

落ち着きが欲しいときには

戸を閉めてしっかり仕切る。

和室の障子や襖のある暮らし。

 

この柔軟性こそが、

引き戸で生み出すことが出来る

大きな魅力といえます。

 

ただし、

どのような扉であれ、

住まい全体のコンセプトや

ライフスタイルに合わなければ

本来の価値を発揮しません。

 

それぞれのご家庭での

環境の違いで、

安全性や掃除のしやすさを

重視する必要がありますし、

楽器を演奏したり

映画や音楽を

存分に楽しみたい部屋などでは

換気扇や窓、壁、天井から床も含めた

防音性能が不可欠です。

 

素材や仕様をひとつ変えるだけでも、

快適性や意匠性は

大きく変化します。

 

引き戸の魅力を

最大限に引き出すには、

こうした細部への配慮が

鍵となります。

 

最終的には、

扉が担う役割を

丁寧に見極めることが大切です。

 

部屋同士を柔らかくつなぎ、

日常の動線をストレスなく

導く引き戸は、

暮らしの質を大きく向上させます。

 

とはいえ、

気密性や断熱性を

重要視する空間や、

音漏れを避けたい場面では、

開き戸との使い分けも

必要となります。

 

こうした判断を経てこそ、

住まいの個性や居心地が高められ、

長く愛される住空間へと

昇華されていきます。

 

建築家としては、

これらの要素を総合的に検討しながら、

皆様の理想を形にする

お手伝いをいたしたく思います。

 

引き戸の奥深さを

味わいながら、

より豊かな暮らしを

考えてみませんか。

 

こうした検討を重ねてこそ、

住まいの隅々にまで

意匠と機能を使い勝手を

行き届かせることができます。

 

戸のレールひとつ、

素材の選択ひとつで、

日常の快適性や掃除の手間、

さらには室内環境までが

大きく変わるものです。

 

ライフスタイルの

移り変わりを踏まえ、

将来的なリフォームや

増改築にも

柔軟に対応できる選択も、

長い目で見たときの

真の豊かさを育むのではないでしょうか。

 

建築家として申し上げるならば、

扉とは単なる

開閉の手段ではなく、

空間を演出し、

暮らしを導く大切な要素です。

 

引き戸の特長を

十分に活かすには、

素材や金物の選択はもちろん、

家族構成や

日々の習慣といった

細やかな点まで

見つめることが肝要です。

 

そういう視点で

住まいも暮らしも

より一層豊かに・・・・・。

 

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建築家とつくる家、家事を踏まえた動線計画と共に暮らしに寄り添う収納計画、快適で美しい住まいの工夫を間取り計画と生活習慣から紐解き暮らしを整える収納計画で美しさと快適さを両立するように。

2025年03月21日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

家造りの際に間取りの中で

家事や暮らしの動線と同様に。

 

※リビングと繋がる多目的収納ホールのある家・提案設計事例

 

住まいの快適性を

左右する要素の一つとして、

収納の計画は

欠かせません・・・・・。

 

家具を極力減らし、

暮らしをシンプルに

保ちたいと望む方も多いですが、

その理想を実現するには、

住まいに十分かつ

適切に設えられた

収納が欠かせません。

 

住宅雑誌などの

統計調査などにも

よく書かれていますが

「収納の少なさ」に

不満を抱える方が

約4割と最多で、

「幅や奥行の不足」

「風通しの悪さ」

「湿気」なども頻出する課題。

 

一方、

より充実させたい

収納場所として

「ウオークインクローゼットや納戸」

「クローゼット」

「風呂場・脱衣所収納」

「玄関収納」などが挙げられます。

 

収納が十分なら、

必要以上の家具を置かずに済み、

軽快かつ洗練された

空間を創出できることもあります。

 

ですがその「十分」が逆に

物を溢れさせる状態を

つくりだす事にもつながります。

 

暮しにとって「最適解」となる

状態を考える事も大切に

収納計画を

整理整頓するように。

 

自分たちの暮らしを

改めて「見直す事」で

見えてくる事も

沢山あると思いますよ。

 

収納方法も調理と同じで

レシピだけではうまくいかず

独自性をキチンと見る事重要です。

 

そういう意味で

収納計画の工夫をいろいろと・・・・・。

 

キッチン近くにパントリーや

玄関脇に土間収納を設けると、

動線に沿った

効率的な片付けや

収納物の出し入れが可能となり、

暮らしの質は

格段に向上します。

 

食料品や日用品を

一か所に集約すれば

作業動線がスムーズになり、

玄関に土間収納があれば

アウトドア用品や

靴類をまとめやすくなります。

 

これらの収納には

換気や衛生面への

配慮も欠かせません。

 

切な素材と

レイアウトを施すことで、

快適さと清潔感を

長く保つことが

できるようになります。

 

ですがそれらが

正解という訳では無くて

生活スタイルに沿うのかどうかが

重要なんです。

 

収納スペースを

むやみに増やすと、

居住空間が圧迫されかねません。

 

大切なのは、

何をどこに収納し、

どのように活用するかを

明確にすること。

 

たとえば、

寝室や子供部屋には

衣類や学用品をまとめる

クローゼットを設け、

リビング周辺には

普段使いではない

来客用のスリッパや

日ごろ使う物を収める為の

収納を配置するなど、

用途や使用頻度に合わせた

計画が求められます。

 

そうすることで、

住まい全体の

統一感が保たれ、

暮らしやすく美しい

空間を形成することに

近づくかと思います。

 

加えて、

収納の位置や寸法は、

将来的な

ライフスタイルの変化に

対応できる

柔軟性も意識したいものです。

 

子供の成長に伴い、

必要となる物品や

量が変わることは

珍しくありませんし、

在宅ワークの普及など

住環境を取り巻く

トレンドも日々変化しています。

 

あらかじめ可動棚を設けたり、

空間に余白を

残しておくなど

工夫を凝らせば、

新たなニーズにも

適切に対応できやすくなります。

 

さらに、

将来リフォームや

増改築を検討する際にも、

収納をベースにした

柔軟なレイアウト変更が

容易になり、

結果として

住まいの長期的価値を

高めることにもつながります。

 

収納計画と連動した

照明や素材選びとの

バランスも重要です。

 

暗く窮屈に

感じやすい収納空間に

適度な採光や照明を

取り入れることで、

使い勝手がぐっと向上します。

 

たとえばですが、

扉に関してもそうですが、

引き戸や折れ戸の

開閉方向を工夫すれば、

狭い場所でも

スムーズに出し入れが行え、

室内の動線を損なわずに

収納を活用できる

という事もあります。

 

また、

湿度の高い日本では、

収納内部の通気性や

調湿性能への配慮が

不可欠です。

 

押入れやクローゼットの

内部を通気しやすくしたり、

調湿効果のある素材を

採用することで、

カビや嫌な臭いを

防ぐことができます。

 

さらに、

家の構造や断熱性能と

連動させることで、

収納に対する

温度や湿度の影響を

最小限に抑えることが

可能になります。

 

これにより、

保管品を長期的に

良好な状態で維持できるだけでなく、

住まい全体の

快適性も高められます。

 

収納は「ただ物をしまう」だけでなく、

住まいに余白をもたらし、

生活動線を整える

重要な役割を担います。

 

家造りを

検討中の皆さんも

日常生活で

思う節はあるかと思います。

 

ビルトイン収納を導入すれば、

扉を閉めた際に

壁と一体化し、

統一感あるインテリアを演出できますし

オープンシェルフや

見せる収納を

部分的に採用すれば、

お気に入りの小物

アートを飾り、

住まいに個性や

潤いを与えることも可能です。

 

ゆえに家づくりでは、

家族構成や趣味、

生活スタイルなどを

総合的に考慮し、

適切な収納量と

機能を見極めることが肝要です。

 

設計段階で

何を、どこに、

どのように収納するのか?

ということをイメージし、

各部屋の広さや動線、

採光や換気などの

条件と照らし合わせながら

最適解を探ります。

 

こうした手間を

惜しまない計画が、

完成後の暮らしを

より豊かにしてくれます。

 

収納は決して脇役ではなく、

間取り計画上も

住まい全体を

機能的かつ美しく

まとめ上げる「要」となります。

 

上質で心地よい空間を

実現するうえで、

収納計画は

不可欠な要素です。

 

限られたスペースでも

創意工夫を凝らせば、

暮らしの利便性と

ゆとりを

大きく向上させることが

できます。

 

建築家としては、

収納設計を空間デザインの

一部として捉え、

ご家族の暮らしやすい

環境づくりに

寄り添う提案をすることも

大切にと考えています。

 

家造りの際には、

ご自身のライフスタイルを

見つめ直し、

長く愛せる住まいを

築き上げるためにも

暮らしのポイントを考えて

収納計画を

住まいづくりの根幹と

連動させて捉えることで、

暮らしやすさと

美しさの両立を

図ることが可能となります。

 

一つひとつの工夫が

積み重なることで、

住まいがもたらす豊かさは

より深まり、

日々の暮らしそのものが

大きく変わっていくと

考えています。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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土間のある家で叶える上質な暮らし、間取りの工夫と存在感の意味を暮らしから紐解くようにデザインする伝統とモダンが調和する美しい空間設計と快適な住まいの魅力と旅館で暮らすような味わい。

2025年03月20日 | 中庭 ライトコート デザイン 設計建築家

暮らしの中に情緒ある空間と

多機能性を持つ空間。

※和を意識したリビング空間からも繋がる庭を囲む通り土間の提案設計

 

土間のある家・・・・・。

現代の暮らしに息づく

伝統空間の魅力提案。

※和モダンを意識したセカンドリビングとなる庭と繋がるオープンテラスのような土間空間の設計提案

 

住宅雑誌やWEB上(SNS)

ピンタレストやInstagram、

ポータルサイトでも

ご覧になられて

「土間のある家」について

ご質問やご相談を

いただく事があります。

 

土間とは、

かつての日本家屋で広く見られた、

屋内にありながら

土足で利用できる

半屋外的な

スペースのことです。

 

かまどがあった

昔の住まいでは、

煮炊きや作業をする場として

欠かせない存在でしたし

家の中を通り土間として

活用する事で

外と中の行き来などにも

活用されていました。

 

しかし現代では、

キッチンやリビングを中心にした

間取りプランが一般的になり、

伝統的な土間は

姿を消しつつありました。

 

ところが最近、

外と中を緩やかにつなげる空間として

その機能性や多機能な空間に

憧れの生活を

重ねる住まい手さんも増えて

ふたたび設計提案に

取り入れる事例も・・・・・。

 

土間の存在が注目される背景には、

ライフスタイルの

多様化があります。

 

たとえば

自宅で趣味を楽しみたい、

あるいはペットや

子供が伸び伸びと遊べる場所が

室内にほしい、

アウトドアグッズを

手入れする作業スペースが必要など、

さまざまなニーズが

出てきたからです。

 

そういうライフスタイルの

変化やもともと

そこにある魅力に気づき、

土間のある家を・・・・・

 

多目的に使える

フレキシブルな空間。

土間の最大の

メリットは

「多目的に使える」という

フレキシビリティです。

 

屋内に設けられた

空間でありながら

土足で過ごすことができるため、

趣味の道具を広げるような

作業場としても、

子供やペットが

多少汚れても

気にせず遊べる場所としても

活躍します。

 

