奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

空間と家具と人との関係性を環境からも人間工学的にも心地よく過ごす為の設計の付加価値とインテリアと融合する間取り提案を考えています。

2024年06月08日 | 設計の事デザインの事

家具と暮らしの時間、

座っているのに疲れるという

過ごし方にならないように。

 


※インテリア・家具提案ショールーム・モルテー二大阪


何故、座っていても疲れるのか?。

食事、仕事、歓談、余暇の時間。

 

私たちは椅子に座って

様々なことを行い、

多くの時間を過ごしています。

 

座るという行為は

自重を何かに

預けているという状態であり、

立っているよりも

身体的な負担が

軽減されているという

状態です。

 

それにも関わらず、

長時間着座していると

疲れを感じる、

という人は少なくありません。

 

それはなぜか?。

 

立っているより

座っている方が楽なのはなぜか?。

 

まず立っているよりも

座っている方が楽と感じる、

あるいは実際そうであるという

理由を考えてみます。

 

筋肉の活動率の違い。

 

通常人は直立状態を

維持するには骨(靭帯)だけでは難しく、

「抗重力筋」という筋肉が

活動することで

身体のバランスを保っています。

 

端的に言えば、

重力に対抗して

正しく安定した姿勢を

維持しているという事です。

 

座っている状態は

抗重力筋の活動が

抑えられている状態ですから、

立っている状態と比べて

エネルギー消費が低い(状態)と言えます。

 

体内のエネルギーを

消費すると

乳酸と呼ばれる

疲労物質が生成されます。

これが疲れの原因の1つです。

 

よく“乳酸が溜まる”と言われるものです。

 

座っている場合は

筋肉の活動量が少ないので

疲労が溜まりにくい、

すなわち楽な状態だと

考えることができます。

 

もう1点交感神経と

副交感神経の作用

という観点でも違いは明白です。

 

立っている時は

交感神経が優位な状態とされます。

エネルギー代謝量が多いことに加えて

各種神経も興奮している状態です。

 

体内のエネルギーをより使うこと、

つまり疲労に繋がります。

 

一方で座っている場合は

副交感神経が優位な状態です。

 

穏やかな安静状態に

身体をコントロールします。

この2点から

立っているよりも

座っている方が楽だと

結論づけることができるのです。

 

では楽な姿勢をとっているのに

何故疲れてしまうのか?。

あるいは腰や肩に

痛み疲れを感じる事になるのか?。

 

それには以下のような

理由が考えられます。

まず背中のS字ラインの

崩れが考えられます。

 

人の背骨はS字型にカーブした形状です。

正しい姿勢だと

背骨のS字のカーブがしっかりと保たれ、

その姿勢を保つことで

疲労感が抑えられます。

 

しかし、実際には

椅子に座りパソコン作業などを行うと

頭が前傾し背骨のS字のカーブが

崩れてしまいがちです。

 

つまり背中が丸まっている状態です。

皆さんもデスクワーク時に

そのような状態を体験していませんか?。

 

段々と姿勢が崩れてきたり

肘をついてアゴを支えたり。

その状態をしばらく続けていると、

背中や肩の筋肉の張りや

内蔵の圧迫に繋がります。

 

また、前傾姿勢は腰や

椎間板への負担も

大きくなります。

 

S字型のカーブ=理想的な姿勢をサポート

それが出来ない椅子に

座ることが

着座時の疲れの原因に

なってしまうという事です。

 

あるいは椅子のサイズや

テーブル・デスクとの

高さのバランスが

自身の体型に合っていないという

可能性があります。

特に椅子の座面高に関しては

体圧分散を

効率よく行う意味でも

足裏がしっかりと

床に着くような調整が必要。

 

その上でテーブルの高さなども

椅子の座面高に合わせて

適切でないと

姿勢の歪みに繋がり、

疲れやすくなるんです。

 

疲れにくい椅子の条件とは?。

 

では所謂「疲れにくい椅子」とは

どのようなものを指すのか?。

それは背骨のS字カーブを

サポートしてくれて

体圧分散性に優れ

自身の体型に合っているものです。

 

椅子に座った際

自然と腰回りに椅子の背板が

フィットしてくれる椅子が

良いかと思います。

 

また、腰が当たる部分の面積が

広い椅子がお薦めです。

 

デザイン性が高くても

細いアームや背板の椅子は、

身体に当たる部分が狭いため

長時間の座面サポートには

向いていません。

 

人は長く座っていると

どうしても体を左右に動かし、

可動させながら

楽な体勢を整えます。

 

その際、

腰回りは可動させる程の

サポートの幅が無ければ

自然と体を動かすことができません。

 

フィット感が高いと

共に適度な可動幅があることで

疲れが出にくい椅子となります。

 

次に体圧分散とは

その名のとおり、

身体に掛かる圧力(=体圧)を

一か所ではなくできるだけ

複数の箇所や広い部分に散らして

身体の負担を和らげることを言います。

 

私たち人間の身体には

必ず曲線があり、

凸凹(でこぼこ)が存在します。

 

例えば平らな床に仰向けに

寝転んだ場合、

身体の中でも出っ張った

臀部・後頭部・肩甲骨など

床に触れる部分には

体圧がかかりやすくなります。

 

接地面に触れる面積を

多くすることは、

通常では接地しないような

身体のへこんでいる部分も

支えることができるので、

身体全体の負担を

減らすことが出来るという事です。

 

家具のデザインにも

間の体型を考えた曲線は

美しさを持って

座り心地の究極を表現しています。

 

実際に家具ショールーム等では

体感を味わいながら

心地良さを試すことが大切です。

 

同時に足裏が

床にしっかり設置する事も

この体圧分散においては

重要です。

 

僕がいつも間取りを考える際に

住まい手さん

家具ショールームへ

ご案内させていただくのは

空間との構成や相性も

大切にしつつ

椅子とテーブルのバランスや

心身との心地の具合を

イメージする為。

 

椅子に座っていて

疲れを感じる仕組みと

それを防ぐための

椅子の選び方について。

 

椅子を選ぶような時には

いくつもの候補から「これが良い」と

選定する時間も

丁寧に考えています。

 

暮らしと間取りと

インテリアから考える心地に

健康な暮らしという

観点からも「椅子」の事も

暮らしと共にイメージできるようにと思います。
 
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心地よさのデザインを和モダンの空間からイメージする「音」を奏でる雰囲気の提案、民泊計画を空間構成から考える時間、設計デザインの趣を居心地に。

2024年05月17日 | 設計の事デザインの事

 

居心地という音楽・・・・・。

よく建築は音楽にたとえられます。

※シンプルな空間に和の趣のイメージを提案した事例

 

確かにある空間に身を委ねていると、

耳に聞こえる音以外に、

見えてくるような音という概念があります。

 

それは誰かが

何かを意図して生み出した

空間の軌跡のようなものです。

 

音楽の趣味というのは

人それぞれで、

聴きたい音もあれば

そうではない音もあります。

 

僕は職業柄、

できれば休日は比較的

静かな音のする空間にいたいと願うものです。

 

実は今、

ご相談中の案件で日本の宿という

概念を考えています。

 

暮らす事と宿泊する事、

時間の流れのような空間に

ある意味・・・理想とする音を求めるのは

不可能ですが、

その中に空間の美学を貫きつつ、

隅々まで調和の取れた空間と

サービスを考える事で、

ほっと一息付けるような

時間と空間の音。

 

その空間の奏でる音楽に

浸るように空間と景色が生み出す

静かに対話を楽しんでいるような

そんな気分になる空間構成。

 

目に見えるものを操作することが

デザインだと思われがちですが、

そこに「人」が存在して

感度として生まれる

気持ちのデザインを

和の風情をっもって考えています、

静かで情緒ある音楽のように。

 

暮らしのことを価値観から

イメージしてみませんか?

