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奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

マンション住まいから戸建て住宅へ、過ごす環境を新しく考え始める本当に暮らしやすい家とは?共働き夫婦、子育て世代が思い描く生活の環境を丁寧に紐解くように理想と現実を最適に。

2025年04月04日 | 家 住まい 間取り プラン

マンション暮らしから戸建てへ。

※それぞれの暮らしのよりよいカタチを間取りとして表現しながら生活環境を整える設計

 

共働き・子育て世代が

マンション住まいから

戸建てを考える今、

本当に暮らしやすい家とは

何かを

建築家と一緒に見つめ直す。

 

暮らしやすい家を考える為の

大切な視点。

共働き夫婦が今、

考えるべき

暮らしやすさのカタチについて。

 

奈良県在住の方からも

マンションから

戸建てに住み替えたい

というご相談をいただいています。

 

従来は「大阪」や「京都」から

奈良の実家へ

という方が多かったのですが

ここ最近は奈良県内での移動や

住み替えが増えています。

 

住む環境にも

色々なタイミングが

存在します。

 

特に子育て世代にとって、

暮らしやすい家とは何か?

という問いは、

とても深く、

そして人それぞれに

答えが違うものです。

 

家づくりとは、

ただ建物をつくるのではなく、

これからの暮らし方をつくる

プロセスです。


マンション暮らしから

戸建てへと考え始めたときに、

それぞれにとっての

暮らしやすさとは何か?

を見つめ直すヒントを、

日々住まい造りに

携わっている

建築家の視点から

blogで書いてみたいと

思います。

 

暮らしやすさは

「間取り」だけではなく

「思いやり」から

生まれるということ。

 

家族それぞれの

暮らしやすさは、

必ずしも“万人にとって便利”な

設計や間取りからは

生まれません。

 

パートナーが疲れて帰ってきたとき

玄関からすぐに

荷物を片付けられる収納。

 

朝の忙しい時間に

家族がぶつからない、

スムーズな洗面所の動線

 

子どもが自分で

片付けができる高さの

収納棚

 

誰かの負担を減らし、

誰かの行動を尊重できる設計。

それが、家族にとっての

思いやりのある

暮らしやすさの基本です。

 

「共働き夫婦にとっての快適」は、

時間と空間の余白。

 

共働きのご夫婦にとって、

暮らしやすさとは

【時短=効率性】だけでは

ありません。

 

心と時間に“余白”を

持てるかどうかが、

実はとても重要です。

 

週末に普段とは気分を変えて

過ごす事の出来る

陽だまりスペース。

 

玄関横にワークスペースを設けて、

在宅時も気軽に

仕事ができる空間。

 

帰宅後、

家族がリビングに

自然と集まれる

居心地の良い間取り

 

こうした工夫が、

「ただ住むための家」から

「リラックスできる家」へと

変えてくれます。

 

子どもにとっての

暮らしやすさは、

大人の思い込みとは

違うかもしれない。

 

「子ども部屋は〇畳必要」

「学習机はここに」そんな

固定観念に

とらわれすぎる

必要はありません。

 

時代も移り変わっていますし

学習のカタチも変化しています。

 

リビングの一角に

ちょっとした

“スタディコーナー”を設けて、

家族の気配を

感じながら

勉強できる環境

 

成長に応じて

家具で仕切れる

将来の部屋設計。

 

庭やウッドデッキで

「遊ぶ・学ぶ・つながる」を

体験できる場所

 

子どもにとっての

暮らしやすさは、

「親のそばで安心して過ごせる」

「自分でできる工夫がある」

「自分の環境を確保できる」

ことだったりします。

勿論その他にもいろいろと。

 

暮らしやすさは

将来の安心感とも

つながっている。

 

30代で

家を建てるということは、

これからの20年・30年を

見据えた暮らしを

設計するということ。

 

未来の変化に

柔軟に対応できる

“余白”も、

暮らしやすさの

ひとつです。

 

1階に将来使える

個室を確保しておく。

〇バリアフリーにも

対応できる

回遊型の間取り

〇家族構成が変わっても

使い方を

柔軟に変えられる

空間設計

 

建築家としては、

「今の理想」も重要ですが

少し先の変化も見据えて

将来もストレスを

出来る限り少なくなく

住み続けられる家をと

考えています。

 

「暮らしやすさの定義」を、

夫婦で丁寧に

話し合うことから始める。

 

家づくりの第一歩は、

「どんな家にしたい?」と思われがちですが

「どんな暮らしをしたい?」を

考える事から始まります。

・家事の分担は?

・休日の過ごし方は?

・子どもとの時間をどこで、

どう過ごしたい?

 

こういったことを、

じっくりと話す時間が、

何より大切な

“家づくりの土台”になります。

 

“暮らしやすさ”は、

あなたの中にある

という事です。

 

暮らしやすさに

正解はありません。

でも、

そのご家族にとっての正解は、

必ずあります。

 

最適な暮らし方のイメージを。

 

住まいを計画する際、

建築家の仕事は、

それを一緒に見つけ、

形にしていくことです。

「便利」「オシャレ」だけでなく、

「安心」「優しさ」

「楽しさ」が詰まった、

人生の喜怒哀楽に

寄り添うような

あなただけの

暮らしやすい家を。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
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子育て世代の暮らしを豊かに整える、家事効率と安全性を兼ね備えた快適な住まいのための間取りと動線設計、各家庭の生活環境を汲み取りながら過ごし方を大切に考えた環境と間取り提案。

2025年04月03日 | 家 住まい 間取り プラン

住まい造りの際には

様々な世代の皆さんから

ご相談をいただきますが

※間取り計画は暮しの場をよりよくする生活環境の基盤となるように

 

子育て世代の

お悩みに関しては

特に各家庭の暮らしの環境を

どのように

将来性を考えておくのかは

重要になります。

 

そういう意味も含めて

理想の間取りと動線で、

ストレスの少ない毎日と

家族の時間を

よりよく過ごすことが出来る

生活の環境提案を。

 

朝のバタバタ、

散らかるリビング、

目を離せない子どもたち。

 

子育て世代にとって、

家の間取りと動線は、

短い期間で

家族の関係性と

環境が変化していく

毎日の暮らしを左右する鍵

と表現しても

過言ではありません。

 

たとえば、

朝の準備をしながら

洗濯機を回しつつ、

自宅に帰ってきたときの為の

準備を前もって整えておく。

 

一つひとつは些細でも、

家の中の動きが

非効率だと、

それだけで日々の疲れは

どんどん積み重なっていきます。

 

だからこそ、

それぞれの

家庭環境を考えながら

家事がしやすく

子どもの様子が見守れて

家族が自然に

リラックスできる。

 

そんな暮らしの在り方と

設計の工夫が

求められています。

 

お問い合わせフォームからも

家造りに

限った話ではなくて

子育ての環境や

生活環境を整える方法について

ご相談をいただく事も

多くあります。

 

子育て世代の

アルな悩みに寄り添いながら、

理想的な間取りと

動線設計のポイントを

建築家の視点で

ブログでも

書いてみたいと思います。

 

忙しい毎日を

少しでも快適に、

そして家族の絆を

育むためのヒントを。

 

家庭に応じた

動線設計は

時間と心のゆとりを生む。

 

家事動線の最適化が

子育ての負担を

減らすという事。

 

子育て家庭にとって、

効率的な家事動線は

暮らしの質を

大きく左右します。

キッチン・洗面所

浴室・洗濯スペースを

近接させた

「水回り集中型設計」は、

洗濯しながら料理をし、

子どもの様子を

見守るという

同時進行が

しやすくなる設計です。

 

また、

キッチンからダイニング、

リビング、

そして子ども部屋へと

繋がる動線は、

親子のコミュニケーションを

自然と促進して

くれます。

 

子どもとの時間を

増やす「見守り動線」。

 

リビングイン設計で

子どもの成長を

見守る・・・・・。

 

リビングを通って

子ども部屋に行く

「リビングイン設計」は、

思春期になっても

自然と顔を合わせる

機会が増える構造。

 

特に低年齢期には、

リビングから

子ども部屋や

遊び場が視界に入ることが

安心に繋がります。

 

また、

キッチン横や

リビングの一部に

スタディスペースを設けると、

夕食の支度をしながら

宿題の様子を

見られるなど、

「家事と子育ての両立」が

無理なくできるように

なります。

 

玄関動線の工夫で、

朝の準備が

スムーズに。

 

土間収納・動線分離で

「朝のバタバタ」を解消

 

登園・登校前の

慌ただしい時間帯。

 

家族みんなが

一斉に玄関周辺に

集まると、

どうしても

混雑してしまいます。

 

そこでおすすめなのが、

玄関に隣接する

ファミリークローゼットや

土間収納の導入。

 

通園カバン、

習い事グッズ、

ベビーカーなどを

収納できることで、

「取り出す・しまう」の

手間が激減します。

 

さらに、

来客用と家族用の

動線を分けることで、

生活感を見せずに

すっきりとした

玄関が保てます。

 

散らかりにくい家は、

子育て家庭の理想。

 

動線上の収納が

「片付く仕組み」を生む。

 

リビングにおもちゃ、

廊下にランドセル。

 

子育て家庭の

悩みのひとつが

物の位置が定まらず、

片付きにくいこと。

 

動線に沿って

適切な収納を設けることで、

片付けが自然と

習慣化するような

仕組みが作れます。

たとえば、

帰宅→手洗い→ランドセルをしまう→着替え、

といった

一連の流れの中に、

必要な収納が

配置されていれば、

子ども自身が

行動しやすくなり、

親の負担も

軽減されます。

 

子どもの安全と

将来を見据えた動線設計。

 

バリアフリーと

成長への対応。

 

子育て世代の設計は、

今だけでなく

未来も見据えることが

大切です。

 

例えば、

まだ小さな子どもが

居る期間は

段差を極力減らし、

扉は引き戸を採用するなど、

安全性を重視。

 

将来的には

子ども部屋を

間仕切りで

部屋を分けられる

間取り設計にしておくと、

ライフステージの

変化にも

柔軟に対応できます。

 

空間を「家族の時間」で

つなぐリビング中心設計

 

家族が自然と集まる

動線の力。

 

リビングに

それぞれの居場所を

計画することで、

家族がそれぞれの

時間を過ごしつつも、

一体感が感じられる

暮らしが実現します。

 

食事、遊び、

学び、くつろぎ。

 

さまざまな活動が

リビングに

集約されることで、

家族の接する機会も

自然と増えていきます。

 

さらに、

庭やバルコニーへと続く

開放的な動線を設ければ、

子どもたちが

外と中を

自由に行き来できる、

のびのびとした

住環境が整います。

 

子育てを支える、

住まいの設計力。

 

子育ては想像以上に

「暮らしの仕組み」に

左右されます。

 

だからこそ、

日々の行動や

成長を見据えた

間取りと動線を

計画することが、

親子ともに

笑顔で過ごせる

家づくりに繋がります。

 

家族の数だけ、

理想の暮らしと動線がある。

 

子育て世代だけに

限った話ではありませんが

かけがえのない毎日が、

住まいを通じて

より快適で

豊かなものになることを

心から願っています。

 

家造りのご相談や

計画についての希望があれば、

ぜひ気軽に

お問い合わせください。

 

やまぐち建築設計室は
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育児・子育てをしながら共働きという暮らしの環境をどのように意識して過ごすのか?家事と育児の負担を減らす家造りと間取りの設計で子どもの成長と夫婦の暮らしを支える住まいづくりの提案。

