奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

やまぐち建築設計室の年末年始休業(休暇)のお知らせ

2023年12月28日 | 休日

 

年末年始休業(休暇)のお知らせ

日頃より格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 

 

誠に勝手ながら、

以下の期間中を年末年始休業(休暇)期間とさせて頂きます。  

 

※事前に年末年始お打合せのご予約をいただいている住まい手さんには、

 下記とは異なる日程で、予定通りのご対応となります。

 

 

 

休暇(休業)期間:2023/12/30(土)~2024/1/4(木) 

 

 

※2024/1/5   (金曜)  午後1時からの営業となり

 2024/1/6   (土曜)より通常業務となります。  

 

ホームページからによる

「お問い合わせ」、「資料請求」、「 E-mail」及び

既にご相談中の方で

「FAX」・「LINE」でのお問い合わせは、

年末年始休業(休暇)期間中も

受け付けておりますが、

ご返答につきましては1/6(土曜)以降より

順次対応させて頂きます。

 

あらかじめご了承下さいませ。 

 

※再度・事前に年末年始お打合せの

 ご予約をいただいている住まい手さんには、

 予定通りのご対応となります。

 

休暇(休業)期間中、

住まい手の皆さま、

関係各社には大変ご迷惑を

お掛け致しますが

ご了承の上ご協力を賜りますよう

お願い申し上げます。

 

皆さまにとって、

幸多き新年となりますように。

     建築家 山口哲央

 

 

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家を建てる、注文住宅を新築する場合やリフォーム・リノベーションに考えておきたい暮らしの趣と生活習慣、家事動線の良い間取りという表現が持つ特異性と優位性の設計デザインを。

2023年12月28日 | 家 住まい 間取り プラン

 

家を新築する場合や

リフォームを行う際に

考えておきたい

家事動線の良い間取り。

※間取りと動線をそれぞれ家族や暮らし方に応じてデザインする注文住宅の意味

 

家事動線が良い間取りとは

具体的にどんな間取りだと思いますか?。

 

「家事動線」と一口にいっても

実は中身はいろいろあります。

 

ご家族の暮らし方や

過ごしている日常によって

常識が異なる事と同じく

何がどうだと

家事動線がよいのか?。

 

そのうえで

平均的な話しとして

工夫すべきポイントを。

 

家事動線のポイント。

家事動線を良くするためには

さらに5つの動線を

考えていく必要があります。

 

洗濯動線

調理動線

かたづけ動線

掃除動線

ゴミ出し動線

 

それぞれに、

気をつける点がありますので順番に。

 

洗濯動線

 

一番工程が多く

移動も長くなる事の多い家事動線です。

 

洗濯動線が家事動線の

大半を占めるといっても

言い過ぎではありません。

 

家事を普段からされている方なら

分かると思います。

 

脱ぐ→洗う→干す→仕分ける→しまう

これをいかにつなげるのか?

 

干す(乾かす)場所を

どこにするのか。

これが最大のポイントです。

 

洗うと干すが同じ部屋=ランドリールームが

おすすめではあります。

 

乾燥機や乾太くんで乾かすので

ほぼ干さない場合

乾太くんと洗濯機と

仕分け場所の横並びがおすすめです。

 

移動距離が少ないまま

洗う→乾かす→仕分けるまでが可能にあります。

 

ただ、

乾燥機が使えない衣類もあるので

干す場所も計画には忘れない事が重要です。

 

どのような設計者が担当するのかによっても

家事だけではなくて

家全般の暮らしの質は

随分変わると思います。

 

室内干しの場合

洗濯機のある脱衣室に干す

という場合も

移動が少なくて便利です。

 

その部屋で干して乾くのか

どうかの検討をお忘れなく。

 

高気密高断熱住宅なら

かなり乾きます。

 

そういう意味での

設備を充実させておくことも

考え方のポイントです。

 

外に干す場合。

一番移動が多くなるのが

このパターンです。

 

やっぱり洗濯物は

外に干したい

晴れてる日は外に干したい

そういう方も

いらっしゃいますよね。

 

特に2階バルコニーやベランダに

干す場合は

どうしても遠くなります。

 

せめて、

洗濯機から階段の距離、

階段からバルコニーや

ベランダまでの距離をスムーズに。

 

又は移動が便利で危険性の無いように。

 

乾いた洗濯ものを、

仕分ける→しまう場所も重要です。

 

それを簡単にするのが

ファミリークローゼットです。

 

ランドリールームの横に

ファミリークローゼットがあれば

断然家事動線も楽になります。

 

ただし、

ファミリークローゼットには

注意することが沢山あります。

 

安易に採用すると

狭くてかえって片付かない

着替える場所がないなどの

後悔が生まれる事もあります。

便利そうだからという観点ではなくて

自分達の暮らしに沿っているのかどうかを

確認する事が重要。

 

調理動線

キッチン内の動きだけではありません。

 

買い物から帰って

食材をしまう→食器のあとかたづけまで

を調理動線と考えます。

 

車から降りて

玄関を通ってキッチンまでの

距離が遠いと

重い買い物袋を提げての

移動が大変です。

 

たまに使う調理器具や

食器が取出しにくい、

しまいにくいと結局使わなくなります。

 

行ったり来たり

することが多い調理中の動きは

パントリーの位置が重要です。

 

キッチンから振り向いたらすぐ、

キッチンから横にすぐ「近い」

というのがポイントです。

 

調理中の楽さは全然違います。

 

食材のダンボール買いが

多いという場合は

玄関→土間収納→キッチンという

間取りの関係性があると

比較的効率的で便利です。

 

