奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家造りと安全性と日常の暮らしの周辺について、日頃から気を付けて意識しておきたい塀の事、地震の度に建物の構造や耐震補強と同じように繰り返される塀の報道など。

2024年11月03日 | 暮らしの事イロイロ

ブロック塀は

街中の至る所にあります。

 

このブロック塀の倒壊により

地震で

人が亡くなってしまうケースもあります。

 

地震や災害の度に

建築関連の規定や制度は

改正されていきます。

 

周辺に存在する建築や

工作物などは基準があり、

改正されるなどして

現在に至っています。

※建築申請メモ・組積造補強コンプリートブロック造の塀

 

ブロック塀の法律を

少しだけ記載すると、

・高さ2.2m以下

・長さ3.4m以内ごとに控壁

・基礎の規定

・配筋の規定

・壁厚の規定

 

上記などがあります。

 

ちなみにブロック1つの大きさは

高さ20センチ、幅40センチです。

なので、積んである数、

並んでいる数で

大体の長さはわかります。

 

僕は過去に定期報告という、

建築基準法に記載される調査を

幼稚園(こども園)や小学校、

中学校、公共施設や商業施設を含めて

行ったことがあります。

 

そこにはブロック塀の調査も

含まれています。

 

ブロック塀に大きい亀裂があったり、

傾いていたり、

安全上のささえ(控壁)がないというのは、

少なからずあったと認識しています。

 

指摘はしましたが、

直っているかはわかりません。

 

感覚的には、

指摘は確認しているが、

学校数の多さ、

建物の属性、

至急措置がいる箇所の優先順位、

予算の関係で

多くは後回しになっているような

気がしています。

 

法律上の調査や

たまたま改修設計などが

行われない限り

基本的には自発的に

改修を行う事は少ないように思います。

 

危ない塀の持ち主が

補修・改善する以外は

直りません。

 

地震の被害などで

倒れている画像は

皆さんも

よくご覧になられるかと思います。

 

意識して道路を歩くと

様々なところに

ブロック塀がありますが

管理の状態も様々で

塀の水平方向に

ひび割れがあったり

傾いていたりというケースも

よくあります。

 

街中にはそういう箇所が

たくさんあります。

 

通学路の危険調査などでも

よく行っていましたが

意識できるならば

自分の通る道路などの

チェックをしておく方が

良いかもしれません。

 

1.2m以上(6段以上)高さがある塀の

ブロック8個以内に控壁があるか?

ひび割れなど発生していないか?

 

ブロック塀が自宅にある方は、

上記法が守られているのかの

確認も必要ですね。

規定を知らない業者さんが

工事を行っているケースも多いので。

逆に施主・依頼者側が

コスパ・タイパと言われる

内容を優先して

無理やり・・・というケースも

少なくないようです。

 

塀が崩壊する事で、

ブロックが道を塞ぎ

避難に支障が出る恐れもあります。

 

ブロック塀付近にいる人の命を奪

う可能性もあります。

 

地震に対して

家も暮らしもそうですが、

自宅周辺の危険個所なども含めて

少しでも

備えておくことは

大切だと思います。

 

家造りだけに限らずに

日頃から「暮らし全般」の

安全性も意識する事を

大切にと思います。

 

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キッチンと家事と食洗機を考える暮らしの提案、家事時間の様々な考え方の中に食洗機を設置することで変化、キッチン周辺から派生する余裕がうまれるように、海外製の食洗機の魅力も。

2024年10月31日 | 住まいの水まわり住宅機器

最近では海外製の食洗機が

日本のキッチンに

採用されるケースも

増えてきています。

※BOSCH食洗機を採用したアイランドキッチンの過去事例 

 

そんな中でも

特に注目されている

ドイツの総合家電メーカー

BOSCH社が開発した

ビルトイン食器洗い機。

 

機能性とデザイン性を

兼ね備えた製品です。

※BOSCH食洗機を採用したキッチンメーカー・キッチンハウスのアイランドキッチン過去事例 

 

海外で絶大に支持されている

ボッシュですが

日本の食洗機との違いや

日本の食卓に

合うのかなども踏まえて

ご相談をいただく事もありますので

少しその食洗機について

書いてみたいと思います。

 

 BOSCH(ボッシュ)は、

ドイツのシュトゥットガルト近郊

ゲルリンゲンに本社を置く

多国籍

エンジニアリング・テクノロジー企業です。

1886年にロバート・ボッシュが

シュトゥットガルトで操業し

世界最大級の規模を

誇っています。

 

実はシュトゥットガルトは

日本にも馴染み深く、

日本企業が優に50社を超え

日本人約2000人程度

在住しています。

 

1893年に設立された

名門サッカークラブにも

過去に多くの日本人選手が

在籍していました。

 

ボッシュは世界最大の

自動車部品サプライヤーでもあり、

製造業の企業としても

世界最大級の規模を

誇っています。

 

事業領域はモビリティ、

消費財(家電製品等)、

インダストリアルテクノロジー、

エネルギー、

建築テクノロジーの

4つの事業分野にまたがっています。

 

日本でも工具などで

ボッシュは有名ですよね。

 

少し前置きが長くなりましたが

食洗機について・・・・・。

 

余熱乾燥方式。

日本製の食洗機は、

電力でヒーターを暖めて

温風を作り出し

乾燥させる方法が

多く採用されています。

 

しかし、

海外製は余熱乾燥方式を

採用している食洗機が

主流となっています。

 

では余熱乾燥方式が

どういうものなのか?。

 

すすぎ時にお湯を使い食器を暖める

最終すすぎでは

食器を高温のお湯55度~70度ですすぎ、

乾燥しやすく

乾燥仕上げ材が投入されます。

 

庫内の食器が高温になる

すすぎ工程が終わると、

すすぎに使ったお湯は

排水される。

 

食器から水分が蒸発していく

温まった食器からは、

水分が蒸発していく。

 

いくら高温になっても

それ以上食器は

乾燥しないので次の工程です。

 

蒸発した水分を結露させる

食器洗い機の庫内壁は、

他の場所より先に

冷める様にできている。

 

庫内壁で冷やされて

結露し水に戻る。

 

冷やされて水に戻った分だけ、

庫内は乾燥する。

 

その分だけ食器からさらに

水分が蒸発できるわけです。

 

食器と庫内壁の温度差を

作り出す事で、

食器が乾燥する。

 

これが「余熱乾燥方式」です。

 

ゼオライトとは

 

天然鉱物のゼオライトとは

アルカリまたはアルカリ土類金属を含む

含水アルミノケイ酸塩です。

 

ゼオライトは骨格構造に由来する

細孔による分子ふるい効果に加え、

イオン交換能や触媒能、

吸着能などの特性をもっています。

 

そのため、脱臭、

水質に改善、土壌の改質、

家畜の整腸作用があります。

 

発ガン性もなく、

農業や園芸用途にも

安全に用いられています。

 

湿気を吸着すると

熱を発生する特性を持ちます。

 

BOSCH食洗機の製品について

ボッシュの

ビルトイン食洗機の種類はシンプル

大きく分けて

60cm幅タイプと45cm幅タイプがあります。

 

60cm幅タイプ

84点 4人家族 約3食分 

ゼオライトシリーズで2種類。

 

45cm幅タイプ

62点 4人家族 約2食分 

ゼオライトと余熱乾燥方式が

各1種類づつ。

 

合計4種類から

製品を選ぶことが出来ます。

 

ボッシュと他社の大きな違いは

余熱乾燥方式に

ゼオライトという鉱物を

採用していることです。

 

ゼオライトは

ボッシュが特許を取得しており、

独自の技術で

乾燥を促進する役目を

果たしています。

 

あくまで促進するもので

機能ではありません。

 

しかし、

ガゲナウには

ゼオライトシリーズが存在します。

それはガゲナウとボッシュは

同じ会社だからです。

 

ゼオライトシリーズは

余熱乾燥方式+ゼオライトを使った

乾燥促進方式で、

1.1~1.2kg程度食洗機の中に

設置されています。

 

60cm幅モデルは2種類あり、

コントロールパネルが正面にあるタイプと

コントロールパネルが

ドアを開けたところにあるタイプに

分かれます。

 

コントロールパネルが

ドアを開けたところにある

フルドアタイプは

正面からみると

面材しか見えないので

比較的スタイリッシュです。

その他はほぼ一緒です。

 

コントロールパネルが

正面にあるタイプ。

 

コントロールパネルが

ドアを開けたところにあるタイプ

 

ゼオライトシリーズは

45cm幅モデルもあります。

ゼオライトは洗浄時、

庫内温度を高め、

乾燥時は食器や庫内から放出される

湿気を吸収して

食器を素早く乾かします。

 

ゼオライトシリーズは

洗浄が終わっても

自動でドアは開かず、

開けた場合もほぼ湯気がでません。

(洗浄コースよって湯気が出る場合もあり。)

 

ゼオライトは交換と

補充する必要がないので

メンテナンスの心配もありません。

 

余熱乾燥方式は

スタンダードシリーズと言い、

45cm幅モデルのみあります。

 

こちらは、

ゼオライトシリーズの

45cm幅モデルの機能は同じで

ゼオライトを使うか使わないかの

違いとなっています。

 

規格サイズについて

45cmタイプ

外形寸法(mm) W448 D573 H813

開口寸法(mm) W450 D573 H815-875

バスケット3段

洗浄容量 8人分

総重量 41㎏

 

60cmタイプ

外形寸法(mm) W598 D573 H813

開口寸法(mm) W600 D573 H815-875

バスケット3段

洗浄容量 約12人

総重量 49㎏

 