 

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暮らしの空間に充実の「余白」が生まれるスキップフロアの魅力、注文住宅だから可能になる立体的な空間利用の設計デザインで快適な暮らしの空間を実現できる住まい造りの魅力。

2024年04月03日 | 設計の事デザインの事

暮らしの空間に

充実の「余白」が生まれる

スキップフロアの魅力。

※住宅の間取り設計で空間の段差を立体的に活用するスキップフロアの設計提案実例

 

家を建てる際、

「土地は狭いけど広く見せたい」

「いつも家族の気配を感じていたい」

というような悩みや希望が

浮かぶ方は多いかと思います。

 

そんな思いがある際に

間取りと共に

立体的な空間利用を考えた

暮らしのスペースとして

おすすめしたいのが「スキップフロア」です。

 

段差を活かして

空間を広く見せることができるので、

たとえコンパクトな住まいでも、

広々と感じられます。

 

そんな「スキップフロア」の魅力や、

注意点、

スキップフロアと

相性の良い間取りなどを・・・・・・。

 

スキップフロアとは、

1つの空間に、

さまざまな高さのフロアをデザインした

空間のことです。

 

例えば、

床から30センチくらいの

高さに設けたフロアは「小上がり」と呼ばれ、

リビングの小上がり和室などに使われます。

 

また、

1階と2階の間に設けたスペースを

「1.5階」や「中2階」と呼びますが、

こちらもスキップフロアです。

 

このように、

フロアごとの高低差で

空間を区切る方法を、

スキップフロアと呼びます。

 

段差をうまく活用することで、

デッドスペースを減らして

床面積を広く使ったり、

収納スペースを

増やしたりすることができます。

 

スキップフロアのある住まいでは、

次のような魅力が感じられます。

 

視覚的に広く見える。

スキップフロアのある間取りでは、

段差で部屋を区切ります。

 

視界をさえぎる壁が最小限ですむので、

空間が立体的になり

広がりが生まれます。

 

そのため、

部屋が広く見えて、

開放感を感じられるのが大きな魅力です。

 

自然光・風を取り入れやすくなる。

空間が上下につながっているため、

日当たりや

風通しがよいことも魅力です。

 

壁や扉が少ないので、

自然に風が通り抜け、

換気しやすい住まいになります。

 

また、

日当たりいい高いところに

窓を設ければ、

空間全体に明るい光が

届くようになりますし、

窓の外側に向けての

開放感も生まれます。

 

床面積を広く使える。

限られた面積を、

広く使える点も大きなメリットです。

 

空間を区切る壁が最小限で済み、

床の段差で空間を仕切っているため、

廊下を設ける必要もありません。

 

壁や廊下などの

無駄なスペースが省ける分、

リビングを広くしたり

収納を増やしたりすることができます。

 

家族とのコミュニケーションが増える仕組み。

自然と家族間の

コミュニケーションが増えるのも、

スキップフロアの魅力です。

 

空間がゆるやかにつながっているため、

声や気配が届きやすく、

どこにいるのかを感じやすくなります。

 

同じフロアにいても、

高低差によって

程よい距離感を保てるのもいいです。

 

知っておきたい注意点。

一方で、

人によっては

デメリットと感じることもあります。

 

事前に知っておけば、

そういう面も納得して

間取に取り入れることができます。

 

建築コストがかかる。

同じ面積の住宅と比べても、

スキップフロアには

材料や設計の手間が増えることで

建築コストは高くなる

可能性があります。

 

また、

壁がない分、

構造的な強度や耐震性を

通常以上に検討する事になります。

 

空調効率について。

 

空間を仕切る壁が少なくなるため、

空調効率が

低くなってしまうケースもあります。

 

せっかく一体感のある

間取りになっても、

室内の気温が

快適に保てなくては、

過ごしにくいですよね。

 

建物の気密性、

断熱性にも配慮して

プランニングしておくことが重要です。

 

プライバシー確保。

コミュニケーションが

取りやすいということは、

プライバシーの確保が

難しいケースもあるということです。

 

夜勤や部活動で

生活時間にズレがあるなど、

家族のライフスタイルによっては、

暮らしにくい可能性もあります。

 

家造りの際に行う

間取りと暮らしの条件整理の時間で

開放的でコミュニケーションの

取りやすい家にしたいのか、

お互いのプライベートを尊重し

干渉し過ぎない家にしたいのか、

その程よさを含めて

あらかじめよく検討しておくことが大切です。

 

バリアフリーのさまたげになる。

 

スキップフロアは

段差を活用した間取りですので、

バリアフリーの

考え方にはなじまないこともあります。

 

小さなお子様や

高齢の方がいらっしゃる場合は、

手すりや落下防止柵などの

対策も含めて計画しておくことが大切。

 

キップフロアと相性のいい間取り例

スキップフロアを取り入れるとしたら、

どのような間取りと

相性がいいのかイメージしにくいかもしれません。

 

スキップフロアと

相性のいい間取りを少し・・・・・・。

ビルトインガレージ

ビルトインガレージとは、

1階や半地下に作られる

住宅一体型の車庫のこと。

 

一般的な居室よりも

天井を低くできるので、

その分、

居室にあたる上階の天井を

高くしやすくなります。

 

ガレージの上にスキップフロアを計画し、

そこにリビングを設ければ、

座ったときに視点が下がり、

部屋が広く見えます。

 

吹抜け

開放的で、

どこにいても家族の気配を感じられる

「吹抜け」もスキップフロアとの

相性が良い間取りです。

 

スキップフロアを

ちょっとした隠れ家や

秘密基地のように利用して、

遊び心のある空間にすることができます。

 

ロフト

窓がなく、

天井高の低い空間はロフト収納や、

シアタールームにするのも良いです。

 

スキップフロアは、

デッドスペースを減らし、

空間をムダなく使いたいという方に

ぴったりの計画手法です。

 

スキップフロアは、

実際の面積よりも空間を広く活用することができ、

デッドスペースを

少なくできる点も魅力です。

 

家族の気配を感じやすく、

コミュニケーションの取りやすい

暮らしも叶います。

 

部屋を広く見せたい、

収納スペースを増やしたい、

室内空間に

メリハリをつけたいという方には

オススメのスキップフロア。

 

そのメリット・デメリットを

十分に理解したうえで、

アイディアや遊び心を活かした

暮らしの場面を計画してみませんか?