かたづけ動線

使ったものを

すぐに片付ける事が

できるかどうかです。

 

特にリビング・ダイニング について。

 

リビングソファに

出しっぱなしになっているもの

ダイニングテーブルに

出しっぱなしになっているもの

ありませんか?。

 

しまうことが面倒になると

部屋は散らかった状態になります。

 

ポイントは

収納場所は使う場所の

すぐそば・・・かつ、

しまいやすい事です。

 

引き出しや扉を開けたら

どこに何があるのかすぐわかる量に

とどめることも大事です。

 

新しい家なのに

物が散乱しているなんて事に

ならないようにしたいですよね。

 

掃除動線

掃除はルンバだけではありません。

 

こぼしたものを拭くもの

すき間を掃除するもの

高いところのホコリ取るもの

換気フィルター掃除

庭や玄関まわりの掃除

やろうと思った時に

すぐ出来るように

わかりやすいところに

わかりやすくしまってあることが

ポイントです。

 

そうじゃないと

掃除しなくなっていきますから。

 

ゴミ出し動線

分別ゴミ置き場から

ゴミ収集場所までの動きが

ポイントになります。

 

家の外に出すまでのルート が

できるだけ短いほうが良いですよね。

 

ニオイも気にしたいところです。

 

キッチン内に

分別ゴミ置き場がある間取りが

多いですが

キッチンからリビングを横切って

廊下に出て玄関、

となると万が一、

ゴミ袋から水分がこぼれたりしたら

大変ですよね。

 

玄関からキッチンが遠いと

ゴミ出し動線が長くなりがちです。

 

朝出勤時に「ゴミ出し」と

バタバタと奥にあるキッチンに

戻るということが起きます。

 

調理動線でも

玄関からキッチンが遠いと

不便なので

キッチンの位置は

玄関から遠くないほうが

家事動線全体の短縮につながります。

 

勝手口をつくる

間取りはかなり減りましたが

ゴミ出し動線を考えると

勝手口があると

良いケースとなる間取りもあります。

 

楽な家事動線にするコツ

動線をコンパクトにするためには

2つのコツがあります。

 

それぞれの家事のための収納場所

かたづけ動線でも書きましたが

使う場所≒しまう場所です。

 

納戸をつくって

そこに何でもいれるという人がいますが

あまりおススメしません。

 

よほど収納上手な人

片づけ上級者なら良いですが

納戸は押し込むだけの場所に

なってしまう事も多いと思いますよ。

 

収納スペースの扱いにも

向き不向きがあります。

適応をデザインする事も僕の大切な

設計と提案の仕事ですから。

 

ゴミ袋はゴミ置き場に

収納食材はキッチンすぐ横のパントリー

拭き掃除の雑巾は

水を使う洗面の収納

ダイニングで使うことが多い文房具は

ダイニング横の収納

ソファやラグマットを掃除する

コロコロはリビングの収納

大きすぎる収納1ヵ所よりも

使う場所ごとに適量の収納が便利です。

 

勿論整理整頓や分別が得意な場合は

それにあわせて

間取りを調整して

考える方が良いかと思います。

 

取出しにくいから

高いところに

収納をつくらないという人は多いですが

奥行の深い収納も使いにくいです。

 

動線を短くするには

わざわざ行かないといけないところに

収納しないということも

ポイントです。

 

直線的でスムーズな移動。

家事動線をラクにする間取りというと

移動距離を短くすれば

それでよいと思う人が多いです。

 

もちろん距離も大事ですが

家での「距離」って実際どうでしょうか?

 

距離も大事ですが

直線的かどうか、

どれだけアクションが少ないかを

考慮できていますか?。

 

移動部分の、

曲がりを無くす、

回り込みを無くす、

ドアの開閉を少なく

という事がポイントです。

 

家事動線の良い間取り。

 

それぞれのご家庭で

家事のやり方や

暮らし方があります。

 

友人や親が「良い」といった事が

あなたにとって「良い」とは限りません。

 

あなたが、

何を気にするか、

何は気にならないのか、

それを自分で把握することが

先ずは大切です。

 

Instagramやピンタレスト

SNSで情報収集だけではなく

客観的に見る、

自分自身を分析するという見方も必要です。

 

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家を建てる(家を新築する・リフォームする)間取りを考える前にライフスタイルと暮らしに必要な家具のイメージをどのように持つべきなのかを意識する時間は大切に。

2023年12月23日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

家を新築またはリフォームする際に

考える家具の事も色々と

間取りや暮らし方には関係します。

 

リビングにレイアウトする

家具の主役といえば、

やっぱり「ソファ」ですが・・・・・。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

家づくりや引越しを機に、

新しくお気に入りのソファを

購入予定だという方も

多くいらっしゃると思います。

 

そんなリビングで

無くてはならないソファですが、

選び方を間違えてしまうと

反対にリビングが狭く

見えてしまったり、

あまり使わないソファになったり

家自体が居心地悪くなって

しまったりします。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

では・・・リビングに置くソファについて、

どういう視点で選ぶと

部屋に馴染んで

居心地の良いリビングなるのか?