自転車やバイクを

そのまま持ち込めるのも

大きな特徴で、

雨天時のメンテナンスや

盗難防止にも役立ちます。

 

さらにキャンプ用品など

アウトドアグッズの収納や、

ガーデニングで使う

道具の手入れの場としても

便利です。

 

また、

土間のゾーンを間取りの中で

適切に調整して

程よい空間に設計すれば、

テーブルや椅子を置いて

第二のリビングとしても

活用できます。

 

床仕上げを

モルタルやタイルにする

ケースが多いのですが、

適切な断熱や

床暖房を組み合わせることで、

真冬でも快適に

利用できるようにすることも

可能です。

 

壁面に収納を

造作しておけば、

雑多な物が散らかりにくく、

いざというときには

応接間のように

活用することもできます。

 

外と内をつなぐ

開放感とデザイン性・・・・・。

 

土間は、

玄関からリビング

至るまでの

アプローチとしてだけでなく、

外と内を緩やかにつなげる

という役割も担うことが出来ます。

 

ガラス戸や大きな窓を設けて

外部から光を取り込めば、

土間を通して

自然光や風が

室内全体に広がり、

居住空間全体が

明るく気持ちのよい

雰囲気になります。

 

これは通風や採光の面でも

大きなメリットで、

家のなかに

余裕のある「息づく空間」を

生み出してくれます。

 

さらに、

土間の素材感は

空間デザインとしても

魅力的です。

 

例えば無垢材で仕上げた

室内空間と

モルタルやタイルで仕上げた

土間が連続することで、

異素材の対比から生まれる

空間の心地良さや

奥行きを

演出することができます。

 

こうしたマテリアルの

組み合わせは、

シンプルでモダンな

住宅にも、

和の趣を活かした

住まいにもよく馴染みます。

 

「土間のある家」という

キーワードで検索される方は、

往々にして

デザイン性を重視する

傾向がありますが、

その期待に応えるだけの

表現力が土間には存在します。

 

コストとスペースの確保。

一方で、

土間にはいくつかの

デメリットも存在します。

 

まず第一にコスト面です。

土間を設ける場合、

玄関だけで

済ませられるスペースを

大きく確保し、

さらに床の仕上げや

断熱処理など

通常の居室とは異なる

工事が必要になります。

 

たとえばモルタルを

打設する場合も、

単にコンクリートを

流し込むだけではなく、

ひび割れ対策や

仕上げの加工、

スロープなどの

納まりを検討する必要があり、

費用がかさんでしまうことが

多くなります。

 

また、

スペースの確保も

問題になります。

 

土地の広さや

間取りに余裕があるならまだしも、

駅前など敷地の広さが

極端に限られている場合は、

土間に割く面積を

どのように捻出するかが

大きな課題です。

 

せっかく土間をつくっても、

狭すぎて

自転車やベビーカーを

置くとすぐに窮屈になってしまう、

というケースもあります。

 

土間は存在するだけではんなくて

暮しにとって

自由な空間であることが

重要ですから、

必要な目的を確保するために

間取りの意味を

慎重に検討する必要があります。

 

寒さ・汚れ・メンテナンス。

土間が敬遠される理由のひとつに、

「寒さ」があります。

 

古い日本家屋の土間は

断熱性能が低かったため、

冬になると冷気が流れ込み、

部屋全体が

底冷えすることもありました。

 

現代の家づくりでは、

基礎断熱や床暖房の技術を

活用することで、

土間の冷たさを

ある程度抑えることができますが、

それでも室内と比べると

温度差は残る場合が多いです。

 

住宅全体の断熱計画を

適切に行い、

換気や空調のシステムを

機械的にも

パッシブ的にも

しっかり組み込むことが

大切です。

 

もうひとつの注意点は

「汚れ」と「メンテナンス」です。

 

土間はその名のとおり

土足で利用する

空間ですから、

外からの泥やホコリなどが

入りやすくなります。

 

犬や猫など

ペットを飼っている場合は、

さらに毛や足跡で

汚れることも

考慮しておく必要があります。

 

頻繁に水拭きや

掃き掃除をする手間は

どうしても増えます。

 

モルタルや

タイル仕上げであれば

比較的掃除は簡単ですが、

水はけや排水が

不十分だとカビやコケが

発生しやすくなることもある為、

設計段階で

床の勾配や排水計画を

きちんと整えておくことが

重要です。

 

建築家が考える

土間計画・・・・・。

土間のある家を計画する際、

どのような点に

配慮すべきでしょうか。

 

まずは「動線計画」です。

土間を活かすためには、

玄関から土間、

そして居室へと至る

つながりに無理がないように

することが肝要です。

 

たとえば玄関を入って

すぐに広めの土間があり、

その先にリビングが

見えるように配置すれば、

土間を通り抜けて

家の中心へ入っていく動線が

シンプル化します。

 

家族の日常動線を

想定してみると、

ちょっとした買い物後に

土間に荷物を一時置きしたり、

雨の日でも傘をさして

土間を行き来できたりと、

多彩な活用シーンが

思い浮かぶはずです。

 

次に「素材選び」と

「意匠設計」です。

 

土間部分と

居室部分の素材を

対比させたり、

逆に床のレベルを揃えて

緩やかに境界を

つくったりするなど、

計画次第で空間は

大きく変化します。

 

木材・タイル・モルタル・石など、

素材ごとに

メンテナンス性も

変わりますので、

ライフスタイルと好みに合った

仕上げを選定する事が重要です。

 

さらに、

照明計画や造作家具との

組み合わせによって、

土間を単なる

土足スペースから

ワンランク上の

アクティビティ空間へと

昇華させることができます。

 

土間のある家には、

他のスペースにはない

特別な魅力がある一方、

コストや寒さ、

掃除といった

デメリットもつきまといます。

 

しかし、

こうした制約を乗り越えるだけの

価値を見いだせるかどうかが、

家づくりを

成功させるうえでの

ポイントとなります。

 

意味のある

最適な土間があれば、

趣味の道具保管から

子供やペットの遊び場、

アウトドアグッズのメンテナンス、

さらにはセカンドリビングとして、

生活を彩る数多くのシーンを

生み出すことができます。

 

実際に土間を検討する際は、

初期段階で

どんな使い方をしたいか、

土間でどんな暮らしを

実現したいのかを

明確にしておくと、

必要な広さや断熱計画、

収納、動線計画などの

具体的なイメージが

固まりやすくなります。

 

そして、

完成後の住まいで

家族がどう生活を送るのかを

イメージしながら

検討を重ねることが大切です。

 

「土間のある家」は

伝統的な日本家屋の要素を

現代の暮らしに取り入れた

デザイン手法であり、

多様化した

ライフスタイルに応える

柔軟性とデザイン性を

兼ね備えた空間です。

 

とはいえ、

土間を設置するには

コストやスペース確保、

寒さや汚れへの対策など、

しっかりとした検討が

必要となります。

 

家づくりにおいては

「メリットとデメリット」を

正しく理解し、

求める暮らしに合った

最適解を見つけることが

成功の鍵となります・・・・・。

 

もし「土間のある家」を

検討しているなら、

まずは自分たちの

優先順位を

整理してみてください。

 

自転車や

バイクのメンテナンスを

快適に行いたいのか、

ペットと自由に過ごせる

場所が欲しいのか、

あるいは趣味や

仕事の作業場として

使いたいのか。

 

家族の要望を洗い出す時間は

その後の家造りのプロセスに

大きく影響します。

 

建築家の視点から言えば、

土間とは単に

レトロな要素を

取り入れるだけではなく、

新しい暮らし方を提案する

ポテンシャルを秘めた

空間です。

 

外と内をつなぐ

柔軟なスペースを

手に入れることで、

家の価値は大きく高まります。

 

長期的に見ても、

家族構成の変化や

趣味の移り変わりにも

対応できる柔軟性こそが、

土間の真髄といえます。

 

だからこそ、

費用やメンテナンスなどの

現実的な面も踏まえながら、

時間をかけて

丁寧に計画することを

おすすめします。

 

土間のある家は、

間取りの中に

ちょっとした冒険心を

盛り込むことで、

豊かな暮らしを

デザインするうえでの

重要な選択肢です。

 

家づくりを検討している方は、

土間の魅力と

可能性を再考してみては

いかがでしょうか。

 

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この度「DESIGNER’S FILE 2025」に設計作品、数寄屋をモチーフにした和モダンの平屋の家が掲載されました。3月16日から全国書店やAmazon等ネット書店で書籍が発売となってます。

2025年03月18日 | 掲載誌、雑誌、専門書籍

このたび、

DESIGNER’S FILE 2025」に、

設計作品とともに

明日のライフスタイルを創る

今頼みたいデザイナー

建築家の最新仕事BOOKに

デザイナーとして掲載されました。

 

※デザイナーズ FILE 2025 表紙

 

本誌は、

316日より

全国の書店やAmazonなどの

オンライン書店で

購入可能です。

 

DESIGNER’S FILE」は

建築やインテリア、

ライフスタイルといった

多彩なテーマを取り上げ、

質の高い情報を

発信することで知られています。

 

住まいづくりを検討中の方や

最新トレンドデザインに

興味のある方にとって、

非常に有益な

コンテンツが充実しています。

 

これからも

日本の美意識や

住まいの豊かさを

改めて感じていただく

思いを込め、

伝統と現代的な

技術・素材を融合し、

人々の暮らしに寄り添う

住空間を

創造していく所存です。

 

今回掲載された平屋の家も、

家族構成や

ライフスタイルに合わせた

プランニングを徹底し、

時を重ねるほどに

愛着が深まる住まいを

目指しました。

 

和の文化が育んできた

豊かな情緒と、

何気ない日常を彩る喜びを

感じていただければ幸いです。

 

誌面では設計案件の

写真が紹介されています。

 

各スペースのデザイン意図や

素材選定の理由、

光と風を取り込む仕掛けなど、

住宅やデザインの

さまざまなヒントを

得ることができるかと思います。

 

これから家づくりを

計画している方にも

新たなインスピレーションが

広がるはずです。

 

実際の施工例や

デザインを見ながら

アイデアを膨らませることで、

自分らしい

住まいのかたちを

より具体的に

思い描けるように

なるかと思います。

 

お近くの書店で

DESIGNER’S FILE 2025」を

見かけた際には、

ぜひ手に取って

その魅力をご覧ください。

 

和のテイストと

モダンな快適性を融合した設計や、

贅沢な余白を生かす

空間づくりの醍醐味を

誌面上で堪能していただければ

幸いです。

 

忙しい現代社会においてこそ、

心が和む居場所や

家族との絆を育む場が

求められていると感じます。

 

そんな心地よさのある暮らしを

「カタチ」にするお手伝いを

続けていきたいなと思います。

 

また、

この機会に「和モダン」と

「余白」を大切にした

住まいの魅力を、

多くの方に知っていただけることを

嬉しく思います。

 

伝統が紡いできた繊細な意匠と、

現代の快適性を

巧みに掛け合わせることで、

日々の暮らしに

安らぎや彩りをもたらす

空間が生まれます。

 

DESIGNER’S FILE 2025を通じて、

それらを感じ取り、

新しい住まいの形を

思い描くきっかけとなれば

幸いです。

 

読者の皆さまにとって、

本書がより良い暮らしを

築くための

有益な一助となりますよう、

心より願っております。

 

さらに詳細を知りたい方は、

是非、

やまぐち建築設計室の

公式ホームページも

ご覧いただければと思います。

 

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建築家が読み解く身体寸法から導く“差尺”ד前後位置”のバランスの提案、わずかな高さと配置の違いが、ダイニングチェアを驚くほど快適に変える空間設計時の家具提案、ゆとりと美しさを実現する際に考える事。

2025年03月17日 | 設計の事デザインの事

ダイニングチェアの高さと

位置関係で変化す

座り心地と居心地の差・・・・・。

※建築計画前に事前に家具レイアウを検討する為に家具ショールームにてデザインの方向性を吟味

 

建築的視点で導く、

快適性と

美しさの両立がある

日常の提案。

 

日々の生活で、

ダイニングテーブルに

向かう時間は

意外と長いものかも知れません。

 

建築設計の際に意識する

人体寸法との調和を

家具とのバランスにも

取り入れるだけで

テーブルとイス周りは

格段に快適になります。

 

「差尺」や

「前後位置」という概念を

建築的な見地から・・・・・。

 

座る人の動きと

使いやすさ

空間の美しさを兼ねるヒントを

少し書いてみたいと

思います。

 

差尺(さじゃく)とは?