 

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機能的で美しいという事、ほんの少しの事かも知れないけれど大きく変化する感情と心地に語り掛けるような過ごす空間を考えるように、間取りだけではなくて考え方と空間と暮らす人に機能的である美しい暮らしの設計。

2024年03月27日 | 設計の事デザインの事

 

機能的で美しいという事。

寒い日が続くなと思っていたら

なんだか急に

春めいた気温が続く日も多くて、

奈良県でも県境で

標高も高く

気温が冷える地域でのリフォームもあり、

スタッドレスタイヤを新調したのですが

本領を発揮せぬまま

役目を終えそうな気がしてならないくらい

季節が進みました。

 

本来の機能を果たせず、

ただただすり減っていくことに

切なさを感じます。

 

そんなタイヤには申し訳ないですが、

好きな言葉のひとつである「機能美」について

少し触れてみたいと思います。

 

機能美とは、

建築・工業製品などで、

余分な装飾を排して

無駄のない形態・構造を追求した結果、

自然にあらわれる

美しさのことを指すことが多い言葉。

 

使いやすさと

見た目の美しさを兼ね

備えデザインされたものは

日常に溢れています。

 

例えば、

毎日使用するであろう

キッチンツールなどは

秀逸なものがたくさんあると思います。

日本におけるプロダクトデザインの第

一人者である柳宗理さん。

 

彼のデザインするキッチンツールは

美しい流線形が目を引きます。

 

トングやレードルなどは

一見するとごく普通の形状に

見て取れますが、

先端をほどよく尖らせ、

掴みやすいのに

食材を傷つけにくかったり、

丸ではなく楕円形にすることで

より注ぎやすくするなど、

僅かな形状の違いで、

普段何気なくしている動作を

少し楽に、

そして美しくしてくれる

そんな工夫がなされています。

 

インテリアのジャンルでも

機能美溢れる

プロダクトがたくさんあります。

1958年発売以来、

世界中で愛されている

傑作ペンダントライト「PH5」(ルイスポールセン)。

 

一度見れば忘れられない

特徴的なシルエットは、

外側のどこから見ても

電球が見えない

独自設計のシェードにより、

眩しさの抑えられた

優しい光を灯します。

 

単なる形態だけのデザインにとどまらず、

人と空間を美しく見せ、

幸せに暮らすことができる

光を醸し出すよう設計されていることから、

PH5は「モダン照明の父」とも

呼ばれています。

 

仕事や勉強に

毎日使う文具にも

面白いものがあります。

10個のキューブが

チェッカーフラッグのように

重なり合った

ユニークなデザインの消しゴム。

 

その名も「カドケシ」。

 

1つのカドがなくなってきたら、

ちょうどいいタイミングで

別のカドがあらわれ、

何度でも新しいカドで消す快感を

味わえるというもの。

 

消しゴムを日頃から

使っている皆さんからすると

気になる商品ではありませんか?。

 

空間や暮らし方をデザインする家も

機能的なデザインが

佇まいを美しいものとし、

生活において使い勝手が良い。

 

1つの方向に振り切っていても

良いのかもしれませんが

それぞれの家族や暮らしの方向性にとって

ほどよく馴染み、

バランスの取れたものであることを

心掛けたいと思います。

 

暮らしそれぞれにおいて

大切な空間の役目を

考えているところです。

 

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住宅の間取りと暮らし方の価値観、住まいの新築やリフォーム・リノベーションで暮らしやすいリビングを計画するコツ暮らしの環境や周辺状況とそれぞれの価値観を反映した間取りと設計プランが大切。

2024年03月26日 | 設計の事デザインの事

 

住宅の間取りと暮らし方の価値観。

新築やリフォーム・リノベーションで

暮らしやすいリビングを計画するコツ。

注文住宅を検討する際に、

間取り全体も重要なのですが

特にリビングについて

気になっていませんか?。

リビング空間は一般的に

生活の中心であり、

快適で魅力的な空間にすることは

非常に重要です。

生活の質を向上させるための

コツやメリット、デメリット、

さらには階段や収納、

照明計画についても

すこし書いてみたいと思います。

 

リビングを過ごしやすくて

使いやすい設計にするための

ヒントになれば幸いです。

暮らしやすいリビングのコツ。

生活動線を考える事・・・・・。

新築やリノベーション

リフォームの際に

リビングを快適に過ごすためには、

生活動線を考えることが大切です。

キッチンやダイニング、

リビングなどのスペースが

効率的につながっていると、

家事や家族との

コミュニケーションがスムーズに行えます。

 

料理をしている最中でも、

子供たちの様子を見ながら

会話が楽しめるのは、

魅力の一つです。

勿論夫婦間でもそれは同じです。

リビングのレイアウトは、

家族のライフスタイルにあわせて

検討する事が大切です。

ソファやテレビの配置、

ダイニングセットの位置などを

工夫することで、

リビングを使いやすく

魅力的な空間とすることが出来ます。

 

リビングの家具の配置によっては、

部屋が広く

感じられることもあります。

 

開放感と閉塞感のバランスを考える。

リビングは家族がくつろぐ場所であり、

開放感があることが大切ですが

それだけではなくて

それぞれの暮らしや

環境に応じた

閉塞感も実は重要です。

開放感を優先する場合は

大きな窓や吹き抜けを

リビングに設けることで、

自然光がたっぷり入り、

明るく気持ちの良い空間になります。

また、

広々としたリビングは

家族全員がストレスなく過ごせる

ポイントでもありますが、

近隣の住宅事情や

視界の状態によっては

閉塞感を優先して

ところどころに

開放感をデザインする事による

心地良さへの設計での

解決策もあります。

 

そのあたりのバランスは重要です。

 

適切な収納計画を考える。

収納はリビングの快適さに直結します。

 

家具や雑貨をすっきりと片付け、

スッキリとした空間を

保つために

収納計画を練る事は重要です。

新築の際でもリフォームの際でも

リビングには、

小上がりの床下収納や

壁面収納、

リビングクローゼット、

階段下収納など、

状況に応じた効率的な

収納スペースを工夫する事がポイントです。

照明計画を考える。

照明はリビングの雰囲気を

大きく左右します。

 

リビングには調光・調色できる照明を選び、

シーンに合わせて

明るさや色温度を調整できるように。

また、リビングに適切な

窓計画を行う事で、

自然光と人工照明を組み合わせて

快適な照明環境を

つくり出すことができます。

リビングを吹き抜けにするメリット。

リビングを吹き抜けにすると、

さまざまな魅力がうまれます。

リビング吹き抜けのメリット。

リビングが開放的で

広々とした空間になります。

 