という部分を少し・・・・・。

 

以前にも何度か書いた事がありますが

ソファは意外と大きいという事。

 

家具メーカーから

色々な形のソファが出ていますが、

ソファのサイズの目安としては、

2人掛けで幅1,500㎜〜 

奥行800㎜2.5人掛けは幅1,800㎜〜 

奥行850㎜3人掛けですと

2,200㎜〜 奥行900 

このくらいのサイズが

ひとつの目安となってきます。

 

こうしてみてみると、

ソファのサイズに関わらず

1人が座るのに幅が

700㎜ほど必要になってくる事が

分かります。

 

3人掛けのソファを入れても

ゆとりがあるように見えますが、

ソファは置くだけではなくて

人が座ってくつろぐ家具です。

 

そのため足元には

スペースが必要となりますし、

移動の動作も人それぞれ異なりますし

ソファの横に飲み物や本、

タブレット等を置く事が出来る

サイドテーブルを置く場合は

ソファの横にもスペースが必要になります。

 

その為、

ソファ以外のスペースも

しっかり確保しておく必要が

ある訳です・・・・・。

 

目安としては

ソファの周りに最低300㎜、

正面には500㎜くらいの

スペースは欲しいものです。

 

インテリアショップや

家具店で家具を見ると

ついついデザインや

質感に視点がいってしまい、

ソファ本体のサイズが

部屋に入るかどうかだけしか

確認しないことが多いようですが、

実際にはソファの周りに

どれくらいの余裕(余白)が生まれて

ソファーでの姿勢が

どのように変化するのか?

そのスペースも含めて

部屋にレイアウトできるのかどうか?

 

室内への出入り口扉の開閉と

家具のレイアウトの関係性、

ソファに座った際に

室内から見える

窓の位置関係や風景、

壁の位置など、

居心地や暮らしやすさには

そこを検討する必要があるんです。

 

実際にソファの大きさが

リビングのサイズ等と

ボリュームが合っているのかを

確認する場合、

空きスペースを計算する事も重要。

 

リビングでの移動の頻度や

実際に居場所から

扉や出入り口付近へ移動する位置関係。

 

サイズが同じでも全て異なりますよね。

 

間取り検討と家具の検討には

そういう意識が大切。

 

インテリアを初期段階から

組み立てていく事も大切・・・・・。

 

ソファはどれだけ使うのかも同時に。

 

リビングにソファを

レイアウトする場合、

ソファは長く使うものだし

家族みんなが座れるサイズのものを

入れたいと考える方は

多くいらっしゃいます。

 

では、実際にソファは

どれくらい使うものなのか?。

 

例えば3人掛けのソファを買った場合

ソファを購入した当初は

夫婦2人で座ることも多いですし、

子供が小さい頃は

家族みんなでソファに

腰掛けする事もよくあります。

 

一方、ある程度時間が経ってくると、

例えば夫婦2人でも

同じソファに座るよりも

リビングやLDKの空間においても

個人がくつろいで座る事が

出来る場所である方が

重宝するケースもありますし、

子供も大きくなると

同じソファに一緒に座る時間帯も

少し変わってきます。

 

同じ家族であっても、

環境や年齢、

時間帯等によっても

距離感は違ってくるんです。

 

ソファの上で

ゴロゴロするケースも

ありますよね。

 

勿論ソファの上で寝てもOKですが、

その場合は

大きなソファを1人で使うことになり、

他の人は別の場所に

座ることになります。

 

そうなんです。

 

大きなソファがあっても、

家の中で役に立つ期間というのは

ライフスタイルの変化や

過ごすシーンによって

大きく異なるという事です。

 

リビングでの家具の存在を

どのようにインテリアとして

考えておくのか?

 

それも重要なんです・・・・・。

 

実際には使わずに

存在感のある家具を置く事で

ストレス化する事もありますから。

 

ソファの生活に慣れずに

ソファとテーブルの間の

床やラグの上に座ったり、

ソファが物置き代わりなったりしませんか?。

 

その為、

ソファを検討する際には

実際どれだけ使うものなのか?

 

また、

どのような使い方をするのが

暮らしや生活に合うのかを

間取り計画に取り掛かる前、

住み方の意識を計画する段階で

考えてみることが大切なんです。

 

なので僕は

家造りのご相談をいただいた際には

早い段階から「インテリア」の

ショールームへご案内させていただき

間取りとの融合前に

さまざまなシーンの想定を

イメージしていただくようにしています。

※トーヨーキッチンスタイル・インテリア大阪ショールーム

 

例えば、

それほど広くないリビングや

意図的に空間を操作する場合等であれば

大きなソファを置いてしまうよりも、

個人で使える1人掛けのソファを

それぞれ選んだ方が

良いこともあります。

 

小さいソファなら

位置を自由に動かせるので

リビングに可変性を

持たせることができますし、

部屋に圧迫感も出ないなど、

小さいソファならではの

メリットを活かす方法も

考える事もあります。

 

また、小さなお子さんがいる場合は

どうしても

ソファも汚れてしまうもの。

 

そのため、

最初は汚れることを前提にしつつ

家族みんなで座れるソファを、

そしてある程度子供が

大きくなった時に

その時点での

生活スタイルに合った

サイズ感のある

ソファに買い換えるなど、

ライフスタイルに合わせた

ソファの選択をするという方法もあります。

 

一方、

広いリビングであれば

何人も同時に座りやすい

ゆったりしたカウチソファを置いたり、

それにプラスして

オットマンを置くなど

リビングに合わせたサイズの

ソファプラスαを配置すると

リビング全体のバランスが良くなります。

 

そのような場合でも、

誰も使わないソファになったり

1人しか使わない

ソファにならないかどうか?。

 

この部分を意識しながら

ソファの選択とレイアウトを・・・・・。

 

ただの圧迫感のある

飾り物にならないかどうか?。

 

ソファはリビングの

インテリアとしての

重要な存在となる家具ですが、

その分存在感もあり、

ソファのサイズやカタチ、

色の選び方などによっては

圧迫感のある空間になってしまうなど、

ソファの選び方というのは

色々な検討要素があり、

逆にソファをレイアウトしない

建築の工夫も存在したり・・・・・。

 