空間を生かす

イスとテーブルの高さ差の事です。

 

27~30cmが理想的。

人間工学と

空間計画の交差点的な数値。

 

ダイニングチェアの

座面高と

テーブル天板高の

関係を示す寸法差が

「差尺(さじゃく)」です。

 

一般的に 27~30センチが

望ましいとされ、

これは足回りや

膝周りのゆとりを

確保するうえで

重要な値となります。

 

建築設計では、

建築を輪切りにした

断面図という図面で

家具を配置しながら

この寸法を検討し、

快適性を

最適化することが多いです。

 

勿論人それぞれの人体寸法と

感覚という概念もありますので

椅子への座り心地と

テーブルとの寸法値を

数値だけではなくて

感覚で味わっていただくように

家の間取りとプラン提示前に

家具ショールームに

ご案内させていただいています。

 

建築的な計算式で

割り出す「差尺」・・・・・。

 

さらに厳密に

設計を行う際には、

以下の計算式を。

差尺 = ((身長 × 0.55) ÷ 3) - (2~3センチ)

・身長 × 0.55 … 建築的に想定する “座高” の近似値

・座高 ÷ 3 … 太もも回り・下肢のスペースを意識した目安

・最後の2~3センチは “空間のゆとり” を考慮した分

例えば 身長160cm の場合は、

(160 × 0.55) = 88cm(座高)

88 ÷ 3 ≒ 29.3cm

29.3 - 2~3cm ≒ 26.3~27.3cm

となり、

27センチ前後の差尺 が

数値上では最適といえます。

 

人間工学の視点を活かして、

負担の少ない座り心地を。

 

イスの最適な「前後位置」とは?

テーブルの端と

イスの先端を揃える・・・・・。

 

合わせの美学で導く

快適な居住感。

 

平面図(プラン)で見た際、

テーブルの先端と

イスの先端が

ちょうど揃う位置が

最も座りやすいとされています。

 

飲食店などの実施設計でも、

配膳の動線確保と

座り心地の両立を

図ることは

設計を行い際の

建築家の大切な役割。

 

しかし固定式のイスでは

調整ができず、

不快な間隔に

感じることもあるため、

事前の入念な

レイアウト検討が不可欠です。

 

レイアウトの落とし穴に注意

計画段階で

家具の具体的配置や

人体のサイズ感、

そして人それぞれの

可動領域を想定せずに

図面を描いてしまうと、

完成後に「イスを引きにくい」

「歩行動線が取りづらい」などの

不具合が生じやすいもの。

 

そこで、

“実際の使用シーンを想定した

断面・平面の両面検討が重要です。

 

イスを引いた状態でも、

周囲とのクリアランス(余白)が

十分確保できるか、

収納や開口部の扉と

干渉しないかなどを・・・・・。

 

使いやすい

ダイニングチェア選びと

レイアウトのコツ。

差尺(27~30cm)を基準に考える

・テーブル天板高をベースに、

差尺を考慮した座面高を選定。

・身長や利用シーンに合わせ、

計算式で割り出すと

さらに精度が上がる。

 

・平面上で“先端を合わせる”配置を意識する

・テーブルとイスの先端が

揃うように配置することで、

最適な距離感を確保。

・周囲の家具や設備、

動線との兼ね合いも

同時に検証する。

 

余白スペース(クリアランス)の確保

・イスを引いた状態での動線や、

他の家具との距離を

図面上でシミュレートする。

・ミリ単位の修正が

空間全体の印象や使い勝手を

大きく左右する。

 

現物での確認

・ショールームや家具店に出向き、

テーブルとイスをセットで試座。

・可能であれば、

自宅の平面寸法と

比較的近い条件で置いてみる。

 

 

数センチの違いが生む、

豊かな空間と満足感・・・・・。

 

建築家がプランを描く際には、

「差尺」や「前後位置」といった

微妙な寸法関係に、

人間工学も持ち込んで

設計を行います。

 

日常的に長く過ごす場所こそ、

こうした細部にこだわることで

大きな快適性と

満足感を手にすることが

できるもだと思います。

 

数センチを見直すだけで、

暮らしはもっと上質に。

家具が単に「道具」ではなくて、

空間を構成する

建築要素として捉えるならば、

必ずダイニング空間の居心地が

格段に向上します。

 

人の感度は様々な状況下で変化します。

その空間での居心地や

暮らしやすさが

日常に良い意味での結果を

生み出すように。

 

やまぐち建築設計室は
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暮らしの意識と時間を丁寧に。

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空間を彩るカーテンやブラインドは機能性は勿論、インテリアや暮らしの趣に大切な要素。床や壁のトーン、部屋の用途や素材感を見極めて美しくてストレスを解消する住環境を実現できるように。

2025年03月16日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

注文住宅で家造りを行う場合細かい部分まで相談しながらの

「オーダーメイド」が魅力だったりします。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港SRをご案内してのカーテン類のご提案

カーテンやブラインドなどの「ウインドウトリートメント」もその一つで、

空間を演出する大切なインテリアとなります。

しかし、実際のところどのようなカーテン等を

選べば失敗のない空間づくりができるのか、

迷う方も多いかと思います。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールームカーテン類展示

注文住宅での設計前には

僕はインテリアのコーディネートプランや

家具の打ち合わせと合わせて

カーテン類のご提案やご相談もお受けしています。

 

Instagram等をご覧になられて部屋の模様替え相談も

この時期は増えますので、

この機会にせっかくですので

カーテン類を選ぶときのポイント等も今回は少し書いてみたいと思います。

 

注文住宅のカーテンは

どこで買うべきなのか?。

まずは分かりやすく分類した範囲で

①ハウスメーカー

カーテンを探したり注文したりする手間を

省きたい場合は、ハウスメーカーに

家造りとあわせて依頼するのがよいかと思います。

 

家のプランや間取り、

工事と進む際にはどこまで工事に含むのかを

事前に相談しておけばカーテン選びのアドバイスから

カーテンレールの取り付けまで行ってくれるので、

スムーズに完成します。

 

その分、施工費や人件費などがかかるので、

自分でカーテンを手配するよりも費用がかかります。

 

またカーテンを取り付ける業者も

ハウスメーカーが手配するので、

オリジナル商品で検討する

というケースもあります。

 

②カーテン専門店

数多くのカーテンから

選びたい場合は、

カーテン専門店や

インテリアの専門店を

利用するのがおすすめです。

 

カーテン専門店等には、

海外製品やこだわり抜いたハイセンス・ハイブランドな

カーテンもラインナップしています。

 

オーダーメイド商品も

対応してもらえる

ケースもあるので、

既製品で好みのカーテンがない場合は

カーテン専門店等を利用してみると

よいかと思います。

 

カーテン専門店と直接やり取りすると、

様々なインテリア商品に

巡り合う事もあるので

付加価値もあるかと思います。

リーズナブルからハイセンスな

カーテン選びをしたい人に向いているかと思います。

 

③ホームセンター

カーテンにあまり予算をかけたくない場合は、

ホームセンターや家具量販店で

購入するのがよいかと思います。

 

カーテン専門店ではないため

グレードの高いカーテンは

あまりありませんが、

シンプルで使い勝手のよい商品が

ラインナップされています。

 

季節限定セールや

売れ残りセールなどが

開催されていることもあるので、

お得に購入したい場合は

セール時期を狙うのも手です。

 

ただし、ホームセンターや量販店で購入すると

カーテンレールやフックなどの部品も、

窓周辺の採寸からすべて自分で行い、

取り付けるケースも多いですので

あるいみ手間がかかる点は

デメリットとも言えます。

 

④インターネット通販

近年はお店に行かなくても購入できる

インターネット通販があります。

 

商品名や色、

予算などを検索欄に入力すれば、

候補のカーテンがラインナップされます。

 

予算に応じてイメージしているカーテンが

効率よく見つかるので、

忙しい人やお店に行くのが面倒な人は

インターネット通販を

活用するとよいかと思います。

 

一方で、実際の色味や素材感がわからないのが

インターネット通販のデメリットです。

光の入り方や透過率等部屋全体の

構成要素とのバランス等

想像できる範囲により

選択の結果が随分変わります。

 

勿論自分で採寸する必要もあるので、

念入りに下準備しないと失敗します。

 

カーテンを選ぶ際のポイント

 

注文住宅のカーテンを選ぶ際は、

最低でも以下の6つのポイントを意識すると

比較的問題なく仕上がる事が多いかと思います。

 

それぞれの内容を簡単に・・・・・。

 

ポイント①

床や壁の色と合わせる

住宅のカーテンの色は、

床や壁と合わせるのが

基本です。

 

例えば濃いめの床や壁には、

薄めの色のカーテンが

合うケースが多いです。

 

反対に薄めの床や壁には、

濃いめのカーテンを選ぶことで

バランスの取れた空間に仕上がるのでおすすめです。

 

※素材感や床フローリング

仕上げの向きにも

注意が必要です。

 

他にも床や壁と同系色を選んだり、

同じトーンの色違いを選んだりしてみても、

すっきりまとまった空間になることもあります。

 

床や壁に使われている色のカーテンを取り入れれば、

補色効果が効いてメリハリのある

印象になります。

 

ただ好きな色で選ぶのではなく、

床や壁の色に合うか周辺の要素とあわせて

どうかを考えてみると分かりやすいかと思います。

 

ポイント②

部屋のインテリアに合わせる

おしゃれでまとまりのある部屋を

コーディネートするなら、

インテリアに合わせて

色選びすると失敗しにくくなります。

 

空間のメインカラーに合わせれば、

悪目立ちすることなく馴染みやすいことが多いです。

 

空間全体が

ベージュ系やホワイト系、

ブラック系でコーディネートされている場合は、

別の色のカーテンを選んで

彩りをプラスするのもおしゃれです。

 

インテリアテイストにマッチするような

カーテンカラーを選んで、

すっきりした空間も

魅力的かも知れません。

 

