奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まい手さんご家族との打ち合わせ、住まいの新築計画、(仮称)懐の深い佇まいと広く感じる多用途のある木漏れ日の家、少し先の事もイメージしながら可変性のある間取り提案。

2024年04月20日 | 家 住まい 間取り プラン

暮らしのイメージを整えつつ

住まいの新築計画でのプランを

相談中のところ。

 

 

※暮らしのイメージを具現化しつつ外観の佇まいと雰囲気も提案しながらの打ち合わせ中

 

程よい広さの感覚を

どれくらいに計画して

住み方をイメージするべきか?。

 

家自体に暮らしの懐の深さを

色々と考えつつ

提案のカタチとして

ファーストプランを打ち合わせ。

 

空間には兼ねる要素をデザインして

ミニマムだけど

マキシマムが同時に存在する。

 

そんな暮らしの空間を

提案中です。

 

リビング階段と

計算して範囲を間取りに溶け込ませた

吹抜けの範囲が醸し出す立体的要素。

 

一つの用途ではなくて

多用途な空間だから派生する

暮らしの魅力が

程よく馴染むようにと思います。

 

住まいの新築・リフォーム

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注文住宅の設計と暮らしの趣を考える雰囲気のデザインに色と素材の選択は重要な意味を持ちます、居心地と共に考える素材の色使い。

2024年04月17日 | 家 住まい 間取り プラン

「明るい色」は面積が広くなるほど

明るく見えるのか?暗く見えるのか?。

 

 

注文住宅の設計デザインと間取りの提案、建築家とつくるオーダーメイドの家造り

※色や素材等の提案を織り交ぜながら住まいの設計打ち合わせ途中

 

 

新築やリフォームの際に

悩むことの多い素材事ですが

仕上がりイメージは大切です。

 

中でもズレが起こりやすいのは「色選び」。

 

周辺の明るさや対比する

背景の色や隣の色、

周辺の見え方によって

目的の「その色」自体も見え方が変わります。

 

皆さんも普段の生活の中で

同じ色や模様のはずなのに

実際に見ると

見え方が違うという事はありませんか?。

 

家の中や家の外、

日陰や日向での違いも大きいです。

 

実際に家づくりでは

屋根や外壁にはじまり、

床、天井、壁紙など、

たくさんの色選びが必要になります。

 

完成を想像しながらの色選びは

楽しい時間でもありますが、

完成後の仕上がりの

イメージが出来るかできないのかで

大きな価値の差が生まれます。

 

色選びで失敗する原因のひとつは

サンプルブック(色見本)

だけに頼ること。

 

単体で見るのではなくて

周辺状況をあわせて見る事が大切です。

 

同じ色でもハンカチと

ベッドカバーでは

イメージが大きく異なります。

 

また、

太陽光で見るか室内の照明の光で

見るかによっても印象は変わります。

 

色のイメージは

「面積」と「光」に左右され、

面積が広くなるほど

明るい色はいっそう明るく、

逆に暗い色はいっそう暗く見える

傾向にあります。

 

そのため、

サンプルのイメージそのままで

仕上がりをイメージすれば

こんなはずじゃなかった・・・

という具合になります。

 

「色」には人それぞれ好みがあり、

落ち着く色というものがあります。

 

そのため色選びの失敗を避けるには、

「できるだけ大きなサイズ」

「実際の環境に近い状態」で

確認することができる機会を

積極的に活用することが

ポイントです。

 

ついついデザインや機能や性能に

気を奪われて

うっかり見落としがちな「色」ですが、

そういう部分も

確認しておくことが

成功のカギです。

 

外装や内装などの色選びは

できるだけ実際に採用する

状況下に近い状態で

そしてできるだけ

シンプルに考えることがお勧めです。

 

イメージ設計時の提案には

そういう意味が含まれています。

 

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廊下のない間取りとはどんな住まいなのか、プランを考える際に廊下の役割をどのように考えて家造りをするのかによって暮らしや生活環境は良くも悪くも変化します、間取りの工夫と廊下の関係性。

2024年04月02日 | 家 住まい 間取り プラン

廊下のない間取りとは

どんな住まいなのか?。

※廊下を極力排除し、玄関ホールとリビング(LDK)を介して各居室や水回りへ移動する間取り

 

間取りやプランにも

様々な使い勝手がありますが、

一階などでは特に

廊下のない間取りを計画、

ご提案させていただく事もあります。

 

一般的な間取りでは、

部屋と部屋との間には

廊下があります。

 

しかし、

考え方によっては

廊下を使わない事で

暮らしの環境や動線が

良くなるというケースもあります。

 

そのあたりについて

少し書いてみたいと思います。

 

廊下がないと、

床面積を効率よく

使える事もあります。

 

そしてコストダウンになるなどの

メリットがある一方で、

音やにおいが伝わりやすくなる、

冷暖房の効率が下がるといった

デメリットも生じます。

 

廊下のない間取りの

魅力や注意点について、

これから間取りを検討する方は

参考になれば幸いです。

 

廊下のない間取りとは?。

 

最近の住まいは、

床面積を小さくコンパクトに

設計することも増えています。

 

木材や設備の価格高騰が

続いた影響もありますが、

客間や大きな子供部屋が

不要になるなど

ライフスタイルの変化も関係しています。

 

全体の床面積は小さめでも、

リビングや個室は

できるだけ広くしたいもの。

 

そんな希望を叶えるのに

役立つのが「廊下を作らない」

という考え方です。

 

極端にプランをデザインする際は別ですが

一般的に廊下は

移動のためだけに使うスペースなので、

できるだけ少なくして、

その分部屋を広くしようという

間取りなのです。

 

廊下のない間取りの

代表例としては、

リビングを通り抜けて

個室に移動する間取りや、

玄関ホールをなくして

土間スペースから

リビングにつながる間取りなどがあります。

 

他にも、

リビング階段や吹き抜けを取り入れた

間取りも多いですね。

 

階段ホールや廊下が不要となるので、

コンパクトな住まいにちょうどいい階段です。

 

廊下のない家のメリットとは?。

面積を有効活用できる。

家全体の床面積が同じだった場合、

廊下のない間取りの方が、

ひと部屋の面積を

広く取ることができます。

 

コンパクトな住まいでも、

ゆったりとしたリビングや、

広々した個室を設けられるなど、

床面積を最大限有効活用できるのは、

大きなメリットです。

 

室内の移動がスムーズになる。

部屋と部屋を

ダイレクトに行き来できるので、

動線を短くすることができます。

 

そのため、

室内の移動が楽になるという

メリットが得られます。

 

例えば、

キッチンで洗い物をしながら

洗濯機を回したり、

料理をしながら

お子様の宿題を見たりといった

「ながら作業」が楽になります。

 

家族のコミュニケーションが増える。

廊下のない間取りでは、

必ずリビングを通って

個室へ行くので

顔を合わせる機会が増える、

リビング階段の吹き抜けを通して

2階にいる家族の気配がわかる、

といった変化が生まれます。

 

家族の接点が増えて、

コミュニケーションが豊かになることも、

メリットの1つとして挙げられます。

 

廊下のない家のデメリット。

一方で、

ライフスタイルによっては、

廊下のない間取りは

住みにくいケースもあります。

 

どんなデメリットがあるのか知っておくと、

間取り計画で

安心して廊下の無いプランを

導入できます。

 

生活音やにおい、光が気になる。

廊下がない分、

他の部屋での生活音やにおい、

光が伝わりやすくなってしまう点が、

よく挙げられるデメリットです。

 

例えば、

リビングで他の家族が見る

テレビの音が2階の個室に伝わって、

勉強や仕事に集中できない、

トイレの場所が

リビングに近くて落ち着かない、

といった問題が起きることも。

 