高い天井が、

リビング全体に開放感をもたらし、

圧迫感を軽減します。

部屋が明るくなる。

リビングの吹き抜けに

方位や周辺環境を考えた窓を配置すれば、

自然光がたっぷりと

部屋に差し込みます。

色の反射効果も計画して

壁や天井、床に反射率の高い

色や素材を活用する事で

より明るさが担保されます。

 

明るいリビングは生活の質を向上させ、

視覚的にも魅力的です。

また、日中の電灯の使用を減少させ、

エネルギーの節約にもつながります。

 

風通しが良くなる。

吹き抜けは空気の流れを促進させ、

室内の空気が

新鮮で清潔な状態を保ちます。

 

それに連動して

季節に応じた快適な室温を

維持しやすくなります。

 

家族間のコミュニケーションが弾む。

吹き抜けは家族間の

コミュニケーションを活性化させます。

 

2階と1階が視覚的につながっているため、

家族が声をかけやすく、

互いに気配を感じやすくなります。

 

子供の様子を見守りながら、

会話を楽しむことができます。

※それぞれの家族の環境に応じた

  距離感が重要ですので

   一人になれる空間も同時に考えておくことが重要です。

 

リビングを吹き抜けにするデメリット。

リビングを吹き抜けにする際には、

いくつかのデメリットも考慮する必要があります。

 

掃除やメンテナンスコストが上がる。

吹き抜け空間は高い位置にあるため、

清掃やメンテナンスが難しくなります。

 

天井や壁のお手入れ、

照明器具の交換などが

手間とコストがかかる可能性があります。

 

特に、

吹き抜け部分に埃やクモの巣が

たまりやすいため、

定期的なメンテナンスが必要です。

 

臭いや音が気になる。

吹き抜けは階下と上階の

音や臭いが伝わりやすくなります。

 

階段を使って移動する際の足音や、

上階からの声や音楽が

下のリビングに響くこともあります。

 

また、調理中のにおいや

煙も上階に広がり、

リビングに影響を及ぼす可能性があります。

それらのデメリットに対して

対策を計画しておくことが重要です。

 

2階のスペースが狭くなる。

リビングに吹き抜けを設けることで、

2階のスペースが基本的には狭くなります。

 

特に、

吹き抜けの部分を通ることができない為、

2階の部屋の配置や

利用に制約が生じることがあります。

 

1階から見上げた際には

2階のプライバシーにも配慮が必要です。

 

建物の強度への意識が重要。

吹き抜けを設ける際には、

建物の強度に注意が必要です。

 

強度的な補強に関しては

余裕をもった計画性が重要。

 

地震などの自然災害に対する

耐久性が低下しないように、

当たり前ですが、

適切な補強や設計が必要です。

 

リビング階段の間取り採用。

リビングに階段を取り入れることには、

多くの魅力的なメリットがあります。

 

リビング階段のメリット。

家族間のコミュニケーションが増えます。

例えば、

子供が外から帰ってきたときにも、

子供部屋が2階にあれば

必ずリビングを通ります。

 

そのため、

リビング階段は家族との

コミュニケーションの機会を増やしてくれます。

階段に居心地をよくする工夫を凝らせば

歓談そのものが

セカンドリビングのような魅力を持つようにもなります。

 

リビング階段は

リビングのスペースを

有効活用できる手段です。

リビング階段下のスペースを

収納として使うことで、

物の整理整頓がしやすくなります。

 

また、

階段自体がデザイン要素となり、

リビングを個性的で

魅力的な空間に演出します。

 

階段下収納としては

カスタム収納や本棚、

子供のおもちゃの収納など、

様々な用途に合わせて利用できます。

 

これにより、

リビングがスッキリと片付いた状態を

維持しやすくなります。

 

リビングに階段を設ける際には、

いくつかのデメリットも

考慮する必要があります。

 

リビング階段には

吹き抜け空間もポイントになるので

それと同様の注意が必要です。

 

リビングの収納計画のポイント。

 

ただし何事にも

量の適切化は重要です。

壁面収納。

リビングの壁面を有効活用して

収納スペースを確保する事。

システム収納を活用する事も

デザインの奥行きです。

 

場合によっては

リビングの壁面に棚板を設置して、

本や雑誌、飾り物などを収納できます。

リビングクローゼットを設置することで、

衣類や季節のアイテムを

整理しやすくなります。

 

引き出しやハンガーロッドを備えた

クローゼットが

比較的重宝されます。

 

リビングの照明計画のポイント。

調光・調色できる照明を選ぶ。

照明はリビングの雰囲気を左右します。

 

調光・調色ができる照明を選び、

シーンにあわせて

明るさや色温度を調整できるように。

 

リビングは家族や友人との

素敵なひとときを過ごす場所です。

 

生活動線やレイアウト、

収納計画、

照明計画など、

様々な要素を考えて

過ごしやすく暮らしに馴染む

空間となるように。

 

SNSのDMなどでのご質問も多いので

注文住宅の計画を考えている皆さんの

参考になれば幸いです。

 

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家造り住まいの設計デザインの際に必要な色選びや素材選び、システムキッチンに洗面化粧台、玄関扉や外壁など住まいには多くの色があり、その色や素材を検討する際のイメージとビジュアル検討と色選定の環境づくり。

2024年03月21日 | 設計の事デザインの事

 

知っておきたい「色選び」や「素材選び」のコツについて。

 

システムキッチンに洗面化粧台、

玄関扉や外壁など、

住まいにはたくさんの「色」が

使われています。

※外壁塗装色候補の提案用に色サンプル帳を屋外で垂直に立てて検討(日当たり)

 

※実際に塗装を施した家外観(数寄屋を意識した和風住宅)

 

※設計時のデザイン提案イメージ参考外観CG

 

※外構・門屋完成後の実際の外観

 

家づくりでは

これらの色選びを

行う事になるのですが、

色にはそれぞれが持つ特徴があります。

 

例えば「赤」は

交感神経を活発にするため

暖かく感じ、

反対に「青」は

副交感神経を刺激するので

体温を下げる効果があるといわれています。

 

「緑」は疲れた目や体に

一番やさしい色です。

 

色は今ここで挙げた以外にも

さまざまあり、

人間の目で見分けることが出来るものは

約700万色もあるそうです。

 

ですが人は

これだけの色を区別する

色名を持っていません。

 

そのため家づくりでは、

サンプルを見て

色選びをすることが多くなります。

 

ここで知っておきたいのが

「面積効果」というものです。

 

これは同じ色でも

面積が大きくなると

実際にサンプルで見ている色よりも

薄く見えるという

現象のことをいいます。

 

サンプルで選んだ色と

実際に完成したときの色が

違って見える

原因のひとつでもあります。

 

その他にもその色を選んだ時に見ている

照明の色や周辺の明るさ

外の太陽光でみているのか

それとも室内でみているのか?