ポイント③

部屋の用途を考える空間に馴染む

ーテンを選ぶためにも、

部屋の用途を確認するように。

 

リラックスすることを

目的としている空間に

派手な色の

カーテンを取り入れれば、

心から安らぐことは

できないと思います。

 

それぞれの部屋に

最適なカーテンを選ぶ際は、

その部屋で過ごす様子を

イメージしてみるのが

ポイントです。

 

どのような色なら

満足のいく

過ごし方ができるかを

考えれば、

失敗のないカーテン選びが

できるかと思います。

 

ポイント④

生地や性能にこだわる

デザイン性に

こだわるのと同じくらい、

生地や性能に

着目することも大切です。

 

立地や間取りによっては、

西日などの

日差しが強い部屋も

あるかと思ます。

 

そのような部屋には、

UVカットや断熱性の高いカーテン

選ぶことで快適な室内環境を

整えやすくなります。

 

外の人通りが多い部屋には、

視線を変え切りつつ

採光や通風を確保できる

カーテンがおすすめです。

 

カーテンには

外からの熱を遮

断するだけではなく、

プライバシーを守ったり

おしゃれな空間を

演出したりとさまざまな役割を

担っています。

 

さらには防音機能が備わっているカーテンもあり、

寝室に取り付けると快眠につながりやすくなる

ケースもるかと思います。

 

機能性にも目を向けて、

実用的なカーテンを選ぶことも大切です。

 

ポイント⑤

サンプルで色味を確認する

カーテンを選ぶ際はカタログだけで判断せず、

可能であればサンプルで色味や

肌触りを確認するように。

 

カタログに載っている

カーテンに好印象を抱いても、

実物を確認しないまま

取り入れてしまえば、

柄や色、素材感のギャップに驚くかもしれません。

 

インテリアショップやホームセンター等なら

実際のカーテンを確認できます。

 

オンラインショップで購入する場合は、

生地サンプルを取り寄せられないか

確認することもお勧めです。

 

事前に確認しておくことで

比較的後悔のないカーテン選びができるので、

しっかりサンプルをチェックしておくことが大切です。

 

ポイント⑥

優先順位を考えるカーテン選びでは、

優先順位をえることも大切です。

 

カーテンは居室と呼ばれる部屋に

取り付けるものですが、

すべてのカーテンにこだわりすぎると

費用がかかります。

 

予算オーバーにならないためにも、

どの部屋のカーテンをこだわるべきか

優先順位をつけるように。

 

家族や来客が長い時間過ごす

リビングダイニング等は、

カーテンのデザインや機能性にこだわりたいところです。

 

その他の人目につきにくい子ども部屋や寝室などは、

引越し前に使っていた

カーテンを活用したり

既製品で安く済ませたりすれば、

費用を大幅に抑えられます。

 

部屋別のおすすめのカーテン。

全部屋同じカーテンにするよりも、

用途によって使い分けることで

快適性が高まります。

 

①リビング

リビングは

家族が集まる

団らんの場所になることが

多いかと思います。

 

読書をしたりテレビを見たり

団らんしたりする場所なので、

どちらかといえば

明るくてリラックスできる空間づくりを

意識するかと思います。

 

カーテンも同様で、

奇抜な色よりもナチュラルな

アースカラーがよいかと思います。

 

ベージュ系やブラウン系、

グリーン系など自然な雰囲気を

演出してくれる落ち着いた色味を・・・・・。

 

カーテンレースも極端な白よりも

少しベージュ系が入った色を選べば、

安らぎのある空間に仕上がります。

 

②キッチン

キッチンは調理する空間なので、

清潔感あふれる雰囲気づくりが欠かせません。

LDKとして一体になっている場合も

ありますし部屋の構成により

随分考え方も提案内容も変わりますが

清潔感を表現するためにも、

キッチンには少し汚れても大丈夫な

カーテンがおすすめです。

 

キッチンの扉カラーや

家電カラーに合わせて、

同じ色のカーテンを

取り付けて統一感を出すのも一案です。

 

ただしキッチンは

火や水を扱う場所なので、

カーテン生地を選ぶ際には

防火機能や防水性の高いカーテンを

選ぶことを必要があります。

 

デザイン性を重視しつつ

安心できる機能性を持ち合わせている

カーテンを選べれば、

快適なキッチン空間も演出できるかと思います。

 

③寝室

1日の疲れを癒す寝室は、

リラックスできる環境づくりが大切です。

 

ぐっすり眠れる雰囲気にするためにも、

アイボリーやブルー系、

グリーン系でまとめるのおススメです。

 

目に優しい色合いなので、

日中でも安らぐ空間になります。

他にも、

グレーやピンクなどの

色合いも寝室におすすめです。

 

どちらもストレスが

和らぐ色なので、

カーテンに取り入れてみるのも

良いかと思います。

※壁紙等のカラーによって

考え方は変わるのでご注意を。

 

明るすぎる色や派手な色のカーテンは

睡眠の質を下げる可能性もあるので、

できるだけ避けたほうが無難です。

 

④子ども部屋

子ども部屋は成長とともに

好みが変わっていくので、

その都度変えるのが理想的です。

 

就学前の子どもなら、

明るくてフレッシュな

ビタミンカラーやポップな色のカーテンが

よいかと思います。

 

動物や星、

花柄など子どもが好きな

柄を取り入れてみるのも。

 

中学生や高校生になったら

勉強にも集中できるように、

ブラウンやブルーなどの色合いに

するとよいかと思います。

 

好きなインテリアテイストがあれば、

それに合わせてカーテンカラーを

変えるのもおすすめです。

 

⑤和室

和室にカーテンを取り付ける事は

ほぼないのですが、

※プリーツスクリーンなどは多い

 

質感や仕上げの内容によりそのあたりは要検討です。

 

畳や板張りに合わせて色を選ぶと

馴染みやすくなります。

 

自然をイメージさせる

ブラウン系やグリーン系を選べば、

風合いのある

落ち着いた和室を演出できるかと思います。

※内障子がある場合はカーテン類は設けません。

 

和モダンなテイストに

仕上げたい場合は、

ホワイトやブラックのカーテンを

合わせてみてもよいかと思います。

 

またカーテンの素材にも

こだわるのがポイントです。

 

やわらかい日差しを

取り込むために、

和紙のようなシワ加工がされた

カーテンを選べば、

より和室に馴染みます。

 

人気の高いブラインドの種類

 

カーテン以外にも、

ブラインド等のウィンドウトリートメントが

あります。

・ウッドブラインド

・ロールスクリーン

・シェード

・外付けブラインド

 

カーテン類は空間を構成する

重要な要素の一つです。

窓まわりを装飾する

カーテン類までこだわることで、

暮らしの空間は

心地よい空間に仕上がります。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
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古民家リノベーション・上質なリフォーム、古い住宅でも最新設備やモダンデザインを融合して伝統的な木組みや梁を残し耐震補強・断熱・バリアフリーを施し、住まい手さん家族にとって快適な住空間に仕上げるように

2025年03月15日 | リフォーム・リノベーション・アドバイス

日本各地に息づく古民家は、

長い時を重ねながら

独特の風格と歴史を宿してきました。

※古民家リノベーションの過去実例

 

その構造である梁や柱、

あるいは土壁には、

多くの職人の手技と

地域の風土に根ざした

生活文化が凝縮されています。

※古民家リノベーションの過去実例

 

一方、

現代の暮らしやすさや

機能性を考慮すると、

そのままの状態では

適合しない局面が少なくありません。

※古民家リノベーションの過去実例

 

※古民家リノベーションの過去実例

僕は古民家再生や

再活用も行う建築家として

表面的な綺麗さや

便利さだけではなくて

リフォーム・リノベーションで

暮らしの環境を整えて、

住まい手さんにとって

暮らしやすい住まいを実現する

という視点を軸に、

古民家をはじめとする

木造住宅の再生手法を多角的に考えています。

 

古民家特有の

良質な木材や

歴史を刻んだ細部を

最大限に尊重しつつ、

現代生活に相応しい

耐震性能や

断熱性能を確保することは、

建築家として

常に向き合うべき

大切な課題です。

 

古民家リノベーションの背景と意義

築数十年から

百年以上を数える古民家には、

地域特有の職人技や

伝統的な素材が

活かされています。

そうした建物の

解体が進む現代社会において、

それらを「再生」する行為は、

建物そのものだけでなく、

そこに息づく文化や

風景を保存・継承するという、

意義を伴います。

地域特有の技法で

組み上げられた工法や

特徴的な屋根のフォルム、

土壁の風合いは、

新築では再現しきれない

魅力を放つことも事実です。

 

しかし、

そうした味わいと同時に、

老朽化や現行基準との

乖離による性能不足が

懸念されるのも事実です。

結果として、

安易に「建て替え」を選択する前に、

古民家リノベーションによって

既存資源を有効に活用し、

地域文化の継承と

快適な暮らしを両立させるのが

再生プロセスの本質といえます。

 

リフォームとリノベーションの違い

世間一般で「リフォーム」

という言葉が使われる場合、

設備機器の更新や

床・壁の化粧替えなど、

比較的軽微な工事を

指すことが多いです。

 

一方、「リノベーション」は、

耐震性能や断熱性能の

改善を伴いながら、

建物の構造そのものや

間取りを見直して、

新たな価値を

付与する大規模な改修を指します。

 

※リノベーション着工前・最終調査中の現場の様子

床下調査と建物の現状把握 床下調査がもたらす意義

古民家や築年数の古い

木造住宅において、

最初に着手すべき工程の一つが

床下調査です。

※古民家リノベーション着工前の既存床下の様子

 

構造躯体を下支えする

土台や大引きの状態を精査し、

湿気やシロアリ被害、

腐朽の度合いなどを

正確に把握することが欠かせません。

 

シロアリ・腐朽の早期発見

床下の湿気が高い環境下では、

シロアリ被害や

木材腐朽が進みやすくなります。

特に土台や大引きといった

構造の要となる部材が

損傷している場合、

安全性を損なう恐れが

高まるため、

慎重な点検が求められます。

 

基礎の健全性チェック

布基礎や

無筋コンクリート基礎は、

経年でひび割れが進んだり、

地盤沈下の影響を

受けたりすることがあります。

耐震補強計画において、

基礎の補強は

最も優先度の高い

検討事項の一つです。

※既存建物の一部解体前・傾斜最終確認中

 

レーザー機器による傾斜測定。

古民家は新築時からの

経年変化に加え、

局所的な地盤沈下が重なった結果、

床や壁が傾いている

場合があります。

 

職人が用いるレーザー墨出し器

(レーザーレベル)は、

僅かな高さの差異を

数ミリ単位で捉え、

床の傾斜を可視化するのに

有効です。

 

床のレベリング。

大きな傾斜を矯正するか、

意匠上「風合い」として

最小限残すかは

議論の分かれるところですが、

居住性や安全性を優先するなら、

是正を施すことを

おすすめします。

 

耐震補強の基本方針。

 

リノベーション時には

建物全体の耐震診断を行い、

構造補強の範囲と

内容を決定することが重要です。

※令和7年4月より以前より詳細な事前分析が必要

構造補強手法

木造住宅の耐震性能を高めるためには、

筋交いや構造用合板の追加、

接合部への金物補強など

代表的なアプローチです。

 