洗浄時間の差も気になるところですが

1回にかかる洗浄時間は

洗浄コースにより異なり

エココース

オートコース

パワフルコース

3種類の洗浄コースで

約2.5~4時間前後ですが

汚れ具合により前後します。

 

1日分の食器を

寝る前に洗浄をスタートし、

朝起きた時には洗い終わっている。

 

そんな使い方が多いです。

 

 

寝ている時に洗浄をするとなると、

運転音がどれくらいか

気になるかと思います。

60cmモデル 42dB

45cmモデル 44dB

これは実は

図書館の静けさと

ほぼ同じです。

 

個人差にもよりますし

間取りにもよりますが

基本的には

静かな方だという考え方です。

 

洗剤はヨーロッパでは

タブレット型が主流となっていて、

そちらを使うか、

国産の粉のタイプでも

問題はありません。

 

しかし、

液体洗剤はNGとなっていますので

ご注意ください。

 

また、乾燥機能がない

海外製の食器洗い機なので、

乾燥仕上げ剤として

リンス剤が使われます。

 

国産メーカーにはないものですが、

グラスに水滴が付かないように

撥水してくれて、

乾燥の仕上りが

全然違うので

使用するほうが良いかと思います。

 

製品の高さ

ボッシュの食洗機の高さは

81.3cmとなっています。

 

日本のキッチンは

天板を合わせて

85cmを選択する方が多いかと思います。

 

ボッシュの食洗機を

採用する場合は

開口高さは81.5cm以上が

最低ラインとなってきます。

 

キッチンの天板(カウンター)の

厚みがあるので

85cmでは厳しい可能性が

高いので注意する必要があります。

 

 

日本製食洗機との違い

 

前述でも説明しましたが

日本と海外では乾燥方法が異なります。

 

日本製の食洗機は、

洗浄後にヒーターで

温風をつくり

庫内に行き渡らせることで

食器を乾燥させる仕組みです。

 

日本製の食洗機は

予洗いが想定されているため、

事前に予洗いが必要です。

 

海外製は予洗いが不要です。

 

海外の食卓では

1日分をまとめて洗うので、

朝や昼に使った食器でも

高い洗浄力で

きれいに洗いあがります。

 

海外製は余熱乾燥方式を

採用しているので、

湯気が少ないことが特徴です。

 

ボッシュ食洗機のメリット

①節水・節電効果で環境に優しい

②高いデザイン性

③予洗い不要

④静かな動作音

⑤高い洗浄性能

⑥ゼオライト機能つき

⑦大容量・多機能

 

水道代や電気代を

年間で35%節約できる

効果的な設計が特徴です。

予洗いが不要なため、

ひと手間省かれますし、

節水・節電効果に加え、

環境に優しい素材や技術が

採用されています。

 

やはり一番の特徴は音です。

ドイツ製ということだけあり、

動作音は日本製に比べても

かなり静かです。

 

ボッシュ食洗機のデメリット

 

①金額がそれなりに高い

②キッチンメーカーが限られる

③高さが決まっている

④お皿によって乾燥が不十分

 

また海外では

器の浅いお皿が主流です。

ですが日本の食卓では

欠かせない

どんぶり鉢用には

製造されていない為、

底に水が溜まるので

どこに置くか

工夫を凝らす必要があります。

 

食器の置き方を変える事で、

きれいに洗え、

乾燥も問題も行えます。

 

高さが81.3cmと決まっているため

キッチン高さが85cm以上のものしか

合わないこともデメリットです。

ここは間違わないように

計画性をもっておかないと

いけないところです。

 

どちらにしても

それぞれの家族にあったものを

選んでいただくことが一番です。

 

国内製品や別の海外製品とも

比較しながら

ライフスタイルにあったもの

ご提案できればと思います。

 

家事時間が

楽になることは

時間のゆとりだけではなくて

生活のゆとりにも直結します。

 

暮らしの中のアイテムにも

ゆとりを生み出す工夫を

丁寧にと思います。

 

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暮らしの空間に癒しの時間を考える時にインテリアの要素としてアロマキャンドルなどを意識した暮らし方も一つの価値観だとおもいます、過ごし方を丁寧に考える家造り。

2024年10月30日 | 暮らしの事イロイロ

香りと灯りに包まれる

心地よい時間を過ごすプランも

家造りの際には

考えておくべき要素だと思います。

※キャンドルの光やアロマの香りで癒しの時間を考える提案も

 

最近家の中で

「ほっ」とできていますか?。

 

たとえば淹れたての

コーヒーを飲んだり、

美味しいスイーツを口にしたり、

お気に入りの

音楽を聴いたり・・・・・。

 

皆さんもいろいろ

思い浮かぶかと思います。

 

家造りの際には

そのような過ごし方を

イメージする時間も大切です。

 

性能や間取りだけではなくて、

どのような時間を

過ごすのかということ。

 

気分転換の方法は

人それぞれですが、

眠りに入る前の

何気ない

日常のひとときを

豊かにしてくれる

キャンドルやアロマの存在も

インテリアの要素にと思います。

 

香りが広がったり

ほのかな灯りが彩りとなる

暮らしの時間。

 

その日の気分や季節によって、

自分で好きな

香りをセレクトしたり。

 

気軽にアロマの香りを

楽しみながら、

寝る前の時間に

自分の心地良さを

充実させるような

空間づくりにも、

くつろぎ時間にも

馴染むと思います。

 

みなさんも当たり前の日常に

あたたかな光と

香りの時間を

取り入れることも考えてみませんか?。

 

想像以上に

心地よい時間に

出逢えるかと思います。

 

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暮らしの趣やインテリアを考えた収納スペースの提案に組み合わせと壁際の有効活用を楽しむディスプレイのような収納パーツを検討する事も暮らしの空間を楽しみながら収納の質を向上させる工夫

2024年10月29日 | 暮らしの事イロイロ

ミラタップ・miratapの営業さんと

いろいろな住まい造りの

パーツについて相談を。

※株式会社ミラタップ・営業さんとの相談中

 

もとは「サンワカンパニー」

今年の10月からは「ミラタップ」と

社名が変更になっています。

 

サンワカンパニーといった方が

皆さんにも

馴染み深いかと思いますが・・・・・。

 

この日はカタログを見ながら

収納のパーツなどの特徴なども

いろいろと聞かせていただきながら

建材提案の選択肢にも。

 

収納スペースの考え方にも

いろいろあって

まとめて収納する方がよい場合と

個々に分別にて

必要なところに必要な数だけ

という収納方法があります。

 

個室にでもそれは該当する訳で

特に寝室やLDKといった場所

場合によってはホールや廊下などにも。

 

カタログで見ていた収納は

スッキリとして

ディスプレイにもなる

インテリア収納。

 

ただ収納というだけではなて

収納をインテリアとして

考える時にはちょうどいい棚。

 

ある程度自由に組み合わせて

モダンな壁面空間を

イメージしたり

程よく落ち着いたカラーリングで

役目をつくったりする

デザインにはいいいなと思います。

 

収納スペースを

単なる置場として考えるのか

デザインを活用して

居心地と利便性を兼ねた

収納の多機能をイメージするのか?。

 

暮らしの空間づくりと

インテリアの融合に

程よい提案になればと思います。

 

カラーの組み合わせと

心地良さの雰囲気で

ある種の

「フォーカルポイント」にもなりますから。

 

組み合わせも楽しみながら

モダンな空間の工夫にも

最適だなと思います。

 

いろいろな暮らしの価値に

収納の工夫・アイデアも

過ごし方の一部に。

 

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家事動線や日頃の暮らし方を考えながらキッチンのレイアウトによる家事の違い、過ごし方の違いと間取りの工夫提案でL型キッチンやコの字型キッチンも検討する事で良い意味での家事時間の変化も。

2024年10月28日 | 家 住まい 間取り プラン

L型キッチンや

コの字型キッチンの

コーナー部分の使い方にも

いろいろな優位性があります。

※設備建材メーカー・Panasonic L-CLASS コの字型キッチン商品展示(奈良ショールーム)

 

間取りと共に考える

キッチンの計画性と

使い勝手に対する

それぞれの家事プランから紐解く

選択肢のデザイン提案を大切に。

 

L型キッチンや

コの字型キッチンを

ご検討している方の中には

コーナースペースが

どのように活用できるのかを

悩む方もいるかと思います。

 

L型/コの字型キッチンの

コーナー部分は、

デッドスペースになりがちですが、

実は収納や

作業スペースとしても

有効活用ができます。

 

キッチンのコーナーを

有効活用するための

間取り別の考え方やレイアウト、

キッチンコーナー部分での

収納について

少し書いてみたいと思います。

 

 L型キッチンや

コの字型キッチンのコーナーは、

使い方が難しいと思われがちですが、

工夫次第で

快適な空間になります。

 

間取り別に

最適なレイアウトもあり、

コーナー部分の使い勝手を

向上させる

アイデア次第で

実用性も変わってきます。

 

作業スペースとして活用。

コーナー部分は、

作業スペースとしても

活用できます。

 

カウンターを設置することで、

作業スペースを

広げることができます。

 

調理の際に

食材を置く場所として

便利というスペースでもあります。

 

シンクを置く。

シンクをコーナー部分に

レイアウトすることで、

洗い場としての

作業スペースを広げることができます。

 

それによって

洗い物や

野菜のカットなどを

コーナー部分を

活用することにより

効率的に行えます。

 