価値観とイメージの連動を

暮らしの中にレイアウトする事で

過ごし方も

居心地も変化しますから。

 

住宅計画での思考の範囲は

家の事を単独で考えるよりも

暮らし全体を丁寧にと思います。

 

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家造りと暮らしと資質、人生をつくる場所の価値観を大切に

2023年12月23日 | 暮らしの事イロイロ

 

 

もう25年以上前の事ですが

僕は当時、

設計事務所に勤めていて

勤務建築士でした。

 

色々理由もあって

一戸建ての住宅・専用住宅の

自邸を建てる事になり

当時は建物と配置、

外構プランと申請手続きの許認可だけを

自分でしようかと思っていましたが

せっかくなので、

家族との打ち合わせや交渉事

住宅ローンの事や

勿論、

土地の使い方から農地転用・地目変更や

色々な設計の過程・商品ショールーム巡りから

間取りのやり取りから

業者間との交渉・・・etc。

 

ですが、まだ20代だったこともあり

色々経験不足も重なりつつ

施主が自分でありながら

家族と住む家としての「家族関係」も

そこにはあり、

家族が勧める「工務店」があり

自邸を新築する際に

いろいろなモノゴトを学びました。

 

所謂「失敗」を経験した訳です。

工務店選びや

専門業者から聞く意見についても

色々な失敗。

 

専門業者だからよく知っている

のは「パーツ」だけの事であり

それと「空間」や「家の一部」としての役割等

もっと深い部分に関しては・・・色々な意味で

家の内容については

皆無に近いという事。

 

でも逆にそこから学べたから

良かったことも沢山あります。

 

全員が同じという

訳じゃないですけど

設計者としてロジカルにラテラルに

自分で考える事と

体感・体験は

大切だなと実感しました。

 

経験値が全てではありませんが

経験は大切です。

 

だけど、「それ」が全てではありません。

全員が同じではないので

それぞれの価値観や状況下により

様々ですから。

 

キッチンを実際に使わない人に

キッチンの事を聞いても

企業の接客マニュアル以上の事は

求められないし

普段から車の運転をしない人が

駐車スペースやガレージの設計事の注意点を

臨機応変に考える事は難しいですし・・・・・。

 

つまりそういう事も含めて

無知の知もそうですし

つくりてとして

考えるべきところも

そうです、

窓の結露についても

サッシ業者さんの知識と考え方、

サッシメーカーさんの知識と考え方、

工事業者の知識と考え方、

つまり商品単独とそれ以外との違いという

ところ。

 

音響でもそうですが

音響空間として捉えるのか

スピーカーの性能や特徴だけで

捉えるのかの違い。

 

スピーカーの説明と性能、

特徴を鵜呑みにしては

ダメですからね。

 

少し話しはそれましたが、

住宅設計者の皆さん、

家造りを請け負っている工事業者の皆さん、

車の運転していますか?

料理でキッチン使っていますか?

家で掃除や片付けしていますか?

窓拭いたりしますか?

庭掃除しますか?

洗濯やアイロン掛け

スチーム当て等してていますか?

ゴミ出しまでの過程を理解して

ゴミを出していますか?

趣味は何ですか?

家で過ごす時間にある

何気ないモノゴトの大切さを心で感じる事は

大切だと思いますよ。

 

僕はそれが設計事務所勤務をやめて

独立を考えるようになった

キッカケです。

 

人生には様々な

ターニングポイントがありますね。

 

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家造りの事、過ごし方の質感の事色々と、過ごすシーンは照明の計画で灯りという空間構成によって場所の雰囲気は異なった雰囲気に仕上がります、どのような居心地を暮らしの求めますか?。

2023年12月22日 | 素材・建材・打ち合わせ・検討

 

空間を構成するのはデザインですが、

その空間の感じ方を

左右するのは

光や風といった雰囲気、

そして照明です。

 

灯りの効能をデザインする事。

 

心地よい空間をつくるには、

照明でどのような事ができるのか。

 

さまざまな「あかり」について・・・・・。

照明の種類照明で

さまざまシーンを演出する。

 

照明には、

昔ながらの電球(白熱灯)から

蛍光灯、LEDといったものがあります。

白熱灯は最も安価で、

落ち着きのある光が魅力です。

 

しかし、

電球の寿命が短く、

あまり経済的とはいえません。

 

また熱を発するので

子どもが触れないように

配慮しなくてはならないのも

マイナスです。

反対に長寿命なのが

蛍光灯です。

 

光が拡散するため影ができにくく、

機種によっては

光の量を変えられるものもあります。

 

非常に利便性の

高い照明と言えます。

 

そんな白熱灯や蛍光灯ですが、

今はLEDを使うのが

主流になっています。

 

実際すでに大手メーカーが

電球の生産を終了しています。

 

そんな動きを後押しするのが、

LED照明の進化です。

 

LED照明といえば

寒々とした白い光という

印象がありますが、

実際には電球のように

オレンジ色に光る「LED電球」も

普及してきました。

 

LED照明を活用して

部屋で過ごすシーンによって

スイッチで切り替えて

色を変化させることも可能です。

 

部屋別に「照明」を考える。

 

部屋ごとの照明を考える場合、

「どんな雰囲気を求めるか」で

決めていくのが基本です。

 

たとえば、

従来ならダイニングや

寝室ではオレンジ系の電球、

勉強部屋や仕事部屋などは

蛍光灯などの白い光、

という具合です。

 