家族の生活時間にずれがあると、

小さな音や光も

ストレスになってしまうことがあります。

 

音や光の伝わり方も考慮して、

間取りを検討するように。

 

冷暖房効率が下がる。

廊下のない間取りでは、

部屋と部屋が

扉一枚でつながっていたり、

キッチンからリビングまで

ひと続きの

大きな空間になったりすることが

一般的です。

 

そのため、

冷暖房が効きにくい、

室温を一定に保ちにくい、

といった問題が出てくるケースもあります。

 

これを防ぐために大切なのは、

住まいの断熱性や

気密性を重視した

住まいづくりをすること。

 

デザイン性や価格だけでなく、

住宅性能にも配慮した

計画性がポイントです。

 

動線が交錯することがある。

リビング空間が廊下の役目を果たす

となるような間取りでは、

個室へ入るのにテレビの前を通る、

キッチンの中を抜けて

洗面室へ行くといった

レイアウトになることがあります。

※よく考えた間取りはそのあたりの移動も

 考慮した間取りとなります。

 

廊下がないことで、

このように動線が重なってしまうと、

かえって使いにくい

間取りになってしまうことも。

 

リビングのどの部分を通って

移動するのか、

ということまで考えて、

部屋と部屋の配置を

確認すると安心です。

 

廊下のない家は、

スペースを有効活用でき、

コンパクトな住まいでも

広々とした間取りにできることがメリット。

 

一方で、

生活音などが伝わりやすく、

間取りに制限が生まれるといった

デメリットが生じる可能性もあります。

 

今回ご紹介した

メリット・デメリットを把握した上で、

廊下のスペースを

最小限にした間取りを計画すると、

床面積を最大限に活かした

開放的な暮らしが実現しやすくなります。

 

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縁側で庭を眺めながら旅館で過ごすような時間を過ごす、ホテルライクのような暮らしの空間等様々な価値かる暮らしを間取りと共にイメージする事は生活の環境をよりよくします。

2024年03月31日 | 家 住まい 間取り プラン

 

縁側で庭を眺めながら

旅館で過ごすような時間を過ごす。

※廊下から眺める中庭の風景

 

その言葉の通り、

廊下等でもそうですが

移動だけの空間ではなくて

過ごす場所として

廊下や縁側をデザインする事。

※広縁から眺める中庭の風景

 

環境の良い場所を

間取りで調整して

部屋+αとすることで

廊下や縁側の過ごし方の価値も

自由度も上がります。

※広縁自体も過ごしやすい部屋のような空間にデザインした和モダンの家

 

縁側が暖かくて

すごく快適であれば

そういう空間になります。

 

大袈裟かもしれませんが、

廊下を暮らしの中心に考えると

過ごし方も変わります。

 

中庭をデザインしたり、

風景である庭をデザインして

その周辺を囲うように設けるように。

 

移動空間でもある廊下や縁側は、

その内側にリビング、ダイニング、

和室と部屋が続く構成も

間取りの効能を

底上げします。

 

縁側・広縁は

庭と室内とをつなぐ場所として

道路と居間との緩衝材のひとつとして

夏の厳しい熱環境を

和らげるクッションのような空間として

そして冬の暖かい陽射しを受け止める

窓辺の居場所として

いろいろな役割として

機能してくれたらと

設計の工夫を施す場所。

 

その場所で日常の中の

少し特別な時間を

過ごしていただけるように。

 

そこで暮らす人達が

それぞれの感覚で

お気に入りの居場所や

過ごし方を見つけて

それがどんどん増えていく

そんな家づくりの

お手伝いができたらいいなと思っています。 

 

想像を膨らませながら

暮らしの価値について

「気持ちがいいな」「居心地がいいな」と

感じられるポイントを

随所にちりばめながら

いつも丁寧な暮らしの設計をと思います。

 

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注文住宅の間取りのなかでも配慮が重要なトイレスペースの検討内容、扉の開閉や換気、冬場はお湯が使える状態に計画するのかしないのかも含めての過ごし方に関係する性能的な空間の考え方も大切に。

2024年03月29日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅の間取りのなかで

配慮も重要な

トイレスペース。

 

そしてそのトイレ空間の印象となる

デザインの方針にも

色々な意味と居心地をご提案しています。

 

一見、

「トイレなんてどこでもいい」と

思われそうですが、

実はトイレの間取りは

よく考えないと

暮らしそのものに

失敗しやすい部分です。

 

 

 

注文住宅のトイレの間取りで

失敗しないためのポイントも

いくつかありますので、

そのうちの一部を

少し考えてみたいと思います。

 

1つ目は位置関係について。

 

単純に玄関から近い位置に

設置してしまうケースや

リビングと接しているトイレ、

脱衣所の中に

トイレを設置する場合などが

あるかと思います。

 

 

 

それぞれに

必要な配慮は異なりますが、

例えば、

玄関近くにトイレを設置する場合だと

ドアを開けた際の状態が

気にならないように、

トイレ掃除の際の状態を

思い浮かべる事も重要です。

 

 

また音や常時での臭いの対策などは

状況判断が難しいところです。

 

 

リビングはご自身や家族が

生活する場所の中心であり、

そのリビングに接していると

近くに誰かいる可能性が高く、

気にしてしまうかどうか?。

 

 

家族だけでなくて、

友達を呼んだときも

その他のお客様を

リビングに招待するケースも

あるでしょうから

その際も含めた

配慮の設計をどのように

工夫しておくのかは重要です。

 

 

脱衣所の中に

トイレの入り口があるケースでは、

トイレの設置個所数にも

よりますが、

誰かがお風呂に入っている間は

トイレに行けなくなってしまう

事態もあります。

 

またそれだけでなく、

お客様がいらっしゃった際にも

洗濯物を綺麗に

片付けておくような

必要があります。

 

プライべート用と

パブリック用を分けて

考えておく事もポイント。

 

使いやすいトイレになるように

設置場所を決める。

 

設置場所で気にすべきことは

やはり「トイレの音」も人によっては

重大な事項になります。

 

実際にトイレの音を聞かれても、

平気という人もおりますので

価値観の

状況判断は必要ですが・・・・・。

 

出来ればですが

あまり音が気にならないような場所に

設置するのが

ベストだと言えます。

 

トイレの設置数を

きちんと考えるという事。

 

一般的には一階に1カ所、

二階に1カ所の合計二か所という事も

多いかと思います。

 

ですが家族の人数と行動等を考慮して、

1番よい設置数を計画するように。

 

各階に二か所と一か所を

振り分けるというケース、

お客様用トイレと

自分達用トイレと

複数を使い方に分けて

計画するケースもあります。

 

近い将来の事を考えて

寝室に近づけて

防音と臭気対策という計画も

実際よく行っています。

 

トイレはできるだけ

我慢しないほうがいいので、

いつでも使える設置数がベストです。

 

必要な広さを持ったトイレにする。

場合によって

トイレの広さは変わってきます。

 

一般的な長方形の畳のサイズを

目安にすると、

基本的には0.75帖分~1帖分の広さが

多いかもしれませんが、

少し広さを意識して

間取りを考えたり、

身体的な考え方も

そこに付随させて

ドアの開閉から移動を含む

一連の動きから解析して

広さを求める事も大切です。

 

車椅子を使用している方や

日頃から動作が大きい方に、

手を洗う際の動作も含めて

考えた場合は

少し大きめのトイレの方が快適です。

 

このように、

場合によって適切な広さを

考える事がポイントです。

 

掃除の事もありますが、

小便器と大便器を

分ける事も考え方の一つです。

 