地震で生じる

引き抜き力に対処するため、

筋交い(構造ブレース)が入る

柱にはホールダウン金物を施し、

柱と基礎を一体化させます。

 

無筋コンクリート基礎や

大きなひび割れが

確認された場合、

新たに鉄筋を組んだ

基礎を増打ちすることで、

下部構造の安定性を

向上させる手段があります。

 

断熱リフォームと省エネルギー対応

日本は、

夏期の高温多湿から

冬季の厳寒まで、

地域ごとに多様な気候条件を

抱えます。

 

古民家は伝統的に

「風通しの良さ」を

重視して建てられているため、

断熱性や気密性は

低いままになりがちです。

 

床下・壁・天井の断熱強化

グラスウールや

セルロースファイバー、

あるいは発泡ウレタン断熱材など、

複数の手法から適材を選び、

意匠や構造に配慮しながら

断熱工事を施します。

 

窓ガラスの複層化

単板ガラスを

複層ガラスに変更するだけでも

熱損失を抑え、

冷暖房効率を

大きく改善できる点は

見逃せません。

※省エネ基準により選択肢は異なります

省エネ設備の選択

高効率エアコン・給湯器

ヒートポンプ式給湯器

いわゆるエコキュートや

省エネ性能に優れた

エアコンを導入することで、

光熱費の削減と

室内環境の向上を図れます。

 

太陽光発電システム

屋根形状に適合する場合、

太陽光パネルを

載せる選択肢も有効です。

 

蓄電池と併用することで、

自給自足的な

エネルギーマネジメントを

実現する住まいへと

発展させることも可能です。

 

バリアフリー化とユニバーサルデザイン

高齢社会における住宅の在り方

人口構造の変化に伴い、

住宅環境にも

バリアフリーや

ユニバーサルデザインの導入が

一層求められています。

 

古民家は段差が多く、

開口部(出入口)が狭い場合が

多いため、

家族に高齢者や

小さな子どもがいるならば、

リノベーションの段階で

段差解消や

移動に対する補助的役割を持つ

機能を設置する検討も大切です。

 

段差解消

畳からフローリングへの変更や

玄関付近の

土間の高さ調整などを通じて、

主要な生活動線における

段差を極力少なくするのが

理想的だと

考えられます。

 

手すりの設置

階段や廊下、浴室・トイレなど、

転倒リスクが高い箇所に

手すりを配して

安全性を高めるように。

 

引き戸による開口部の拡張

障子や襖などの

古民家特有の建具を活かすか、

あるいは引き戸に変更するかは、

意匠と機能の両面で

検討する必要があります。

 

車椅子やベビーカーの

通行を見据える場合、

引き戸や折れ戸などで

十分な幅を確保することにより、

通行性と空間的な広がりを

獲得しやすくなります。

 

デザインと空間活用

和モダンという選択肢

古民家リノベーションの醍醐味は、

伝統的な構造体と

現代的なデザインを

融合させる「和モダン」な

空間づくりにあるといっても

過言ではありません。

 

たとえば構造の骨組みである

太い梁を「現し」として

見せる一方、

床材や壁天井には

明るい色調を採用し、

陰影を際立たせるといった

コントラストが

高品位な雰囲気を

醸成します。

 

古材の再利用

解体で出た古材を

棚板や造作家具に

転用することで、

新旧の美意識を繋ぐ

インテリアを形成できます。

 

照明計画

和の陰翳を活かしつつ、

適切な演色性と

照度を得られる照明を

選定することは、

大人の住まいに

相応しい上質感を生む鍵です。

 

LDKの広がりとオープンキッチン

近年の住宅計画では、

家族のコミュニケーションを

重視して

キッチン・ダイニング・リビングを

一体的にまとめた

LDKプランが定着しています。

 

築古の和室や押入れを整理し、

耐力壁を補強した状態にして

取り払うことで、

広がりのある大空間に

再生することが可能です。

 

壁面収納とパントリー

大空間を維持するには、

収納を集約する工夫が

不可欠です。

整理収納の

アドバイスも含めて

隠せる収納と

見せる収納を使い分け、

統一感ある空間を・・・・・。

 

畳コーナーや小上がりの活用

リビングの一角に

小上がりを設け、

畳敷きのスペースを

確保する手法は、

多目的に使える

柔軟さを持っています。

 

来客時やくつろぎの場として

機能すると同時に、

和の趣を効率的に

演出できるメリットがあります。

 

解体・着工

着工時には解体が

スタートしますが、

古民家では解体時に

想定外の劣化や破損、

シロアリ被害などが

発覚することも

珍しくありません。

 

そのため、

追加工事の予算枠を

ある程度想定しておくのが

賢明です。

※令和7年4月以降の場合は工程の詳細事項が

変わる場合があります

 

仮住まい

工事期間が長期にわたる場合や、

作業が大規模になる場合は、

快適性や安全性を

確保するために

仮住まいを検討される方が

多い傾向にあります。

 

施工後のメンテナンスと長期的展望

定期点検とメンテナンスの要

せっかく性能を

向上させた住まいも、

メンテナンスを怠ると

短期間で劣化が進む

可能性があります。

※新築の場合も同様です

 

古民家の場合、

特に湿気や

シロアリ対策は重要で、

定期的な点検や

換気状況の確認を徹底するように。

 

床下と屋根の点検

住まい手自身で

確認できる範囲は限られるので、

数年に一度は

専門家による点検を

依頼すると安心です。

 

設備更新

エアコンや給湯器などの

省エネ機器は、

定期的なメンテナンスや

交換時期の見極めによって

快適性と経済性を保ち続けます。

※車のパーツ交換やメンテナンスと同様です

 

古民家リノベーションを行う際に、

将来的な増改築や

バリアフリーの拡充に

対応しやすい

下地を仕込んでおくと、

住まいの

長寿命化に寄与します。

 

可変性を見越した間取り

子ども部屋の分割や

親世帯との同居など、

将来的な空間ニーズの変化を

事前にある程度まで想定し、

壁の配置や

配管経路を柔軟にできるよう

仕上げると

後々の改修が容易です。

 

専門家選びの重要性

経験とコミュニケーション

古民家リノベーションは、

既存の骨格を

最大限活かしながら

機能性を刷新する、

きわめてクリエイティブかつ

難易度の高い

プロジェクトといえます。

 

したがって、

古民家や木造住宅の

再生経験をもつ施工会社や

設計事務所を

慎重に選ぶことが肝要です。

 

実績や評判の確認

実際の施工事例や

顧客評価を参照することで、

その会社がどの程度、

古民家の特性に

対応できるノウハウを有しているかを

把握できます。

 

丁寧なヒアリング

住まい手の思い描く

暮らしやこだわりを

的確に汲み取り、

建物と調和させられる

プロフェッショナルこそが

理想的なパートナーです。

 

建築家の視点から見る

古民家リノベーションを

テーマに、

包括的にblogを書きましたが

古民家は、

長い歴史を背負いながら、

優美な梁や柱、

独特の意匠を宿すだけでなく、

本人の暮らしの

原型ともいえる

在り方を示唆してくれる

存在です。

しかし、

現代のライフスタイルや

安全性能、快適性への

要望を満たすためには、

耐震や断熱、

バリアフリーなど、

必須ともいえる改修の

数々を計画的に

実施する必要もあります。

 

家族構成や

時代の変化に応じた

カスタマイズを通じて、

家は豊かに

成長し続けることができます。

 

古民家だからこそ

感じられる

趣や風合いを大切にしつつ、

住む方々が

何世代にもわたって

安心して過ごすことが出来る

空間を築くように。

 

そのための指針や

ヒントを提供できたならと思います。

新築とはまた違った深みを持つ

「古民家リノベーション」の世界。

 

皆様がより深く興味をもち、

実際に行動へ移される際には、

ぜひ信頼できる専門家や

施工会社をパートナーに選び、

慎重かつ情熱を込めて

住まい造りを進めてください。

 

伝統と先端技術が

交差するその先には、

新たな住まいでの

感動体験が

生まれると思います。

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建築家とつくる理想の住まい住宅相談、奈良県の土地探し・住宅の新築・建て替え・リノベーション・リフォーム、整理収納コンサルティング、部屋の模様替え設計、暮らしの空間と過ごし方提案。

2025年03月14日 | 家づくりアドバイス

■3月の住まい造り相談会のお知らせです。

理想の暮らしと住まいについて

共に考える時間を。

 

 

今月も家具提案や

部屋・マンション住戸の

模様替え設計、

インテリアコーディネートや

整理収納コンサルティングも含めて

「住まい造り相談」を

行っています。

 

建築家とじっくり対話しながら、

理想の暮らしを

実現するための

第一歩を踏み出しませんか?

 

完全予約制|1組ずつのご案内

ご予約は

先着順となります。

日程調整が難しい方や、

お急ぎの

ご相談がある方は、

ご希望日時をお知らせください。

可能な限り調整いたします。

 

こんなご相談に対応しています

✔ 土地の購入を検討中 – その土地に理想の住まいが実現できるのか?
✔ 土地・中古物件探しの段階で相談したい
✔ 住まいを受け継いだが、建替えとリノベーション、どちらが最適?

✔ 自然を感じられる終の住処を考えたい
✔ セカンドハウス・貸別荘の設計相談
✔ クリニック・医院・店舗の新築・リノベーション

住まいに関する疑問や不安は、

それぞれ異なります。

建築家は、

一人ひとりのご要望に寄り添い、

最適な道筋を見つけるお

手伝いをいたします。

 

上記以外にも

様々なご相談事を

いただいています。

 

奈良県の魅力的な

ロケーションでの土地探しも・・・。

奈良県には、

歴史と自然が融合した

魅力的なロケーションが

数多くあります。

 

地域密着型の「宅建士」と連携し、

理想の住まいにふさわしい土地を

ご提案いたします。

🌿 借景を楽しめる土地

・奈良市 春日奥山エリア

四季折々の自然が美しく、

歴史と調和する景観の中で暮らせる

・生駒市 宝山寺周辺

静かな山間にありながら

大阪へのアクセスも良好で

眺望の美しい土地

🏡 公園や自然に面した環境

・大和郡山市 矢田丘陵

丘陵地の緑に囲まれた

閑静な住宅地

・橿原市 畝傍山周辺

神話の舞台とされる

畝傍山を望む落ち着いた住環境

🏞️ 川や橋の景観を望む土地

・五條市 吉野川沿い

清流のせせらぎを感じる

自然豊かな立地

・宇陀市 榛原エリア

田園風景の広がる

のどかな環境で、

心落ち着く暮らし

🏠 歴史と文化に根ざしたまち

・奈良市 ならまちエリア

町家の残る風情ある街並み、

伝統的な暮らしが楽しめる

・桜井市 三輪エリア

日本最古の神社「大神神社」にほど近い、

神聖な空気の中で暮らす

 

それぞれの思いと価値観で

「心地よく暮らす」ための

住まいづくりを、

一緒に考えませんか?