間取り別のレイアウト。

キッチンのコーナーは、

間取りによって

使い方が変わってきます。

 

リビングと隣接している場合

リビングとのつながりを

意識したレイアウトにすると

比較的I型キッチンと変わらない

対面方式での

開放的な空間になります。

 

ダイニングと

隣接している場合、

ダイニングと一体感のある

レイアウトにすることにより、

食事の準備が

スムーズになります。

 

これはアイランド型キッチン

などでも

よくレイアウトする

横移動可能な

間取りプランと同じ状態です。

 

キッチン横にも

独立したキッチン収納スペースを

充実させやすくなり、

使いやすく効率的な

レイアウトにすると、

籠り部屋のような

家事作業に集中できる

キッチンになります。

 

L型キッチンや

コの字型キッチンの

コーナー収納は、

限られたスペースを

最大限に活用することが

重要です。

 

使いやすく美しい収納を

実現するために、

効率的な収納方法と

おすすめの収納アイテムも

存在します。

 

収納アイテムを

活用することで、

コーナーの

収納スペースを

より効率的に使えます。

 

引き出し式収納ボックス。

積み重ねて

収納できるので、

スペースを有効活用できます。

 

回転式収納ラック。

コーナー部分に

設置することで、

奥のものを

取り出しやすくなります。

 

パントリー型の収納等も

キッチンシステムに

組み込まれた商品もあります。

 

ワイヤーバスケット。

通気性が良く、

整理整頓しやすいので、

食材や食器の収納に

最適です。

 

収納の仕分けコーナー。

収納は物を整理して

収納することで、

使いやすくなります。

 

頻度別に収納。

よく使うものは

手の届きやすい場所に、

あまり使わないものは

奥に収納する。

 

分別する整理収納。

収納調味料、

食器、食材など、

カテゴリー別に

収納することで、

探しやすくなります。

 

ラベルを貼る。

収納ボックスや

引き出しに

ラベルを貼ることで、

中身が一目でわかります。

 

キッチンのコーナー収納は、

様々なアイデアで

使いやすくできます。

 

コの字型収納。

コーナー部分に

コの字型の棚を設置することで、

収納スペースを増やせます。

 

壁面収納を設置することで、

コーナー部分の空間を

有効活用できます。

 

オープンシェルフ。

オープンシェルフに

収納ボックスや

収納ケースを置くことで、

見た目もスッキリと

整理できます。

 

アイランド型の

キッチンなどに比べると

比較的家事動線が

スムーズになりやすいので

キッチンのコーナーは、

収納や作業スペースとして

有効活用できます。

 

間取り別に、

そして家事の動線や

キッチンの好みなど

最適なレイアウトを検討し、

収納アイテムを活用することで、

使いやすく美しい収納を

実現することができます。

 

コーナー部分の

収納アイデアを

取り入れることで、

L型キッチンの魅力を

最大限に引き出しつつ

快適な家事空間にも近づきます。

 

それぞれの家庭での

家事の考え方や

間取りの方向性により

選択肢は異なりますが

L型のキッチンの特徴を

最大限活用する事も

家造りの最初の段階で

検討に入れて

家での暮らし全体を

イメージする事で

家事時間やリビングでの過ごし方、

暮らし方の価値観も変化します。

 

事前にキッチンや

バスルームなどの

商品販売メーカーショールームへ

ご案内したり

家具などインテリアの選択肢

ご覧いただくのは

そういう意味も含んでの

家造りと

暮らしの環境づくりを

考えての事です。

 

家事の認識や

過ごす場所意識をデザインする事も

大切な家造りに関する

時間の価値です。

 

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暮らしの心地をイメージする家造りと注文住宅だからできる居心地の創出を多角的に考える間取り提案、暮らしの環境づくりを各家庭の生活感や暮らしの文化から紐解く設計の提案を大切に。

2024年10月27日 | 家 住まい 間取り プラン

心穏やかに暮らす。

日々の暮らしを

穏やかにと思います。

※ライフスタイルを重視した回遊動線を設計した間取り鳥観図事例

 

家族が心身ともに

健康で暮らせる大きな要素。

 

それは、

家で過ごす時間帯が

穏やかであることです。

 

家庭円満や人生円満は、

心持ちを

穏やかに保つところから

始まります。

 

住まいに関して

ここちよい空間づくり、

使い勝手、

そして+αの工夫、

心に配慮する設計をと

考えています。

 

風を通す、光を透かす、

視線を抜く、

気密・断熱、換気、調湿、

これらは当たり前の

ことではありますが、

その当たり前を

複合的に設計し、

実際のここちよさに

落とし込むことは

簡単ではありません。

 

そういう意味もあって

単なる間取りの話しではなくて

家族にとって

何が重要かを

整理できるように

ライフスタイルや

生活環境について

お話しをしています。

 

風を通す・陽を取り入れる

遮るそして使い勝手。

 

各所の使い勝手を

考慮すると

ストレスの軽減にも

繋がります。

 

お客様動線、

パジャマ動線、

洗濯動線・・・・・etc。

 

生活のスタイルによっては

回遊できる間取りと

動線も大事なのですが、

単に「回る」のではなく、

洗う、干す、

たたむなどの機能を持たせつつ、

日々の暮らしを反映した

回れる動線であることが重要です。

 

+αの工夫

心が穏やかであるために、

日常細かなストレスがないよう、

家づくりに活かす方法を

各家庭のライフスタイルから

考えます。

 

来客時の状態、

お客様をどうお迎えするか、

家族間で

コミュニケーションが

取りやすい空間か、

家族と言えども

パブリックとプライベートは

確保できているのか、

行き先々に

居場所があるのか、

何気ない日々の行動ひとつが、

満足になるか、

ストレスになるかは

この配慮でも大きく異なります。

 

暮らしの環境を

どのように考えるべきなのかは

過ごし方を

イメージするところから

大切にと思います。

 

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NEW LIGHT POTTERY・ニューライトポタリーのインテリア照明採用検討の打ち合わせと暮らしのイメージを考える時間、住まい造りの途中に暮らしを彩る選択肢を具体化する事で居心地のデザインを昇華。

2024年10月26日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

NEW LIGHT POTTERY

ニューライトポタリーの

インテリア照明。

※NEW LIGHT POTTERYショールーム

 

心地よい空間を生み出す

美と機能を暮らしの提案に。

※二階展示スペース・空間展示は陰翳で魅了する展示空間

 

※二階展示スペース・障子のある和空間にも馴染むペンダントライトの空間展示

 

 

※二階展示スペース・壁に設置するペンダントライトの展示空間際

 

インテリアの中でも「照明」は

その場の雰囲気や居心地に

大きな影響を与える要素として

注目されています。

※一階ペンダントライト展示コーナー

 

とりわけ、

ニューライトポタリーの照明は、

シンプルでありながら

温かみのあるデザインが

特徴です。

 

Casa BRUTUSをはじめ

数々のインテリア雑誌にも特集され

ご存じの方も多いかと思います。

 

洗練された職人技を駆使した

モダンでレトロな照明が

多くの人々を魅了しています。

※ショールーム内の展示品をご覧いただきながら選択肢をイメージする時間

 

僕も何度か

住まい手さんに

お勧めしている

照明インテリアのブランドですが、

今回も住まい手さんを

ご案内させていただき

ニューライトポタリーの

ショールームへ。

 

古民家を改装した

ショールーム空間での

対比をご覧いただきながら

今回計画した住まいの間取り

プランや空間構成での

取り入れ方についていろいろと

実際の展示照明を

吟味しながら

空間のイメージを・・・・・。

 

居住空間をより心地よく、

豊かなものにするための

照明の選択ポイントを

お話しさせていただきながら

実際の採用位置と

過ごし方の連動と

寸法(サイズ)の効能と

実例も踏まえて

選択肢のご提案を。

 

※ショールーム吹抜け空間を利用したペンダントライトの展示

 

照明がインテリアにもたらす効果。

インテリアデザインにおける

照明の役割は、

単なる「明るさ」を

提供することだけではありません。

 

照明の配置やデザインによって、

空間の雰囲気や

使用感が大きく変わります。

 

ニューライトポタリーの照明は、

照明器具そのものの

デザインと採用している

ガラスや周辺素材ならではの

温かみある質感と、

適度な光の拡散によって、

柔らかく落ち着いた空間を

生み出す効果があります。

 

空間の雰囲気を変えるということ。

照明の色温度や

光の強さを調整することで、

同じ部屋でも

異なる雰囲気を楽しめます。

 

例えば、

暖色系の照明を用いると

リラックスした

落ち着きのある

空間が生まれます。

 

一方で、

白色の光を使用することで

作業や勉強に

集中できる環境が整います。

 

視覚的な美しさの強調。

ニューライトポタリーの照明は、

その美しいデザインにより、

昼間でも

インテリアとしての

役割を果たします。

 

特に吊り下げ型の

ペンダントライトは、

点灯時だけでなく

消灯時にも

空間のアクセントになります。

 

照明の選び方と配置のコツ。

照明を選ぶ際には、

空間の広さや用途、

求める雰囲気に合わせて

最適なデザインと

配置を考えることが大切です。

 

サイズ選びのポイント。

照明のサイズは

空間の広さに応じて

選ぶ必要があります。

 

例えば、

広いリビングには

大きめのペンダントライトを、

又は小ぶりな照明を複数配置するなど。

 

逆にコンパクトなスペースには

小ぶりなテーブルランプなどを

置くことで、

視覚的なバランスが取れます。

 