それぞれの暮らしの特徴や

ライフプランに応じて

計画する事を丁寧にと思います。

 

間取り検討の際には

そういうところも考える事で

随分と暮らしやすさも変わります。

 

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家造りと部屋の構成、過ごし方のシーンを思い浮かべる事は大切です、間取りと同時に部屋のコーディネートについて意識する事で毎日の過ごし方も良い方向へ、例えば寝室のインテリアも。

2024年03月28日 | 家 住まい 間取り プラン

家造りでは様々な部屋のイメージを

まとめながら暮らしについて

考えるかと思いますが、

毎日使う場所だからこそ、

それぞれの役割を持った部屋について

こだわりたいですよね。

理想的な寝室を計画する為に

考えておきたい事も

色々とあると思います。

 

このブログでも様々な事を

18年近く間書いてきていますが

今回のテーマ-も

皆さんにとって

少しでも家造りの

参考になればと思います。

 

おしゃれな寝室計画には

色と小物と照明が大切。

色についてです。

寝室は文字通り寝る場所なので、

気持ちを落ち着かす事の出来る

コーディネートが良いかと思います。

 

あまり派手な色は使わずに、

落ち着いた雰囲気でまとめると

気持ちも安らぎやすく・・・・・。

 

特に壁は

部屋の中で最も

存在感があるので、

色選びは慎重に。

 

2つ目は小物。

小物は自然素材の置物や

温かい色合いの

ファブリックアイテムがお勧めです。

 

具体的には、

観葉植物を置けば、

クリームや木材を基調とした部屋には

馴染みやすくなります。

 

また、

綿や麻といった素材の

ファブリックアイテムを取り入れれば、

さらに落ち着いた雰囲気を

演出する事ができます。

 

大きな壁がある住宅には、

気に入っている写真や画像を

掛けるのもいいです。

 

3つ目は照明。

寝室には一般家庭にも多く採用される

シーリングライト(天井に直に取り付ける照明)の他に、

間接照明を計画する事で

雰囲気が随分変わります。

 

ランプはやわらかい

電球色のものを使うことで、

落ち着いた雰囲気を作り出せます。

※LED照明では調光調色といって

 色も明るさも同器具で調整可能なタイプもあります。

 

寝る数十分前には、

シーリングライトから間接照明に切り替え、

気持ちを落ち着かせると

眠りやすくなります。

 

寝室には安眠効果のある

カラーを取り入れるように。

 

ここからは、

寝室のデザインでも

特に重要な色について。

 

寝室におすすめの色は

青や緑、茶です。

 

それぞれについて少し説明を。

 

まずは青色です。

青色には睡眠導入効果や

リラックス効果があるとされています。

 

疲れた体を落ち着かせる寝室には、

ピッタリの効果。

 

更に、

青色には血圧を下げる

効果もあるため、

眠りにつきにくい方は、

取り入れたい色の1つです。

 

次に緑色。

緑色は目を休ませる

効果があるとされています。

 

小物の1つとして

観葉植物を置けば、

インテリアとしておしゃれなだけでなく、

目を休ます事もできます。

 

オフィスワークで

毎日パソコンを使用する方は、

部屋に緑を取り入れると良いです。

 

最後は茶色です。

茶色系は、

緊張をほぐす効果が

あるとされています。

 

寝室は基本的に、

この茶色を中心に

計画していくと良いかと思います。

 

ただ茶色だけでは、

薄暗い寝室になってしまいますので、

青や緑を少しずつでも

取り入れてみる事も検討に。

 

これらの色以外にも、

好きな色はあると思いますが、

寝室にはあまり色を

増やさないように

心掛けると良いかと思います。

 

寝室はやはり

落ち着いた雰囲気が大事なため、

色が増えてしまうと

その分リラックスしにくくなってしまいます。

 

原則としてですが、

基調とする色は

あまり増やさずに、

3~5色程度でまとめると

良いですね。

 

寝室は、

眠りにつく場所であるため、

部屋全体のデザインと

リラックスのバランスを考えながら、

インテリアコーディネートを・・・・・。

 

またインテリアやベッドの選び方、

その他に考えておくべき

ポイント・おすすめのレイアウトについて

気になる方は、

インテリアコーディネートの

お問合せをいただければと思います。

 

暮らしの空間が変わる事で

不思議と気持ちも変わるものです。

 

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最近はお問合せの段階で平屋の住まいを検討する事も多くなっているので木造平屋建て住宅のメリット、デメリット、適正価格での選択肢について少しこのブログでも書いてみたいと思います。

2024年03月27日 | 家 住まい 間取り プラン

 

木造平屋建て住宅のメリット、デメリット、

適正価格での選択肢について。

※平屋建ての家デザイン提案事例・間取り鳥観図

 

家を建てるに際して

木造平屋住宅に興味がある方、

平屋の家を建てようかと

検討されている方に

少しでも参考になればと思います。

 

木造平屋は、

多くの魅力を持っています。

 

以下では、

そのメリットについて・・・・・。

 

スキップフロアや

屋根裏などが実現できやすい。

木造平屋の一番の魅力は、

建物内での高低差を利用しやすい事です。

上下階が存在しない分

極論二階建てまでの

天井高さを設ける事も可能になります。

 

そういう意味で天井高さを大胆に活用した

空間を考える事も可能になります。

※構造補強は必要です。

 

1階だけではなく、

屋根裏を有効活用することで、

収納スペースや

リラックススペースを確保できます。

 

広々とした空間を楽しむための

ポテンシャルが広がります。

 

生活動線がシンプルで

暮らしやすいという事。

平屋住宅は、

階段がないため

生活動線が非常にシンプルです。

 

キッチン、リビング、

寝室などが一つの階に集約され、

家事や移動が水平移動のみになり

楽になります。

 

特に家族が多い場合や

身体的に負担が多い場合には、

上下階階の移動がない事は

大きな利点です。

 

一般的な2階建てと比べて

メンテナンスコストが低いという事。

木造平屋は、

2階建て住宅に比べて

メンテナンスコストが低い事が魅力です。

 

屋根の修理や外壁の塗り替えなど際、

比較的経済的です。

 

それにより、

長期間にわたって

住宅を維持する費用を

節約しやすくなります。

 

木造平屋のデメリット。

木造平屋には多くのメリットがありますが、

デメリットも考慮する必要があります。

 

以下では、

そのデメリットについて。

 

ある程度広い土地が必要。

木造であれ鉄骨であれ

鉄筋コンクリート造であれ

平屋を建てるには、

すべての部屋を一階に集約するため、

ある程度の広い土地が必要です。

 

広々としたリビングスペースや

個人の部屋を平屋に確保するためには、

それなりの土地の広さが

要求されます。

 

狭い土地に平屋を建てる場合は、

間取りの工夫が必要です。

 

中心部に採光しづらい平屋は、

周囲の建物や樹木によって

中心部の採光が

制限されることがあります。

 

平屋の中心部にも

採光を確保するために、

計画的な配置や窓の工夫が必要です。

 

明るく快適な空間を計画する為には、

建物のレイアウトとサイズを

考える段階から注意が必要です。

 

平屋の注意点。

平屋を建てる際には、

以下の内容にも

留意することが大切です。

 

家族間のプライバシー確保に注意する。

平屋は開放的である一方、

家族間のプライバシー確保が

課題となることがあります。

 

個々の部屋の配置や

適切な仕切りを検討し、

各個人がプライバシーを守りながら

過ごせるように。

 

防犯対策。

平屋住宅は一階に

住環境が集約されるため、

防犯対策が二階建てよりも

重要です。

 

セキュリティカメラや防犯窓、

外部の照明などを設置し、

家族の安全を確保できるように。

 