 

色を見る際のサンプルの表面の質感や

視界に入る「色サンプル」以外の情報・・・・・etc。

 

そういった周辺情報と共に

組み合わせの色変化も

視野に入れる事が重要です。

 

家造りの設計をご依頼いただいた際、

サンプルをご覧いただく際に

僕がいつも話しをしている事は

使うシーンと同じ状況を加味して

サンプルを見る事。

 

壁紙などは影の影響や光の影響を加味して

テーブルの上だけで

サンプル帳を見るのではなく

天井の場合、

壁の場合と「角度」を同じにして

サンプルを見る事。

 

勿論照明も加味して・・・・・。

 

同時に周辺色の影響範囲も

お話しさせていただいています。

 

それは「床」で使用する色の反射が

壁にも色の見え方として影響する事。

逆に壁の色や天井の色が

床に反映され、

もうひとつ掘り下げると

窓に設置するカーテンやブラインド類の

ウインドートリートメントが

その色の見え方にも関与するという事。

 

つまり単体の色情報ではなくて

空間として構成される要素を含めた

色の検討が印象を左右するという事です。

※設計提案デザイン時のLDK室内イメージパース(内観パース)

 

※実際に完成し家具をレイアウトしたLDK内観仕上がり

 

そのため、僕は設計デザイン提案の際に

通常設計事務所が

行っているであろう以上の「室内パース」や「外観パース」

外構パース等を出来るだけリアルな

素材システムを使い

角度も変え設計としてデザイン提案の中に

組み込んでいます。

 

※設計提案デザイン時のLDK室内イメージパース(内観パース)

 

※実際に完成し家具をレイアウトしたLDK内観仕上がり

 

提案の質の違いは「イメージの理解度」にも

影響します。

 

大切なツールである

設計図書。

 

どれだけ詳細な設計図を描いても

情報密度を上げても

プロ同士、

業者間では伝わっても

住まい手さんには把握できない情報です。

 

 

イメージ図(参考まで)のビジュアルの方が

理解度が高いという事です。

 

寸法値も含めて

数字等でもそうですが

事実を書いていても

なかなかイメージは出来ません。

 

普段の仕事でも

会社などでも見慣れている

グラフ等が付いていた方が

数字だけみるよりも

分かりやすいと思いませんか?

 

住まい造りでも

情報とはそういう事です。

 

判断基準をデザインする事も

そういった家造りの際には

大切な時間となります。

 

なので、

家造りの際には

サンプル、

見本の打ち合わせも

本当に大切だという事。

 

打ち合わせの密度と時間と

設計のデザインと

提案行為自体の付加価値と

上質の意味を丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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結露でマイホームも、そこに住む人の寿命も縮むかも知れないという暮らしの環境による差を窓の計画性からも考えるように、窓単体の性能と機能ではなくて使う環境のバランスを間取りと暮らしからデザインするように。

2024年03月10日 | 設計の事デザインの事

 

結露でマイホームも

そこに住む人の寿命も

縮むかも知れないという事。

 

※窓そのものの性能と機能以外にも設置する位置関係や

  サイズも全体での性能差に結びつきます。

 

ガラスメーカーの調査等にもよるのですが、

部屋の気温25度、

湿度60%の場合、

フロートガラス(1枚ガラス)は

外の気温が13度になると、

またペアガラス(複層ガラス)は

0度になると結露が始まります。

 

では結露はどうして

発生するのでしょうか?。

 

私たちの身のまわりにある空気には

水分が含まれています。

 

そしてこの空気に含まれる

水分の量は、

気温によって「含める量」が変わります。

 

例えば気温10度の場合は、

気温20度の

半分程度しか水分を

含むことができません。

 

ですから

水分を多く含んだ部屋の

暖かい空気が、

外の寒さで冷えた窓やサッシに触れると、

含めなくなった水分が

結露として発生するのです。

 

よく表現上例えられますが

暑い部屋で氷の入った冷たい水を

ガラスコップに入れていたら

硝子コップの表面に

汗をかいたような水滴が

沢山ついている状態と同じです。

 

結露は放置しておくと

住まいを腐敗させて、

大切なマイホームの寿命を縮める原因になります。

 

場合によってはカビなどの

悪影響で

気分だけではなくて

身体にも悪い影響を

及ぼすケースもありますから。

 

窓の結露対策としては

ペアガラス(複層ガラス)で

又はトリプルガラス(3重ガラス)そして

サッシ部分はアルミと樹脂の複合

又は樹脂サッシが効果的です。

 

また壁の内部で

結露を発生させないためには、

隙間のないように

断熱材をしっかり詰めるといった

丁寧な施工も重要です。

 

ガラス面や窓の位置関係を

どのような環境で仕上げるのかにもより

その差は生まれます。

 

間取と共に、

建物の素材状況を考える事も

家造りでは大切な

環境改善のデザインとなります。

 

暮らしの趣と共に

素材や資材の考え方を

整理するように。

 

特別良いものを採用しても

その性能や機能が

活かされない状態にならないように

そういった分部でも

感度とバランスを大切にと思います。

 

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考え方や行動、デザインがひとつ変わることで住まいであれば その人の暮らしや生活の事、企業であれば会社の未来が大きく変わることを目の前で見てきました。

2024年03月05日 | 設計の事デザインの事

考え方や行動、

デザインがひとつ変わることで、

住まいであれば

その人の暮らしや生活の事、

企業であれば会社の未来が

大きく変わることを目の前で見てきました。

※駅構内店舗設計デザイン事例・CG提案実例・近鉄大和西大寺駅構内 

   Time's Place 西大寺 NERITEN・BAR

 

デザインの力とは非常に強力で

「善」とも「悪」ともなりうるものだと

理解しています。

 

※郊外型店舗設計デザイン事例・CG提案事例・ケーキショップ併設cafe

 

だからこそ単純に、

本当に必要とする人のために

この力を使いたい。

※郊外型福祉店舗設計デザイン事例・CG提案事例・デイサービスセンター

 

 

※沿道店舗型ショールーム併用住宅設計デザイン事例・CG提案実例・カーショップM-AUTO

 

注文住宅であれば

本当に良い暮らしであり

住まい方であり

人と家との関係性。

 

商売を営んでいるのであれば

販売する商品であり、

それを使うことで

誰かが救われるサービスをしているが、

未だスポットライトが

当たっていない方のために

デザインを提案したいと思います。

 

一部の人だけが異常に儲けたり、

私利私欲のためだけの

ビジネスのデザインはしません。

 

本質的で純粋な「サービス」を

デザインで貢献したい。

 

そうすることで

人であり

世の中は絶対今より朗らかに、

良くなると確信しているからです。

 

設計とデザインで

未来に繋がる

お手伝いができるかもしれません。

 

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今はSNSも発達してたくさんの情報を手しやすくなりましたが、情報の真意や情報の精査は大切です、鵜呑みにせずに考える事も重要、でもイメージする時間は大切です。

2024年03月04日 | 設計の事デザインの事

今はSNSも発達して

たくさんの情報を

入手しやすくなりましたね。

 

僕自身も

「おいしそうなお店あるかな」

「楽しそうな場所や施設はないかな」など

時々検索ツールとして活用しています。

 