2025年03月31日 | 家 住まい 間取り プラン

家事と育児を両立しながら、

家族皆が

穏やかに過ごせる

住まいを手に入れたい。

 

※子供たちの勉強部屋を1階のLDKとつなげた間取りプラン・将来の成長にあわせて部屋の使い方を変える設計

 

 

そんな想いを抱く

20代・30代の子育て世代は

少なくありません。

 

働き方改革といえども

特に共働きの方が増える昨今、

毎日の家事と

子どもの世話を

どうスムーズにこなすかは

大きな課題です。

 

※必要に応じて開閉可能な扉でLDKと連続した子供部屋の構成・キッチンや家事室からも連続した間取りの設計

 

それぞれの暮らしと

現代のライフスタイルに

合わせた住宅設計が

求められます。

 

子どもの成長を見据えた

間取り・動線をテーマに、

家事負担を減らし、

家族のコミュニケーションを

より豊かにする

住まいづくりも

2世帯住宅を含めて

数多く手掛けさせていただいています。

 

※裸足でも気持ちの良い無垢材床フローリングを子供部屋に使い様々な環境要素を成長の過程で味わう工夫を盛り込んだ設計提案・考える力を養う事は重要です

 

自らの家族での

子育ても含めて

そんな経験からも

今回は「その辺り」の事柄を

書いてみたいと思います。

 

家事動線の

最適化がもたらす効果。

 

家事は、調理・洗濯・掃除など

実に多岐にわたります。

 

これらを同時並行で

行うことが多い

子育て世代にとって、

家事動線を短くする

メリットは計り知れません。

 

例えばキッチンと洗面所、

バスルーム、

物干しスペースが

一直線につながっていれば、

洗濯機を回している間に

食事の下ごしらえを進めたり、

子どもをお風呂に入れながら

別の作業をしたりと、

「ながら家事」が

格段にしやすくなります。

 

玄関からキッチンが

近い間取りは、

重い買い物袋を

運ぶ負担を軽減し、

日々のストレスを

減らしてくれます。

 

また、

最近では玄関土間を活用し、

ベビーカーや

自転車をそのまま

収納できる動線を

確保する間取りの工夫も。

 

こうした

間取りの設計があるだけで、

子ども連れの

外出準備や後片付けが

スムーズになります。

 

実際、

住宅金融支援機構の調査によると、

「家事のしやすさ」を

家づくりの最優先事項とする

子育て世代が

年々増加していることが

わかっています。

 

子どもの成長に

寄り添う空間づくり。

 

子どもが小さい頃は

リビングやキッチンから

目が届く場所に

プレイスペースを

設けることで、

親は家事をしながらでも

安心して子どもの様子を

把握できます。

 

和室や畳コーナーを

リビングに隣接させれば、

畳の上で昼寝をさせたり、

来客時の客間として

使ったりするなど、

多目的に活用が可能です。

 

小学生以降になると、

学習の場が

必要になります。

 

「リビング学習」が

注目される背景には、

親子のコミュニケーションを

取りやすいという

利点がありますが、

一方で成長とともに

プライベート空間を求める時期も

すぐにやってきます。

 

そのため最初から

壁で部屋を

細かく仕切るのではなく、

可動式パネルや

収納家具、

部屋を仕切ることが出来る工夫で

将来的にスペースを

区切れるようにしておくと、

ライフステージの変化に

柔軟に対応できます。

 

例えば、

あるご家庭では

リビング横の和室と

子ども部屋をあえて繋げておき、

仕切りを開放すると

広い遊び場になり、

子どもが大きくなったら

仕切って

2部屋に分けられるように

工夫しています。

 

 

 

 

二階にはフリーな空間を用意して

子供が成長する過程で

部屋造りを考える

という間取り構成の提案も

何度かさせていただいています。

 

 

 

こうした設計により、

幼少期から思春期まで

「暮らし方」を変えずに

快適さを維持できると

好評です。

 

ライフステージを見据えた

間取り計画。

 

在宅ワークや

テレワークが急速に

普及している現代では、

家の中に仕事専用の

スペースを設けるという

ニーズも高まっています。

 

※コロナ前の「SOHO」住宅のようなイメージです。

 

子どもが小さいうちは

リビング学習や

プレイルームとして活用し、

子どもの成長後や

夫婦だけの暮らしに

シフトしたときに

書斎や趣味の部屋として

使える設計は、

将来的なリフォーム費用を

抑えるうえでも

効果的です。

 

例えばリビングを

吹き抜けにし、

2階に回廊型の

ワークスペースを作れば、

一体感とプライベート感を

両立しやすくなります。

 

また、

子どもが巣立った後は

部屋の数が

余ることもあります。

 

あらかじめ

リフォームしやすい

構造にしておけば、

空き部屋を

ゲストルームや

在宅介護が必要になった際の

部屋に転用することも

容易です。

 

最初の家づくりの段階から

ある程度の

今後のライフプランを見通し、

余裕を持った

設計にしておくと

長く暮らせる

住まいとなります。

 

地域コミュニティと

奈良県の子育て環境。

 

奈良県は古都としての

文化が深く根付く一方、

大阪や京都への

通勤圏にも近いため、

利便性と

豊かな自然環境を併せ持つ

エリアが多いのが特徴です。

 

子育て世帯にとっては

学校や保育園の選択肢、

病院や商業施設へのアクセス、

そして地域コミュニティの

在り方も

重要なファクターです。

 

近所同士で

子どもの送り迎えを

協力したり、

地域の子育て支援サークルに

参加することで、

負担が軽減されるだけでなく

交流が深まる

メリットがあります。

 

家づくりの際には、

玄関アプローチや

庭先を

オープンにしておくことで

ご近所付き合いが円滑になり、

地域の行事や

祭りにも

参加しやすくなケースも

数多くあります。

 

自治体によっては、

子育て世帯を対象とした

住宅補助金や

ローン減税制度が

整備されている場合があるため、

活用すれば

資金的なハードルを

下げられます。

 

※地域によっては

景観保全や

移住などについても

補助金があります。

 

 

さらに、

多世代同居を検討する場合は、

二世帯住宅に対応できる

玄関の分離や

バリアフリー設計などを

盛り込むことで、

それぞれの

プライバシーを保ちながら

協力し合える

住環境が構成する事も可能です。

※多世帯住宅・二世帯住宅の場合は

それぞれ生活文化を

見直す必要があります。

 

便利設備とスマート家電の活用。

 

子育て世代にとって、

ロボット掃除機や

食洗機といった

家事を軽減する設備は

非常に頼もしい存在です。

 

間取りの段階で、

ロボット掃除機が

隅々まで移動できる

フローリングや

段差のない設計を

採用したり、

食洗機を導入しても

作業スペースが

狭くならない

キッチンレイアウトに

したりすると、

導入後のストレスが

大幅に減ります。

 

共働き家庭では特に、

スマート家電を

活用して

帰宅前にエアコンを

オンにしておく、

子どもの帰宅を

スマホで通知するなどの

機能が重宝されます。

 

また、

洗濯機と乾燥機を

分けて置くよりも、

一体型やガス乾燥機(乾太くん)を

選ぶことで

干す手間そのものを

削減できる

ケースもあります。

 

こうした

家電の導入に関しては

初期費用がかかりますが、

長期的に見れば

家事負担を

大きく減らす

投資となるはずです。

 

自治体によっては

省エネ性能の高い住宅への

補助や

助成制度があるため、

上手に組み合わせれば

コストを抑えつつ

暮らしの質を

向上できます。

 

実際の声と統計から見る傾向。

 

総務省のデータですが、

共働き世帯数は

年々増加しており、

家事を効率化したいという

ニーズは以前にも増して

高まっています。

 

 

また、

子どもを持つ世代ほど

将来の学費や

生活費に備えながら、

いかに家づくりに

予算を回すか

という視点も重要になります。

 

あらかじめ

フレキシブルに使える

間取り設計の

重要性が浮き彫りになっています。

 

さらに、

ライフスタイルの

多様化に伴って、

賃貸併用住宅や

店舗付き住宅など

新しい住まいの

在り方を選ぶ方も

増えていますが、

その場合も

家事と育児が

両立しやすい構造に

なっているかが

大きなポイントです。

 

何を優先し、

どのような間取りがベストなのか、

家族全員で話し合って

方向性を固める

プロセスが大切になります。

 

家事と育児を両立しながら

暮らしやすさを

考える住まいの計画には、

子どもの成長を

見据えた間取りと

動線設計が欠かせません。

 

キッチンや

水回りをまとめて

家事効率を高めたり、

リビング横のスペースを

多目的に使えるよう

工夫したりするだけで、

家庭内のストレスを

大きく減らすことができます。

 

奈良県のように

歴史と自然が

豊かな環境を活かしつつ、

地域コミュニティの

力を借りれば、

より安心して

子育てできる体制も

整いやすくなります。

 

さらに在宅ワークや

将来的な家族構成の変化にも

柔軟に対応できる

間取りプランや

生活プランを検討することで、

長期的に快適な暮らしを

維持することが

出来るようになります。

 

家は家族が集まり、

成長し合う

「人生の拠点」です。

 

だからこそ、

家事や暮らしの動線を

最適化し、

子どもの成長と

コミュニケーションを

深める空間づくりを

最優先に考えたいもの。

 

何年経っても

「この家に住んでよかった」と

思えるような

住まいを実現するために、

ぜひ間取りと

暮らし方の計画に

心を砕いてみてください。

 

自治体の補助金や

建築家のノウハウも

活用しながら、

ご家族が笑顔で過ごせる

現実と理想の

バランスがとれた住環境を。

 

家づくりは

人生の中でも

特に大きな決断が必要です。

 

計画段階から

じっくりと検討し、

家族の要望や

地域の特性を

丁寧に取り入れることで、

一生の財産となる

住まいが完成します。

 

子どもたちの

健やかな成長と、

親にとっての

暮らしやすさを両立できる

住環境を、

一歩ずつ「カタチ」に

してみてください。

 

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和の趣と北欧の静謐を織りなし奈良の風土に寄り添う心地よさをデザインするように家事動線と間取りの在り方を丁寧にジャパンディを伝統と現代が融け合うデザインを深めて暮らしの方向性を整理整頓する打ち合わせ。

2025年03月09日 | 家 住まい 間取り プラン

和の趣と

モダンテイストを調和させて

ジャパンディな心地よさが

漂う過ごし方の提案。

※住まい手さんとの注文住宅・間取りプランの打ち合わせ

 

今回住まいの新築計画で

ご相談いただいている

まい手さんとの

間取りとイメージプラン打ち合わせ。

 

奈良県の郊外で

和をモチーフにした

注文住宅の新築計画。

 

地域の風土を

大切にしながらがら、

現代のライフスタイルにも

寄り添う住まいを

実現できるように・・・。

 

どのような暮らしをイメージするのか。

 

「和モダン」から

家のイメージがスタートして

色々なイメージの認識を

深めていく中で

「ジャパンディ」と呼ばれる、

日本の美意識と

北欧のシンプルなエッセンスを

掛け合わせたスタイルに

寄せていく住まい造りに・・・・・。

 

勿論独自性を持ちながら。

 

相談の中では

家事を効率よくこなせる動線づくりと

毎日繰り返す内容の深掘り、

スペースの活用と

家族と程よい距離感で過ごす

多目的なリビングのあり方が

大きな焦点の住まい。

 

動線計画:忙しい日常もラクに心地よく

家事負担の軽減・・・・・。

家事動線は、

設計の初期段階から

しっかりと押さえるべき

重要な要素。

 