日当たりと風の通り道を確保する。

平屋は日当たりと

風の通り道を確保することが

特に重要です。

 

窓の位置や通風を考慮して、

快適な居住環境を実現するには

建物サイズと共に

採光がポイントになります。

 

また、

庭やテラスなどの

アウトドアスペースも検討要素です。

 

土地の建蔽率と容積率を確認する。

こちらの内容はもっとも基本的な事であり

専門的なことでもありますが

土地の建蔽率や容積率は、

建築に影響を与える重要な要素です。

 

地域の規制に従い、

建物の大きさや配置を

今一度確認を・・・・・。

 

建築確認やその他法令での

許可を取得する際にも

確認が必要です。

※面積に算入する算入しないという位置関係は

 柱・壁・屋根の関係プランにより

 変わる事もありますので注意が必要です。

 

構造は木造の方が

鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造に比べて

コストが低く、

住宅の価格を抑えることができます。

 

地域の気候や耐震性を考慮しながら、

木造を選択することで

予算を節約できます。

 

水回りを一カ所にまとめる。

水回り(キッチン、バスルーム、トイレなど)を

一カ所にまとめることで、

配管工事や設備の設置費用を

削減できます。

 

効率的なプランニングにより、

コストを抑えながら

使いやすい住宅を実現できます。

 

シンプルな外観や間取りにする。

外観や間取りをシンプルにすることで、

建築コストを抑えることができます。

 

贅沢なカタチや複雑な構造を避け、

自分達にとって

何が必要なのかを見直しながら

予算内で木造平屋を

実現する方法を考える事が重要です。

 

住宅設備関係は特に

初期投資とランニングコスト、

そして機械寿命を意識しておくと良いです。

 

十数年経てばどういう

況になるのか?。

 

今の暮らしを考えると

見えてくる事もあると思います。

 

エアコンやテレビ、

給湯関係は分かりやすいですよね。

設備関係の入れ替え等も

必要になる事を意識して

暮しにとって大切なものは何なのか?。

 

大げさかもしれませんが

家造りの際には人生プランを考える

キッカケにもなりますから。

 

そういう事も含めて

人生プランと住まいの事を

丁寧にと思います。

 

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キッチンには収納力も重要なポイントです、間取り計画の際に考えておくキッチンのサイズとレイアウトと共に生活や家事空間としてのプランとしての生活収納とレイアウトの重要性。

2024年03月25日 | 家 住まい 間取り プラン

 

キッチンには収納力も

重要なポイントです。

※アイランド型キッチンのレイアウトと暮らしに合わせた収納計画レイアウト事例

 

キッチンが果たす役割は

もはや料理を作る場に留まらない、

というのはこれまでも

多くの場で言われていることです。

 

家族やゲストとのコミュニケーションの場であり、

インテリアとして

住まいの印象を左右する存在ともなっています。

 

キッチンというものを

構成するうえでは

どれもおざなりになってはいけませんが、

重要視するものは

それぞれに異なります。

 

デザイン性を重視する、

掃除のしやすさなどの

機能性を重視する、

あるいは機器の

配列などを含めた使い勝手を重視する、

それぞれのニーズがあると思います。

 

その中で軽視されるべきでないのが

「収納力」です。

 

キッチンには

食材、キッチンツール、

食器・調理家電など

パッと思い浮かべてみるだけでも、

非常にたくさんのものが混在しており、

それらが機能的に配置され、

収納されていることが

望ましい状態です。

 

収納力を欠いたキッチンは

必要なものを十分に収納できずに、

その周辺は乱雑で

使いづらい場所になる

危険性が高くなります。

 

キッチンの面積が

広くなりつつあるのも

収納の必要性から。

 

キッチンにおける

収納力向上の必要性の認知の高まりは

新築やリフォーム(リノベーション)の際

キッチン面積の増加という点に

て取れます。

 

キッチンを使用する人が増えた、

つまり一人のみが

キッチンを使用していた時代から

家族で男女関係なく

皆もキッチンに立つことが

珍しくなくなってきているという

時代の流れも一因としてあります。

 

しかし、

やはりキッチン面積の増加は

収納性を求めた結果にあると

言って良いかとおもいます。

 

間取りに余裕があれば

パントリーなどの

収納庫を設けることも

もはや一般的になっています。

 

また、

時短調理のための

冷凍食品のストックに使用される

「セカンド冷蔵庫(冷凍庫)」は

家電販売店でも人気商品となっていますが、

その配置場所が

必要になる=キッチンスペースの広大化に

繋がるというのは

言うまでもありません。

 

災害に備えた備蓄や

防災用品の置き場所が

キッチンということも多く、

それらを「収納しておく」という意味で

間取りにおけるキッチンの面積は

広くなっています。

 

収納力を増やし、

活かすために必要なこととは

方でキッチンの収納は

単純にキッチンスペースが大きればよい、

というわけではありません。

 

収納とは

「使ったものを仕舞う」

「仕舞っているものを出す」

「普段使用しないものを仕舞っておく」

というものです。

 

それらの行為において、

目的のものが出し入れしやすいか、

あるいは

その場所が普段の動線の中で

使いやすいかどうか、

そして住まい全体と

バランスがとれているかが重要であり、

それはキッチンでも同様です。

 

つまり、

キッチン収納というものは

このようなことを満たしたうえで、

必要なものを

十分に収納できる容量があれば

申し分の無いものになるという事です。

 

そしてそれは何らかの理由で

十分なキッチン面積を確保できない

といった場合でも同様であり、

その場合は

「何を取っておいて」

「何を手放すか」という選択も

重要になります。

 

「8割収納」をめざすキッチンに限らず

収納の基本的な考え方として

収納スペースの

約8割程度に収まるようにものの

所持を抑えるという

セオリーがあります。

 

常にスペースを満杯にしておかない、

つまり収納スペースに

余裕を持たせることがポイントです。

 

食品や食材のストックは

一時的に増えることも多くあります。

 

セールなどで

賢くまとめ買いを行ったとしても

収納スペースにゆとりがあれば

置き場所に困ることも、

収納しきれずに

そのまま外に出ていることもありません。

 

キッチンツールも

その種類は実に多岐にわたります。

 

それらもスペースにゆとりがないと

ついつい煩雑な

収納になりがちです。

 

そしてそれは必要な時に

すぐに取り出すことができない、

あるいは見つからないと

いったことも招きます。

 

まずは

「使いづらいと感じているもの」

「セットの一部が欠けてしまったもの」

「買ったはいいが一度も使っていないもの」といった、

「頻繁に使用しないもの」を

手放すだけでも

ある程度のゆとりができるはずです。

 

普段の動作をイメージする

収納物を少なくして

余裕を持たせたうえで、

次に決めるのはそれらが

どこにあれば使いやすいのか、

という事です。

 

つまり「収納場所を決める」

作業になります。

 

現代のシステムキッチンや

それに伴う一般的な

キッチンスペースの設計は、

これまでに蓄積されてきた

データに基づいた

「最大公約数」ともいえる

使い勝手を求めたものでもあります。

 

つまり、

収納機能についても

ある程度の使い勝手は

約束されています。

 

そのうえで「ここがもっとこうだったら」と

思うことがないかどうかを突き詰めて、

その問題を解消させることが

自身にとって

本当の意味で使い勝手や

収納力を兼ね備えた

キッチンとなるはずです。

 

具体的に言えば、

手の届く範囲に

よく使用するものがあることが

理想です。

 

特に頻繁に使う

キッチンツールや食器類は

腰の高さから目線までの範囲に

収納することで、

出し入れの動作も

よりスムーズになります。

 