オレンジ色の照明は、

食べ物をおいしそうに

見せる効果があるだけでなく、

「落ち着き」を演出してくれます。

 

反対に白色系の照明は、

オフィスのような

少し緊張した空間をつくってくれます。

 

LEDの場合も同様に、

白熱灯と蛍光灯を

モデルに考えると良いです。

 

また雰囲気づくりには

照明「器具」も重要です。

 

たとえば装飾性の高いシャンデリアは、

ゴージャスな空間をつくるには

最も効果的な照明器具です。

 

吹き抜けの空間に付ければ、

格調の高い雰囲気を

つくってくれます。

 

さらに部屋に

花や絵を飾る場合でも、

スポットライトがあれば、

より展示するものが映えますし、

間接照明を使えば、

さらに雰囲気に

変化を出すこともできます。

 

暮らしの身近に

このような選択肢を

どのようにレイアウトするのかによって

過ごし方も意識も変化しますよ。

 

そういう意味で

とても「奥が深い」のが照明器具。

 

空間の色や質の選定と共に

イメージする事は大切。

 

人生の環境が変わりますから。

 

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暮らしの状況によって変化する家への価値観と役割、間取りに関しても広さの認識と可能性、自分たちの暮らしにとって程よい状態をつくりだす家の在り方を再構築するように。

2023年12月21日 | 暮らしの事イロイロ

 

子供たちが巣立ったから

住まいを改修(リフォーム)する、

新築する、

建て替える、

移住する・・・・・etc。

※平屋の家提案プラン内観イメージ

 

そういうお話を

頂く事もよくあります。

 

それはの大きな

暮らしの変化ですが、

環境の変化を

前向きにデザインして

皆さんそれを

愉しんでられます。

 

暮らしやすさと

楽しみが優先の

目的を持った住まい。

 

住まいは自分達に「丁度良い」を考える。

 

若い時は家族が多く、

家が狭いといつも感じていた。

「もっと広い家が欲しい」と。

そして大きな家を建てた。

それが・・・子供たちが

独立してから、

2階はもうほとんど

使っていない。

 

現在はダイニング、

キッチン、

居間と水まわりだけで

暮らしているし・・・・・。

 

人は年齢と共に変わるものです。

身体的な特徴もそうですが

考え方もある程度。

 

その時の間取りから今の間取り、

そしてその先の間取りへ。

 

暮らし難いと思う事も。

 

段差が気になる。

階段が急勾配で危険。

トイレが遠い、

寒い、

お風呂が寒い、

段差がある

個室ばかりは要らない。

 

若い時は気にしなかったことも、

年を重ねて

高齢になると、

住まいに求めるものが変化します。

 

食べ物の好みや

趣味の移り変わりもありますよね。

 

暑さ寒さの次に

段差の事や階段の勾配が気になり、

古くなった水回りの

不満なども出てくると思います。

 

子供が巣立ったり

夫婦二人だったり

勿論一人の場合もあると思いますが

そうなると

必要だった広い住まいの必要もなくなり、

あるいみではコンパクトな状態で

暮らし易さが

重要になってきます。

 

住まいの環境が良くなれば

暮らし易さが向上しますから、

断熱性・気密性の

良い住まいにすることで

暮らしの快適性が向上します。

 

住まい手が夫婦2人になれば、

住まいは小さくてよい。

 

平屋で快適に住める家がよい。

 

階段のない平屋という

キーワードも気になるのです。

 

平屋を新築したり

リノベーションした

住まい手さんは

こんなに快適なら

なぜもっと早くしなかったのか。

そう仰います。

 

思ってられるのであれば、

早く始める事をお勧めします。

 

理由は簡単。

時間は無限にある訳ではないから、

一日でも多く

快適に暮らしていただきたい。

 

建てる場所住む場所は、

退職していれば

勤務地を気にする事がないので

好きな所に住むことが出来ます。

 

暮らす場所や環境を

よりよく吟味しつつ・・・・・。

 

建て替えや

リノベーションでなければ、

田畑が広がる土地や海の近く、

高台も見晴らしがよくて

気持ちいいですよね。

 

ただし「家とそのと他の場所」での移動は

よく考える事が大切。

 

予算は現在の住まいを処分して、

好きな土地を買って

建てるのもありかもしれません。

 

場所を動かないのであれば、

建替えやリノベーション

するのも良いかと思います。

 

気を付けたいところは

家にお金を掛けすぎないこと。

 

暮らしに影響が出るのは

本末転倒ですから。

 

まず、

愉しく暮らすことです。

 

暮らしをどのように

自分流に愉しむのか?。

 

それぞれの視点で

ある種の野望を持つ暮らしも

人生の密度を愉しむ

秘訣かも知れません。

 

住まいの新築・リフォーム

整理収納アドバイス・模様替え等

お問合わせ・ご質問・ご相談は

■やまぐち建築設計室■

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 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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家を建てる、リフォームする際に考えておきたい暮らしの習慣と日常生活、リビング・LDKや個室だけではなくて間取りとして家全体での質的な改善は大切に。例えば水回りと呼ばれる洗面脱衣室等。

2023年12月21日 | 住まいの水まわり住宅機器

 

家を新築するケースでも

リノベーションやリフォームを

検討する際にでも

リビングや個室に対して

注力する事は多いと思います。

※建材設備メーカーLIXIL・システム洗面化粧台の採用事例・洗面脱衣室に設置

 

ですが、家全体での生活空間として

間取りの中での暮らし方を

よりよく考える際には

水回りや移動の空間も

同様に全体でバランスよく

暮らしに馴染むように・・・・・。

 