※やまぐち建築設計室のInstagram画面

 

SNSは家造りでも活用できます。

家アカウントと

呼ばれているものもありますが

専門家も色々な情報を発信しています。

 

実際に今も

住宅新築やリフォーム等

打合せをさせていただいている

住まい手さんも

blogもそうですが、

InstagramやPinterestが

キッカケとなり、

山口先生の世界観が好きで

相談したいと思いましたと

新規でご相談に来られたり、

こんなイメージにしたいと

見せていただくと

SNSからお調べ頂いたものもあります。

 

僕が建築家として独立した頃、

19年前WEB上では

まだホームページやブログが

企業や個人の情報発信の主軸で

ここまでSNSが発達しておらず、

最初の段階での

イメージの共有には

住宅雑誌や

住宅訪問のテレビ番組の話し等

またはお知り合いの家の写真などが

多かったように思います。

 

※間取り検討時にはCGなどによる外観図提案等によりイメージの共有

 

注文住宅による家造りは

何もないところから「カタチ」にしていく為、

なかなかイメージしにくいものも

多いかと思いますが

実際にそういった写真を見ることで、

共通認識を

持ちやすくなっている事は

確かです(真似をするのではなくてイメージです)。

 

やまぐち建築設計室も

SNSやってるので、

もしよろしければご覧ください。

ホームペ―ジからは

旧Twitter・XやInstagramへのリンクがあります。

やまぐち建築設計室ホームページ

 

旧Twitter「X]

Instagram

Pinterest

 

世の中のSNSの発達は

良い意味もありつつ

反面・・・間違った情報や

勘違いしてしまう情報も

世の中には溢れています。

 

「この情報はほんとなのか?」

「これってどうなんだろ?」と思った際は、

色々なあふれ出ている情報を

鵜吞みにせずに

考える習慣を持つことが

大事だと思います。

 

どのような情報も考え方も

全員が同じ考えを持っている訳ではありません。

 

それぞれ好みも考え方も

またそれぞれの正義も異なります。

 

どちら側から「それ」を見て、

考えるのかによっても変わります。

 

日常生活の中にある「リアル」と同じく

道徳ある行動と意識を

大切にと思います。

 

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庭と一体の住宅という暮らしを想う佇まいの設計と外部空間を間取りと共に考える事によって生まれる風景の心地を豊かさのあるものとなるように外観と共にある庭、窓から見える風景。

2024年03月02日 | 設計の事デザインの事

 

庭と一体の住宅という佇まい。

 

住宅の外観と暮らしの雰囲気を

一番左右する要素、

それは庭・・・・・外構(エクステリア)です。

 

言葉(文字)が少し乱暴に思えるかもしれませんが

ありきたりな家屋でも、

庭の植栽や塀などの

構えの印象のおかげで、

住む人の教養や品位が感じられ、

良い雰囲気を行き交う人に与えます。

そんな「佇まいのよい住宅」は

好ましく思えます。

 

 

外からの見え方だけでなくて、

室内にとっても外構は有効です。

 

 

植えられた木々や植物、オブジェや塀等は

外部からの視線を遮り、

窓からの景色を生み出します。

 

 

 

毎日の朝食の時に眺める窓から、

豊かな緑のある庭を眺められるのと、

南側信仰で

LDKから大きな窓を設けても

ガレージや道路に

直面してしまう暮らし、

車のお尻しか見えないのとでは、

どれほど暮らしの潤いに

違いが出るかは言うまでもありません。

 

※車が趣味であえて見えるように設計する場合もあります

 

庭という家と暮らしの構成、

家と一体化する風景の考え方を

間取りの計画段階から

丁寧に考えてみませんか?。

 

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別の土地にすればよかった・・・という事に土地探しで後悔しないために想定するべき内容には色々とありますが、住宅を建てる際に目安として知っておきたい不動産ではない建築計画での観点。

2024年02月26日 | 設計の事デザインの事

別の土地にすればよかった・・・・・・

という事にならない為に、

後悔しないために。

土地は大きな買い物です。

購入金額が大きいばかりではなく、

大切な我が家を建てる

となれば

周辺環境を

最大限にいかした間取りとプランで、

土地を有効活用しよう

期待も大きくふくらみます。

ところが、

日当たりや風通しを

確保できるといった土地の長所が、

思うような建物を

建てられないといった

短所になることもあります。

物理的な目に見える内容と

現地では見えにくい

法律による制限の存在。

例えば、「北側斜線制限」です。

北側斜線制限が適用される地域は、

第一種、

第二種低層住居専用地域と

第一種、

第二種中高層住居専用地域になります。

基本的な概要は、

建築物の各部分の高さを、

北側の前面道路の反対側の

道路境界線または

隣地境界線からの

真北方向の水平距離により制限する

というものですが、

何のことだかわかりませんよね。

要するに

建物の建てられる範囲と高さを

制限することで、

北側の土地の「日当たり」と「風通し」

を守るということが

目的になっています。

このため北側斜線制限が

適用される地域では、

南側に建物がある土地であっても、

制限が適用されない

地域に比べて

日当たりや風通しが

確保しやすくなります。

なお、

このような制限は

北側斜線制限だけでなく

地域によっていろいろとあります。

建物の建っているカタチで、

デザインというには

不自然な形の

屋根うや壁を

見かけたことはないでしょうか?。

そのような形状での

建物の多くは、

こうした制限によるものも多いです。

日当たりや風通しも大切だけれど、

思い描いていた建物が

建てられないなら

別の土地にすればよかった・・・・・。

と後悔しないためにも、

土地を購入する前には、

このような複雑な制限を

よく把握している窓口を

選択する事をお勧めいたします。

先の建築計画について

土地購入時には

隠れた要素を見抜くことが大切です。

注文住宅については特に

状況の読み方が重要ですから。

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住まい造りの際に気になる間取りと同時に外構・庭工事、駐車スペースをどのように考えるべきなのかという事、玄関からのアプローチ、乗り降りのしやすさや荷物の持ち運びも視野に。

2024年02月22日 | 設計の事デザインの事

 

住まい造りの際に気になる

間取りと同時に

外構・庭工事、駐車スペースを

どのように考えるべきなのか?

※ビルトインガレージ(インナーガレージ)のある家

 設計デザイン事例(電動シャッター付き)

 屋内で出入り可能な間取り設計

 

家づくりで見落としがちなのが

「外構(エクステリア)」かもしれません。

 

※開放型ビルトインガレージのある家設計デザイン事例

 土間を通じて出入り可能な間取り

 

 

※デザイナーズカーポートのある家設計デザイン事例

 メイン玄関以外に勝手口からの出入りも近い家事動線配置計画

 

内装やインテリアは

一生懸命に考えるのに、

庭を含めた家の外観や

外回りの使いやすさを

見落としているケースは

少なくありません。

 

また予算の都合で外回りは将来、

落ち着いてから

というケースもよくあります。

 

しかし、

将来的にという場合でも、

新築のプランの段階から

しっかり外回りについても

考えておくことが大切です。

 

外回りの中でも

特に駐車スペースは注意が必要です。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある

車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは

「ビルトインガレージ」と呼ばれます。

 

一方、

エクステリア部材などで

簡単な屋根が付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を

「カースペース」と呼びます。


ある程度の

国産普通車の場合にになると

全長約4.9m、幅約1.8mになります。

 

この大きさに、

乗り降りなどをするときに

必要な前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場は

想像より大きなスペースが必要になります。

 

実際にどれぐらい

スペースが必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や車種など

ろいろな要因を

考慮する必要がありますが、

あらかじめご自身が

どの程度の「ゆとり」が必要なのか?