使う頻度に応じてよく使うものは

腰高から目線の高さ、

その次に使う頻度が高いものや

重さのある鍋やフライパンなどは

腰より低い高さ、

使用頻度の低いものや

軽いものは手を上に伸ばせば

届く高いところに。

 

まずは使用頻度に応じた

「上・中・下」を決める事は大切です。

こふぇは一般的な

収納スペースでも同じです。

 

このような

自分にとっての使いやすさ、

個々に異なる事情に応じた収納力や機能を

求めるのであれば、

やはり理想はオーダーキッチンです。

 

使い勝手や収納機能を

細かい部分まで追求しながら、

機器の配列や設備の仕様なども指定でき、

組み合わせることができる

自由度はやはり

魅力と言えます。

 

闇雲に理想を詰め込むだけでは

本当の意味での

完成度は低くなる可能性もありますが、

様々な事例を知り、

空間と一緒に考える事で

それらの不安はある程度解消されます。

 

暮らしに有効な考え方を

キッチンの計画でも丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム

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収納上手な家づくりについて、スッキリと片付いた空間となる間取りの計画には、どのような場所でどのように物を使い収納するのか?という収納計画と紐づけて考える事が大切。

2024年03月24日 | 家 住まい 間取り プラン

 

収納上手な家づくり。

※LDKの死角となる部分に収納スペース+テレビボードを設けた事例

 

素敵に見える空間の理由のひとつは、

室内がすっきり

片付いているからという理由もあります。

 

我が家を常に

すっきりさせておくには

収納が肝心ですが、

収納スペースは、

ただ多ければよい

というものではないのが

難しいところです。

 

仮に、

奥行きの深い収納が

たくさんあれば

収納スペースは増えますが、

問題はそこに何を収納するかです。

 

布団や座布団を入れても

スペースが余るからと、

頻繁に使用する物を

奥に入れてしまうと

取り出すだけでひと苦労です。

 

逆に、

ほとんど使わない物を入れておけば

収納の中に何があるのか?

を随分探さなくてはいけまくなります。

 

例えば、サーキュレーターや

ファンヒーターのような

「季節品」を収納するなら

押入れを減らして、

もう少し奥行きの浅い

収納をつくっておくと便利です。

 

一方、

掃除機やモップなどの「日用品」は、

リビングやダイニングに

収納スペースを設けておくと、

汚れに気付いたときに

短時間で手際よく掃除できます。

 

新築工事や

リフォーム・リノベーション工事を

計画する際には、

どのような持ち物、収納物があり

どのような時に使うのか?

そこに何を収納するのかを

ある程度まで検討しておく事は大切です。

 

「季節品」のほか、

お客様用の布団や座布団、

雛人形など

特定の時期にしか使わないものほど、

きちんと採寸して

確実に収納できる場所を

確保しておきたいものです。

 

片付けることを

意識した家づくりをしておけば、

ライフスタイルにあった

「収納上手な家づくり」を

実現することが可能になります。

 

設計をご依頼いただいた際に

皆さんに

手渡しをさせていただいている

書類には

そのような「内容」をご自身でも

把握できるような状態になっています。

 

手間の掛かる作業ですが、

事前に収納計画を意識しておけば

住み始めてからの

整理整頓や収納等が

とても楽になります。

 

断捨離というほどでもなくても、

必要なものとそうでは無いものを

分別しておくことで

自分たちの暮らしにとって

必要な収納サイズもみえてくると思います。

 

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住まいをつくる事から始まる暮らしと人生の夢を叶える事、家造りの先に生まれる暮らしの環境とそこで生活する事で得ることが出来る暮らしの価値を設計してデザインで叶える人生。

2024年03月22日 | 家 住まい 間取り プラン

 

住まいをつくる事から

始まる暮らしと人生の夢を叶える事。

※和モダンな暮らしの雰囲気を味わうインナーガレージのある家

  夜の外観実例

 

家族一人ひとりの大切な夢と

一生をともにする

幸せへの価値観。

 

住まいを建てることは

暮らしを描く事です。

※和をモダンにデザインン提案した玄関と玄関ホール

 障子の効果で光が柔らかく拡散して程よい明るさをつくりだします

 

まだ世の中にない

ただ一つの理想と、

暮らしに感動を生み出す

器となるように、

一軒、また一軒と、

少しずつ、でも確実に、

それぞれの暮らしを考えた

体温のある住まいの計画をと考えています。

※LDKのリビングエリア・縁なし畳をリビングの中心にデザインして

 意識的空間を感じる工夫を天井面にも施しています

 畳リビングにすることで家族の変化に応じて

 多様性のある暮らし方も実現しやすくなります

 

だからこそ建築には、

まだ見えていない

未来を実現する力があるのだと、

僕は考えています。

※畳リビング空間と対を成すLDKのダイニングキッチンエリア

 グレージュインテリアに馴染む黒のデザイン家電と

 ナチュラルな木質家具をレイアウトして味わいを楽しむ空間に

 

建築は、

未来を変えます。

 

温度、湿度、空気、

光、風などのことも大切に。

 

健康長寿の要。

住環境は温度、空気、光、風など

様々な「環境要素」で構成されています。

※二階は家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟な対応がな濃になるよう

 フリールームのワンルーム化したデザインに

  但し将来的なリフォーム等に対応しやすい骨組みとなる設計

 

人は環境要素の影響を常に受けながら

生命活動を維持しているため、

これらが適切でないと、

心身の不調や病気のリスクを

高めることに直結しかねません。

 

例えば間仕切りを計画せずに

ワンフロア計画にして

室内の温度差を減らすとより

家の中での移動時の負荷を減らすような事も。

 

特に床暖房などを使用した場合、

活動量が数千歩増え

適度な運動になり

冬場のヒートショック、

心筋梗塞や脳卒中の発生リスクの軽減、

また身体的な負担も低くなります。

 

夏と冬では異なる

太陽高度の変化や

隣家の形状考慮しながら

開口部計画(窓等)を行い、

自然光(直射・反射・天空光)

自然通風を積極的に

室内に届ける工夫は

室内に見える環境のデザインとなり

心地良さを生み出します。

 

また、庭などを

積極的に取り入れることで、

自律神経のバランスを整え、

ストレスを軽減・緩和させる

作用がある空間に。

 

主観的健康感(リラックス効果)を高める。

 

室内の設えの45%程度を

木質化することで、

良質な睡眠をもたらし、

日中の知的生産性の

向上にもつながるという

研究結果があります。

 

人はもともと

自然環境で暮らしていた

生き物なので、

自然の「ゆらぎ」に囲まれると

副交感神経が優位になり、

リラックスする効果があります。

 

照明計画でも、

ストレスコントロールを行っており、

必要に応じた

間接照明(暖色)にしたり、

明暗を調整できたりする

照明器具で灯りによる環境デザインも

間取と同時にご提案しています。

 

また、目には見えませんが

質の悪い騒音は

健康を害するもとです。

 

特に寝室については、

騒音レベルを40dB以下になることが

望ましいと言われます。

 

プライバシーや騒音に配慮した

設計と計画を提案する事も重要で

遮音性の高い

断熱材などを使用し、

又はその他の専用部材建材を活用し

外部からの騒音にも

配慮がどれだけ必要なのか?