たとえば、

キッチンから洗面室、

そしてランドリールームへと続く

動線を短くシンプルに

まとめることで、

仕事や子育てで

忙しい平日の暮らしが

格段にスムーズになります。

 

キッチンに立ちながら

エンターテイメントを味わいながらも

リビングやダイニングの様子を

把握できるよう配置することで、

今回の家造りでは

様々な距離感も程よくなる計画。

 

洗濯後の

干す・畳む・収納といった

一連の流れも、

一体化した空間構成で

無駄なく完結できる間取りに。

 

そうする事で「室内扉」の

役割も実は大きく

意味が変わるんです。

 

家族のコミュニケーションを育む

LDKの構成要素。

LDKは、

食事やくつろぎの時間など

家族が比較的

長く滞在する場所です。

 

だからこそ、

ただ広いだけではなく、

各家庭の価値観や

ライフスタイルから

過ごし方に合わせて

適度なコーナーや

視線と動線の変化を

つくることが大切だと考えています。

 

今回のプランでは、

リビングに隣接した

中間階のスペースを設けるなど、

斜めの視線や

逆方向の視線で窓の外

リビングの様子という

双方の視界に意味があり

過ごし方を

立体的な要素から

自然に過ごし方を

楽しむ事が出来る

工夫をご提案・・・・・。

 

インテリアづくり

和モダン × ジャパンディの妙。

 

素材選び:自然素材の風合いを大切に。

郊外ならではの

自然環境を意識し、

木の温もりや

素材のやさしい質感も

今回の計画では大切にしています。

 

建材も融合しますが、

壁や天井の一部に

そのような素材を

最適な状態で採用することで、

柔らかな光と空気感を

室内にもたらすように・・・・・。

 

一方で、

北欧インテリアの

代表的なシンプルな家具、

あるいはファブリックを

アクセントとして取り入れることで、

洗練された

現代的な空間を

演出することも可能です。

 

伝統とモダンの融合は、

暮らしの中に

常に新鮮さをもたらしてくれます。

 

カラーコーディネートは

ナチュラルトーンとアースカラー。

ジャパンディスタイルを

より印象的にするために、

白やベージュなどの

ナチュラルトーンを基調とし、

木の素材感と相性の良い

アースカラーを適所に配置していきます。

 

落ち着いたグレーや

ブラウンを組み合わせると、

空間に奥行きが生まれ、

日本古来の“わび・さび”の感覚とも

どこか通じる

静謐な雰囲気を醸し出します。

 

照明計画:柔らかな光が生むくつろぎ。

照明は空間の印象を

大きく左右します。

 

ペンダントライトや

ダウンライトだけでなく、

間接照明やフロアランプなどを

上手に組み合わせることで、

昼と夜で異なる表情を

楽しんでいただけるようになります。

日本の「行燈(あんどん)」を

思わせるようなウォームトーンの光は、

忙しい日常の中でも

ふと立ち止まりたくなる、

そんな安らぎのひとときを

演出します。

 

外観のデザイン:街並みに溶け込む。

奈良は古くから

伝統建築の宝庫であり、

街並みは落ち着きのある色合いで

統一されていることが

多い地域もあります。

 

今回もある意味では

そういうった

法律での規制も存在している地域なので

その中に新しく

建物を構えるにあたっては、

法整備されている中でも

景観との調和を

意識することが

大切だと考えています。

 

今回外部(外観)に関しては

和を重要視する地域という事もあり

深い軒や勾配のある瓦屋根を

設けることでのメリットを

多く享受できるように、

夏の日差しから家を守りつつ、

雨の日も

快適に出入りできる工夫も

間取りには可変性を持たせつつ

盛り込んでいます。

 

外壁は木や塗り壁、

あるいは上品な質感の自然素材を選び、

自然の風合いを生かしながらも

周囲の建物とのバランスを

損ねないよう配慮。

 

落ち着いたトーンの外壁に、

木の格子や和の意匠を

取り入れることでも、

奈良の古都らしい

風情を感じさせる外観となります。

 

奈良という歴史ある地域で

暮らすということは、

自然や伝統に寄り添いつつ、

現代の利便性や

美意識をどのように

紡いでいくかが

大きなテーマにもなります。

 

その土地の風土を生かしながらも、

住まい手さんにとって

「自分たちらしさ」が感じられる

空間を丁寧にと考えながら

今回もプランの提案時に

いろいろなディスカッションを。

 

和を意識しながら

モダンやジャパンディといった

デザインキーワードは

あくまでも入り口に過ぎません。

 

そこからさらに深めて、

暮らしの物語を

紡いでいくのが

設計のコンセプトの中では

重要な時間軸になります。

 

今回の打ち合わせ内容を踏まえて

次回は大きく2つの方向性に対して

どのような軸で

住まいの場を考えるのかという

相談予定に・・・・・。

 

うわべだけで

住まいを考えるのではなくて

暮らしの実情と価値観を踏まえて

新しい暮らしのあり方を

考える時間・・・・・。

 

今回提案の間取りプランは

そういう部分も

紐解く事ができるように

計画しています。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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間取りの工夫と暮らしの空間拡張、現代に息づく土間のある家の魅力と内と外を緩やかに繋ぎ暮らしに潤いと快適さをもたらす多目的空間の設計で暮らしが質よく変化するように。

2025年03月07日 | 家 住まい 間取り プラン

近年の住まいづくりにおいて、

間取りの考え方も

ある意味では

原点回帰している部分もあり・・・・・。

※無機質な空間に和を程よく添えた空間デザインでの土間のある家提案設計

 

そのなかでも

比較的現代社会の悩みを解決する

糸口になるのは

「土間のある住宅」です。

※和を意識した空間の構成に暮らしの価値観を融合した庭に続く土間空間の提案設計

 

日本の伝統的な古民家を

想起させる土間は、

かつて「薄暗い」「寒い」など

敬遠されがちな面もありましたが、

現代においては

屋内と屋外を緩やかに繋ぎ、

空間を多目的に活用できる

優れたスペースとして見直されています。

 

日常生活を営む上で大切にしたいのは、

家の内と外、

プライベートとパブリックとの

境界を意図的にデザインしながら、

暮らしに潤いをもたらすことです。

 

その点で土間は、

既存の玄関ホールとは

一線を画した多用途空間として機能し、

しかも独特の風合いや

趣をも演出してくれます。

建築家の観点から上品で

モダンな土間の魅力を

いろいろ考えるなかで

思うところもあります。

 

土間を活用して

住まいの可能性をより一層

広げていくように。

 

土間の魅力と

現代における再評価として

外と内を緩やかに繋ぐデザイン。

土間が見直される背景のひとつとして、

住まいと自然環境を

調和させるという

現代的な設計思想があります。

 

大きな開口部を設けた

土間に身を置くと、

室内にいながらも

季節の移ろいや風、

光を感じられます。

 

靴を脱がずに

気軽に出入りできることで、

子育てをされている方や

ペットとの生活を楽しむ

ご家庭にとっても

便利であり、

ストレスフリーな生活動線を

実現する助けとなります。

 

多目的に使える柔軟性。

土間空間は

使い道が自由な分、

家族構成や

暮らしのスタイルに応じて

さまざまな用途に展開できます。

 

例えば

自転車やバイクを乗り入れて

メンテナンスをしたり、

ベビーカーを置いておいたり、

ペットのケージや

遊び場を確保したりと、

アイデア次第で

「セカンドリビング」にもなり得ます。

 

実際、

住宅関連の調査によると、

都市部に暮らす人々の

約35%が自転車の保管場所に

悩みを抱えていると

言われます。

 

土間を計画的に設けることで、

自転車やアウトドア用品の

収納とメンテナンスを

まとめて行えるようになり、

玄関先が常に整然と保たれる

メリットを享受できるということも。

 

インテリア的要素と

素材の魅力土間と聞くと、

コンクリートやモルタルの

無機質な仕上げを

イメージしがちですが、

近年はタイルや天然石を用いることで、

高級感と清潔感を

両立させた土間が人気でもあります。

 

また、

一見無骨なコンクリートであっても、

上質な間接照明や

洗練された家具を組み合わせることで、

モダンかつ奥行きのある空間へと

昇華させることができます。

 

こうした素材の選定や

質感のバランスによって、

土間は玄関の単なる

通路以上の「住まいの顔」として

映える存在になります。

 

お客様をお迎えする際には、

独特の開放感と趣が

「ここは特別な場所なのだ」

感じさせることに

繋がるかと思います。

 

具体的な活用事例と

ライフスタイルへの恩恵 。

 

自転車・バイクガレージとしての

土間利便性と

デザイン性を兼ね備えた

活用例として、

よく取り入れられるのが

「インナーガレージ的な土間空間」です。

 

玄関横や勝手口付近に

少し広めの土間を確保し、

車の保管場所(駐車スペース)とは別に

雨天時でも自転車やバイクを

濡らさずに保管できるように

計画するケースは

増加傾向にあります。

 

特にロードバイクや

電動自転車は高価なものも多く、

盗難対策を兼ねて

室内保管と見せる収納を

両立させたいという要望も

高まっています。

 

実用的かつインテリア的にも

秀逸なレイアウトが確立できれば、

目を引く魅力的な空間ともなります。

 

子ども・ペットの

遊び場としての土間・・・・・。

 

子育て世代の方々からよく伺うのは、

外遊びが大好きな子どもを

安心して遊ばせたい。

ペットがリビングを汚すことを気にせず、

のびのびと動き回れる場所を

確保したいという声です。

 

土間空間であれば、

泥や砂などの汚れを

気にしすぎることなく

遊ぶことも出来て、

掃除も容易で、

しかも段差を少なくすることで

子どもの転倒リスクも

最小限に抑えられます。

 

ペットに関しても、

外と室内を区切る

中間領域としての土間が

大いに役立ちます。

 

たとえば犬を散歩から

帰宅させる際に、

のまま土間で足を洗い、

しっかり乾かしてから

リビングへ招き入れることが

可能になります。

 

家の中で気軽に半屋外の

気分が楽しめるので、

動物にとっても

快適かつストレスフリーな環境を

提供できるスペースになります。

 

ベビーカーやアウトドア用品の置き場、

手入れのスペースとして。

ファミリー層が増えるにつれ、

ベビーカー、キャンプ用品、

スポーツ用具などの

大型アイテムを所有するご家庭が

増えています。

 

しかし、

そうした道具を

リビングや廊下に

置きっぱなしにすると

生活動線が乱れるだけでなく、

室内美観の低下にもつながります。

 

土間があることで、

使用後すぐに汚れを落とし、

しっかり乾かしてから

収納するといった

ルーティンを確立しやすくなります。

 

特にアウトドア用品は

衛生面やカビ対策が重要となるため、

換気や採光に配慮した

土間スペースが

大いに重宝されます。

 

土間を設計する際の重要なポイント。

位置・広さの検討。

土間を実際にプランニングする際、

まず考慮すべきは

その「位置」と「広さ」です。

 

家族が日常的に

どのような動線を用いるかを踏まえ、

玄関周りを広くとる場合や、

リビングとの繋がりを意識して

土間を設置する場合など、

意図によって

最適なレイアウトは

異なります。

 

また、

自転車やバイクを保管するならば

最低でも2~3帖程度、

ペットの遊び場として

充実させるなら4帖以上、

といったように

必要な広さは

用途によって変化します。

 

設計の初期段階で

どの程度のスペースが必要なのかを

明確にイメージしておくと、

間取りが崩れることも

少なくなります。

 

床材や仕上げの選択。

土間は土足のまま立ち入る空間ですから、

床材には防汚性や耐水性が求められます。

 