という事を知っておくことは大切な事です。


そのためは日頃、

利用するスーパーマーケットや

コンビニ、

パーキングなどで「駐車しやすい」もしくは

「駐車しにくい」と感じる

駐車場がどの程度の広さなのかを

知っておくと、

これからの家づくりの際に

敷地(土地)に対する建物の位置関係も

把握しやすくなるかと思います。

 

土地だけを見るのではなくて

電柱の位置関係や

道路の傾斜、道路幅、

道路の対岸等、

駐車する際に気になりそうなところを

意識的に見ておくことで

その後の建物配置計画も

意図が分かりやすくなるかと思います。

 

暮らし始めてからの事を

丁寧に考えてみませんか?

 

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過ごす空間の心地良さの間取りと設計、暮らしの空間に光は大切だと考えています、注文住宅だからこそ可能になる過ごし方の付加価値と心地よいと思える家造り。

2024年02月13日 | 設計の事デザインの事

 

 

暮らしの空間に

光は大切だと考えています。

 

※ナチュラルモダンの空間で光の彩を楽しむ空間設計

 

自然光、

そして照明の光に関しても・・・・・。

 

※ナチュラルモダンの空間で光の彩を楽しむ空間設計

 

単純に明るさを指す場合もありますが

濃淡や印象、

心地よいと感じる光と明るさ。

 

※ナチュラルモダンの空間で光の彩を楽しむ空間設計

 

空間にとって、暮らしにとって

光そのものも大切ですし

光に照らされたものの

質感を見ることも大切だと思います。

 

素材によって

光の反射の仕方が異なるため、

それらは素材の特徴が際立ちます。

 

日々過ごしている中で、

美しい光に出会うと、

皆さんはどのような気持ちになりますか?

※格子と中庭を通じて優しく入り込む光の陰影・カレイドスコープのイメージ

 

そのような気持ちが生まれる瞬間を

住まいの空間にも

設計する事。

 

暮らしの価値観としてのシーンを

生み出す設計の提案。

 

とくに誰かに

見せるわけではないのですが、

刻々と移り変わる

光の風景を

暮らしのシーンに残すように。

 

自然光も照明による光も

明るさにも生み出すシーンが

存在しています。

 

光は住空間に

大きな影響を及ぼします。

 

快適な暮らしのために

必要不可欠な光、

そして、ただ存在するだけで

美しい光をどのように

日常のシーンに取り入れるのか?。

※吹抜け空間にシャボン玉の浮遊をイメージした気泡デザインのペンダントライト

 

それを考えることは

とても大切で、

一種の芸術品を扱うかのような

緊張感も見え隠れします。

 

大切だなと思う

光の取り入れ方にも

色々ありますが、

影と一緒に日時計のように

揺らめく空間の存在価値を

考えてみる事もあります。

 

少しに明るい光が降り注いでいる、

というような状況のデザイン。

 

濃淡を感じながら

少し落ち着く空間から、

美しい光を眺められることは、と

ても贅沢に感じます。

※吹抜け空間にシャボン玉の浮遊をイメージした気泡デザインのペンダントライト

 

ある種、

空間を鑑賞する合間で、

彩を感じるように。

 

※照明の使い方によって変わる空間のシーン

 

※照明の使い方によって変わる空間のシーン

 

※照明の使い方によって変わる空間のシーン

 

少し落ち着いた明るさの空間、

時間の流れによる

差と昼と夜の明暗の差を

心地よく感じるシーンとして

空間を考える事も

暮らしが満たされる事にもつながります。

 

空間とはその時の

景色の移り変わり、

飛び込んでくる光、

目が慣れてぼーっとその光を見る時間。

 

そのどれもが

気持ちに対しても

価値のある体験となります。

 

そのような心地の良い体験を、

住まい手さんの価値観の中にあるならば

住まう方にも

日々感じてもらえたら

嬉しいなと考え

生活の中にある

美しい光のある空間を

カタチで暮らしに

沿えるようにと思います。

 

暮らし方からデザインを考える

住まいづくりを丁寧に。

 

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インテリアデザインは、 私たちの「感覚」に強く訴えかける要素を含んでいます、過ごし方のイメージとインテリア空間の考え方を意識する事で質の良い過ごし方の出来る住まいの設計とデザインに。

2024年02月01日 | 設計の事デザインの事

インテリアと集中力の向上関係性 。

※明るい素材感を活用したLDK空間

 

インテリアは私たちが過ごす場所の

雰囲気づくりや

精神衛生においても

重要な役割を果たします。

 

美しい、落ち着く、

あるいはその場に適切な

インテリアデザインは

快適性や美観を提供するだけでなく、

私たちの集中力や生産性にも

影響を与えることがあります。

 

家がオフィスという人も

多くなりましたし

リモートワークも日常化した現在、

今後もオフィスへの出社はせずに

在宅勤務が常態化する人は

増えていくかも知れません。

 

しかし、

家には様々な誘惑と

集中を邪魔してくる

要素が潜んでいます。

 

そのような中でも

快適に集中力を維持できる

環境をインテリアで確保しよう、

という考えもまた広まってきています。

インテリアデザインと感覚の関係性。

 

インテリアデザインは、

私たちの「感覚」に

強く訴えかける要素を含んでいます。

 

照明、素材、家具、

そしてそれらが持つ色彩など、

様々な要素が組み合わさって

空間の雰囲気を

生み出すわけですが

それらを生み出すインテリアと

そのデザインは、

私たちの心理的な状態にも影響を与えます。

 

例えば、

自然光を多く取り入れた

明るい環境は、

心の安定や気分の向上に

つながることが知られています。

 

一方、

暗い照明や閉鎖的な空間は、

静かな時間を過ごしたり

眠りを誘う魅力を持っています。

 

照度と色調はどのようなものが良いか

「照度」、つまりは

空間の明るさですが

例えば、

明るく広々とした空間は、

多くの人にとって

リラックスできる環境であり、

集中力を高めることができます。

 

また、照明の色合いを含めた

「色調」については

暖色系(赤・黄色・オレンジ)の色合いには

人の気持ちを高揚させる効果があります。

 

明るく元気というイメージの

象徴であり、

親しみやすさを与え、

高揚感の向上にも寄与します。

 

そのことから

発想力を求められるような

仕事の環境に最適です。

 