暮らしの場所と暮らし方に

程よい状態を考えています。

 

そして適度に歩くことが

健康維持には欠かせません。

 

間取計画では

家事動線や生活動線とは別に

住まいの中や外に、

体を動かす仕組みをつくることで、

自然とさまざまな

生活習慣病の予防を

行うことができます。

 

階段の上り下りや

庭への動線などの

無理のない運動環境を

暮らしの中に取り込む

動線計画が必要です。

※ご相談の上決定します。

 

階段の上り下りや

お風呂掃除などが

中強度の活動にあたります。

 

軽い運動は脳の活性化や

ストレスの軽減にも役立ちます。

 

無理をせず、

毎日少しずつでも

継続的に続けることが大切です。

 

コミュニケーションがとれる工夫で

良質で楽しい食事を。

 

(風景)と照明と空間環境は

味覚に大きな影響を与えます。

 

特に、

緑を眺めながら食事をすると

よりおいしく感じられることが

実証されています。

 

アウトドアリビングや

テラスなど、

建物に隣接して

緑が見えている空間があると

リラックスしやすく、

食事がよりおいしく、

贅沢に感じられますし、

気持が穏やかになる環境づくりは

大切だと考えています。

 

住まいの事暮らしの事

そういった観点も大切に

家の事の先にある暮らしの質を

丁寧にと思います。

 

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建築計画やインテリア計画では、人間の行動の癖とか心理的な距離感を意識して基本的な設計をイメージしています、間取りにも様々な理由があり、デザインや設計時には暮らしの本質を紐解くように。

2024年03月22日 | 家 住まい 間取り プラン

 

建築計画やインテリア計画では、

人間の行動の癖とか

心理的な距離感を意識して

基本的な設計をイメージしています。

※テラス化するウッドデッキで繋がる生活空間を提案した

 多世帯生活の家設計デザイン事例(外観イメージCG)

 

居心地に行動特性と

インテリア空間の関わりについて

考える事は本当に大切。

 

先ずは人の行動特性について。

 

ポピュレーション・ステレオタイプとは?。

ドアノブを目の前にして、

あなたはどちらへ

回して扉を開けますか?。

 

インテリア空間のコーディネートや

建築計画を行う上で

意識しておかなければならないことに、

人間の行動の癖(くせ)や

心理的な条件などがあります。

 

人間の行動に見られる、

ある程度共通した

癖や行動特性のことを

ポピュレーション・ステレオタイプといいます。

 

例えば右利きの人に見られる

ドアノブは右に回せば開く

という行動特性は

世界的にも共通してみられ、

このような特性は

スピーカーのダイヤルは

右に回せば大きくなる等の

操作機器の設計にも応用されています。

 

操作機器の

ポピュレーション・ステレオタイプの一例。

「右に回す、押す、上や右にずらす」と

電源オン、増加、加熱、

ネジやボルトなどで締めるという効果がある。

 

ポピュレーション・ステレオタイプは

地域や民族により違いがあることもあり、

また「右利き」と「左利き」の違いだけでも、

かなり使い勝手が

違ってくることも

理解しておかなければなりません。

 

デザインが良くて

形が気に入っても、

使う人にとって「使いにくい」モノでは

困ってしまいます。

 

特に外国製の機器や

設備を選ぶ際には、

よく確認する事が大切。

 

パーソナルスペース。

アメリカの環境倫理学者の

ロバート・ソマーは、

1969年に出版した著書の中で

他人に侵入されたく無い

空間である「パーソナルスペース」を提案しました。

 

パーソナルスペースとは、

他人に近付かれると

不快に感じる空間のことで

「パーソナルエリア」、「個体距離」、

「対人距離」とも呼ばれます。

 

意外かもしれませんが、

一般に女性よりも

男性の方がパーソナルスペースは

広いとされていて、

男性は人が前方にいるのを嫌い、

女性は周囲から

他人に見られるのを嫌う傾向がみられます。

 

男性のパーソナルスペースは、

前方を集中して見る特性があることから

前方に長い楕円形で、

後ろや横の半径が短い形をしている。

 

女性は視野が広く全体を

見渡す特性があることから、

前後左右が均等な円形をしている。

 

また、パーソナルスペースは

親密な相手ほど狭く、

ある程度近付いても不快さを感じない、

逆に面識の無い相手などに対しては

広くなっていて、

社会文化や民族、

個人の性格やその相手によっても

大きな差があります。

 

この「パーソナルスペース」という言葉は、

たびたび「縄張り、領域」という意味の

「テリトリー」という言葉と

混同されることがありますが、

パーソナルスペースは

中心に居る人間とともに移動するものに対し、

テリトリーは人間が移動しても

その場に存在し続けるものです。

 

「テリトリー」はもともと動物生態学上の

「縄張り」という意味で

使われていた言葉です。

 

徐々に日本の漫画やアニメで

「パーソナルスペース」と同じような意味で

頻繁に使われるようになって、

混同されるようになったようです。

 

人と人との関わり合いの中での距離には、

物理的な距離と

心理的な距離があります。

 

1966年、

アメリカの文化人類学者

エドワード・ホールは、

人間のコミュニケーションに関わる距離を

以下の4つに分類しました。

 

密接距離(Intimate):最も親しい関係。

体を密着させたり、

手で触れ合える距離。

 

個体距離(Personal):親しい友人程度。

相手の表情が詳しくわかる。

 

社会距離(Social):知らない人同士が会話をしたり、

商談をする場合に用いられる距離。

 

公衆距離(Public):2者の関係が個人的なものではなく、

講演者と聴衆と言うような場合の距離。

 

嫌いな相手に対しては、

距離に関わらず

視認できるだけで

不快に感じるケースもある

 

ソシオペタルとソシオフーガル。

家族で集まったり、

パソコンで仕事をしたり、

カフェで休んだり・・・・・。

 

人間が集団で行動する場合、

目的に応じて様々な型を形成しますが、

企業オフィスでの机の配置方法は

その好例といえます。

 

例えば、

常に社員同士のコミュニケーションが図られ、

連絡や相談が

頻繁に行われることによって

社員が活性化するような業務では、

お互いの顔を見ることができる

ソシオペタル型の机の配置が

取られることが多いです。

 

一方、

設計や製作といった

ある一定の個人での

集中した仕事を

行われるような部署では、

お互いの顔が見えない

ソシオフーガル型の机の配置が見られます。

 

オフィス以外でも、

向かい合って

コミュニケーションがとりやすい状態の型を

ソシオペタル、

互いに干渉することが無い

状態の型をソシオフーガルと呼びます。

 

これらの配置は、

イギリスの精神科医である

ハンフリー・オズモンドが

自身の精神病院の

待合室に座っている

患者さんを観察することにより

考案されました。

 

余談ですがハンフリー・オズモンドは、

合成麻薬とかを使ったら

見えるという幻覚の形容表現の

「サイケデリック」という言葉を作った人物です。

 

サイケデリックは

音楽ジャンルの一つにもなっていて

「サイケ」っていう略語でも有名です。

 

人間の行動特性、

パーソナルスペース、

集団の中の配置のかたち、

空間要素には

そういった目に見えない意識の部分も

設計の中に組み込むことが

大切だと考えています。

 

オフィス設計や工場建築、

勿論商業建築や公共建築・福祉建築にも

そういった考え方は重要ですし

なにより住宅設計については

それぞれの家族の関係性や

暮らし方の価値基準を

大切な要素に含めて間取りと暮らしを

丁寧に考えています。

 

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庭と家を考えてイメージする事を丁寧にと思います、建物の外観のみではなくその周辺が建物全体として意識されますから、間取りの計画と配置計画時には窓の外側と外観の一部となる範囲を意識していますか?。

2024年03月19日 | 家 住まい 間取り プラン

庭と家を考えて

イメージする事を丁寧にと思います。

 

住宅の外観の雰囲気を

一番左右する要素、

それは外構(エクステリア)です。

 

建物の外観のみではなくて、

その周辺が建物全体として意識されます。

人物でもそうですが

写真などでもその「背景」で

印象も変わります。

家屋でも同じで、

庭の植栽や塀などの構えの

印象で、

住む空間の異なる表情が生まれます。

良い雰囲気を

行き交う人に与えます。

そんな「佇まいのよい住宅」は

好ましく思えます。

 