モルタルやコンクリートが

選ばれることが多いですが、

タイル仕上げにすることで

掃除のしやすさや

高級感を演出できます。

 

汚れやすい場所だけに、

油や泥が付着しても

落としやすい仕上げを

選択するとよいかと思います。


また、近年では

断熱性能を高めたコンクリート床や、

床暖房を組み込んだ土間という考え方も。

 

冬場に足元が冷えにくくなるだけでなく、

建物全体の省エネルギー性を

向上させる効果も期待できます。

 

外部に近い空間だからこそ、

断熱性を高める工夫が欠かせません。

 

換気と採光土間は

屋外と室内を結ぶスペースである一方、

湿気がこもりやすい

側面も持ち合わせています。

 

特に梅雨や冬場などはカビの発生を

未然に防ぐためにも、

適切な換気計画が重要です。

 

可能であれば小窓を設け、

風の抜け道を確保するのがおすすめです。

 

また採光面も考慮し、

日中でも暗くならないように

上部から自然光を取り込む天窓や

ハイサイドライトを組み込む計画も。


採光や通風は、

土間の快適性だけでなく、

リビングやダイニングの雰囲気にも

影響を与えます。

 

建築家としては、

全体のプランを俯瞰しながら

土間からリビングへ、

あるいはリビングから土間へ

光と風が流れ込むような設計を

心掛けて一体感がありつつ

空間による趣の差も創出するようにしています。

 

断熱・気密性能の確保。

現代の住宅は高気密・高断熱化が進んでおり、

土間を設置する場合も

その基本性能を損なわないような

計画が大切です。

 

コンクリートを敷設しただけで

十分に暖かいかというとそうではなく、

床下断熱やサッシの性能によって

冬の冷え込みを抑える必要があります。

 

また扉や仕切りを

どのように設けるかもポイント。

土間とリビングを一体的に使いたい方は、

可動式の間仕切りや

大きなガラス扉を採用することで、

気候や季節に合わせて

空間を「広く使う」

「閉じて暖房効率を高める」といった

使い分けがしやすくなります。

 

デザインと機能の調和。

土間は一見「機能重視」のスペースと

捉えられがちですが、

実は住まい全体のデザイン性を

左右する大きな存在です。

 

自然素材や照明、

インテリア小物などを組み合わせることで、

通り一辺倒の玄関空間に

彩りを添えることができます。

たとえばモルタル調の無機質な床面に、

天然木の天井や

アイアンフレームの収納棚を加えれば、

モダンでありながら

温かみのある雰囲気を演出できます。

さらに植物や小物を置き、

季節を感じるディスプレイを施すと、

土間は「生活の余白」としての

豊かさを担う場と変化します。

 

土間をおしゃれに魅せる演出のアイデア。

照明計画土間や玄関周りは、

外部からの光が得にくいことも多いため、

照明の設計が極めて重要です。

 

ダウンライトをバランス良く

配置することで、

全体を均等に照らすベース照明を

確保しながら、

スポットライトや間接照明を使って

空間に陰影を生み出すのも効果的です。

 

さらに扉越しに漏れる光や、

足元を控えめに照らす

フットライトを設置することで、

夜間の安全性と美観を

両立させることができます。

 

異素材の組み合わせ土間は、

同じ素材だけで統一してしまうと

単調になりやすい一方、

異素材をバランス良く取り入れると

表情豊かに仕上がります。

 

具体的には、

硬質なコンクリートに対して、

木製のベンチやラタン調の収納、

スチールフレームのラックなどを

組み合わせると、

程よいコントラストと

温もりが演出されます。

 

また、カラーバリエーションを

抑えたシンプルな空間に、

挿し色として明るい小物や

グリーンを配置することで、

土間全体にアクセントを加える方法も

おすすめです。

 

見せる収納・隠す収納のメリハリ。

土間は雑多なものが集まりやすい

スペースでもあります。

そこで、

見せても美しいアイテムと、

隠したい道具や掃除用品などを

仕分ける収納計画が重要となります。

 

ガラス扉のキャビネットや

オープンシェルフを用いて

「見せる収納」を楽しみつつ、

クローゼットや収納ボックスを活用して

「隠す収納」で生活感をうまく

コントロールすると

土間の美観を常に保ちながら

使いやすい空間に仕上げられるかと思います。

 

土間とリビングを一体化させるプラン。

最近は、

リビングに大開口の引き戸を設置し、

土間との間仕切りを

最小限にとどめる設計も・・・・。

 

家族や来客の動線を

スムーズに確保しながら、

土間をリビングの延長として、

あるいはリビングを半屋外空間として

楽しむことが可能になります。

天候が良い日は扉を開け放ち、

土間を活用して

リビングをより広く感じさせる

といった使い方は、

暮らしに対して大いなるゆとりと

変化をもたらしてくれるようになります。

 

かつては「古い日本家屋の名残」として

見過ごされがちだった土間。

しかし、

現代の建築技術と設計思想の進歩に伴い、

土間は内と外を緩やかに結びつける

多目的スペースとして再評価され、

その可能性は飛躍的に広がっています。

 

自転車・バイクのガレージとして、

子どもやペットの遊び場として、

あるいはアウトドア用品の

メンテナンススペースとしてと、

用途は実に多彩です。

 

さらに、

素材選びや照明計画、

収納デザインの工夫によって、

土間は暮らしの機能面に

大きく寄与するだけでなく、

住まい全体のデザイン性を

高める大切な役割を担います。

 

空間に余白を生み出すことで、

忙しい日常生活の中でも

ほっと一息つける場所が生まれ、

家族のコミュニケーションを

豊かにする契機にもなるかと思います。

 

もし「土間のある家」に興味を持たれたなら、

ぜひ設計段階から

ライフスタイルや家族構成、

将来の住まい方を想像し、

建築家や工務店と相談しながら

プランを練り上げてみてください。

 

適切な広さや

配置、断熱・気密性能を確保し、

デザイン性と実用性を

うまくバランスさせれば、

土間はきっと暮らしの中で

大きな価値を持つスペースになるはずです。

 

最終的に土間がもたらすのは、

単なる収納・作業スペース以上の

家族や友人が自然と集まり、

外の空気を感じながらも

快適に過ごせる居場所です。

 

ぜひ、

おしゃれで使い勝手の良い土間を取り入れ、

日常に潤いと豊かさをもたらす住まいを

実現してみてはいかがでしょうか。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

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パントリーのある間取り計画で暮らしやすさとキッチン周辺の動線設計・収納を考慮して、家事動線・災害備蓄・高機性・デザイン性を考慮した暮らしにゆとりと安心をもたらす理想的キッチン空間を。

2025年03月02日 | 家 住まい 間取り プラン

パントリー(食品庫)

暮らしやすい家事動線と

使い勝手の良い

キッチン空間を実現できるように。

※キッチン横にウオークインスタイルで計画したパントリー事例

 

間取りのタイプと広さの持つ意味。

 

パントリー(食品庫)のある間取りは、

キッチン周りの収納を効率化し、

快適な生活を

実現するための

有効な手段かと思います。

 

しかし、

間取りやサイズ、

収納方法を誤ると、

かえって使い勝手が

悪くなってしまう可能性があります。

 

そういったこともありますので

パントリーのある間取りの

メリット・デメリット、

様々なタイプ、

適切な広さ、収納方法、

そして間取りと

生活動線や家事動線との

関連性について

少し書いてみたいと思います。

 

新築やリノベーション

リフォームを

検討されている方にとって

参考になれば幸いです。

 

パントリーのある間取り

メリットとデメリットを考えてみる。

 

キッチン周辺が

すっきり片付けやすくなる。

 

パントリーに

食品や調理器具、

食器などを収納することで、

キッチンカウンターや

棚の上を

すっきりさせることができます。

 

これにより、

調理スペースが広がり、

作業効率が向上します。

 

また、

見た目にも美しく、

清潔感のあるキッチンを

実現しやすくなります。

 

食品の在庫管理が容易になる。

パントリーの

設計内容によって

食品をまとめて収納することで、

在庫状況を

一目で把握しやすくなります。

 

またパントリ―を

開閉する習慣を取り入れる事で

在庫品・食品関連の状況も

把握しやすくなり

賞味期限切れを防ぎ、

買い忘れや無駄な買い物を

減らすことに繋がります。

 

災害時の備蓄にも最適。

パントリーは、

非常食や飲料水、

防災グッズなどを

まとめて収納するのにも

比較的最適な場所です。

 

地震や台風などの災害発生時にも、

必要な備蓄品を

すぐに取り出すことができます。

 

空間を圧迫する可能性がある。

パントリーの設置によって、

キッチンやリビングなどの空間が

狭くなる可能性があります。

 

特に、

ウォークインタイプなど

広さのあるパントリーは、

設置場所の選定を

慎重に行う必要があります。

 

計画内容によっては

家事動線が長くなる可能性がある。

 

パントリーの位置やサイズによっては、

キッチンから

パントリーまでの

移動距離が長くなり、

家事動線が

長くなる可能性があります。

 

間取りの中で

動線を考慮した

適切な配置が重要です。

 

パントリーのある間取り

タイプ別解説と適切な広さ・・・・・。

 

キッチン横のパントリー

キッチンに隣接したパントリーは、

調理中に

必要な食材や調味料を

すぐに取り出せるため、

家事効率の向上に繋がります。

 

広さは、

キッチンの広さや

家族の状態や

収納方法に合わせて決定しますが

半畳から1畳程度が一般的です。

 

ウォークインパントリー。

ウォークインタイプは、

パントリー内部に

人が入れるほどの広さがあり、

大量の食品や調理器具を収納できます。

1.5畳から2.5帖程度が目安です。

内部に棚を設置する

スペースを確保することが重要です。

 

ウォークスルーパントリー。

ウォークスルータイプは、

キッチンと玄関、

あるいはキッチンと勝手口など

別の部屋を繋ぐように

設置されるパントリーです。

 

ガレージ・車寄などから

勝手口やパントリーへの移動を

単純化させることが可能であれば

買い物から帰った際に、

そのまま食材を

収納できるため便利です。

 

この場合は規模にもよりますが

3帖から6帖程度の広さで

計画することもあります。

 

階段下パントリー。

階段下のデッドスペースを

活用したパントリーは、

省スペース設計に有効です。

 

階段下の形状や高さに合わせて、

収納方法を

工夫する必要があります。

 

広さは、

階段下のスペースによって

随分異なります。

 

壁付けパントリー。

壁に沿って設置する

壁付けタイプのパントリーは、

コンパクトなスペースでも

設置可能です。

 

奥行きが浅いため、

収納できる量は限られますが、

頻繁に使用するものを

収納するのに適しています。

0.5帖から1帖程度が一般的です。

 

各タイプ別の適切な広さ。

パントリーの適切な広さは、

収納する物の量や

家族構成によって異なります。

 

一般的には、

壁付けタイプで0.5~1帖、

ウォークインタイプで1~2帖、

ウォークスルータイプで2~3帖程度が

目安とされています。

 

しかし、

家族の人数やライフスタイル、

収納する物の量や

パントリーそのものの使い方

などをによって

何もかも変わるので

家族それぞれの価値観から

紐解くことが重要です。

 

常識はある方向から

見れば非常識になりますし

家族の暮らしの文化を

ご自身でも見直すことが重要です。

 

パントリー収納のポイントと対策。

・収納方法

パントリーの

収納効率を高めるためには、

動かす事の出来る棚、

可動棚の活用、

見せる収納と

隠す収納の使い分け、

ラベリング、

先入れ先出しなどの

工夫が有効です。

 