 

やまぐち建築設計室

オフィシャルホームページの

「お問い合わせページ」より、

お申し込みください。

 

やまぐち建築設計室は
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暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

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住まいの新築やリノベーション・リフォームをキッカケに自宅のバスルームをホテルライクに、ユニットバス(システムバスルーム)でも叶う上質で癒しの空間づくり。

2025年03月13日 | 暮らしの事イロイロ

自宅のバスルーム(浴室)で叶える

ホテルライクな寛ぎ空間。

※Panasonicシステムバスルーム・Lクラスシリーズカタログより

 

バスルームは、

日々の疲れを癒やすための

大切な空間でありながら、

実は選択肢によっては

上質なホテルのような

非日常感を演出できる

場所でもあります・・・・・。

※Panasonicシステムバスルーム・Lクラスシリーズカタログより

 

ユニットバス(システムバス)でも

実践できる

ホテルライクな

バスルームづくりのポイントを

少し書いてみたいと思います。

 

入口ドアで上質感を高める。

ドアタイプの選択

折れ戸や引き戸よりも

ドアタイプがおすすめです。

見た目のスマートさはもちろん、

溝が少なく

掃除の手間を省きやすいのが

大きな魅力です。

 

カラー選び・・・・・。

落ち着きと高級感を演出、

ダークトーンを選択する事で

意識しやすいホテルライクに。

ブラック・グレー・ブラウンなど

深みのある色合い、

壁や浴槽の外側に

ダークカラーを取り入れると、

落ち着いた雰囲気が際立ち、

ホテルのような空間に

仕上がります。

 

実用性とデザインを両立。

浴槽内部は白にし、

外側をダークカラーにすることで、

肌の状態を確認しやすい

機能性も損なわずに演出が可能です。

 

照明計画・・・・・。

生活感を抑え、

優雅に照らす。

 

ダウンライト&間接照明

壁付け照明から卒業して

天井埋め込み型の

照明器具を選択することで、

すっきりした空間になります。

 

調光機能で

リラックス効果を高める。

光量を調節できる

間接照明を取り入れれば、

湯船に浸かりながらの

瞑想タイムもより心地よいものに。

 

水栓:上質感はディテールから。

メタル調への

グレードアップも検討。

 

プラスチックから

変更するだけでも

劇的に雰囲気がアップします。

シルバーやブラックなどの

質感を選ぶと、

一気に洗練された印象になります。

 

オーバーヘッドシャワーで

ホテルらしさを追求・・・・・。

上方から降り注ぐシャワーは、

リゾートホテルのような

特別感を生み出します。

 

鏡の選び方・・・・・。

空間を広げるデザイン、

横長全面ミラー採用で

視覚的広がりを。

 

標準の縦長ミラーとは

一線を画す開放感で

壁を大きく覆う横長ミラーは、

浴室全体を広く感じさせるだけでなく、

高級感もぐんと高めます。

 

思い切って鏡なしの選択肢。

「鏡は使わない」

「掃除が面倒」という方は、

ミラーなしの

シンプルな空間づくりも一案です。

 

内装へのこだわり。

モノトーンな壁と

アクセントパネル・・・・・。

 

仕上げで高級感を

大幅アップさせることも。

アクセントパネルとの組み合わせ。

ワンポイントに

石目調や濃い色味を取り入れれば、

よりラグジュアリーな

雰囲気が演出できます。

 

予算に余裕があれば全面タイルも。

ユニットバス特有の既成感を抑え、

ぐっと“本物志向”の

空間に仕上がります。

 

小物選びと

メンテナンスのポイント。

統一感のあるバスグッズ・・・・・。

 

シンプル&スタイリッシュな

デザインで揃える。

シャンプーや

ソープディスペンサーを

整然と並べると、

それだけでホテルのような雰囲気に。

 

香りの演出も重要・・・・・。

アロマオイルや

バスソルトを

上手に利用することで、

気分転換にも大いに役立ちます。

 

こまめな掃除で

美観をキープするように。

水滴や石鹸カスなどは

その都度ふき取り、

清潔感を保つことが

ホテルライクの秘訣です。

 

理想の“ホテルライク”な

バスルームを実現するために。

 

たとえユニットバスであっても、

入口ドアやカラーリング、

照明や水栓など、

随所にこだわることで

高級ホテルのような

上質空間を生み出すことは

十分可能です。

 

さらに、

選び抜いた小物の演出と

こまめな掃除が加われば、

日々の入浴タイムが

格別な癒しの時間となります。

 

バスルームをはじめ

住空間全般の

リフォームや設計・デザインでは

もっと洗練された空間づくりがしたい

日々の家事や

手入れをラクにしたい・・・・・。

といった内容は

気になるところだと思います。

 

暮らしの充実度を

様々な角度から考えると

バスルームでの癒しは

暮らし全般に

大きな影響があると思います。

 

きめ細やかに

考えてみませんか?。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする建築設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計・維持管理のご相談は
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奈良で考える古民家再生と地域性を向上させる場所の魅力設計提案、伝統美と現代の快適性を融合させる古民家の活用と地域の味わいを暮らしの価値を底上げする手段と目的のデザイン設計。

2025年03月12日 | リフォーム・リノベーション

古民家リノベーションは

なぜ注目されるのか・・・・・。

※味わいのある古民家を活用して暮らしや環境の付加価値を味わう過ごし方提案

 

奈良県には、

歴史的に価値の高い

古民家が数多く点在しています。

 

もともとは

寺社や仏閣の建築技術が

発展した地域であるため、

周辺の町や村にも

伝統的な木造建築が

豊富に残されてきました。

 

こうした背景により、

近年では

古民家リノベーションも多くなり、

観光客向けの

宿泊施設(旅館・民泊・ゲストルーム)や

飲食店、

地域住民向けの住宅リフォームとしても

改めて注目が高まっています。

 

また、

行政からの補助金や、

伝統的建築を

保全するための支援策も

充実しており、

奈良県ならではの

魅力と融合した

新しい暮らし方を

実現できるのが大きな特徴です。

 

一方で、

単なるリフォームと異なり、

古民家特有の構造や

素材を活かしつつ、

現代のライフスタイルに

合わせる必要があるため、

専門的な知識や

スキルが求められます。

例えば、

現行の耐震基準を満たすための

耐震補強や、

高齢化社会や少子化の進行に伴う

住環境の多様化への対応など、

考慮すべき点が

多岐にわたります。

 

そうした難しさがある反面、

自分だけの

オリジナリティあふれる

空間づくりが可能であり、

かつ持続可能な街づくりに

貢献できるメリットも・・・・・。

 

単に建物を改装するだけではなく、

地域の特性や

歴史的価値を活かすための

重要なポイントを踏まえながら、

なぜ古民家という存在が

注目を浴びているのかを

少し・・・・・。

 

歴史的価値を

活かしながら住める。

 

古民家は、

長い歴史を経てきた建物も多く、

そこには先人たちの

知恵や技術が詰まっています。

 

特に奈良県のように

寺社仏閣が多い地域では、

伝統建築技術と

美意識が密接に結び付いており、

構造体である骨組みの梁(はり)や

柱などの木材に

貴重な意匠が施されている

場合もあります。

 

こうした部分を

大切にしながら

リノベーションを行うことで、

単なる住宅リフォームでは

得る事の出来ない

格別な雰囲気を

味わうことができます。

 

さらに、

観光資源としても

高いポテンシャルをもつため、

地域のコミュニティ形成や

まちづくりに貢献する

というケースも

少なくありません。

 

旅行者が「古き良き日本の住まい」を

体験できる

ゲストハウスとして改装する事例や、

町屋を活用したカフェや蕎麦店、

フレンチレストランや

雑貨店・・・美容室など、

奈良県の古都らしさを

感じられる施設として

活用される場合も多いです。

 

その結果、

地域経済の活性化にも

きく寄与します。

 

自然素材の温かみと快適性。

古民家リノベーションの

大きな特長のひとつは、

自然素材を活かした

快適性です。

 

木造の梁や柱だけでなく、

土壁や漆喰壁など、

昔ながらの素材を

組み合わせた住宅は

実は調湿効果が高く、

現代の住まいにはない

温かみを得られます。

 

湿度の高い日本では、

こうした伝統素材が

意外に過ごしやすい

環境を生み出してくれるため、

一年を通して

快適に暮らせることも

メリットといえます。

 

※現代的な建材も活用しつつ

法整備に関連した計画と工事が大事。

 

また、

内部空間は仕切りが少ない場合が多く、

大空間を

確保しやすいのも魅力です。

※構造計算や耐震の基準について考慮が必要。

 

現代の住宅では

得難い開放感を味わえるほか、

吹き抜けを活かした

設計や大きな窓を設けるなど、

自分好みの

ライフスタイルに合わせた

間取り変更も可能となります。

※ほとんどの場合、

新築同様に手続きが必要です。

 

こうした構造上の

メリットを最大限に活用すれば、

古材を再利用しながらも

十分に現代的な居住性を確保できます。

 

補助金制度や自治体支援が充実。

奈良県をはじめ、

多くの自治体が

空き家や古民家リノベーション、

住宅リフォームに対する

補助金や助成制度を

用意しています。

 

特に空き家バンク制度などを

活用すると、

取得費用の一部が軽減されたり、

耐震補強や断熱改修などの

工事費の補助が

受けられる場合もあります。

 

こうした制度を

上手に組み合わせることで、

費用面での負担を軽減しつつ、

質の高いリノベーションを

実現できるケースもあります。

 

また、

自治体によっては

専門の相談窓口を

設けていることもあり、

伝統建築を扱う職人や

建築士との

マッチングサポートが

受けられる場合もあります。

 

古民家リノベーションに

必要な手続きや

不動産の紹介など、

ワンストップで

サポートしてくれる体制を

整えている地域もああります。

 

古民家には、

既存の建材や構造を活かすからこそ

実現できる

自由度の高さがあります。

 

新築住宅にはない歴史の味わいや、

梁や柱に残る風合いを

そのままにしつつ、

キッチンや浴室などの

水回りを最新設備に

交換するなど、

現代的な快適性との

両立が可能です。

 

カフェ風の内装や

和モダンテイストなど、

既存の雰囲気を

活用しつつ

自由度の高いデザインを

楽しめる場合もあります

 

また、

梁を露出させたり

土間を再現したりすることで、

より個性的な

住環境を構築できるほか、

家具や照明の配置次第で

多彩なインテリア表現が

可能です。

 

既存の木材を上手に

再活用すれば、

コスト削減につながる場合もあります。

※構造材としての担保確認は必要です。

 

こうした自由度の高さは、

オーダーメイド感覚で

住宅をつくり上げたい

人にとって

大きなメリットにもなります。

 

考慮すべきデメリット・・・・・。

一方で、

メリットだけでなく

古民家リノベーション特有の

デメリットも存在します。

 

耐震性や断熱性の問題

古民家は築年数が

非常に長いものが多く、

現行の建築基準法に

則った耐震性を

もっていないケースが大半です。

 

そのため、

先にも書きましたが

リノベーションの際には

必ず耐震補強を

検討する必要があります。

 

耐震補強の工事は

費用がかさむ傾向があり、

予算管理において

大きなウエイトを

占めることになります。

 

しかし、

こうした投資を怠ると

安全面でのリスクが

高まりますので、

長期的視点から計画することが

重要です。

 

さらに、

昔ながらの土壁や単層ガラスの窓では

現代的な断熱性能を確保しにくく、

夏は暑く冬は寒いという

問題も生じますし

令和7年4月からの

小規模で

一般的な住宅であっても

「省エネ義務化」が

一つのポイントとなります。

 