そういう意味で

例えばですが洗面脱衣室を

快適空間にするためのポイントも。

 

多くの場合、

洗面室は浴室の横に配置され、

脱衣室として、

ランドリースペースとしても

利用されます。

 

狭い空間には

洗面、脱衣、洗濯、

収納スペースが詰め込まれ、

顔を洗う、化粧をする、

服を脱ぐ、洗濯をする、

収納するといった

暮らしに直結した場所なのに、

実際はプランづくりの際に

意外と後まわしにされがちでは?。

 

しかし、

家族構成によっては

使用頻度や使うタイミングが異なり、

求める機能も人それぞれなので、

十分に検討しておかないと

「ドライヤーの置き場所がない」

「コンセントの数が足りない」

「洗濯洗剤などをストックする場所が足りない」

といった不自由を

日々感じる事となり

家事や日常生活で

余計なストレスをため続ける事にも

なりかねません。

 

多くの機能を

詰め込むことになりがちな

洗面脱衣室で

ポイントとなるのが

洗面化粧台です。

 

洗面化粧台には

「カウンタータイプ」や

「洗面器一体タイプ」といったものがあります。

 

カウンタータイプは

空間に合わせて自由に選び、

組み合わせることで

使い勝手も部屋の効能も

大きく変わります。

 

一方の洗面器一体タイプは

比較的コンパクトで、

機能的につくられている事が魅力です。

 

身支度を行う事も多い

洗面化粧台周辺で

化粧やヘアドライヤー、

ひげそりはどこでするのか、

家族が多い場合には

朝の洗面ラッシュに

対応できるのかなど、

家族の行動を客観的に振り返って

プランを考えたいものです。

 

また脱衣室を兼ねる場合には、

バスタオルや下着の置き場所が

必要になる事もどの程度まで

想定しておくべきなのか?。

 

さらに見落としがちなのは換気。

 

お風呂から人が出た瞬間、

お風呂の湿気は

一気に洗面脱衣室に流れ込みます。

 

ですから浴室だけでなく

洗面脱衣室も、

出来れば窓や換気設備等で

湿気対策をしておくことが大切です。

 

具体的な生活シーンを

想像しながら

プランを検討する事で、

暮らし始めてからの

使い勝手が変わります。

 

間取りと暮らし方考える

機能性と充実度の目安を丁寧に。

 

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猫と暮らす家、リフォームする時も新築する時もどのような暮らしの趣をイメージしていますか?共に暮らす猫の過ごし方と環境も間取りと計画性から随分変わります。

2023年12月20日 | 家 住まい 間取り プラン

 

愛猫と一緒に過ごす暮らし。

家での猫との生活は、

単なるペットとの共存を超え、

家族同然の

深い結びつきを育めるものです。

猫と人が共に

そして快適に暮らせる家づくりの

ポイントについても大切にと思います。

 

猫の行動を考え、

それを反映した住宅設計によって、

猫も人も幸せな時間を

過ごせる住空間を実現できるように。

 

注文住宅だから

ある意味「オーダーメイド」の部分で

猫寄りの考え方も・・・・・。

 

運動スペースの設計。

上下移動を考えた

猫のための空間。

 

猫は生来、

高い場所を好み、

上下運動を通じてストレスを解消し、

運動能力を維持します。

 

家の中にキャットタワーや

壁面を利用した

ステップを設けることで、

猫は自由に登り降りを楽しめますし、

これが健康維持にもつながります。

 

人間もそうですよね。

体力の維持や姿勢の維持等も

ある程度、適切な運動量が必要で、

それと同じです。

 

猫にとって最適な運動が出来る環境整備。

 

さらに、

吹き抜けのある家では、

猫専用の居場所を設けることで、

猫が家全体を

自由に動き回れるようになります。

 

キャットウォーク、

猫の探検心を刺激し、

運動不足を防ぐのにも

役立ちます。

 

透明な素材を使用すれば、

猫の愛らしい動きを

家族が眺められますし、

家族の癒しの一部となります。

 

壁際に設ける

キャットウォークには

休憩スペースを設け、

猫がリビングで

のんびりとくつろげるように。

 

これにより、

猫は安心して

リラックスできる場所を持てますし、

ストレスの軽減にもつながります。

 

猫の習性に合わせた

リラックススペースの作り方。

 

日向ぼっこを愛する

猫のためのスペース。

 

猫は日光を浴びることで

セロトニンの分泌を促し、

心地よいリラックスタイムを過ごします。

 

窓辺に広いスペースを設けることで、

猫は日向ぼっこを存分に楽しめます。

 

このような環境は、

猫の精神的な安定にも寄与し、

猫がのびのびと

過ごすためにも必要です。

 

また、

窓の外を眺めることも猫は好むため、

窓台を広げることで、

猫が外の景色を楽しめます。

 

爪とぎの習性を考慮した設計も大切で

猫は爪とぎをすることで

ストレスを解消し、

テリトリーを主張します。

 

家具を守るためにも、

猫が爪とぎをしても良い

専用の場所を設けることが重要です。

 

お気に入りの爪とぎ場所があれば、

猫はそこを利用し、

家具へのダメージを防げます。

 

さらに、

爪とぎをする場所を

複数設けることで、

猫が家の中で

好きな場所を見つけやすくなります。

 

猫との共生は、

互いの幸福を考えた

住環境作りから始まります。

 

愛猫も家族も

快適に過ごせる空間を

実現できるようにと思います。

 

心を満たす場をつくることを大切に。

 

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家を建てる際、家をリフォームする際に考えておきたいこれからの「モノゴト」の価値観、表面的な分かりやすさとは別物の暮らしの根底から考える大切な過ごす場所での意識。

2023年12月19日 | 暮らしの事イロイロ

 

満足する家づくりの為に

絶対必要なモノゴト。

 

家づくり講座や無料相談など、

家づくりの方法を

教えてくれるところは

いろいろあります。

あれもこれも熱心に

情報収集すると

かえって何が良いのか

わからなくなるし、

それに、あれもこれも

取り入れていたら

予算なんてあっという間に

なくなります。

 

知識はとても大事です。

 

知識がなければ

説明してくれる住宅会社の

営業さんの

良し悪しもわかりませんから。

 

それと同時に、

絶対に必要なモノゴトがあります。

 

むしろこれがないと

後悔することが

多くなるかも知れないと思います。

 

それは、

自分達にとって

良い家は何か?