また、

奥行きが深い棚には

引き出し収納を

取り入れると便利です。

 

失敗しないための対策・・・・・。

・家事や生活動線を考慮。

キッチンや玄関からの

アクセス性を考慮し、

家事動線が

スムーズになるように配置。

 

・湿気やニオイ。

換気扇や窓の設置、

除湿剤の活用で対策。

 

・サイズが合わない。

収納する物の量を事前に把握し、

適切なサイズに。

 

・照明不足。

計画するパントリーの

内容によっては

十分な明るさを確保。

 

・コンセント不足。

充電や家電置き場を

兼用する場合は

コンセントを家電の使用を想定し、

必要な数のコンセントを

適切な位置に確保するように。

 

パントリーのある間取りは、

キッチン周りの

収納効率を高め、

快適な生活を送る上で

大きなメリットがあります。

 

しかし、

間取りやサイズ、

収納方法を

適切に計画しないと、

逆に人の移動や

家事の効率が悪くなり

使い勝手が悪い

間取りの要因になってしまう

可能性もあります。

 

自分たちの暮らしにとって

適切なパントリーのサイズと

位置関係を考えながら

メリット・デメリット、

タイプ別の適切な広さ、

収納方法、

これまで書かせてtいただいた

対策など参考に、

ご自身のライフスタイルに

最適なパントリーのある間取りを

イメージしてください。

 

適切な計画によって、

暮らしの快適性には

随分差が出ます。

 

収納も

多ければ多いほど

良いわけではなくて

多すぎると逆に片付けにくい

整理整頓し辛い

収納計画になることもあります。

 

収納する物の量や種類、

家族構成などを考慮し、

必要な広さを

確保することが重要です。

 

そして、

家事動線や

アクセス性を考慮した

配置も忘れずに。

 

日用品や食品の収納に関する

周辺要素の紐づけを考えて

細部にも注意を払うことで、

より使い勝手の良い

パントリーのある間取りを

実現できるようになるかと思います。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

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暮らしやすくて快適な住まいを検討する際に大切な要素となる間取りに関係する窓の存在、役割を持たせて部屋にどのように配置するべきか、間取と窓の関係で採光・通風・プライバシーを考慮した理想の家づくり。

2025年02月23日 | 家 住まい 間取り プラン

快適な住まいを実現する

「間取りと窓」の設計思想 。

※周辺の環境や風景も意識して近隣からの影の影響や視界、風景の特徴も加味して間取りと環境を整えたとトップライトのある家

 

住まいの設計において、

「間取り」はもちろんのこと、

窓の配置」もまた、

暮らしの快適性を

大きく左右する重要な要素です。

 

適切に設計された窓は、

自然光を取り込み、

風の流れを整え、

空間に開放感をもたらします。

 

一方で、

不適切な配置は、

室温のムラや

外部からの視線の干渉といった

課題を生じさせることもあります。

 

住まいの計画の際

時には窓の特徴次第で

おなじ間取であったとしても

全く異なる生活環境や

外観の差にも大きな違いが生まれます。

 

間取り計画では、

間取りと窓の関係を

丁寧に紐解きながら、

心地よい住まいを

実現するための

考え方を整理整頓してます。

 

今回は少しだけ

そういった視点からの

窓の配置等について

書いてみたいと思います。

 

間取りと窓の配置が

暮らしやすさを左右する理由。

 

採光のバランスと

日当たりの確保。

 

光の入り方は、

室内の快適性を

決定づける重要な要素です。

 

たとえば、

南向きの大きな窓は、

冬場に暖かな陽射しを取り込み、

室温の安定に寄与します。

 

しかしながら、

すべての空間を

南向きにすることは難しく、

それぞれの部屋の用途に応じた

採光計画が求められます。

 

〈方位別の窓の特徴〉

南向き:

冬は太陽熱を取り込みやすく、

日中の暖房負荷を軽減。

 

東向き:

朝日が入るため、

寝室や書斎に適している。

 

西向き:

強い西日を受けるため、

庇やシェードによる

調整が必要。

 

北向き:

直射日光は少ないですが、

安定した自然光が得られるため

作業空間に向く。

 

窓の向きだけでなく、

窓の高さや形状も同時に

工夫することで、

より心地よい採光環境を

実現することができます。

 

通風計画と

空気の流れを考えた設計。

 

室内の空気の流れを

整えることは、

快適な住環境をつくる上で

不可欠です。

 

窓の配置によって

風の流れをコントロールし、

心地よい自然換気を

実現することができます。

 

例えば、

対角線上に

窓を配置 → 風が効率よく通り抜ける。

 

高窓を設置 → 暖かい空気が

上部へと流れ、

温度差換気が促される。

 

玄関や廊下にも通風窓を

設ける → 住まい全体の

空気を循環させる。

 

計画的な窓の配置は、

エアコンや換気設備に

頼りすぎることなく、

四季を通じて

自然な涼しさと

暖かさを享受する

手助けとなります。

 

外部環境との関係を

考慮した窓の配置。

 

都市部や住宅密集地では、

窓の配置によって

プライバシーの

確保が求められます。

 

隣家との距離が近い場合、

適切な設計を施さなければ、

視線が気になり、

落ち着いた

住環境を確保することが

難しくなります。

 

すりガラスや格子を

用いる→ 採光を確保しながら

視線を遮る。

 

高窓(ハイサイドライト)の活用

→ プライバシーを守りつつ、

光と風を取り入れる。

 

庭に向けた大開口を設け、

道路側の窓は

コンパクトに→ 居住空間の

開放感を損なわずに

視線を調整。

 

住まう人が安心して

日々を過ごせるよう、

周囲の環境と

調和した設計を

心がけたいものです。

 

暮らしやすい間取りを

実現する窓の活用法 。

 

窓のサイズと配置による

開放感の演出。

 

限られた空間の中でも、

窓の工夫次第で

広がりを

感じることができます。

 

天井付近に横長の高窓を

設ける → 空間の圧迫感を軽減。

 

吹き抜け

大開口の窓 → 上下の空間に

広がりをもたらす。

 

庭やテラスに面した

窓を大きく取る→ 内外の一体感を演出。

 

視線の抜けを

意識しながら

窓を配置することで、

より伸びやかで

心地よい住空間を

創り出すことができます。

 

プライバシーを

守りながら

採光を確保する工夫。

 

日々の暮らしの中で、

開放感とプライバシーの確保は

バランスが求められる

要素です。

 

縦長の

スリット窓を採用 → 外部からの

視線を遮りながら

光を取り入れる。

 

中庭を囲うように

窓を配置する→ 外部の干渉を

避けつつ、

豊かな光を享受。

 

天窓(トップライト)の

設置 → 空間全体を明るく保つ。

 

周囲の環境に合わせた

窓の選定は、

快適な住まいづくりの

重要な要素となります。

 

ライフスタイルに合った

間取りと窓の設計。

 

家族構成や

生活動線に適した

窓の配置を大切に・・・。

 

窓の配置は、

家族構成や

生活スタイルに応じた

設計が求められます。

 

子ども部屋 → 朝日が入る

東向きの窓で、

自然な目覚めを促す。

 

ワークスペース → 北向きの窓で

安定した光を確保し、

作業効率を向上させる。

 

リビング → 家族が集う場として、

開放感と

プライバシーを

両立させる窓配置を。

 

快適な住まいは、

住まう人の

ライフスタイルに寄り添う

設計から生まれます。

 

窓の配置ひとつで、

住まいの快適性は

大きく変わります。

 

採光・通風・プライバシー

開放感を

バランスよく組み合わせることで、

心地よい空間を

実現することができます。

 

家づくりを考える際には、

間取りだけでなく、

窓の役割や特徴にも

十分に目を向けることが

大切です。

 

家を建てる予定の敷地から見える

周辺の環境にも

いろいろなイメージを持ちながら

視界の意識も大切に。

 

暮らしの環境を

整えるという意味でも

間取りの中で窓の持つ役割は

大きいです。

 

勿論断熱や遮熱などの

特徴も意識しながら

視界に関する概念で

住む人が長く快適に

暮らすことが出来るように、

光と風の流れ、

風景とその周辺要素を意識した

暮らしを大切に。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
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郊外の豊かな自然を最大限に活かして和の趣とモダンデザインを融合させる新築計画、素材とゾーニングがもたらす快適な暮らしと家族のくつろぎを生む住まいづくり、郊外の余白を楽しむ暮らしを実現する打ち合わせ。

2025年02月18日 | 家 住まい 間取り プラン

郊外の自然の恵みを

取り入れながらの暮らし・・・・。

※橿原アトリエでの住まい手さんご家族との住まいの新築計画打ち合わせ

 

家族が心からくつろげる

地域に馴染む

オシャレでモダンな

和風住宅を実現したい。

 

そんな希望を胸に

スタートする新築の打ち合わせは、

まさに夢が形になる

瞬間でもあります。

 

昨年から

住まいの新築計画で

ご依頼をいただき

価値観のイメージを

打ち合わせさせていただきまがら

建材設備や

インテリアのショールームで

住まいのパーツにも

イメージを持っていただきながら

進めていた

価値観の打ち合わせもある程度進み、

計画土地の情報整理も

進んできたので、

今回は室内の仕上げ

木材サンプル等も

アトリエでご覧いただきながら、

素材の使い方も含め

考え方をカタチにする前段階。

 

ここは和室がいいね、

駐車スペースとの

つながりを意識したい・・・。

 

二階に洗面は必要かどうかと

意見を交わす時間。

 

家造りのカタチを

イメージし始めるひととき。

 

奈良県中南和地域郊外の

自然豊かな風景と

暮らしの味わいを

デザインするための

イメージを軸に、

住宅の計画で欠かせない

「ゾーニング」についても

少し話題に・・・・・。

 

郊外の環境を活かす

ゾーニング。

 

ゾーニングとは、

敷地内や建物の内部空間を

どのように配置し、役割を分けるかを

プランニングする

作業のことです。

 

特に郊外のように

広い土地が確保できる場合、

市街地や住宅密集地での

環境の読み取り方は

大きく異なるのですが

建物の位置関係と

外部環境(道路・隣接地・庭・駐車場)との

つながりを意識するだけで、

家族の生活動線も

ぐっと快適になります。

 

例えばリビングや

ダイニングを

風景と環境を考えた範囲に

配置して、

大きな窓や

縁側・テラス等を

設けることで、

外の自然光を

たっぷり取り込みやすく、

風景を「借景」として

楽しめるように

デザインを

施す事もあります。

 

視線の抜けを意識することで、

室内空間の

奥行きも変化します。

 

家族でも個人でも

状況によって

使いやすい空間の区分。

 

住まいの打ち合わせでは、

新築の場合も

リフォームや

リノベーションの場合でも

家族構成や

ライフスタイルに合わせて

「静」と「動」のスペースを

どう配置するのかが

重要なテーマ。

 

たとえば、

キッチンとリビングを

オープンにつなぎ、

家族のコミュニケーションを

取りやすくする一方、

書斎や和室は

少し離れた静かな位置に

設けることで

落ち着いた空間を確保します。

 

子供の勉強や

リビング学習を考える場合、

光の入り方や

コンセントの位置

子供の成長過程で

重複する時間を

どのように反映するのかにも

気を配ることも重要です。

 

さらに浴室やトイレなど

水回りと呼ばれる

セクションの位置は、

家事動線や

プライバシーを考慮して配置。

 

ゾーニングの工夫により、

日々の暮らしが

満たされて

驚くほどスムーズになります。

 

今回は素材や建材の表情と

空間の趣、

木材サンプルも

検討要素に和の設えを。

 