断熱材の追加施工や

複層ガラス・トリプルガラスの

導入などによって

ある程度は改善できるものの、

新築と同等の

快適性を得るためには、

ある程度の予算

設計の工夫が不可欠となります。

 

リフォーム費用が

想定以上に膨らむケースがあるため、

事前にしっかりと確認を。

 

シロアリや老朽化のリスク。

木造建築である古民家では、

シロアリ被害や

腐朽による老朽化が

進んでいる場合があります。

 

長期間空き家のままだった物件ほど

被害が大きいケースが多く、

いざ工事を始めてみると

柱や梁が予想以上に

傷んでいることも

少なくありません。

 

修繕費が増大するだけでなく、

場合によっては

基礎から組み直す必要も

出てくるため、

プロジェクト全体の

スケジュールや予算が

圧迫されることがあるのです。

 

また、

過去の改装履歴が

不透明な物件の場合、

どのタイミングで

どの部分を修繕したかが分からず、

想定外の追加工事が

必要になるリスクもあります。

 

購入前の調査や

専門家による診断を入念に行い、

物件の状態を正確に

把握しておくことが大切です。

 

間取りや構造の制約。

古民家リノベーションでは、

伝統的な構造を

可能な限り活かすことが

前提となります。

 

特に構造、骨組みである

柱や梁は建物の耐久性を

支える重要な要素であり、

これらを迂闊に

撤去したり

大幅に変更したりすることは

避けなければなりません。

 

また、奈良県には

文化財指定区域や

景観保護区域が多く存在し、

改築・リフォームや

リノベーションに際して

行政の許可や追加的な手続きが

煩雑になる場合もあります。

 

これらの制約があることで、

理想とする空間づくりに

時間や費用がかかることも

想定しておくことが重要です。

 

しっかりと地域のルールや

条例を踏まえたプランを

練り上げることが求められます。

 

工期や費用の予測が難しい。

事前に調査を行ったとしても

新築や一般的なリフォームと異なり、

古民家リノベーションは

予期せぬ問題が

発生しやすいのが実状です。

 

解体してみないと

分からない部分が多いため、

工期が大幅に延びることがあり、

その結果、

工事費用も膨張しやすくなります。

 

たとえば、

土間の下に想定外の

空洞や埋設物が見つかったり、

過去の改装で

見えないところに

不適切な

補強がされていたりすると、

その都度修正や

追加工事が必要になるのです。

 

また、

職人技や専門知識が

必要な個所が多いため、

地元の大工や伝統建築に精通した

建築士・建築家の

スケジュールによって

工期が左右される場合もあります。

 

適切な人材を

確保できないまま

無理に工事を進めると、

品質が低下するリスクが

高まります。

 

不確定要素に備えて、

スケジュールに余裕を持ち、

予算にも一定のバッファ(余裕)を

設定しておく必要があります。

 

費用目安と補助金。

古民家リノベーションの費用は、

一概には言えませんが、

構造補強や断熱改修、

設備更新などを含むと、

一般的なリフォームよりも

高くなる傾向があります。

 

中古の古民家を

購入してから改装する場合、

物件取得費と

リノベーション費用を合算すると、

新築一戸建ての購入と同等か、

それ以上となるケースも珍しくありません。

 

一方で、

奈良県では空き家の

有効活用や伝統建築の

保全を目的として、

様々な補助金制度や

支援策が用意されています。

 

たとえば、

耐震化やバリアフリー化、

太陽光発電などの

エコリフォームへの補助、

あるいは景観を保全するための

費用補助など、

複数の制度を

併用できる可能性もあります。

※所得制限が有るケースも

 

物件選びは慎重に・・・・・。

立地条件や周辺環境、

文化財保護区域の指定など、

物件によっては

思わぬ制約や改修コストが

かかる場合があります。

 

現地調査をしっかり行い、

検討する事が重要です。

 

奈良県で古民家リノベーションを

検討する方へのアドバイス。

 

物件探し。

空き家バンクや

地元の不動産会社はもちろん、

空き家バンク等も活用してみるように。

WEB上の広域サイトよりも

地元の情報が重要です・・・・・。

 

プロへの相談。

各分野の専門家の意見を

総合的に取り入れることが理想です。

特に耐震診断や

劣化状況の調査は必須となります。

 

コミュニティとの関わり。

地域住民との交流や行事への参加は、

奈良県の特色ある文化や

歴史をより深く理解するうえで

大きな糧になります。

 

リノベーション後に

地域に根付いた暮らしを送るためにも、

早い段階から

コミュニティに関わっておくことをお勧めします。

 

デザインの方向性。

伝統的な意匠を残しながらも、

家具や照明で

現代風の要素を取り入れるなど、

バランスの取れた設計を

心がけると

個性的な住まいが完成します。

 

古民家リノベーションは

決して一様ではなく、

多様なアプローチが

可能なところに醍醐味があります。

 

歴史と伝統が息づく古民家を再生し、

現代のライフスタイルに合わせて

アップデートする作業は、

決して簡単ではありません。

 

耐震補強や断熱改修など、

安全と快適性を

確保するための工事には

高い専門性が必要ですし、

シロアリ被害や老朽化など、

予測不能なトラブルが

発生するリスクも存在します。

 

それでもなお、

古民家リノベーションならではの

魅力は大きく、

既存の梁や柱を活かした

温かみのある空間は、

住む人や訪れる人の

心を和ませてくれます。

 

特に奈良県では、

古都の歴史的背景や豊かな自然、

数多くの伝統行事などと相まって、

唯一無二の住環境や

商業空間を実現できる

可能性が広がっています。

 

奈良県の多彩な魅力と、

古い建物が持つ時代を超えた

ぬくもりを融合させることで、

生まれ変わった古民家は

新しい価値を宿します。

 

単なる住居や店舗という枠を超え、

地域活性化の担い手となる

プロジェクトに育つこともあります。

 

伝統と現代技術を組み合わせる

醍醐味を味わいながら、

世界に一つだけの

居住空間や商業施設を

創造できるチャンスが、

古民家には存在してます。

 

歴史を感じる梁と柱、

自然素材の優しい風合い等

そこにしかない価値を見つけ出し

価値を底上げして、

あなただけの理想の暮らしや

仕事の場所を

実現してみてはいかがでしょうか。

 

歴史と伝統を大切にしながら

快適な住空間を手に入れる

一助となれば幸いです。

 

blogを読んでいる方々が

古民家や空き家を活用して

豊かで魅力あふれる暮らしや

事業を実現できますように。

 

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【奈良県の空き家問題を考える】高齢化や若年層転出による増加の実態、特定空き家対策と移住促進など多角的施策の効果、地域コミュニティ再生へ向けた行政・住民の連携強化と今後の展望・多様な可能性を包括的に。

2025年03月11日 | 空き家対策、空き家再活用、リノベーション・リフォーム

近年は

日本全国で空き家の増加

深刻化していて、

奈良県も例外ではありません。

※古風な住まいを利用して事業にも活用する提案

 

総務省の「住宅・土地統計調査」など

公的な統計によれば、

奈良県内でも

空き家率(住宅総数に占める空き家の割合)は

全国平均と同程度、

もしくはそれ以上に高い水準にある

自治体が見受けられます。

 

奈良県における

空き家の現状とその背景を

「家造り」や「空き家対策」を

考える立場から、

僕自身も関係者の方々からも

住宅相談の際にも

ご相談をお受けしていますし

地域とも協力しながら

いろいろな対策を考えています。

 

そういった背景もありますので

少し「空き家」のことについて

書いてみたいと思います。

 

2025年4月の改正建築基準法も

そういう意味では「関連」しますので。

 

〇空き家増加の背景

人口減少・高齢化

奈良県は関西圏ではありますが、

若年層が

大阪府や京都府などに

転出する傾向があり、

一部地域では

高齢化が進行しています。

 

親世代の住宅を

相続しても

住む予定がないまま

放置される事例が増え、

空き家率が高まっている。

 

〇住宅供給過多

新築志向が依然として根強く、

既存住宅の流通や

リノベーションの市場が

活発化していない。

 

近畿エリアの中でも、

住宅地として

人気の高い

市街地(大阪・京都・神戸など)への

集中に対し、

奈良県内の一部地域では

需要が伸び悩んでいる。

 

〇維持管理の負担

古民家や

築年数の古い住宅が

多い地域では、

修繕費や耐震補強費の

負担が大きく、

維持が難しい。

 

特に空き家所有者が

県外居住の場合、

庭の草刈り手入れ

解体やリフォームを行う

意欲や資金に関連して

放置されやすい。

 

〇空き家による課題

地域の景観・衛生・防災上の問題

老朽化が進んだ空き家は

倒壊や火災、害虫

害獣の発生といった

リスクが高まる・・・・・。

 

観光地としての

イメージもある奈良県では、

景観・治安の悪化が

周辺住民や観光客への

悪影響を及ぼす場合もある。

 

〇コミュニティの希薄化

人口減少に伴う空き家の増加は、

自治会や町内会など

地域コミュニティの維持を

難しくする要因のひとつ。

 

特に高齢者が多い地域では、

空き家の増加により

見守り体制が弱体化し、

さらに定住者が

減っていくという

悪循環を生む。

 

防犯上の懸念・・・・・。

空き家が増えると、

空き巣や不法侵入など

犯罪リスクの上昇が懸念される。

 

特に通学路や

生活道路沿いに

老朽化した空き家があると、

子どもや住民の

安全上の課題ともなる。

 

〇奈良県や市町村の取り組み

空き家バンク事業・・・・・。

県や市町村が

運営する「空き家バンク」に

所有者が物件情報を登録し、

利用希望者に紹介する仕組み。

 

移住者の受け入れ促進や

地域の活性化を狙い、

家賃補助・改修費補助などの

支援策を行う自治体もある。

 

特定空き家への行政対応。

倒壊などの

危険性がある「特定空き家」に

指定された物件に対しては、

所有者に改善を促す

指導・勧告・命令、最終的には

行政代執行もあり得る。

 

奈良県内の自治体でも、

早期に実態把握を進め、

安全確保のための措置を推進。

 

〇補助金・融資制度の拡充

解体費用や

リフォーム費用、

耐震化改修の費用の一部を

自治体が補助する制度を

設けている場合もある。

 

古民家活用、

観光拠点化などの

再利用に対して助成を行い、

移住促進と

観光振興を同時に狙う

施策もみられる。

 

移住・定住促進施策との連携

「お試し移住体験住宅」や

「UIJターン」支援など、

若年層や

子育て世帯を呼び込む

政策と組み合わせ、

空き家の新たな活用を図っている。

 

県外からの移住希望者に対し、

地域特有の暮らし方や

就労サポートの情報提供を強化。

 

〇今後の展望・課題

空き家の“質”や所在地の把握

単なる「空き家数」だけでなく、

どのエリアに

どのような空き家が存在し、

どう活用できるかを

精査する必要がある。

 

観光地や駅近くの空き家は

宿泊施設や

テレワークオフィスなどへ

転用できる可能性があり、

行政と民間の連携が重要。

 

〇地域コミュニティ再生との結びつけ

空き家を若年層や

多世代家族の移住に活用することで、

過疎化の進む

地域コミュニティの再生につなげる。

 