高さの調整。

天井からの吊下げ型の照明器具、

ペンダントライトの高さも

空間と使う位置関係に合わせて

調整することが重要です。

 

ダイニングテーブル上に

吊るす場合では

テーブルから

70〜80cm程度の高さが

理想とされています。

 

この高さにより、

食事をする際に

照明が邪魔にならず、

ちょうど良い位置関係を

確保することができます。

※ただし照明器具本体のサイズにもよる

 

複数照明の活用。

一つの照明だけでなく、

複数の照明を組み合わせることで、

奥行きのある空間演出が

可能になります。

 

たとえば、

リビングルームでは

ペンダントライトと

フロアランプを組み合わせて

使用することで、

明るさを調整しつつ、

スタイリッシュな印象を

与えることができます。

※実際に夜が近づく事でインテリア照明としての効能の高さを実感できるタイミング

 

ニューライトポタリーの照明は、

デザインの美しさと機能性、

そして持続可能性を

兼ね備えたインテリア照明として、

非常に魅力的です。

 

シンプルで温かみのあるデザインは、

デザインの計画性により

インテリアと暮らしにも

自然に溶け込み、

心地よい空間を演出してくれます。

 

暮らしのンテリアとして

照明器具を大切に扱う「暮らしの趣」は、

持続可能な生活を送るための

選択肢としても

価値ある選択だと思います。

 

暮らす為の周辺となる

建築空間の構成に

丁寧なデザインを。

 

日々の暮らしを彩る

インテリアの中に

照明の選択肢も

大切にと思います。

 

模様替えや引っ越しに伴う

インテリアコーディネートのご相談も

ホームページから

お問い合わせください。

 

住まいの新築・リフォーム
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(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事、現場での打ち合わせが続いているところ、リアルなサイズを体感しながらの打ち合わせで昇華する要素を丁寧に。

2024年10月25日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築

 

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事

※設計デザイン時の外観イメージCG

※和をモダンにイメージした玄関アプローチ・洗い出し仕上げ

 

現場はイメージとしていたカタチが

徐々に具体化しているところ。

 

※工事中の現場の様子・仮設足場が掛かっている状態

 

まだ足場と養生があるので

外観の全体像が表面上

分かる状態ではありませんが

外壁仕上げ材がほぼ貼られた状態なので

近づけは雰囲気の一部は

住まい手さんにも伝わる状態に。

※外壁仕上げ材・軒裏材を貼り終えた状態で外観雰囲気も伝わる状態に

 

玄関横には外部の生活動線を意識して

プラン提案時に

外構の設計要素として「自転車置き場」を

「歩車分離」の考え方のように

車の駐車スペースとは分離させて

家の半屋外に設計しています。

 

これにより「日常生活」の

外部と内部の動線も

しっかりと整理整頓された状態に。

※工事養生と注意書き・玄関ホールのカタチも明確になっている状態

 

玄関のカタチも雰囲気が感じ取れる状態で

間取りとしての各エリア区分も

徐々にわかりやすくなっています。

 

この日は住まい手さんを交えての

現場打合せで

簡易打ち合わせスペースにて

工事の経過打ち合わせと

今後の工事内容についての詳細を。

※外観の妻飾り資料と共に設計図・展開図をご覧いただきながら壁の構成要素を再確認中

 

設計図の展開図(室内を東西南北4面表示した図面)を見ながら

各部屋の構成要素を再確認。

 

※室内構成をイメージした設計プランのLDK内観CG提案資料

 

図面やCG、イメージ図で見るのと

住まい手さんが現場で実際に「体感」するサイズは

別物なので「寸法の感度」を

この時点で改めて・・・・・。

 

実際壁の位置の認識などに関しては

リアルがともなわないと

認識が難しいですから。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールームにて家具サイズ体感提案

 

そういった意味で「体感」をともなう打ち合わせを

間取り計画や設計に取り掛かる前段階

家具ショールームでの打ち合わせの段階から

調整しています。

 

感覚と体感とイメージの連動。

 

そして和室部分にもその良な意味で

立体的な意識の提案を。

※和室のイメージ提案CG

 

座面との差を構成要素に。

 

和室はどちらかというと

畳の面に座るスタイルだったり

フランクな時間だと

寝転ぶようなスタイルが多くなります。

 

アイレベル(目線の位置関係)から

どのように感じるのか?

というところを設計段階から意識して

ご提案していますが、

現場での打ち合わせは

その「振り返り」の時間。

 

サイズ感をリアルに体感していただきながら

障子や窓、

空間の余白・隙間となる

吊り押し入れの部分などの雰囲気を。

 

出現する空間の意図を

どのように仕上げるのか?。

 

設計で予め決めている内容が

ほとんどですが

その振り返りによる

リアルを体感する昇華で

暮らしの空間の価値も質も

向上します。

 

過ごし方をリアルに近い状態で

打合せする時間を大切にと思います。

 

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室内のイメージと雰囲気を大切にしながら暮らしを整えるインテリアの要素としての壁紙・クロスの選択肢、どのような雰囲気で暮らしの空間と部屋の味わいを居心地よく感じるのかを丁寧に。

2024年10月25日 | 設計の事デザインの事

住まい造りの際、

リフォームの際には

部屋の仕上げ材選択にも

いろいろな考え方があり

壁紙・クロスで

仕上げる事も多いです。

※壁紙・クロス・インテリア提案のイメージ設計検討・イメージ提案CG

 

そして壁紙・クロスの選定にも

色々な考え方がありますが

印象ががらりと変わります。

 

色や素材の印象は大きいですから。

 

そういう意味で家具や床、

窓を含めて部屋全体を考えて

雰囲気をイメージする事が大切です。

 

壁紙クロス選びは、

部屋のイメージを

大きく左右する

重要な要素となりますから

 

種類も豊富で、

機能性も多様化しているため、

判断に迷う事も

多いかと思います。

 

新築やリフォームを検討している、

理想の部屋を実現したいと

考えているみなさんも

多いと思いますので、

壁紙選びの基礎的部分を

少し書いてみたいと思います。

 

この記事を読むことで、

少しでも皆さまの

ご参考になればと思います。

 

壁紙は、

部屋の雰囲気を

大きく左右する重要な要素。

 

居心地も随分それで変わります。

 

まずは部屋のイメージを

決めるところから・・・・・。

 

部屋の雰囲気を

ガラリと変える壁紙選び。

 

まずは、

どんな部屋にしたいのか、

明確なイメージを持つことが大切。

 

僕は事前にそういったところも

間取り計画前に

イメージの打ち合わせを

家具と合わせて

ご提案させていただくように

しています。

 

例えばですが、

明るく開放的なリビングにしたい

落ち着いて過ごせる書斎にしたい

華やかで可愛らしい子供部屋にしたい

しっとりと落ち着いた空間にしたい

和の風情を楽しむモダンな部屋にしたい

など、

具体的なイメージを持つことで、

壁紙選びの選択肢が

絞りやすくなります。

 

部屋のイメージに合わせた

カラーコーディネート・・・・・。

 

部屋のイメージが決まったら、

それに合わせた

カラーコーディネートを。

 

壁紙の色は、

部屋全体の印象を

大きく左右する要素の一つです。

 

例えば、

白や明るいパステルカラーは、

部屋を広く明るく見せる効果があります。

 

グレーや落ち着いたアースカラーは、

リラックス効果があり、

落ち着きのある空間を演出します。

 

アクセントカラーを取り入れることで、

個性を表現することができます。

 

壁紙の種類と機能性

壁紙には、

素材や機能によって

様々な種類があります。

 

それぞれの特徴を理解した上で、

部屋の用途や

ニーズに合わせて

選ぶことが大事です。

 

・ビニールクロス:最も一般的な壁紙で、耐久性が高く、お手入れも簡単です。
・紙クロス:自然素材でできているため、優しい風合いが特徴です。
・不織布:強度が高く、汚れに強いのが特徴です。
・塗り壁クロス:機能性の部分で、調湿効果や消臭効果があります。

 

アクセントクロスで個性をプラス

アクセントクロスとは、

部屋の一部に違う壁紙を貼ることで、

空間のアクセントをつける手法です。

視線を寄せたい場合や

部屋にメリハリをつけるのに効果的です。

アクセントクロスには、

柄物や色違いの壁紙、

レンガ調やタイル調など、

様々なデザインがあります。

 

次に大事な事を少し。

サンプルを確認する・・・・・。

実際に壁紙の色や

柄を確認するためには、

サンプルを見る事が重要です。

サンプルを見ることで、

部屋に合わせた壁紙の

イメージを掴みやすくなります。

また、照明の色や

時間帯によって

見え方が変わることを

確認することも重要です。

 

部屋全体のバランスを考慮する事。

壁紙選びでは、

部屋全体のバランスを

考慮することも大切です。

床の色や家具の色との調和、

窓からの光の影響などを考えて、

壁紙の色や柄を考えるように。

 

例えば、

床の色が濃い場合は、

壁紙の色を明るくすることで、

部屋に広がりを

感じさせることができます。

 

天井とのコーディネート

天井の壁紙も、

部屋全体の印象に影響を与えます。

床や壁の壁紙と

コーディネートすることで、

よりバランスのよい空間を

計画する事ができるようになります。

 

例えば、

床と壁の壁紙の色を揃え、

天井の壁紙を

少し明るい色にすることで、

部屋に広がりを

感じさせることができます。

 

照明との組み合わせ

照明は、

壁紙の色や柄の見え方に

大きく影響を与えます。

照明の色温度や明るさによって、

壁紙の色味が

変わって見えるため、

照明との組み合わせも

考慮が重要です。

皆さんも経験があると思うのですが

服装を室内でコーディネートして

外出する際、

屋外で見る色と、

目的地の室内の照明の違いで

異なった色に見える経験。

 

そういったことが空間でも

現象として存在するという事です。

色は光の反射で変わりますから

照明計画と連動させておくことが大切。

 

僕は事前に照明のプランについて

お話をさせていただいたり

家具ショールームで

事前に色などをご覧いただけるよう

ご案内させていただいているのは

そういうところの提案も含めての時間で

調整しているからです。

 

部屋の構成としての壁紙でも

いろいろな考え方と

イメージするべき内容があります。

 

ライフスタイルと

暮らしを連動して設計する事で

機能美とデザインと

暮らしの質を高める

家づくりとなるように

要素の整理は大切です。

 

⼩さなこだわりまで実現でき、

個性のあるデザインと

コストをかけるところと、

そうでないところのメリハリをつけ、

予算を最⼤限に⽣かせるというのも

壁紙選択のメリットです。

 

暮らしの事を

部屋の雰囲気も大切にしながら

考えてみませんか?