外からの見え方だけでなく、

室内にとっても

外構は有効です。

 

植えられた木々は

外部からの視線を遮り、

窓からの景色を作り出します。

 

毎日の朝食の時に眺める窓から、

豊かな緑のある庭を

眺められるのと、

車のお尻しか見えないのとでは、

どれほど暮らしの潤いに

違いが出るかは

言うまでもありません。

 

外構はどのような仕上げであれ、

家と一体化する

風景だと考えています。

 

暮らしをイメージする際には

家の外観や窓の外側の風景と共に

外部を考える時間も丁寧にと思います。

 

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生活の環境をつくりだす家の庭と室内の関係性、玄関の位置関係や窓の位置、リビングなどの居住スペースから見える風景となる庭の位置付は外側の間取り、家の外観も庭の雰囲気で印象も心地も変わります。

2024年03月17日 | 家 住まい 間取り プラン

外部空間の演出法・・・・・。

※住宅計画での外構設計の全景イメージデザイン案実例パース

 

工事の期間は「ずれる」としても

外部空間は内部空間と

ある程度一緒に考える。

窓の位置やサイズ、

外側の利用とつながる玄関などの

位置関係も重要ですから。

 

外部空間は内部空間と一緒に考える。

 

 

一般的に住宅の間取りばかりに着目し、

外構は後回しにされがちですが、

ある意味屋外の部屋として

イメージしてみる事も大切だと思います。

 

したがって住宅の間取りと同時に

外構もあせて意識しておくことは

重要です。

住空間とは、

外部と内部の空間的連続性があって、

はじめて成立するものです。

 

 

建物や周辺環境との調和。

外構は、

一般的に建物と周辺環境との

接点となる計画上、

実は思っているよりも重要な場所です。

せっかく素敵な住宅が建設されても、

この外構が良くなければ

住環境全体が台無しになるだけでなく、

周辺環境との調和が無ければ、

隣地から丸見えのリビングになったり

方位のメリットだけに頼った計画により

隣地の室外機や

バックヤードのような

勝手口側を見ながらの生活になったり

住みにくい状態になります。

 

したがって、

住宅および周辺の街並みとの

関係性を配慮しながら、

広い視点で住みやすいと思える

住環境を計画していくべきかと思います。

 

材料、樹種の選定。

素敵な樹木であっても、

その土地の気候風土に

あったものでなければ、

すぐ枯れてしまいます。

 

素敵な庭石を見つけても、

自分の敷地に搬入できるか、

また庭の規模にあうのかどうかを

検討しなければ

庭に配置することができません。

 

すなわち、

外構計画では日照、

通風、樹種、材料、

植栽を施す時期等の

自然との関係を配慮しながら

総合的に考えていくことが

重要だという事です。

 

維持管理。

庭は生きていますので、

植物は絶えず成長し、

四季の変化という楽しみを

風景として提供してくれます。

 

そのため、

庭の維持管理こそが

最も重要な庭づくりであるといっても

過言ではありません。

 

植物の管理はもちろんですが、

忘れがちなのが水の処理です。

 

散水、雨水の処理を

しっかり計画しておかないと、

昨今のゲリラ豪雨等での

降雨と「排水溝」に対する計画性の無さで

排水が出来ない家のようになる

ケースもあると思います。

 

決して大げさではなくて

不要に思えるものが「とても大切」なのが

外構なんです。

 

屋根で受けた雨水は樋を通して

流れ落ちますから・・・・・。

不要な水溜りができたり、

散水が容易にできない等の

問題が発生します。

 

やはり、

自然の摂理を配慮して、

上手に人工物も使い

維持管理に配慮も重要。

 

多様な性格をもった外部空間。

生活空間を結ぶ庭の種類は多様で、

屋外、半屋外と空間も

多様名表情を見せてくれます。

 

外部と内部が

明確に分離された西洋と庭と異なり、

日本の場合は屋外と屋内との

境界を曖昧にした

中間領域といった空間を介して

屋内外が一体化する。

 

さらには「借景」という

優れた概念があり、

遠方の景色までをも

連続させてしまう宇宙観は

誇るべき概念でだと思います・・・・・。

 

主庭主として、

鑑賞を目的とした庭であったり、

居間や食事室の延長であったり、

心の充足感を高める外部空間。

 

敷地に余裕がある場合は、

前者と後者を

別々に計画する場合がありますが、

一般的には、

日本の土地事情もあって

後者が圧倒 的に多いかと思います。

 

ガーデニングブームの影響で、

ウッドデッキテラスを設けて、

だんらんの場として

庭を活用することも多く、

そういった場所は

外部の居間といった

性格が顕著です。

 

前庭門から玄関までのアプローチは、

街並みに対する

住環境の表情を決定付ける空間です。

 

この空間に限っては、

動線が長い ほうが

空間に奥行きが生まれ、

住空間全体が豊かになります。

 

また、

ガレージをそういった場所に

設けるケースが多いので、

日照、通風はもちろん、

全体的な雰囲気を配慮して

計画を行うことが重要です。

 

中庭・坪庭。

周辺の建物の密度が高く

プライバシーの確保が

困難な場合等には

坪庭や中庭を活用する事もあります。

 

ある意味では

住宅の中のオアシスであり、

周辺環境からは閉ざしつつも

心の充足感を

提供することはもちろんですが、

採光、通風上においても、

非常に役に立つ空間です。

 

浴室の傍に設けて

屋外空間として楽しむケースもあります。

 

裏庭(サービスヤード)。

台所(キッチン)、

ユーティリティーと通用門との

連絡部に設けるイメージでの

家事空間のひとつです。

 

屋根をかけるケースが多く、

半屋外的な場所として

利用されます。

 

物干、ゴミ置場、

自転車置場、土間置場、

食材置場等利用形態 は様々ですが、

敷地に余裕があれば、

是非とも欲しい空間。

 

通り庭。

京の町家等に見られる

特徴的な屋内庭で、

土間であり、

中庭から裏庭を結ぶ通路であり、

サービスヤードであったり、

台所であったりという

多様な生活空間であると同時に、

空間そのものが

空調装置としても機能します。

 

外部空間は

そのものが景色となるように

つくられます。

 

庭の構成。

アプローチ門から玄関に至るまでの

屋外または半屋外の空間は、

地域と個人との

接点となる重要な空間でもあります。

 

この空間の演出の良し悪しで、

家全体の雰囲気を

決定付けるといっても

過言ではありません。

 

(和の場合)

自然を手本に構成された

日本的住環境においては、

アプローチ空間の動線的が長く、

折れ曲がっている方が、

移動時の視線の変化が楽しめ、

空間的な奥行きを

演出できるので好ましいとされます。

 

(洋の場合)

自然の素材を

人工的に構成した

西洋的な住環境においては、

門から玄関が軸線上に配置され、

遠近感を演出したほうが、

好ましいとされます。

 

築山。

植栽風景を創り出す

基本となる技法で、

庭造りのイメージを決定付ける

骨格をなす部分です。

 

周囲環境や遠方の景色はもちろん、

太陽光線や樹木や

石の表情とも対話しながら

計画を進めていくことが

重要です。

 

添景物。

築山や植栽を施された庭に

人口構築物を程よく配置し、

修景を施す手法として

用いられます。

 

移動空間における

視線を奥へと誘導したり、

空間にアクセントや

潤いをを与える

重要な要素です。

 

和風庭園では、

石灯篭、腰掛、水鉢が多く、

洋風庭園では

照明灯やフォリ-(東屋)等が

用いられます。

 