地元のNPOや

民間団体とも連携し、

移住者が地域に

溶け込みやすい

仕組みづくりが欠かせない。

 

〇所有者との情報共有と責任の明確化

行政が持つ補助・優遇制度の

周知が不足しているケースもあり、

所有者が「空き家バンク」や

助成金情報を知らずに

放置していることが多い。

 

所有者にも管理責任を

意識してもらうと同時に、

相続や税制の仕組みを含めて

啓発活動を行う必要がある。

 

〇リフォーム・解体産業の活性化

法律の知識や教育、

内容の周知も含めて

リフォームに適した事業者や、

古民家再生に長けた

職人の育成・確保も課題。

 

解体・廃材処理費用の

負担軽減策など、

実際に活用や除却を

進めやすい環境づくりが

求められる。

 

奈良県内では、

高齢化や若年層の流出など

日本全国共通の人口問題に加え、

観光や文化財保護との

兼ね合いもあって

空き家対策も重要になっています。

 

自治体や地元団体は

空き家バンク事業や

補助金制度の充実など

多角的な方策を進めていますが、

依然として情報不足や

金・人手不足もあるのが

現状です。

 

今後は、

地域活性化

移住定住支援

古民家再生などと結び付けながら、

所有者・自治体・民間企業

NPOが連携し、

空き家を資源として活かす視点が

より重要になると考えられます。

 

地域の充実化や

暮らしの多様性や

職場環境を整える

という視点からも

空き家という存在を

どのように意識するのかによって

その見え方も変わるかと思います。

 

家の維持管理を含めて

暮らしそのものを

長期的考える事は

自分たちの

未来像について見直す

良い機会だと思いますよ。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする建築設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

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和の趣と北欧の静謐を織りなし奈良の風土に寄り添う心地よさをデザインするように家事動線と間取りの在り方を丁寧にジャパンディを伝統と現代が融け合うデザインを深めて暮らしの方向性を整理整頓する打ち合わせ。

2025年03月09日 | 家 住まい 間取り プラン

和の趣と

モダンテイストを調和させて

ジャパンディな心地よさが

漂う過ごし方の提案。

※住まい手さんとの注文住宅・間取りプランの打ち合わせ

 

今回住まいの新築計画で

ご相談いただいている

まい手さんとの

間取りとイメージプラン打ち合わせ。

 

奈良県の郊外で

和をモチーフにした

注文住宅の新築計画。

 

地域の風土を

大切にしながらがら、

現代のライフスタイルにも

寄り添う住まいを

実現できるように・・・。

 

どのような暮らしをイメージするのか。

 

「和モダン」から

家のイメージがスタートして

色々なイメージの認識を

深めていく中で

「ジャパンディ」と呼ばれる、

日本の美意識と

北欧のシンプルなエッセンスを

掛け合わせたスタイルに

寄せていく住まい造りに・・・・・。

 

勿論独自性を持ちながら。

 

相談の中では

家事を効率よくこなせる動線づくりと

毎日繰り返す内容の深掘り、

スペースの活用と

家族と程よい距離感で過ごす

多目的なリビングのあり方が

大きな焦点の住まい。

 

動線計画:忙しい日常もラクに心地よく

家事負担の軽減・・・・・。

家事動線は、

設計の初期段階から

しっかりと押さえるべき

重要な要素。

 

たとえば、

キッチンから洗面室、

そしてランドリールームへと続く

動線を短くシンプルに

まとめることで、

仕事や子育てで

忙しい平日の暮らしが

格段にスムーズになります。

 

キッチンに立ちながら

エンターテイメントを味わいながらも

リビングやダイニングの様子を

把握できるよう配置することで、

今回の家造りでは

様々な距離感も程よくなる計画。

 

洗濯後の

干す・畳む・収納といった

一連の流れも、

一体化した空間構成で

無駄なく完結できる間取りに。

 

そうする事で「室内扉」の

役割も実は大きく

意味が変わるんです。

 

家族のコミュニケーションを育む

LDKの構成要素。

LDKは、

食事やくつろぎの時間など

家族が比較的

長く滞在する場所です。

 

だからこそ、

ただ広いだけではなく、

各家庭の価値観や

ライフスタイルから

過ごし方に合わせて

適度なコーナーや

視線と動線の変化を

つくることが大切だと考えています。

 

今回のプランでは、

リビングに隣接した

中間階のスペースを設けるなど、

斜めの視線や

逆方向の視線で窓の外

リビングの様子という

双方の視界に意味があり

過ごし方を

立体的な要素から

自然に過ごし方を

楽しむ事が出来る

工夫をご提案・・・・・。

 

インテリアづくり

和モダン × ジャパンディの妙。

 

素材選び:自然素材の風合いを大切に。

郊外ならではの

自然環境を意識し、

木の温もりや

素材のやさしい質感も

今回の計画では大切にしています。

 

建材も融合しますが、

壁や天井の一部に

そのような素材を

最適な状態で採用することで、

柔らかな光と空気感を

室内にもたらすように・・・・・。

 

一方で、

北欧インテリアの

代表的なシンプルな家具、

あるいはファブリックを

アクセントとして取り入れることで、

洗練された

現代的な空間を

演出することも可能です。

 

伝統とモダンの融合は、

暮らしの中に

常に新鮮さをもたらしてくれます。

 

カラーコーディネートは

ナチュラルトーンとアースカラー。

ジャパンディスタイルを

より印象的にするために、

白やベージュなどの

ナチュラルトーンを基調とし、

木の素材感と相性の良い

アースカラーを適所に配置していきます。

 

落ち着いたグレーや

ブラウンを組み合わせると、

空間に奥行きが生まれ、

日本古来の“わび・さび”の感覚とも

どこか通じる

静謐な雰囲気を醸し出します。

 

照明計画:柔らかな光が生むくつろぎ。

照明は空間の印象を

大きく左右します。

 

ペンダントライトや

ダウンライトだけでなく、

間接照明やフロアランプなどを

上手に組み合わせることで、

昼と夜で異なる表情を

楽しんでいただけるようになります。

日本の「行燈(あんどん)」を

思わせるようなウォームトーンの光は、

忙しい日常の中でも

ふと立ち止まりたくなる、

そんな安らぎのひとときを

演出します。

 

外観のデザイン:街並みに溶け込む。

奈良は古くから

伝統建築の宝庫であり、

街並みは落ち着きのある色合いで

統一されていることが

多い地域もあります。

 

今回もある意味では

そういうった

法律での規制も存在している地域なので

その中に新しく

建物を構えるにあたっては、

法整備されている中でも

景観との調和を

意識することが

大切だと考えています。

 

今回外部(外観)に関しては

和を重要視する地域という事もあり

深い軒や勾配のある瓦屋根を

設けることでのメリットを

多く享受できるように、

夏の日差しから家を守りつつ、

雨の日も

快適に出入りできる工夫も

間取りには可変性を持たせつつ

盛り込んでいます。

 

外壁は木や塗り壁、

あるいは上品な質感の自然素材を選び、

自然の風合いを生かしながらも

周囲の建物とのバランスを

損ねないよう配慮。

 

落ち着いたトーンの外壁に、

木の格子や和の意匠を

取り入れることでも、

奈良の古都らしい

風情を感じさせる外観となります。

 

奈良という歴史ある地域で

暮らすということは、

自然や伝統に寄り添いつつ、

現代の利便性や

美意識をどのように

紡いでいくかが

大きなテーマにもなります。

 

その土地の風土を生かしながらも、

住まい手さんにとって

「自分たちらしさ」が感じられる

空間を丁寧にと考えながら

今回もプランの提案時に

いろいろなディスカッションを。

 

和を意識しながら

モダンやジャパンディといった

デザインキーワードは

あくまでも入り口に過ぎません。

 

そこからさらに深めて、

暮らしの物語を

紡いでいくのが

設計のコンセプトの中では

重要な時間軸になります。

 

今回の打ち合わせ内容を踏まえて

次回は大きく2つの方向性に対して

どのような軸で

住まいの場を考えるのかという

相談予定に・・・・・。

 

うわべだけで

住まいを考えるのではなくて

暮らしの実情と価値観を踏まえて

新しい暮らしのあり方を

考える時間・・・・・。

 

今回提案の間取りプランは

そういう部分も

紐解く事ができるように

計画しています。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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建築家とつくる理想の住まいづくり】3月限定での住宅相談|奈良県での土地探し・移住・注文住宅の新築・建て替え・リノベーション・リフォームを思い描く暮らしの空間と過ごし方を共に考えてみませんか。

2025年03月08日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

■3月の住まい造り相談会のお知らせです。

理想の暮らしと住まいについて

共に考える時間を。

今月も「住まい造り相談」を

行っています。

 

建築家とじっくり対話しながら、

理想の暮らしを

実現するための

第一歩を踏み出しませんか?

 

完全予約制|1組ずつのご案内

ご予約は

先着順となります。

日程調整が難しい方や、

お急ぎの

ご相談がある方は、

ご希望日時をお知らせください。

可能な限り調整いたします。

 

こんなご相談に対応しています

✔ 土地の購入を検討中 – その土地に理想の住まいが実現できるのか?
✔ 土地・中古物件探しの段階で相談したい
✔ 住まいを受け継いだが、建替えとリノベーション、どちらが最適?

✔ 自然を感じられる終の住処を考えたい
✔ セカンドハウス・貸別荘の設計相談
✔ クリニック・医院・店舗の新築・リノベーション

住まいに関する疑問や不安は、

それぞれ異なります。

建築家は、

一人ひとりのご要望に寄り添い、

最適な道筋を見つけるお

手伝いをいたします。

 

上記以外にも

様々なご相談事を

いただいています。

 

奈良県の魅力的な

ロケーションでの土地探しも・・・。

奈良県には、

歴史と自然が融合した

魅力的なロケーションが

数多くあります。

 

地域密着型の「宅建士」と連携し、

理想の住まいにふさわしい土地を

ご提案いたします。

🌿 借景を楽しめる土地

・奈良市 春日奥山エリア

四季折々の自然が美しく、

歴史と調和する景観の中で暮らせる

・生駒市 宝山寺周辺

静かな山間にありながら

大阪へのアクセスも良好で

眺望の美しい土地

🏡 公園や自然に面した環境

・大和郡山市 矢田丘陵

丘陵地の緑に囲まれた

閑静な住宅地

・橿原市 畝傍山周辺

神話の舞台とされる

畝傍山を望む落ち着いた住環境

🏞️ 川や橋の景観を望む土地

・五條市 吉野川沿い

清流のせせらぎを感じる

自然豊かな立地

・宇陀市 榛原エリア

田園風景の広がる

のどかな環境で、

心落ち着く暮らし

🏠 歴史と文化に根ざしたまち

・奈良市 ならまちエリア

町家の残る風情ある街並み、

伝統的な暮らしが楽しめる

・桜井市 三輪エリア

日本最古の神社「大神神社」にほど近い、

神聖な空気の中で暮らす

 

それぞれの思いと価値観で

「心地よく暮らす」ための

住まいづくりを、

一緒に考えませんか?

 

やまぐち建築設計室

オフィシャルホームページの

「お問い合わせページ」より、

お申し込みください。

 

やまぐち建築設計室は
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暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

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