 

問い合わせは、

メールにて気軽にご連絡ください。

 

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暮らしの空間に緑のある生活スタイルを考える事で癒しの空間に変化するライフスタイルの設計デザイン提案を、部屋に色の効能と派生する観葉植物の効能を提案する家造り。

2024年10月24日 | 設計の事デザインの事

緑がもたらす効果を

暮らしの空間と住まいづくりに。

※インテリアに色の効能を取り入れつつグリーンのある暮らしの提案

緑が人に与える

心地いい作用というものがあります。

 

緑視率という言葉を

ご存じでしょうか?。

 

緑視率とは、

「視界に緑が入っている割合」を

示す目安となっていて、

最近では「まちづくり」や

オフィスの作業効率向上に

活用されている指標です。

 

一般的には、

緑視率が25%以上あると

人は安心感を覚え、

10~15%の間が

最も集中できる割合だと

言われています。

 

オフィス緑化の効果は、

主に「ストレスの低下」

「心拍数の低下」

「知的生産性の改善」の3つ。

 

従来のオフィススタイルから

今は随分と変化しているのを

皆さんも職場で

意識できるかと思います。

 

古いオフィスもリノベーションや

プチリフォームで

職場改善として

cafeスペースやライブラリーを

併設したり

効率のスペースだけではなくて

余白を取り入れる動きも多いです。

 

植物があるほうが

精神的ストレスや

目の疲労が軽減されたり、

創造性の高い作業をする際には、

視界に入る植物が多いほど、

高いパフォーマンスを

発揮するという

研究結果もあるようです。

 

Google・Amazon・Appleなどの

グローバル企業では

すでにオフィス緑化に力を入れており、

ジャングルをイメージした

独創的なオフィスもあります。

 

話しを元に戻すと

最近ではオフィスだけではなく、

家でも癒しを求めて

観葉植物や花を

育てる人も増えています。

 

最初からそれらを

計画に入れた

考え方で配置(レイアウト)含みで

設計する暮らしのプランも

よくご提案しています。

 

とはいうものの、

生活に緑を取り入れるには

お手入れに

手間がかかってしまうという

側面もあります。

 

そこで、

手間なく、

気軽に生活に緑を

取り入れたいという方に

おすすめなのが、

大きすぎず、

小さすぎないサイズなら

場所を選ばず、

心地いい空間に

コーディネートができる

観葉植物。

 

何となく

味気なく感じてしまう状態で

フェイクグリーン寄りは

やめにして、

部屋に生きている

癒しを取り入れてみませんか?。

 

日々の生活に溶け込む、

豊かな癒しの風景に

なることで暮らしにも

環境の改善が

見込まれるかも知れません。

 

暮らしの味わいを

インテリアとしてのグリーンから

考える事も

暮らしの効能にと思います。

 

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インテリアの効能を考えながら暮らしを丁寧に感じる空間の提案構成に灯りの存在をイメージする事、ルイスポールセンの程よい灯りを感じながら過ごす人の感度を上質に設計するデザインの奥深さ。

2024年10月23日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

ルイスポールセンの

程よい灯りを味わいながら

奥深さを感じる暮らしの提案。

※インテリアセレクトショップにて

 

ルイスポールセンとは

1874年に設立した

デンマークデザインの

高級照明ブランドです。

※インテリアセレクトショップにて

 

卓越した照明を提供するように

デザインされたランプは

高品質の材料から製造され

生涯にわたり

利用できるように

作られています。

※実際の採用事例

 

インテリアや

ドラマがお好きな方であれば、

見たり聞いたりした事は

あるのではないでしょうか?。

 

デンマークは

ヨーロッパの中北部に位置し

スカンジナビア半島の南端で

大小約500からなる小さな国です。

 

観光旅行や

インテリアでも人気の

北欧4ヵ国の中で最小の国です。

 

面積は日本の九州とほぼ同じ

約4万3k㎡で、

人口は約570万人(兵庫県で約545万人)。

 

首都はコペンハーゲンで

色鮮やかな

美しい建造物が

街並みをデザインしています。

 

有名な童話のマッチ売りの少女や

裸の王様、

組み立てブロックの

レゴでも知られ、

世界中の人々から「おとぎの国」と

言わる自然溢れる豊かな国です。

 

そんな魅力ある国で

144年間も愛され続けた

照明ブランド

「ルイスポールセン」の照明についても

インテリアのご相談を

いただく事も多いので

このブログでもよく紹介していますが

先週は3組から

ルイスポールセンの照明につて

インテリアの新規ご相談をいただいたので

再度「ルイスポールセン」の照明について

書いてみたいと思います。 

 

Louis Poulsen(ルイスポールセン)とは

1874年に創業した

デンマークの照明ブランド。

 

ルイスポールセンの

デザイン手法は

形態は機能に従うという

北欧・デザインの

伝統にもとづく製品づくりで

行っています。

 

単に照明器具を

デザインするのではなく、

光を通じて

人にとっての居心地の良さを

追求しています。

 

既製品の多くは

建築プロジェクトの中で

誕生したものがあります。

 

それぞれの空間のシーンに合わせ

デンマークの

著名なデザイナーや

建築家とコラボレーションし

名作が作られています。

 

Louis Poulsen(ルイスポールセン)の魅力

ルイスポールセンの魅力は3つ

・シンプルで普遍的な美しいデザイン

・高品質な材料

・上質な光をつくりと心地よい空間を生み出す

 

ルイスポールセン社の

照明に共通するものは、

シンプルで

北欧の柔らかなデザイン。

 

洗練された

存在感を放ちつつ

自然と空間に

馴染むように作られているのが

特徴です。

 

素材の品質が

光の質に影響を与える考えから

すべて厳選された

高品質の素材を使用して

製造されており

国内製造施設で

慎重に製品管理されています。

 

デザインの裏には

光の出方を計算し

美しい光の中で最も

障害となるグレア(まぶしさ)が

直接見えないよう

計算された構造になっています。

 

そんな考えを提唱したのが

デザイナーの

ポール・ヘニングセンです。

 

出典:ルイスポールセンPH

近代照明の父と呼ばれた

ポール・ヘニングセンは

1894年生まれの

デンマーク・コペンハーゲン出身の

建築家兼照明デザイナーです。

 

伝統的な機能主義建築を

キャリアのスタートとした後、

彼の興味は

照明分野に移っていきました。

 

ルイスポールセンとの協働は

1925年に始まり、

後の「PH5」は1958年発売以来、

時代を超えて

世界中の人々に愛され続けます。

 

ルイスポールセンのデザインポリシー

ルイスポールセンは

形態は機能に従うという

スカンディナビア・デザインの

伝統にもとづく

製品づくりを実践しています。

 

シカゴの建築家、

ルイス・サリヴァンが説いた後の

モダニズムの元となる

考え方です。

 

これは機能の側面が満足されれば、

美しさは自然に

そして必然的についてくるということを

意味しています。

 

世界のポルシェの

デザインポリシーにもなっています。

 

まさに

移り変わる流行を追うよりも、

普遍的な美しいスタイルということです。

 

ルイスポールセンの代表作

PH5

 

ポール・ヘニングセンは

対数螺旋を用いて

PHシリーズをデザインします。

 

対数螺旋とは、

貝殻など自然界でも多く見られる

カーブのことで

建築や芸術でも

実は数多く取り入れられています。

 

独特のカーブを採用したシェードと

内部の反射板を

精巧に組み合わせた

デザインになっています。

 

中心に「光源」を置くことで

効率よく光を反射して、

ライト全体が

光っているように見えます。

 

ヘニングセンは

PH5の開発にあたって

光の色にも着目しました。

 

器具の内部と

リフレクターを赤と青で彩色し、

白熱球の光の色味を

補正することで、

温かさと爽やかさを

同時に演出することに成功しています。

 

見た目の美しさと

実用性を兼ね備えた照明として

大変評価されています。

 

PH5の仕様

サイズ・重量・色の展開について

サイズ(mm):500(幅)×267(高さ)/質量1.8㎏

PH5の5は直径500mmということです。

色は17色展開しています。

 

テーブル面からの高さは、

個々の好みや

空間の質などにもより

異なりますが

大凡600が平均値かと思います。

※推奨されています

 

PH5よりも

少し小さい『PH5MINI』もあります。

 

PH5に対応できる

テーブルのサイズは1500mm~1600mmと

言われています。

 