自然と融合しつつも

大胆な構成も

暮らしの趣として考える事も

大切にと思います。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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家造りと暮らしと間取りと生活環境の設計と提案デザインを奥深く丁寧に、あくまでも暮らしの主役はそこに住む人であり家族であるという事、価値観やライフスタイルと共に人生観も丁寧に紐解く時間と質が大切。

2024年03月13日 | 家 住まい 間取り プラン

日常的にも情報過多の昨今。

 

物事の良し悪しが

外部によって定められているように感じます。

※家造りのトータルコーディネートでインテリアの観点からも窓周辺トリートメントの打ち合わせ提案

 

あくまでも暮らしの主役は

そこに住む人であり家族。

 

正解を他に委ねるのではなくて、

まずはきちんと向き合い、

話し合い、相談をして

意味を理解する時間は大切です。

 

情報量が多い家造り・・・・・・。

 

理解度を深める事で

文字や言葉の意味と

それらが繋ぐ「状態」を把握できるようになります。

 

日常会話でもそうですが

言葉や文字は難しいものです。

 

立ち位置や幅の広さ深さがあり

認識するのにも時間がっかるものです。

 

言葉や文字の意味は思っているよりも

複雑ですから・・・・・・。

 

家造りには時間が掛かります。

はやく簡単につくる方法もあります。

勿論それが最適解の家づくりもあります。

 

色々な価値観の中で家造りをするのですから

はやく簡単に家を建てる方が

安いですし効率的ですし

カンタンですし選択肢も複雑ではありません。

 

設計や暮らしについて

人生観を共有しながら

複雑な話しをするのが面倒であれば

価値観が合わないのであれば

そういった家造りが最適解だと思います。

 

言葉の理解、

文字の理解も空間認識も簡単ですから。r

 

だけど、

人生観や生き方、

様々な複雑な思いを

人生を共にする暮らしとして

生み出すのであれば

楽しいけれど

悩む時間を過ごす事は

大切だと考えています。

 

理数的に考える事も

文系的に考える事も

感覚的に考える事も・・・・・。

 

すまい手さん自らの考えを

掘り起こす作業の時間を

どのように質よく提案が出来るのか?。

 

カタログに目を通すだけでなく、

より深い部分で共感し、

共に過ごす時間を増しながら

意味の共有がキチンと出来るように。

 

他と同じような「モノ」であったとしてもく、

自分の生活スタイルに

合った暮らしは

やはりご自身からしか生まれてこないと

考えています。

 

皆さんはどうですか?。

 

自分自身の事をどれだけ理解していますか?。

家造りの際は

ある意味では「それら」を探る時間であり

生み出す時間です。

 

これらの時間をきちんと考える事。

 

向き合う時間と思考の余白を

きちんと保っている事。

 

大切な住まいを考える時間に

質の考え方は重要だと考えています。

 

言葉と文字の意味も含めて

過ごす生活環境と

暮らしの周辺も丁寧にと思います。

 

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各家庭により異なる家事の考え方とスムーズな家事の意味、間取りの工夫には実際の家事をどのように連動するべきなのかを最適化する動線の設計が大切、家事の癖などもそれぞれの違いを設計には反映するように。

2024年03月12日 | 家 住まい 間取り プラン

各家庭により異なる

家事の考え方とスムーズな家事の意味。

※ペニンシュラ型キッチンをアイランド型同様に使える間取り計画を提案したLDK空間

 家電と空間を合わせる事でまとまりのある空間に

 

ですが共通する事柄は

家事が負担とはならないようにしたいという思い。

 

※移動に便利な回遊性のある家事動線設計と間取りの工夫で水回りスペースと

 LDK・廊下を中継する二方向動線の提案

 

遅くまでの仕事や、

子育てに追われて

過ぎ去っていく時間・・・・・。

 

さらに家事までやっていると、

なかなか自分の

自由時間が取りにくいですよね。

※アイランド型キッチンの提案でLDKをぐるりと回遊できる間取りと

 家電を見えなくするキッチン背面収納の採用でスッキリした空間に

 

「家事をもっとラクにしたい・・・・・」

そう思われている方は、

きっと多いはずです。

 

家を建てる前に

知っておきたいのが、

家の間取りが家事のしやすさや

家事ラクに大きく影響するという事。

 

 

 

※システム洗面化粧台の幅が広い商品を採用してカウンター使いも出来るように

   目的に応じた洗面脱衣スペースで収納と部屋干しも機能的に

 

 

家事を効率的に行えるような

間取りのアイデアを

「料理視点」の家事ポイントから。

 

キッチンのカタチ料理をする際には、

調理から配膳、

片付けまでの流れが

スムーズであることが重要です。

 

アイランドキッチンは

回遊性が高く、

調理・配膳・片付けの流れが

比較的スムーズになります。

 

動線がよく、

家事がラクになりやすい配置になります。

 

キッチン近くの収納スペースは大きく

アイランドキッチンの近くにに

収納スペースを設けることで、

調理器具や食材などを

効率的に収納できます。

 

収納スペースが大きいほど、

キッチン廻りがすっきりと片付けられ、

家事がラクになりやすいかと思います。

 

コンセントの数と配置を考える。

キッチンで使用する家電は

多種多様です。

 

調理器具や電子レンジ、

コーヒーメーカーなど、

使う家電に合わせて

コンセントの数と配置を考えることで、

使い勝手が格段に良くなります。

 

「洗濯・掃除視点」の家事ラクポイント。

洗う場所、干す場所、

収納する場所を

極力近くにそして単純な移動に。

 

洗濯や掃除をする際には、

洗濯機や掃除機を

取り出す場所、

洗濯物を干す場所、

収納する場所が近いほど

効率が良くなります。

 

これらの場所を近くに配置することで、

家事の手間を減らし、

ラクに行うことができます。

 

洗濯乾燥機を使うなら、

収納スペースも近くに採用。

洗濯乾燥機を使用する場合は、

洗濯機と乾燥機を

近くに配置することが重要です。

 

さらに、

洗濯物を収納する場所も

近くに配置することで、

洗濯から収納までの流れが

スムーズになり、

家事がラクになります。

 

リビングや廊下など、

適材適所に収納をつくる。

 

家事をラクにするためには、

収納スペースを

適材適所に設けることも大切です。

 

リビングや廊下など、

家族がよく利用する場所に

収納スペースを設けることで、

掃除道具や洗剤などを

すぐに取り出すことができ、

家事がスムーズに行えます。

 

水廻りを出来るだけ集約する。

水廻りを一箇所に集約することで、

家事の効率もアップしやすくなります。

 

キッチンや洗面所、

トイレなどを近くに配置し、

水回りの動線を短くすることで、

家事がラクになります。

 

家事のための専用スペースをつくる。

家事を行うための

専用スペースを設けることで、

家事がより効率的に行えます。

 

洗濯物のしわ取りをしたり

アイロン掛けをしたり

洗濯物をたたむためのスペースや

掃除道具を収納するスペースなど、

家事に必要な場所を

しっかりと確保することが重要です。

 

料理、洗濯、掃除などの

家事を効率的に行うためには、

各家庭による「環境の違い」と「家事の意味」を

分かっての間取りの工夫が欠かせません。

 

なんでも一律に

家事がラクになる訳ではありません。

 

家事がラクになる間取りを考える際には、

キッチンの形や水廻りの集約、

家事のための専用スペース、

各家庭での家事の状況とライフスタイルを

感想ではなくて「事実」で把握して

間取に落とし込むことが

大切だと考えています。

 

注文住宅ならではの

家事ラク間取りをどのように考えるのか?。

 

日常の暮らしを丁寧に考えた住まいは

生活にもゆとりが生まれるものだと

考えています。

 

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