木のぬくもりと

優しい香りを感じられる素材は、

和風住宅の

要ともいえる存在。

 

打ち合わせでは、

杉やヒノキなどの

サンプルも手に取り、

質感や色味を確認しながら

「床材はどうしよう」

「壁にはどんな材を使うといいだろう」、

「天井は?」なども話し合います。

 

ゾーニングで生まれる

各スペースには、

それぞれの素材感を活かした

コーディネートが重要です。

 

たとえば、

リビングは足ざわりの良い床、

和室には畳や縁甲板を合わせ、

暮らしのイメージを持つ

テイストを保ちつつも

空間ごとの個性が

引き立つよう工夫します。

 

庭とつながり、

四季を取り込む外構計画。

 

敷地全体のゾーニングと

家本体の

間取りとの連動では、

外構のプランニングも

欠かせません。

 

敷地の高低差や

周囲の視線を考慮しながら、

庭やアプローチを

どう配置するのかが

家の印象を

大きく左右します。

 

玄関アプローチを

石畳で和風に仕上げるのか、

維持管理をメインに

仕上げを簡素化するべきなのか

駐車スペースや

駐輪スペース、

アウトドアを楽しむスペースを

どこに設けるかなど、

細部まで検討することで

完成度が異なってきます。

 

子供が走り回れる

スペースや

所謂・・・余白スペースを

設けておくと、

ゆとりある空間が生まれて

奥行きを持った

拡張性のある生活空間を

演出する事に繋がります。

 

家造りは、

環境計画によって

さらに暮らしを上質にします。

 

敷地内外の人の移動を示す

動線を意識し、

家族の暮らしに

フィットした空間を

配置することで、

ここで子どもが

走り回る姿が目に浮かぶ・・・・・。

 

この窓から庭の緑を

楽しみたい

といった具体的な

暮らしのイメージが生まれます。

 

家族がのびのび過ごす

空間

素材の味わいを

どのように

融合させるかによっても

雰囲気は変化します。

 

郊外だからこそ

味わう事の出来る

暮らしの余白をイメージ中です。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。

暮らしの意識と時間を丁寧に。

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収納計画やバリアフリー設計、回遊動線を盛り込み日々のストレスを軽減する家づくりの考え方と間取りと暮らしの程よい関係性を生み出すデザインの提案、それぞれの家庭にとって暮らしやすさという質の提案設計。

2025年02月02日 | 家 住まい 間取り プラン

洗練された動線設計で実現する

理想の間取りづくり。

※間取り計画と暮らし方を含めた外構計画デザイン提案事例

 

家づくりにおいて

「快適性」と「効率性」を両立させ、

いかにして暮らしやすい状態を

つくり出すのかは、

のような生活スタイルの間取りに、

どんな動線をデザインを

施すべきなのかに

かかっています。

 

特に、

毎日の暮らしをより便利に、

そして上質に

楽しみたい方にとって、

家の中や外での

移動をイメージする

動線を意識した

間取りの設計は欠かせません。

 

家造りの情報収集を

されている方からも、

ホームページの

お問い合せや

InstagramのDMから

動線については

よくご相談をいただくことがあるので、

今回のblogでは、

家庭環境を設計する

建築家の視点から

日常生活を

スムーズにする3つの動線と、

家事動線を

最適化するためのポイントを

少し書いてみたいと思います。

 

間取りが暮らしの質を左右する

動線設計の重要性・・・・・・。

 

快適な住まいを

創り上げるうえで、

最も注目すべきなのが

「動線設計」です。

 

動線とは、

住まいの中や外で

人が移動する経路のこと。

 

たとえば、

家事や生活、

そして来客など、

シーン別に必要となる

動線を

あらかじめ整理計画することで、

ストレスフリーな

生活環境を

手に入れることができます。

 

家事動線・・・・・。

料理・洗濯・掃除などの

家事における

移動経路を

最適化することで、

日常の負担を軽減し、

ゆとりある暮らしを実現します。

 

生活動線・・・・・。

家族が起床してから

就寝するまでの

一連の動きを考慮し、

効率良く移動できるように

配置することで、

朝の混雑や

夜の疲れを和らげます。

 

来客動線・・・・・・。

訪問者がスムーズに

移動できるよう工夫しつつ、

ホスト側の

プライバシーも守るための

設計がポイントです。

 

【家事動線】を最適化する3つのポイント

「家事動線」の良し悪しは、

日常生活の快適性を

大きく左右します。

 

以下の3つの観点を意識して

間取りを検討するだけでも

家事効率が

格段に向上します。

 

収納の最適化。

収納スペースは

家事のしやすさを

大きく左右します。

 

キッチン収納(パントリーなど)

食材や調理道具を

取り出しやすく、

使いやすい場所に

集約することで、

食事の準備がスムーズに。

 

洗面室や脱衣所の収納

タオルや洗剤など、

日常的に使うアイテムを

コンパクトにまとめることで、

片付けも時短に。

 

移動距離の短縮

家事の流れをイメージし、

できるだけ動線を

単純化することがポイント。

 

洗濯機から物干し場への距離

洗濯物を運ぶ手間を省き、

効率よく干せる設計に。

 

キッチンから食卓までの動線

食事の準備や片付けが

スムーズになり、

家事へのストレスを軽減します。

 

回遊性の確保

室内を一方向ではなく、

間取りの中で

ぐるりと回れるように

設計することで、

移動の混雑を防ぎます。

 

※ライフスタイルによっては

お勧めしない場合もあります。

 

キッチン・洗面室

玄関をつなぐ回遊性・・・・・。

朝の忙しい時間帯や、

帰宅後に洗面所で

手洗い・うがいをする際など、

家事と生活動線が

重なり合う場面で

特に効果を発揮します。

 

生活動線と来客動線のポイント

生活動線:家族全員が

ストレスフリーに暮らす・・・。

 

混雑を回避する配置

洗面室やトイレなど、

朝に利用頻度が高い空間は

複数箇所に設置するか、

アクセスしやすい動線を

考慮するように。

 

プライバシーと

共有スペースのバランス。

個室と共有スペース

配置バランスを

しっかり設計し、

家族それぞれが

自分の時間を

過ごしやすい間取りに。

 

来客動線:ゲストにも

心地よい空間づくり・・・・・。

 

リビングを介さずにトイレへ

ゲストが

リビングを通らずに

トイレへ移動できる設計は、

相手への配慮と

ホスト側のプライバシー確保の

両立につながります。

 

動線をわかりやすく

玄関から客間・リビングへの

アプローチを

シンプルにすることで、

毎日の移動にも

不便さを感じにくく

過ごす事の出来る

空間設計になります。

 

それぞれの価値観にあう

動線設計で

暮らしが変わる・・・・・。

 

動線を意識した

間取りを実現することで、

次のようなメリットが

得られます。

 

家事時間の短縮

収納の最適化や

移動距離の短縮により、

毎日の家事負担が軽減。

 

家族全員の快適性向上

朝の混雑や

夜の疲れを最小限にし、

家族がゆったりと

過ごせる空間へ。

 

ゲスト対応のスムーズさ

来客時にも

気兼ねなく案内でき、

ホスト・ゲスト双方の

安心感が高まる。

 

こうした効果は、

単なる便利さだけでなく

「住まいの質」そのものを

底上げします。

 

家庭環境や

暮らしの質をふまえて

動線設計をしっかりと

考慮した間取りは、

心身ともに

豊かな暮らしを育む

大きな要素となります。

 

暮らす環境を

どのようによりよく

改善ができるのか?

 

すまいづくり、家づくりは、

そのような

ターニングポイントになります。

 

上質な暮らしは

暮らす人に程よい

動線設計の質の違いから。

 

丁寧に質の良い

暮らしの環境を考えてみませんか?。

生活環境に

ゆとりを考えた

間取りと動線設計を大切に。

 

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リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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玄関設計の趣と過ごす意味を見出す暮らしやすいオーダーメイドの注文住宅を実現するための玄関レイアウト、収納力と暮らしの自由度を兼ね備えた玄関の利点と開放的な空間、方角別の日当たりと風通しの最適化。

2025年01月23日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅を

建てることを検討し始めると、

間取りについて

様々な悩みを

抱えるようになります。

※ホテルライクなデザイナーズ住宅の設計デザイン提案事例(玄関・ホール・中庭に続く視線デザイン)

 

特に玄関は家の顔であり、

日頃からの家への出入りの際や

来客の第一印象を

大きく左右する重要な場所です。

 

後悔しないためにも、

玄関の間取りもしっかりと

計画を立て、

理想的に暮らす空間を

実現することが大切です。

 

注文住宅、

玄関間取りのポイントについて。

 

注文住宅の玄関の間取りは、

生活環境や

ライフスタイル、

収納性、おしゃれさ、

広さや開放感、

動線、方角など、

様々なポイントを

考慮して決める必要があります。

 

それぞれのポイントについて。

1:収納性 玄関は、靴や傘、

カバンなど、

様々なものを収納する事も

想定するべき場所です。

 

収納スペースが不足していたり

ライフスタイルに

そぐわない場合は、

玄関が散らかりやすく、

見た目の印象も

悪くなってしまいます。

 

限られた空間を

有効活用するためには、

生活スタイルや収納の計画との

親和性が重要です。

 

2:自分たちにとっての好き嫌い

玄関は家の顔であり、

来客時の第一印象や

日々の暮らしの中で

自分達(住む人)の

出勤や通学、

帰宅時に気持ちを

大きく左右する重要な場所です。

 

自分たちにとってスキが詰り

おしゃれな玄関は、

家の雰囲気をガラリと変え、

住む人にも良い影響を与えます。

 

3:広さや開放感

玄関は、

家の中に入ると

最初に目にする場所です。

 

比較的使い勝手の良がよく

移動時や作業時の動作に関して

支障がない広さのある玄関は、

家に帰ってきたときに

リラックス効果をもたらします。

 

4:動線

玄関は家の中と外を繋ぐ

重要な場所です。

スムーズに動くことが

できるように、

玄関からリビングやキッチン

自分の居場所への動線を

考慮することが大切です。

※動線とは人が移動するルートの事です

 

5:方角

玄関の方角は、

日当たりや風通し、

人の移動や環境にも、

様々な影響を与えます。

※家相に関して気になるケースは方位も重要

 

それぞれのメリットと

デメリットを理解した上で、

最適な方角を

選ぶことが重要です。

 

玄関はどこに配置すればいい?