最近では

空間のニーズが変わり

リビングを大きく取る方も

増えて来ている為、

それ合わせて

テーブルサイズも1800mm~2000サイズが

一般的になっています。

 

デンマークでは

手元を明るくする考えがあり

キッチンでは

ペンダントライトを吊るすケースが

多くみられます。

 

スポットライトの感覚。

 

アイランドキッチンに

PH5MINIを2つ吊ると

空間も可愛くなります。

 

照明の存在はすごく大きくて

僕自身もインテリアコーディネートを兼ねながら

間取りの提案設計を行うため

要素として照明の意味を

事前にいろいろな角度から

ご提案させていただくように

していましす。

 

トルボー220

 

「トルボー220」は、

シンプルで洗練されたデザインと、

優れた光の

拡散能力を持っています。

 

その円筒形のデザインは、

どんな空間にも

自然に溶け込むと同時に、

空間にアクセントを加える

存在感を放っています。

 

高い品質の材料と

絶妙なバランスの取れたデザインにより、

長く愛用されることが

保証されています。

ルイスポールセンの「トルボー220」は、

モダンでありながら

時代を超えた

普遍的な美しさを持つ

照明器具です。

 

そのシンプルながらも

存在感のあるデザインは、

どんなインテリアにもマッチして、

長く愛されています。

 

トルボー220の仕様

サイズ・重量の展開について

サイズ(mm):220(幅)×375(高さ)/質量1.5㎏

220も直径ということです。

 

トルボーもPH5と同じで

少し小さいトルボー

150があります。

 

 

ルイスポールセンのスタンド照明

※インテリアとして整えるスタンド照明の配置デザイン

 

スタンド照明は

特に注目される

カテゴリとなっていて、

これらの照明は、

その独自のデザイン哲学と

高い機能性によって、

世界中の多くの家庭や

施設で利用されています。

 

ルイスポールセンのスタンド照明は、

シンプルで

洗練されたデザインが特徴。

 

しかし、

そのシンプルさの中にも、

細部にまでこだわった

デザインが詰め込まれています。

 

独特の形状や曲線は、

空間に繊細な影を作り出し、

部屋全体の雰囲気を高めます。

 

ルイスポールセンの

スタンド照明は、

一つ一つが独立した

アートワークのような存在です。

 

例えば、

ルイスポールセンの

代表的なスタンド照明である

PH 3/2は、

三層のシェードが特徴的で、

光を均一に拡散することで暖かく、

かつ柔らかい照明を生み出します。

 

このような独自の光の取り入れ方は、

ルイスポールセンの

デザインの一貫性を示しています。

 

また、

ルイスポールセンのスタンド照明は、

耐久性や

メンテナンスの容易さも

考慮されて設計されています。

 

質の高い材料と

洗練されたデザインが

組み合わさることで、

長く使用することができる

耐久性を持ち合わせています。

 

ルイスポールセンの

スタンド照明も

ペンダントライトと同じく

独特のデザイン哲学と

高い機能性を併せ持つことから、

世界中の多くの人々に

愛され続けています。

 

これらの作品は、

照明としての役割だけでなく、

インテリアの一部としても

空間を魅力的に彩っています。

 

他にもAJシリーズも

人気なスタンド照明です。

 

照明と言えば、

建築に付随しているイメージかもしれません。

 

しかし、

スタンド照明という存在も

すごく良いと思います。

 

北欧と日本の食文化の

違いから考える照明計画。

 

北欧では食卓の明かりは

50ルクス~100ルクスと

言われています。

 

一方日本の食卓では

300ルクス~500ルクス以上で

照明計画を行います。

 

そうすることで

食材は美味しく見える

とされています。

 

※ルクスとは明るさを表す指標で、

数値が大きいほど明るいとされています。

 

 

ルイスポールセンPH5の

リプロダクト品の存在。

 

リプロダクトとは、

デザインに関する

権利の期限が切れた製品を

正規品に近い形で

デザインされた

復刻・再生産することを言います。

 

そのような商品は

ジェネリック家具とも

いわれていますが

リプロダクトの普及で、

より多くの人が

気軽にデザイナーズ家具を

楽しめるようになりました。

 

リプロダクト品のメリット

・安価でデザイナーズ家具を楽しめる

・販売店が数多く存在

・国内生産のものが多い

しかし、

ジェネリック家具が普及すると

デメリットも出てきます。

 

 リプロダクト品のデメリット

・作品自体の価値が下がる

・ディテール部分は本物に劣る

・耐久性が落ちることがある

・粗悪品も紛れている

 

リプロダクト品の特徴や

メリットデメリットもありますが、

やはりデザイナーが手掛けた名作は

素材や技術だけではなく、

作り手の想いや

物語がいっぱい詰まっています。

 

作品がもつ本来の価値は、

価格には代えられません。

 

それは本物を長く愛用し

愛着が溢れ初めて

気づくことかもしれません。

 

一時的なものでは無くて

普遍的な美しさは

どの時代でも愛され続け

長く使われます。

 

料理を美しくみせ

家族を照らす役割を担う

照明は

家族を温かく包み込むような

役割を果たします。

 

明るさだけではなくて

雰囲気による濃淡も照明と空間の

効能によるものです。

 

良いと感じる過ごすシーンを

思い浮かべてください。

 

どんなシーンにどのような明るさが

心地良いですか?。

 

明かるさだけではなくて

灯りの効能は本当に

様々なシーンで大切なものです。

 

住宅を新築したり

リフォームを行う際には

照明器具の効能を思い浮かべて

空間をイメージする事も

大切な家造りの考え方だと思います。

 

暮らしのシーンに

灯りとの距離感も丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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暮らしの事を丁寧に考え整えるということ、生活に密着した案が得方を大切にしながら日常と非日常の環境を各家庭の暮らしに関する文化を紐解きながら関係性を程よくデザインする設計の役割。

2024年10月22日 | 暮らしの事イロイロ

建築を考えるとき、

住まいや

暮らしの事を考える

前提条件として

人のことを考えるということ。

※アトリエにて住まい手さんご家族との打ち合わせ

 

心身を癒しつつ

家族と時間を共有したり

人生で一番長く過ごす場所は

ご自身の住まいだと思います。

 

そういう意味で

住まいは家族との関係性も

それぞれの暮らし方を

理解しつつ

「ココロ」も「カラダ」も

解放できる空間であるべきだと

考えます。

 

住宅において、

建物の耐震性や耐久性などの

性能はもちろんですが、

そういった性能が

備わっているだけでは

よいとは考えていません。

 

勿論「性能が第一」という

表現もあるかも

知れませんが

機械的に

管理する状態であったとしても

息をする人が

密閉された空間で

長時間過ごすべきなのかどうか。

 

性能は大前提として、

そのうえでどのような

暮らしをするのか?。

 

様々な意見も

当然あるかと思いますが

そういった全体でのバランス、

それこそが大切だと考えます。

 

また、家族には

それぞれの

ライフスタイルがあります。

 

家族という単位や

個人という単位

大きさの中で

そのライフスタイルにあう

暮らしをどのように

実現するべきなのか。

 

家族との繋がり、

外部空間との繋がりを

考えながら

親子や夫婦の

何気ない日常のやり取りが

愉しいと思えるように。

 

どこかに出かけなくては

維持できないのではなくて

毎日いる家こそが

一番心地よく思えるように。

 

ココロから愉しいと

思える家づくりを。

 

そして、

毎日の暮らしから、

暑い寒いなどの

極端な環境的ストレスを

できるだけ最小限とし、

「カラダ」がいつまでも

元気で健康でいられる

家づくりを。

 

長く暮らしていく

住まいで、

「ココロ」と「カラダ」の

バランスをイメージすると

見えてくる事柄も

あるかと思います。

 

実は昨日も

それに近いような話しを

とある方と

いろいろ話していたところです。

 

それらだけに

限った事柄ではありませんが、

人生の時間を

どのように過ごすのかという意味で

どちらもが「愉しく」いられるような

住まいづくりが

必要だと考えています。

 

暮らしの状態を

どのようにデザインするべきなのか?。

 

過ごし方と共に

家庭という環境のデザインを

マクロ的にもミクロ的にも

意識する事は大切だと思います。

 

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リフォームやリノベーションを計画するべきなのか、建て替えた方が良いのか悩む事もあると思いますが現地の状態、ご自身の考え方によってもその選択肢は変わります、先ずは状態の整理整頓が大事。

2024年10月20日 | リフォーム・リノベーション

リフォームやリノベーションを

考えるケースと

建て替えに迷う事もあるかと思います。

※築約80年の古民家・リノベーションを施した事例

 

実際に現地の状態と

暮らし全体を含む

ライフプランからも、

迷った時の判断基準にも

色々な考え方があります。

※築約80年の古民家・リノベーションを施した事例

 

住宅を建ててから数年、

数十年と年月が経過していくと、

多くの方が

建物の維持管理の

悩みに直面いたします。

 

はじめのうちは

小規模なメンテナンスや

部分的なリフォームで

対応できることも多いですが、

30年を経過する頃には

ライフスタイルの変化もあって、

大規模なリフォームや

建物自体の

建て替えを検討される方も

出てこられます。

 

勿論実家を再活用して

Uターンを考えるケースも

あるかと思います。

 

よく相談をいただくのは

リフォーム(リノベーション)と

建て替えのどちらを

選択すべきか?。

というお悩みです。

 

実際に問合せも

多い内容なので

リフォームと建て替えの選択に

迷ったときの判断基準、

築年数による選択肢の違いも

少し書いてみようかと思います。

 