というところを

はっきりさせておく事。

 

おしゃれな家が

とか、

断熱性能のいい家が、

とか、

そういう表面的なことではなくて。

 

生涯にわたって続く価値観、

のようなモノゴトです。

 

今から計画するその家は、

この先の人生の

土台となる場所ですから。

 

そんな抽象的なこと?

って思うかもしれませんが、

そういう抽象的な価値観が

ベースにあって

その都度その都度の

目先の必要なモノゴトが

決まっていきます。

 

ベースとなる価値観を意識しないまま

家づくりの情報収集だけしていると、

あっちの会社で言われたこと

こっちの会社で言われたこと

ネットで書いてあったこと、

良さそうにみえる事ばかり増えて

なにが選択の判断に必要なのか

決められなくなっていきます。

 

素敵にみえるもの、

性能の良いものは、

世の中にあふれています。

 

目先の欲しい物を集めることが

家づくりではありません。

 

生涯にわたって

自分達が暮らす事で

心を満たす場所をつくることが

家づくりです。

 

そのベースとなるような

価値観を意識していないと、

何があればその価値観を満たすのか?

という判断ができません。

 

ネットの情報や

営業さんの言葉に

影響されることなく、

自分たちが本当に

望んでいるモノゴトを

手に入れること。

 

当たり前なようで

これがとても難しいのです。

 

そして、

そういう家づくりをしている人は

とても少ないように感じます。

 

目先の欲しい物を

集めることが

家づくりではありません。

 

心を満たす場をつくることを大切に。

 

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自宅を新築したりリフォームする機会に サウナを併設して楽しんだり サウナの為の 週末住宅を計画したり というケースもありますが、サウナ併設のオフィスも 実は増えていたりします。

2023年12月18日 | 設計の事デザインの事

自宅を新築、リフォームする機会に

サウナを併設して楽しんだり

サウナの為の

週末住宅を計画したり

というケースもありますが、

サウナ併設のオフィスも

実は増えていたりします。

※MEGA BOX ハイスペックサウナ

 

 

近年サウナの利用が色々なメディアで

紹介されるようになってからは、

オフィスに導入する企業も

増えてきています。

そういう事もあり、

国内の企業でもサナブームがオフィスにも。

サウナを導入するオフィスが増えていて、

仕事のリフレッシュや

コミュニケーションの場などに

活用される事例もあります。

 

サウナ併設のシェアオフィスなども

登場しており、

ビジネスシーンにおける

サウナの存在感が増しています。

 

Café空間や図書空間を備える

オフィスと同じく、

オフィスにサウナを設置する

メリットも存在しています。

 

サウナのあるオフィスで働くことで、

さまざまなメリットが

生まれやすくなりますから。

 

気持ちの切り替えになる。

短い時間で

たっぷり汗をかいて

リフレッシュできるサウナは、

仕事の合間に

気持ちを切り替える手段にも。

 

オフィス内にサウナがあれば、

仕事が行き詰ったときや

アイデアが出ないときに、

気持ちを切り替えて

効率よく仕事を進められます。

 

散歩やスポーツなどでも

気持ちの切り替えは可能ですが、

仕事中に時間をとるのは

なかなか難しいですよね。

※今ならチョコザップもありますが・・・・。

 

サウナなら1セット10~15分もあれば

汗をかいて十分リフレッシュできるので、

仕事中でも活用しやすいかと思います。

 

社員同士のコミュニケーションを促進する。

オフィスにサウナを設置することで、

社内のコミュニケーション促進に

つながるのも意外なメリットの1つ。

 

たっぷり汗をかいて

リフレッシュした後の「ととのえと」も、

社員同士の交流や

意見交換の活性化効果が

期待できます。

 

出社や仕事のモチベーション向上。

オフィスのサウナが

出社の楽しみや

仕事のごほうびになり、

働く人のモチベーションアップ効果も

期待できます。

 

サウナは気持ちの中での

疲労回復や美容効果なども

注目されており、

男女問わずオフィスに行く

楽しみの1つになる

可能性があります。

 

働く環境の楽しさや過ごす時間にも

付加価値のある時代として考える事も

大切だと思います。

 

福利厚生の一環として打ち出すことで、

サウナ好きの優秀な人材獲得にも

つながるかもしれません。

 

社員のQOL・エンゲージメントの向上。

サウナを設置することで、

社員のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)や

エンゲージメント向上効果も

期待できます。

 

サウナでリフレッシュして

効率よく仕事を進められれば、

残業を減らして

家族とのコミュニケーションや

趣味の時間や自己研磨を増やすことも。

 

また、社員に対する

福利厚生に取り組む姿勢を

見せることで

エンゲージメントが高まり、

生産性アップにもつながる可能性も。

 

会社のイメージアップにつながる。

前述したようにオフィスサウナは

福利厚生の一環としても

注目を集めており、

導入することで

会社のイメージアップにもつながります。

 