玄関は家の顔であり、

家の印象を大きく左右します。

道路の向きや敷地の形状

隣地の状態や外的な要素も含めて

方角によって

メリット・デメリットがあるため、

それぞれの特性を理解した上で

最適な位置を決める

必要があります。

 

あくまで隣地の状態や

ロケーションを加味せずに

敷地(土地)の方位のみに関して考えると

1:南玄関 南玄関は、

日当たりが良く

明るい玄関を実現できます。

しかし、

南向きの部屋が

狭くなるという

デメリットもあります。

 

2:東玄関

東玄関は、

朝日が差し込み、

比較的明るい玄関になります。

しかし、

夏場は西日が入るため、

暑くなる可能性があります。

 

3:西玄関

西玄関は、

西日が入りやすく、

夕方に明るい玄関になります。

しかし、

夏場は暑くなる可能性があります。

 

4:北玄関

北玄関は、

日当たりはあまり良くありませんが、

風通しが良く、

落ち着いた雰囲気の

玄関になります。

 

注文住宅を考える際に

玄関を含む間取りは、

好き嫌いやライフスタイルを含めた

親和性を考慮して

収納性や、おしゃれさ、

広さや開放感、

動線、方角など、

様々なポイントを

考慮して

決める必要があります。

※他の部屋も同じです。

 

玄関の使い勝手や

暮らしの趣も考慮しながら

他の部屋の間取りとの

融合も視野に

暮らしと価値観に応じた

間取りとなるよう

玄関の位置関係にも

生活習慣の配慮を丁寧に。

 

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夫婦二人暮らしの理想を叶える中古住宅リフォームで実現するオープンプランLDKと快適性のあるリビング計画、リノベーションで変化する暮らしの環境を間取と生活環境から考える設計提案。

2025年01月17日 | 家 住まい 間取り プラン

夫婦二人暮らし。

中古住宅で

理想的なリビングを実現するためにも、

新築同様に

広さや間取り、

使い勝手を

考慮した計画が大切です。

※空間に余裕と家事動線のショートカットをつくる壁付けキッチンのLDK提案

 

2人のライフスタイルに合わせて、

快適で機能的な

リビング空間を・・・・・。 

1:オープンプランで開放感を確保

比較的小さなスペースであっても

部屋を一体化できるように

空間を兼ねるLDKスタイルは

夫婦二人暮らしにも

最適解となるケースが多いです。

 

リビングとダイニングを

一体化させた

オープンプランの間取り。

 

広々とした空間を確保することで、

開放感が生まれ、

日常生活が

より開放的になります。

 

中古住宅の場合、

元々の間取りが

壁で区切られていることが

多いですが、

リフォームで壁を取り払って

オープンプランにすることで、

スペースを有効活用できます。

 

勿論構造的な補強や

全体計画として

新築同様の考え方を

反映する事が重要です。

 

このような設計により、

料理をしながら

リビングでくつろぐことができ、

またゲストを招いた際にも

スムーズにコミュニケーションが

取れるようになります。

 

2:機能的な家具配置と多目的利用

夫婦二人の生活には、

より機能的で

多目的に使う事ができる

家具の配置が重要です。

 

例えば、

リビングに置くソファは、

収納機能付きのものを選ぶと、

余分な物を

スッキリと片付けることができます。

 

また、

リビングの隅に

デスクスペースを設けることで、

在宅勤務や

趣味の作業をする際には

比較的

便利な構成になります。

 

さらに、

折りたたみ式の

ダイニングテーブルや、

ベンチシートを活用することで、

スペースを効率的に使いつつ、

必要に応じて

収納や追加の座席を

確保できます。

 

中古住宅では、

考え方によって

既存のスペースを工夫して

多目的に使うことで、

新築同様に

限られた面積を

最大限に活用できる方法も

見つかります。

 

3:リラックス空間の確保

リビングは、

日常の疲れを癒すための

リラックス空間としても

重要です。

 

夫婦二人暮らしでは、

リビングの一部に

落ち着けるコーナーを

計画することをおすすめします。

 

例えば、

深く落ち着いて座る事の出来る

広めのチェアや、

読書灯を置いた

リーディングコーナーを

設けることで、

一体化した空間でありながらも

静かに読書を楽しんだり、

リラックスする時間を

持ったりすることができます。

 

また、

柔らかいカーペットや

クッションを使うことで、

くつろぎやすい空間を

意識する事もできます。

 

中古住宅の場合、

既存の間取りを活かしつつ、

カスタマイズや

アクセサリーで

リラックス空間を

つくりあげることも可能です。

 

4:照明とカラースキームで雰囲気を調整

最後に、

リビングの雰囲気を

調整するためには、

照明とカラースキーム(色彩計画)の

工夫が重要です。

 

暖色系の照明や、

調光機能付きの

ライト(照明器具)を取り入れることで、

ラックスできる

温かみのある空間を

演出できます。

 

また、

カラースキームには

黒、白、グレーなどの

ニュートラルカラーや

やわらかな表情を持つ

落ち着いたトーンを選ぶことで、

心地よい空間を

生み出す事ができます。

 

中古住宅の場合、

リフォームやペイント

壁紙の工夫などでも

手軽に雰囲気を変えることができるので、

ライフスタイルに合わせた

最適な空間をデザインできます。

 

夫婦二人暮らしのリビングでは、

前述のとおり

それぞれの価値観を尊重しつつ

スタイルを考える事は重要です。

 

中古住宅を選ぶ際には、

リフォームやカスタマイズを活用して、

理想的で現実的な暮らしを

実現できるように。

 

中古住宅や

リフォームのことで

気になることがございましたら、

ご相談ください。

 

暮らしの環境に

夫婦それぞれの価値観を。

 

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暮らしを豊かにする住まいづくり、家というカタチや間取りだけではなくて生活や暮らしの中身を丁寧に住まいの価値観に反映する設計事務所との家造りの提案、生活の環境を生み出すコミュニケーション。

2025年01月11日 | 家 住まい 間取り プラン

住まい造りを考えた際、

一般的に

依頼する建築家(建築士)

建築設計事務所を探す場合、

雑誌やSNS、

ホームページをご覧になって

好みのデザインを

手掛けているところへ

問い合わせるかと思います。

※家具も含めた暮らしの提案

しかし、

デザインの好き嫌いだけで

依頼を決めきってしまうことは

一先ず控える方が

良いと思います。

 

建築にはそれぞれの建物に

必要な要素があり、

住宅は特に

暮らしや生活の在り方を

反映する能力が必要です。

 

それの有無が

デザインと共に

とても大切な

選択基準となります。

 

その判断基準は、

話をしていく中で、

意見をしっかり理解し

プランに反映されているか、

プラスαの「必要な何か」を

提案してもらえるか、

真摯に向き合っているかが

分かりやすい基準に

なるのかなと思います。

 

また、

良いことばかり並べるのではなく、

その物事に対して

一般論だけではなくて

住まい手さんに応じた

メリット・デメリットを

しっかり伝えてくれるというのも

大切ですね。

 

多くの設計事務所は

設計と監理の意味を持った

業務をしています。

 

設計については

イメージし易いかと思います。

 

監理というのは

実際に現場が滞りなく進むよう、

作製した図面を基に

現場をチェックすることを指します。

※建築会社や工務店の行う現場管理とは異なります。

 

たとえ設計が素敵でも

監理がしっかりできないと、

違った空間となってしまったり、

生活や暮らしと家の関係性が

悪化してしまうこともあります。

 

ですので、

設計と同じように

監理も大切な業務となります。

 

ハウスメーカーや工務店では

自社内で担当者が

違うこと(設計部隊、現場部隊みたいに)、

効率化され快適な面もありますが、

各担当者によって

熱の違いや想いの差

というのが発生することも

たまにお聞きします。

 

設計と監理を

同一人物が行う環境だと

監理業務に関しても一貫性が出やすい

環境となります。

 

ただ、依頼先を決める

タイミングでは

建築家に

この監理能力があるかどうかは

現場が始まっていないので

非常に分かりにくいです。

 

ですので

打合せを行っていく中で、

コミュニケーションを

円滑にできるイメージが沸くか、

物事に対して

はっきり言うことができるか、

施工会社の選定方法や

資材の流通・コストに関する認識、

現場には

どのくらいの頻度で向かうか等を

感じ取ることが

大事となってきます。

 

また、設計事例を

見る際の注意点ですが、

あまり細かい部分に

こだわらないことです。

 

それぞれ個々の

施主(住まい手)の

暮らしの作法や要望、

解決策を反映して

設計は進んでいくので、

例えば木材の色や、

吊るされた照明など

施主か設計者か

どちらが決め切ったことか、

どのような打ち合わせの結果

その選択肢に

なったのかまでは

分かりませんよね。

 

なので、

設計事例の中から

共通して伝わってくる

イメージや考え方、

デザイン的に

まとまっているかなど

大枠として読み取ることが大切です。


設計者とは

所謂デザインする人と

思われがちですが、

建築の設計は

コミュニケーションの

仕事だと考えています。

 

そして、

人生の中にある

経験値とその周辺。

 

ひととなりの中に

ヒントがあると思います。

 

知っていると

出来るでは意味が違います。

 

車の運転や調理、

掃除に片付け、

洗濯やアイロン掛け、

色々な生活の日常の密度。

 

現在の暮らしでも

「あっ」と思う事はありませんか?。

 

人は基本的に

経験の中でしか

物事を判断できません。

 

家事や生活の事も含めて

「知恵袋」ではありませんが

「生活・暮らし」に関しての意識、

人生の経験値は

毎日の生活が少しでも簡潔に、

便利に・・・さらにその空間が

豊かであれば

よい意味で

人生を変えてしまう力があると

信じています。

 

人は環境に左右されて

生きていますから。

 

住まいの環境をどのように考えますか?。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
やまぐち建築設計室
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
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やまぐち建築設計室
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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数年から数十年を意識して考える理想の暮らしへ、間取りや設計に取り掛かる前段階、家づくりを始める前に必ず話し合うべき大切なこと。

2025年01月06日 | 家 住まい 間取り プラン
家づくりを始める前に、
読んでいただきたい事をいろいろと。

家づくりの
第一歩は「家を建てること」
ではありません。

数年から数十年先まで見据えた
理想の暮らし方、
家族の在り方を
考えることが重要です。

家づくりの本質を大切に。

建築計画や
間取り作りの前に
「暮らし」を考えることで、
本当に必要な家が
見えてきます。 

家づくりは
何から始めたらいいのか?

信頼できるハウスメーカー、
工務店を探すること。
設計をゼロベースから
オーダーメイドで考える
設計事務所、
建築家を検索すること。

間取りを考えること。

土地を探すこと。

評判や人気、
口コミ、
ランキングを見ること。

おしゃれな実例を
眺めること。

注文住宅・新築一戸建て住宅の
資料請求や坪単価を
一括でたくさん集めること。

ハウスメーカーや
住宅展示場で
担当営業マンおすすめの
仕様について聞くこと。

その他、
家造りをした友人の話しを
鵜呑みにする事。

基本的に
家造りのスタートラインは
そのどれでもないと
考えています。

まずはご自身が、
ご夫婦が、
家族がこれからも
一緒に歩んでいく
数年間から数十年に渡って、
その時代時代にどう暮らし、
何をしていたいのか?。

自分にとって、
家族にとって
夫婦にとっての
スタンダートは何なのか、
親や子供と一緒に
二世帯住宅を建てるのか、
夫婦だけで暮らすのか。 

子供に残したいものは何か、
子供の将来で
どんな支援をしてあげたいか、
老後にも安心して
暮らすために
今からできることは何か?。

そういったことを
きちんと家族で
話すことから
始まると考えています。

「家づくり」は
家を建てることが
最終の目的ではありません。 

そこでどのような
暮らしをするのか、
「暮らし方」について
考えることが大切なんです。

そのお話を
キチンと聞かせていただいて、
情報や環境を考えること、
土地の特徴や
ロケーションを考えること
生活環境を精査する事
それらを整理整頓して、 
その考えであれば
最適な家、
暮らし方とは
何なのか・・・・・。

暮らしを考える
家造りを
キチンとプロとして
お話をさせていただくことが
始まりになります。 

きちんと考えて、
キチンと整理整頓して、
キチンと建てて、
きちんと暮らす。

暮しに関する充実の密度は
どのように考えるべきなのか?

人それぞれの暮らしの価値観について
キチンと考えた暮らしの時間を
イメージしてみませんか?