一方で寒色系(青・グレー・黒・白)

といった色合いは、

気持ちを落ち着かせて

集中力を高めるとともに、

真面目・誠実・冷静沈着

といった印象が強い色群です。

 

集中力を求められるような

環境には

最適なカラーとなり、

ホームオフィスのような

環境を構築するなら、

暖色系・寒色系の

バランスの良い組み合わせが

必要かと思います。

 

木を多用した空間の

集中力への影響は現在、

多くの自治体が

公共図書館等を見直すような

取り組みを行っています。

 

その事業計画を進めるにあたって

選ばれている素材が

いわゆる「木材」です。

 

木材には多くの効果が

期待されており

「内装木質化した建物事例と効果」

という形でまとめられているほどです。

 

内装に木を多く使った空間は、

そうでない空間に比べて

疲れを癒す効果が高く、

集中力も高まる。

 

そのような事実も

実験によって明らかになっています。

 

疲労の回復の度合いにおいても

木材を多く用いた部屋で

作業を行うのと、

それとは異なる空間で

作業を行うのでは、

前者の方は副交感神経の

活動が上昇しており、

疲労回復効果が

高いことを判明しています。

 

また、認知機能を維持する効果、

つまり木材を多く用いた部屋では

注意力の低下が

抑えられる効果が認められ、

これは脳の前頭前野の

活性が維持されるためと考えられます。

 

つまり木材を多用した空間では

集中力が落ちにくく、

疲れても癒し効果で

回復が早いことが期待できる

ということです。

 

木から受ける

視覚的・触覚的な印象が

複合的に作用しているのだろう、

という結論に至っています。

 

その他にも、

木材の香りにより集中力が

持続しやすく、

長時間にわたって

集中しても疲れにくいなど、

期待できる効果が多数あります。

 

このように、

インテリアに木材を多用することで

集中力が増し、

効率的に物事を進められる

環境になります。

 

そして、

壁に無垢材を貼り付けるなどの

大掛かりな手間を掛けずに、

その効果を取り入れることが

できるのが「家具」です。

 

なかでも仕事や勉強を

行う場となるデスクに

木そのものともいえる

無垢材を持ってくることで、

手触りによる癒しや

光の反射による目への

刺激の緩和といった効果

期待できます。

 

整理整頓の重要性。

整理整頓された空間は、

心地よさや安心感をもたらし、

集中力を高める助けとなります。

 

物の配置や収納の仕組みが

うまく整えられている場合、

私たちは必要なものを

すぐに見つけることができ、

散漫な考えにとらわれることなく

作業に集中できます。

 

同時に適切な姿勢の

サポートや適切な照明設備も、

長時間の作業中に疲労を軽減し、

集中力を維持するために重要です。

 

音響環境の調整騒音や

不快な音は、

私たちの思考プロセスを妨げ、

注意力を散漫にさせる

可能性があります。

 

そのため、

適切な断音設計や音響素材の使用、

または集中を助けるための

静寂な環境の提供が重要です。

 

集中力を高めるためには、

それぞれの環境に合った状態で

「ノイズ」も考慮した場所を

計画する事が望ましいと思います。

 

個々の好みや

パーソナル空間も

インテリアデザインと集中力の

関係に影響を与えます。

 

人によって集中しやすい環境や

好みのスタイルは異なるため、

自分自身のニーズや

好みに合わせたインテリアを

計画することが重要です。

 

自分が居心地の良い環境にいると、

心地よさや

集中力を高めることができます。

 

適切な照明や色彩、

快適な家具、

整理整頓された空間、

適切な音響環境など、

様々な要素が組み合わさって、

集中力を高めたり

居心地よ良くしたり

深いリラックス効果を得られたりします。

 

複合的な要素をどのように

家造りと

インテリアのデザインに取り入れるべきか?

 

自分自身のニーズや好みに合わせた

インテリアを知ったうえで

それらを取り入れることで、

より質の高い環境を

実現することができると思います。

 

暮らしの効能を丁寧に。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

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気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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注文住宅の新築・リフォーム(リノベーション)で考える暮らしの優位性を持った設計とデザインのカタチ、土地の使い方や建物の間取りと計画性の差で過ごしやすさや暮らしの質は随分と変わります。

2024年01月09日 | 設計の事デザインの事

家を新築する場合でも

リフォーム

リノベーションを

行う場合でも

理想のマイホームに

近づけるための発想。

 

※2階LDK(リビング・ダイニング・キッチン) 

 二階の特徴を最大限活用して 

 理想空間へデザイン提案過去事例

 

家づくりでは、

しばしば「理想と現実のギャップ」に

悩まされる方も

多いかと思います。

※2階LDK(リビング・ダイニング・キッチン) 

 二階の特徴を最大限活用して 

 理想空間へデザイン提案過去事例

 

夢がどんどん膨らむ一方で、

予算や資金調達、

土地の広さや立地条件、

地域環境や

風土といった

シビアな現実問題が

立ちはだかります。

※2階LDK(リビング・ダイニング・キッチン) 

 二階の特徴を最大限活用して 

 理想空間へデザイン提案過去事例

 

たとえば明るくて

開放的なリビングを希望しても、

敷地は狭いし

まわりの家も迫っているから

無理だろうな・・・・・。

 

という風に

あきらめてしまったり。

 

けれど、

本来の自由設計や

注文住宅・建築家との家造り等での

良いところは、

それぞれの設計事務所や

建築家の資質にもよりますが、

プラン作成の工夫と

アイデア次第で

理想のマイホームに

近づけられる事です。

 

敷地が狭く隣近所が近いなら、

2階にリビングを

もっていくことで

近隣からの視線を

遮ることが出来て、

そうすることによって

日当たりの悪さも

クリアできます。

 

リビングに少し広めの

ベランダやバルコニーを

計画する事で、

居心地の良い

アウトドア空間も

確保できる間取りも

考えられます。

 

プラスワンの空間として

BBQやアウトドアスペース

リビングの延長としての

屋外空間も考え方次第です。

 

ただし、

玄関が1階にあると

訪問者の対応が大変で、

二階建てでも

寝室等と同じように

高齢になったとき

階段の上り下り(昇降)が

心配になるといった

デメリットも考えられます。

 

となれば玄関を2階にしたり、

将来を見据えて

ホームエレベーターや

階段昇降機が

設置できるような

スペースを確保しておく

といった選択肢も

見えてきます。

 

家づくりには

さまざまな

メリット・デメリットがあります。

 

その中で、

できるだけ理想の

マイホームに近づけるには、

「何を優先するのか」

「デメリット部分の対策をどうするか」

といった発想で

家づくりに取り組むことが

大切だと思います。

 

敷地(土地)探しからの場合も

同じことです。

 

デメリットだと思っていたことが、

設計やデザインの工夫と

アイデア次第で

わが家の個性になることは

よくあります。

 

あきらめる前に、

ぜひ一度、

注文住宅の優位性に

触れてみてください。

 

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