リフォームと建て替えの違い

住まいの建て替えと

リフォームは

既存の住宅を改善するための

代表的な選択肢ですが、

その違いについて。

 

住まいのリフォーム

リノベーションとは、

老朽化した建物を

新築に近い状態に戻したり、

現状に修繕や改修を行って、

建物の機能や

美観を向上させることを指します。

 

老朽化した外装の修繕、

使い勝手や

ライフスタイルの

変化に合わせた

間取りや設備の改修、

古くなった内装の改善等が

主な項目です。

 

大規模な改修を行って

建物の機能性やデザインを

根本的に見直し、

用途や価値を向上させる、

リノベーションは

住みやすさを向上させるという

意味合いが強いです。

 

建て替えとは、

既存の建物を

完全に解体して更地にした後、

新しい住宅を

建築することを指します。

 

基礎や柱などの

構造躯体を含めて

家全体を解体し、

更地にしてから

全く新しい建物を

建てることになります。

 

ゼロから全く新しい建物を

自由に設計することが

可能ですが、

法律上の制約や法の改正により、

新たな基準に従うと

以前よりも狭い建物しか

建てられなかったり、

建物の配置を見直す必要が出てきたり、

最悪の場合は

建て替え自体ができない場合も

ありますので注意が必要です。

 

建て替えと比較して、

ある意味では

費用を抑えながら

住まいを改装できる点が

リフォームのメリットです。

 

建築躯体(骨組)や基礎は

基本的に残したままの

工事となるため、

状態によっては

駆体や基礎も活かして

工事を行うことができます。

 

愛着のある家を活かせる

長年住み続けてきた家には

少なからず

思い出や愛着があるかと思います。

 

リフォーム・リノベーションを

選択することで、

外観や雰囲気を

維持したまま

現代的な機能や

要望を追加できるという

融合のデザインも

考えることが出来ます。

過去と未来の調和を

実現したいとお考えの場合は

メリットとなる可能性も

高い選択肢です

 

リフォーム・リノベ-ションは

基本的に

躯体(骨組み)や基礎を

活かして行うことになるため、

計画の内容によっては

間取りの変更や

デザインに限界があります。

 

家を支える柱や壁の

存在している状況によっては

取り壊すことができないため、

思い通りの間取りや

広さを実現できない

場合があります。

 

大規模な間取り変更や

自由な設計を求める場合は、

それなりの費用も必要ですし

対応が難しく、

建て替えが必要になることがあります。

 

根本的な解決について、

建物が老朽化していたり、

構造的な問題がある場合、

リフォームやリノベーションでは

完全な解決ができない

というケースもあります。

 

例えば、

基礎や耐震性に

問題がある建物は、

部分的な改修では

十分な安全性を

確保できないことがあります。

 

問題によっては

大規模リフォームを行うよりも、

建て替えた方が

結果的に安価で

長持ちする場合もあります。

 

予期せぬ追加費用が

発生するという事。

リフォーム・リノベーションでは、

工事中に予期せぬ問題が

発覚することがあります。

 

勿論、事前にどこまで解体して

調査を行うことが出来るのか?

という事にもよりますが、

壁を取り壊した際に

シロアリ被害や腐食が見つかることや、

配管や配線が

想定以上に老朽化している場合、

事前の調査段階で確認できない範囲で

修繕が必要となり、

当初の見積もりよりも

コストが増加するリスクがあります。

 

工事が進むにつれて発生する

予期せぬ追加費用は、

予算を超えてしまう原因となり得ます。

※事前に予備費を計算しておくことがポイントです。

 

計画の内容によりますが、

現在の間取りに大きな不満がなく、

大規模な変更を必要としない方。

予算に限りがあり、

少しでも予算を抑えたい方。

現在の家に愛着があり、

昔ながらの雰囲気を大切にしたい方。

 

それぞれにあるリノベーションや

リフォームの理由はどうですか?。

 

 

建て替えのメリット・デメリット

住まいを建て替えされる場合の

メリットとデメリット。

 

ゼロから住宅を設計・建築できる

建て替えでは

既存建物の配置や

間取りに制約されることがなく、

白紙の状態から

間取りやデザイン、

素材選びができることが

大きなメリットです。

 

もともと住んでいた土地での

建て替えなので、

既存建物での問題を

考慮しながら

周辺環境や生活スタイルに

最適なプランを考える事になります。

 

選択によっては

最新の耐震・断熱性能に対応できる

 

建て替えにより

最新の耐震基準に準拠した

住宅を建てることができるため、

地震災害に対する

安全性が高まります。

 

また、

近年では省エネや断熱性能の向上が

重要視されており、

新築では特に最新の状態を取り入れた

居住環境を実現することが可能です。

 

将来的なメンテナンスの減少も

建て替え(新築)の際には有効な内容です。

 

建て替えのデメリット。

建て替えは、

基礎を含む家全体での

解体費用と

新築費用が必要となるため、

リフォームよりも

高額になるのが一般的です。

※費用については状況により逆転現象もあります。

 

家の解体費用も少し前と比較して

値上がりしています。

新築費用に加えてこの解体費用が

リフォーム・リノベーションよりも

多く必要になってきます。

※アスベスト調査や産業廃棄物処分場への費用を含む

 

建て替えは、

解体作業から始まり、

設計・申請・施工・検査までの

プロセスが、

リフォーム・リノベーションに比べて

長くなり、

早くて半年から1年、

通常は1年~2年程度の期間がかかります。

※建物の構造や立地条件によっては3~4年

 

その間の仮住まいの

家賃が発生したり、

現在の住まいから仮住まい、

仮住まいから新居へと

2回分の引っ越し費用も必要です。

※大規模なリノベーションの場合も同様

 

マンスリー賃貸以外は

半年~1年程度の短期間の契約に

対応していない場合も多く、

仮住まい探しが難航するか、

通常よりも高い価格で仮住まいする事もあります。


法律上の制約

建築基準法や都市計画法の

規制が細かく適用されるため、

場合によっては

以前と同じ規模や配置で

建物を建てられないことがあります。

 

特に、

容積率や建ぺい率、

接道義務などの規制により、

以前よりも小さな建物しか

建てられなかったり、

最悪の場合は

建て替え自体が

不可能な場合もあります。

 

建物が老朽化して、

建物基礎や地盤から

耐震性や安全性に不安がある方。

ライフスタイルの変化などに伴い、

大幅な間取りの変更が必要な方。

建物の建っている土地に問題があり、

根本的な改善が必要な方。

家族構成が変化して、

多世帯住宅を検討されている方に関しては

建て替えのほうが良いかと思います。

 

築年数によるリフォームと建て替えの選び方

リフォームか建て替えかを判断する際、

特に重要なのが

築年数と耐震基準です。

 

築30年の場合

築30年以下の建物は

キチンと設計されていれば

建物の構造部分も

しっかりしている事が多いため、

構造的な問題がない場合は

リフォーム・リノベーションを

選択することが良いかと思います。

 

屋根や外壁、

雨樋など外回りの修繕も

併せて行うことが、

建物の寿命を伸ばす上で

有効的です。

 

また断熱性能に

不安がある場合は

断熱リフォームも

効果的だと考えられます。

 

リノベーションでも対応が難しい

状態の場合は、

建て替えを検討することも必要です。

 

築40年以上の建物は、

1981年以前の「旧耐震基準」で

建てられていることが多いため、

耐震性が不十分で

大地震における倒壊リスクが

高くなります。

 

また、

建物の老朽化も

だいぶ進んでいる可能性が

高い時期となるため、

よほどしっかりと

定期的にメンテナンスされた

住宅でない場合は、

大規模なリノベーションや

建て替えを

検討することが合理的です。

 

内容としては耐震リフォーム、

断熱リフォームに加えて

外回りの修繕や水回り設備の刷新も

欠かせないため、

ほぼ新築並みの費用を

考えた方が良いかと思います。

また2025年4月からの

法改正により手続きも変わりますから

早めの準備で

情報を正確に把握しておかないと

引っ越し時期や予算に関して

難しい判断をしないといけない事に

なるかもしれません。

 

既存の建物の新築時が

子育ての最中だった方の場合は

家族構成やライフスタイルも

大きく変化している事も

重なる時期になるため、

大幅な間取り変更が

必要な場合は

迷わず建て替えを

検討されることも大事かと思います。


築50年の場合

築50年以上経過している建物は、

ほとんどが旧耐震基準で

建てられているため、

過去に大規模なリフォームが

行われている場合や、

建物に歴史的な価値や

愛着がある場合を除いて、

建て替えを視野に入れる方が

よいかもしれません。

 

リフォーム・リノベーションを

行う場合は

維持管理やメンテナンス費用も

考慮しながら

慎重に検討されることを

おすすめいたします。

 

リフォームと建て替えの判断基準、

築年数に応じた考え方、

リフォームか建て替えかでお悩みの際は、

まずは「現状の建物の状態」を

把握する事が重要です。

 

自分たちの暮らしのイメージと

過ごし方に対して

どのような計画がよいのか?。

 

考える為の判断材料の

整理整頓は大切です。

 

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それぞれの家庭で家の価値観や過ごし方の違いがありますが室内で愛犬を過ごすという住まい造りや環境を考える際には床の構成にも考え方の差が生まれます、出来るだけ滑らない床に。

2024年10月20日 | 暮らしの事イロイロ

 

愛犬とって危険な床の特徴。

人の場合もそうですが

犬の脱臼や骨折など

重度の怪我のほとんどは

自宅の室内で起きています。

 