過ごし方から考える
住まい造りのご提案。

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住まいの新築計画で大切なゾーニングという過程、住まい手さんご家族と計画地となる土地の特徴の相談を進めながらロケーションや外観の見え方を意識しつつ選択肢のイメージも同時に。

2024年12月30日 | 家 住まい 間取り プラン

家造りをより良い方向に。

 

※住まいの新築計画で相談中のところ、今回はゾーニングも含んだ打ち合わせ

 

住まいの新築で

ご依頼をいただいている住まい手さん

ご家族との「間取り計画前」の

打合せをいろいろと。

 

今回の打ち合わせ後は

一旦間取りのイメージか

距離を取り

家具のイメージや

インテリアレイアウトの方向性、

住宅の設備機器類等

選択肢を吟味するのですが

その前に大事な「ゾーニング」の考え方と

暮らし方のイメージと

土地の特徴を活かす

間取り計画の基本を

相談中・・・・・。

 

 

家造りを始める際、

最初に意識するのは

「どんな家にするのか」

という課題です。

 

しかし、

その課題を現実的に

形にするためには

「ゾーニング」という

重要なプロセスがあります。

 

今回の打ち合わせは

そのゾーニングについて。

 

ゾーニングとは、

敷地の特徴や

暮らしの動線に基づいて

「家のエリア分け」を

計画することです。

 

これを適切に行うことで、

家族が過ごしやすく

快適に暮らすことの出来る

理想的な住まいを

実現できるようになります。

 

間取りの計画を

具体化する前に

大事な土地の特徴や

ロケーションを

最大限に活かした

ゾーニングの

考え方について・・・・・。

 

ゾーニングとは、

住宅をいくつかのエリアに分け、

それぞれのエリアに

どのような機能を

持たせるべきなのかを

決めるプロセスです。

 

一般的に

ゾーニングで考慮するエリアは

大きく分けて

次の3つです・・・・・。

 

パブリックエリア

(リビング、ダイニング、玄関など)

家族が集い、

来客を迎える「家の顔」

となる場所です。

 

敷地の中で

眺めが良い場所や

日当たりの良い場所に

配置するのが理想的です。

 

プライベートエリア

(寝室、子供部屋、書斎など)

家族が静かに

休むための空間、

趣味などに没頭する場所で

どちらかといえば

外からの視線や

騒音を遮ることが

求められます。

 

敷地の奥や

外部と隔てられた場所に

配置することで生活環境を

整える事が

出来るケースが多いです。

 

サービスエリア

(キッチン、浴室、収納スペースなど)

家事動線を考慮し、

効率よく機能するように

配置します。

 

キッチンとダイニング、

浴室と洗濯スペースを

近接させると比較的

移動や作業には便利です。

 

土地の特徴を活かす

ゾーニングのポイント・・・・・。

 

敷地の形状を活かす。

土地、敷地にも

狭小地、旗竿地、変形地など、

理想的な矩形も存在しますが

敷地にはさまざまな

形状があります。

 

それぞれの形状に適した

ゾーニングを行うことで、

無駄のない間取りが

生まれます。

 

例えば、

通路部分を多く持つような

旗竿地では、

玄関を竿部分に配置し、

家の中心付近を

プライベートエリアとする

ゾーニングで

静かな空間を確保できますし、

形の複雑な敷地の場合では、

クローバー動線のように

家の中心部分へ寄せた

近い位置に

サービスエリアを考えて

外側へ向かって

パブリックエリア、

その中間に

プライベートエリアという

外に向かって

展開するような

ゾーニングが有効です。

 

 ロケーション

(眺望・日当たり・風通し)を重視

土地のロケーションを

最大限に活かすことも重要です。

 

たとえば、

借景となるような

眺めの良い自然公園や

眺望が楽しめる土地では、

窓のと距離感を

計算しながら

部屋からの眺望が良い側に

部屋を配置する。

 

南向きの敷地では、

逆に隣地側の状況を

ゾーニングに取り入れないと

敷地と方位だけを

意識する事では

「隣地のサービスエリアの外部」を

眺めながら過ごす状態に

なってしまいますから

「庭」との関係性も

意識することが大事です。

 

環境音やプライバシーを

考慮する・・・・・。

大通りに面した敷地では、

音や外からの視線を

遮るために、

パブリックエリアを

敷地の中央や奥に配置し、

窓の位置を工夫します。

 

中庭を計画して

ゾーニングを

変形させるような計画も

有効です。

 

一方、

近隣住宅と接近している場合は、

窓の配置や

目隠しの設置を

検討する必要もあります。

 

暮らしの動線とゾーニング。

ゾーニングを考える際、

暮らしの動線を

意識することが不可欠です。

 

動線がスムーズであれば、

日々の生活が

格段に快適になります。

 

家事動線。

キッチン、洗濯機、

物干し場を出来る限り

一直線に配置することで、

家事の効率が

大幅にアップします。

 

家族の動線。

家族の自由な移動が可能で

リビングにも集まりやすく、

日頃から

頻繁な移動が可能な

動線を意識します。

 

リビングを中心に

寝室や浴室へのアクセスを

計画することも効果的です。

 

来客動線。

玄関から直接リビングに

アクセスできるゾーニング設計や、

トイレなどの衛生関連の位置を

来客にも配慮した場所に

設置することで、

来客時の快適さを

向上させます。

 

先ずはゾーニングを

吟味することで、

敷地の内容を読み解きながら

間取りの可能性を分割する前に

大まかな位置関係を

検討する時間・・・・・。

 

そこから暮らしのポイントを

整理していくことで

広がりのある暮らしを

楽しむ間取りに

近づくことができます。

 

ゾーニングは、

家造りの基盤とも言える

プロセスです。

 

土地の特徴や

ロケーションを

しっかりと読み解き、

家族の暮らし方に合わせた

エリア分けを計画することで、

過ごしやすい

住まいの空間が完成します。

 

様々な角度や位置関係を

検討するプロセスは

暮らしの意識を育む時間にもなります。

 

結果にたどり着くまでの

大切な時間の密度を

いまは検討し始めたところです。

 

家造りを考える際には、

家族のライフプランを

重要視しながら

土地のポテンシャルを

引き出しながら

快適な暮らしを

デザインする視点を

持つことが重要です。

 

この考え方が、

家造りの際には

最適解に近づく

最良の選択肢を

引き寄せますから。

 

暮らしの環境をつくりだす

ゾーニングのイメージを

まずは意識する時間。

 

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洗練された住まいを実現するリビングアクセス階段という選択肢、暮らしやすさと美しさを兼ね備えた間取りと空間の設計提案、機能性とデザイン性が融合した家の存在感を楽しむように。

2024年12月29日 | 家 住まい 間取り プラン

リビングアクセス階段で叶える

豊かで洗練された暮らし。

※和モダンなホテルライクを意識した吹抜けと融合したLDK空間提案イメージ事例

 

リビングアクセス階段がもたらす

暮らしの変化・・・・・。

 

家族がともに過ごす

時間や空間

そして個人も

プライベートを楽しむ

暮らしの空間。

 

様々な暮らしシーンが

大切にされる今、

住まいづくりにおいて

「間取り」が果たす役割は

ますます重要です。

 

その中でも、

リビングアクセス階段は

ただの動線設計に留まらず、

住空間を

様々な意味で

変化させる効能を持っています。

 

家族間のつながりを深め、

暮らしやすさと

上品なインテリア性を両立する

設計のアイデアは

暮しにどのような

効能をもたらすと思いますか?。

 

リビングアクセス階段が

生みだす間取りの効能。

 

自然と家族が

集まりやすくなる設計。

 

リビングを通じて

下階をつなぐ階段は、

家族同士が

自然に顔を合わせる機会を

増やす設計となります。

 

勿論家族によって

それぞれの

暮らしやすい距離感が

存在すると思います。

その距離を

キチンと設計に取り入れながら

子供も夫婦も

暮らしの時間の中で

成長して

それぞれの部屋を

使うようになっても、

リビングを中心に

人の流れと

交流の場が生まれ、

生活に家族の関係性を

調整するための

間合いを持つ仕組みが

作られます。

 

空間の一体感と開放感。

リビングアクセス階段は、

リビングを

物理的にも視覚的にも

広く見せる

効果があります。

 

吹き抜けや

大きな窓と組み合わせることで、

外からの光が豊かに取り込まれ、

家全体が「自然光」と関わり

窓から繋がる

開放的な空間に・・・。

 

階段をインテリアの

一部として考えることで、

空間そのものが

上質に見えるのも魅力です。

 

設計の自由度を活かした

デザイン性のある素材。

 

階段自体を

デザインの中心に

据えた設計では、

素材や形状にこだわることで、

住まいの印象が

変化します。

 

例えば、

木の温かみを感じさせる

ステップや、

スチール製の

スリムな手すりを

組み合わせることで、

モダンなテイストと

機能性を

両立させることが

可能となります。

 

暮らしやすさを

実現する間取りの工夫。

 

動線を考えた階段配置。

リビングアクセス階段の

魅力を最大限に

活かすには、

人の移動する通路となる

動線計画が重要です。

 

リビング、キッチン、

ダイニングを

自然に結ぶ

間取りにすることで、

生活の中で

無駄な移動が減り、

効率的な暮らしを

実現しやすくなります。

 

その中心に階段が

あることで

移動の際も

シンプルな動きが可能になります。

 

家族が気軽に使える

動線設計は、

生活の中で

家族のライフスタイルを

快適にサポートする

仕組みにもなります。

 

階段下の有効活用。

リビングアクセス階段を

箱型の空間で閉じる場合は

階段下を収納や

趣味のスペースとして

活用できます。

 

例えば、

階段下に本棚を設ければお

気に入りの書籍を

ディスプレイでき、

またワークスペースとして

使用すれば

仕事や勉強、

家事作業の場としても

活用が可能です。

 

限られた空間を

有効活用しながら、

機能的で

過ごしやすい空間を

生み出すことも出来ます。

 

光と風を生かした設計。

階段周りに設置した

窓や吹き抜けを通じて、

自然光を家中に取り込むことで、

空間全体が開放的で、

心地よい雰囲気に包まれます。

 

これにより、

階段がただの移動手段ではなく、

腰掛スペースにもなりますし

読書スペースにも

変化して

多様性のある階段は

家の中心となる存在感を持つ

デザインとなります。

 

洗練された

階段デザインの選び方。

 

素材の選択で家の印象を格上げ。

 

木材:温かみのある雰囲気を

演出して、

床材との統一感を図る。

 

スチールフレーム:モダンで

スタイリッシュな印象を

与える。

 

ガラスパネル:視覚的な

広がりを持たせ、

空間を軽やかに見せる。

 

照明で演出する

階段の美しさ・・・・・。

 

照明を階段に取り入れると、

夜間の安全性を高めつつ、

階段そのものを

優雅なインテリアとして

演出できます。

 

手すり部分や

ステップの上部や下部に

配置した

柔らかな光は、

空間全体を上品に彩ります。

 

家族が集いつつ、

プライベートな時間を

楽しみながら

暮らしが広がる

そんな住まいを考える際に

リビングアクセス階段は、

ただの移動手段としての

役割を超え、

多目的な役目を持ち

暮らしを深める空間、

そして家そのものを

デザインする重要な

要素となります。

 

適切な間取りの工夫と

素材選びによって、

暮らしやすさと

美しさを兼ね備えた

理想の住まいを

実現することができます。

 

これからの

住まいづくりを

検討されている皆様にも

ライフスタイルによっては、

リビングアクセス階段を

取り入れることで

間取りの効能と

暮らしの質が

飛躍的に

向上するかも知れません。

 

上質の意味をイメージしながら

暮らしの価値を高める

空間設計を

考えてみては

いかがでしょうか?。

 

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