獣医の住まい手さんと

室内飼いについて

意見交換する事もあるのですが、

よく話題にも出る

犬にとって「危険な床」の特徴を

少し書いてみたいと思います。

 

人間にとっての快適な室内環境と、

犬にとっての快適な室内環境とでは、

様々な違いがあります。

 

犬の体の大きさによっても、

それぞれに

暮らしやすい

室内環境がありますし

犬の年齢や健康状態によっても、

室内環境を

見直さなければなりません。

 

家の中で暮らすことが

当たり前な犬が増えたことで、

犬にとっての

快適で安全な室内環境とは何かという事は

飼い主にとっても

大きな課題になっています。

 

犬にとって「危険な床」の特徴を。

 

室内飼いをしたいのですが

家の床は大丈夫でしょうか?。

という内容でご相談を

問い合わせから

いただく事もあります。

 

犬にとって危険な床の特徴は、

滑りやすいことです。

 

代表的なのは、

フローリングです。

 

実は、

畳も犬にとっては

滑りやすく危険な床です。

 

ただ、

爪にグッと力を入れることで

食い込ませやすく、

滑ったときに

とどまれることがあります。

 

フローリングの木目が

デザインとして

お好きな方もいますし

掃除がしやすくて

楽だということもあります。

 

しかし、

滑りやすい床は、

犬が脱臼や骨折などの

大怪我を負いやすい状態。

 

先日、

知り合いの犬がフローリングで滑り、

股関節脱臼したという話しも。

 

もしフローリングを活かしたい場合、

ペット用の

フロアコーティングをするという方法が

安全対策としては

おすすめできます。

 

業者に依頼することも可能ですし、

コーティング剤を購入して

ご自身で塗ることも可能です。

 

歩くだけでズレるラグが敷いてある。

犬にとって危険な床の特徴は、

歩くだけでズレる

ラグが敷いてあることです。

 

やんちゃ盛りで

遊び好きな犬である場合、

留守番中にズレてしまいやすく、

帰宅する度に

敷き直しているのではないでしょうか?。

 

犬がラグの上を

ダダダッと走ったとき、

滑ったり転倒したり

したことはありませんでしたか?。

 

一度でもあれば、

買い替えることを

検討したほうがよいラグかもしれません。

 

ラグを買い替えられないときの

安全対策としては、

ズレやすいラグの下には、

滑り止めシートを活用する事もお勧めです。

 

ラグの下に敷くタイプもありますし、

ラグに貼り付けるタイプもあります。

 

めくれやすいカーペットが敷いてある。

犬にとって危険な床の特徴として

めくれやすいカーペットも

注意したほうがよいかと思います。

 

重さのあるカーペットは、

犬が歩いてもズレにくく、

タイルカーペットであれば

お手入れもしやすくて

人気かと思います。

 

しかし、

長期間使っていると、

経年劣化によって、

めくれやすくなることがあります。

 

角が少しめくれた状態のまま

使い続けていませんか?。

 

人も犬もつまずきの原因になりやすく、

危険です。

 

犬がシニアになると、

人と同じように

ちょっとした段差にも

つまずきやすくなります。

 

ご自宅の床に、

今回書いたような

特徴はありませんか?。

 

それぞれの床にあわせた

安全対策を施し、

愛犬を重度な怪我から

守ることが出来るようにと思います。

 

愛犬の成長と変化も

同じ家族として

どのように接して暮らしていくのか?。

 

室内で飼うという

暮らしのカタチを考えている場合は

それに応じた選択として、

危険な床ではないか、

一度見直してみるとよいと思います。

 

家を新築される際にもそうですが

リフォームやリノベーションの際にも

そういった観点を大切に。

 

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和モダンの家を考える暮らしの提案、和と洋が程よく融合してゆとりある空間美と趣を兼ね備える和の情緒を心地よく感じる数寄屋を意識した和モダンの家、過ごし方を奥深く考える住まい造りに和の提案。

2024年10月19日 | 和モダン 思想

和モダンの家について。

その特徴と魅力を

自分たちの暮らしに合わせて

どのように味わい深く

暮らす空間を考えるべきなのか?。

「和モダンの家」は、

日本の伝統的な要素と

現代的なデザインを融合させた

住宅スタイルです。

近年は特に、

自然素材やシンプルさを

重視するライフスタイルが

再評価される中で、

和モダン住宅は

心地よい空間づくりに

優れていることから、

ご希望されるケースも多くなっています。

今回のblogでは、

ご質問もご相談も多い

「和モダンの家」の特徴や

そのメリット・デメリット、

そして暮らしの趣を考える

要素につて

少し書いてみたいと思います。

「和モダンの家」には

以下のような特徴があります。

自然素材の使用
和モダンの家では、

木材や石、

土などの自然素材を

積極的に使用する事が多くなります。

素材感という意味では重要です。

木材は、

日本の気候風土に適しており、

冬は暖かく、

夏は涼しい快適な住環境を

実現しやすくなります。

 

加えて、

エイジングのデザインとして

経年変化を楽しむことができるのも

大きな魅力です。

シンプルで機能的なデザイン

和モダンの住宅は、

ある意味で無駄を省いた

シンプルなデザインが

特徴的なケースもあります。

障子やふすまを使った間仕切り、

フラットで広

がりのある空間設計など、

日本の伝統建築の

美学を取り入れつつ、

現代のライフスタイルにも

マッチするような空間の実現にも寄与します。

外観と内観の調和

外観は、

伝統的な和の素材を用いながらも、

現代的なガラスや

コンクリートと組み合わせて、

洗練された雰囲気を醸し出す

空間も生まれます。

内観でも自然素材の質感を活かし、

光や風を取り入れる工夫が

和の繊細さを表現したり、

室内外の一体感を

強調することにもつながります。

和の空間要素

和室や畳、縁側、

庭などの和の要素を取り入れることで、

伝統的な和の空気感を残しつつ、

モダンな居住空間が

広がります。

これにより、

家全体がリラックスできる

雰囲気になります。

「和モダンの家」には

多くの魅力があります。

自然との調和

和モダンの家では、

自然素材や自然光を

積極的に取り入れるため、

四季折々の美しさを

感じることができます。

庭や中庭を設けることで、

家の中にいながらも

季節の移ろいを

楽しむことができ、

心地よい暮らしが実現します。

 

機能性の高さ。

シンプルなデザインながらも、

間取りの工夫により

機能的な生活空間を

提供する事が可能になります。

 

障子やふすまといった

伝統的な仕切りは、

開閉により

空間の使い方を

柔軟に変えることができ、

日常生活に合わせた

快適な空間づくりが可能です。

 

温もりのある素材感

木材を中心に使用するため、

室内には

温もりが感じられます。

 

また、

素材自体が呼吸することで

湿度を調整し、

快適な住環境を

維持する効果も期待できます。

 

特に、

畳や無垢材は肌を通じて

気持ちにも心地よさを与え、

安らぎを感じやすくなります。

和と洋のバランスが取れている。

和モダンの家は、

和風の伝統美と

モダンな洋風デザインが

融合しているため、

年齢や世代を問わず

幅広い層に支持されています。

現代的な設備や

デザインも

取り入れられているため、

和風の良さを残しつつ、

スタイリッシュな住まいが実現します。

 

一方で、

「和モダンの家」には

いくつかのデメリットも存在します。

 

初期費用が高いということ。

和モダンの家では、

比較的自然素材を多く使用するため、

一般的な住宅に比べて

建築費用が高くなる

傾向があります。

 

特に、

木材や畳、伝統的な

建築技術を使用する場合、

コストがかかることを

考慮する必要があります。

 

メンテナンスが必要。

自然素材を使うことで、

年月を経るごとに風合いが出る一方、

定期的なメンテナンスが欠かせません。

※基本的にはどのような建物でもメンテナンスは必要です。

 

木材や畳は湿気や乾燥に弱いため、

適切な手入れを行わないと

劣化が早まる可能性があります。

 

デザインの制約。

和モダンの家は、

和の要素を取り入れるため、

設計において

一定の制約があります。

 

伝統的な要素と

現代的な要素を

バランス良く取り入れることが

求められるため、

デザインの自由度が

一般的なモダン住宅よりも

低く感じる場合があります。

住宅地による影響。

和モダンのデザインは、

周囲の環境や景観との

調和を重視します。

 

都市部の住宅地では、

周囲の建物とのバランスを

考慮する必要があり、

和モダンの美しさを

最大限に引き出せない場合があります。

 

和モダンの家を建てる際のポイント。

「和モダンの家」を建てる際には、

いつくかのポイントがあります。

 

素材選びにこだわる


和モダンの家を建てる際、

木材や石、

漆喰などの自然素材を使用することで、

統的な和の雰囲気を

演出できます。

 

特に地域の気候に合った

素材を選ぶことで、

家全体が長持ちし、

快適な暮らしが実現します。

 

空間の使い方を工夫するという事。

自然光と風通しを大切にするという事。

現代的な設備との融合を考える事。

 

どのような建物の計画でもそうですが

外構(庭)も含めて、

初期費用やメンテナンスの問題など、

デメリットも存在しますので、

それらを理解した上で

住まい造りを

検討することが大切です。

 

自然との調和を重んじた

快適な住空間を目指す方にとって、

和モダン住宅は

非常に魅力的な

選択肢であるかと思います。

 

暮らしの趣を

丁寧に考えながら

過ごし方の意識の中に

和の風情を

心地よく感じてみませんか?

 

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■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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