サウナによって

働きやすい環境を整えることで、

エンドユーザーにも、

取引先にも

もしかしたら

良い印象を与えることが・・・・。

 

サウナの本場フィンランドでは、

商談の前後に

汗を流して交流する文化も。

 

オフィスのサウナに

取引先を招待して

交流を深めるなど、

ビジネスにも良い効果が

あるかもしれません。

 

オフィスにサウナを設置する方法と

費用相場。

 

実際にオフィスに

サウナを設置する方法は

いくつか考えられます。

 

それぞれ特徴や費用相場が異なるので、

オフィスの状況に合わせて

適切な設置方法を選ぶことが大切です。

 

ベランダにテントサウナ設置。

省スペースで簡単に設置できる

テントサウナは、

かなり導入のハードルが低い方法です。

 

ベランダにある程度のスペースがあれば、

テントやストーブを

組み立てるだけで

簡単に設置できます。

 

本格的な製品でも、

テントとストーブで30万円前後が相場で、

設置工事も不要なので

それ以外の費用はかかりません。

 

ただし、

テントサウナは

使うたびに設置と

片付けをしないといけないのが

デメリット。

 

また、テナントビルに

入居しているオフィスでは、

管理規約でベランダの使い方が

制限されているケースもあります。

 

テントは耐久性も低いため、

お試し導入でサウナの効果を

確認してみる場合に

向いているかと思います。

 

屋上にバレルサウナ設置。

屋上を使えるオフィスの場合、

木製のバレルサウナを

設置する方法もあります。

 

バレルサウナは

スペースさえあれば設置可能で、

特別な工事が不要なため

意外と設置ハードルは低め。

 

本体価格も100万円前後の製品が多く、

比較的リーズナブルな点も

魅力的です。

 

木製のバレルサウナは

室内のクオリティが高く、

ストーブの選択肢も広いため

本格的なととのい空間を

つくれるのも

うれしいポイントだと思います。

 

ただし、

テナントビルの場合管理規約が

影響する点と、

建物の耐荷重が

課題になるケースもあるので

注意が必要です。

 

屋上に広めのスペースがあり、

管理規約や耐荷重をクリアできれば、

検討する価値が大きい

設置方法だと思います。

 

オフィス内に

ボックスサウナを設置。

 

オフィス内にスペースの余裕があれば、

既製品のボックスサウナを

設置する方法もあります。

 

ボックスサウナは

電源さえあれば設置可能で、

製品だけ注文すれば

比較的簡単に組み立てられます。

 

製品価格も数十万円~百万円前後から

選ぶことが出来るため、

導入しやすいのも魅力的。

 

ただし、

価格が安いボックスサウナは、

遠赤外線ヒータータイプで

店舗のように

室温が上がらないものも

あるので注意が必要です。

 

また、

四方を壁に囲まれているため

圧迫感が大きく、

意外とリラックスできず

飽きてしまうという意見もあります。

 

リノベーションでサウナを設置。

クオリティの高い

オフィスサウナをつくるなら、

レイアウト変更を含めた

リノベーションで設置するのも

1つの手です。

 

リノベーションなら

既存オフィスのレイアウトを

最適化しつつ、

サウナのための

スペースも無理なく

生み出すことができます。

 

また、既製品よりも

開放感やクオリティを高めて、

オリジナリティと

魅力にあふれるサウナをつくれるのも

リノベーションのメリットです。

 

オフィスリノベーションの費用相場は、

1坪あたり10~30万円が

相場と言われています。

 

オフィスに設置できる

サウナ製品は、

広さやクオリティによりますが

200万円~が相場になるかと思います。

※既存状況や設備の改修程度により変わります。

 

オフィスのサウナ導入で

考えるべきポイント。

実際にオフィスへの

サウナ導入を検討するときは、

課題・注意点について

考えておくことが重要です。

 

サウナ室の広さと設置サイズ。

開放感や利用人数と

設置サイズのバランスは、

オフィスサウナ設置で

しっかり考えるべきポイントです。

 

1人用のコンパクトなサウナでも

効果は期待できますが、

せっかくオフィスに置くなら

少なくとも2人用以上の広さが

欲しいかと思います。

 

しかし、

サウナ室が広くなれば

当然設置スペースも増大するため、

オフィスへの導入難易度は

高くなります。

 

サウナ室のクオリティや

利用状況、

オフィスの面積や

動線を踏まえて、

最適な広さを考えてみてください。

 

水風呂の確保。

サウナで汗をかいた後の

水風呂の確保も、

大きな課題となります。

 

浴槽の場所を確保できても、

水温が上昇する夏場は

水道水だと十分に楽しめない

可能性があります。

 

店舗サウナと同じように

楽しむなら、

チラー(冷却水循環装置)で

一定の水温をキープする

必要がある訳です。

 

特に、設置型のサウナを

オフィスに導入する場合は、

水風呂の設置場所や

クオリティまで考えておくべきです。

 

サウナストーブの種類と機能性。

サウナのクオリティは、

ストーブの種類や機能によって

大きく左右されます。

 

サウナストーブには、

大きく分けて薪・ガス・電気の

3種類があります。

 

それぞれ運用方法の

ハードルが異なるため、

サウナの設置場所に

合わせて選ぶことがポイントです。

 

信頼性とメンテナンス性。

サウナ室やストーブを比較する時は、

信頼性やメンテナンス性にも

注目する事が重要。

 

価格の安いサウナ製品は、

木の品質やストーブの信頼性が低く、

故障リスクが高くなります。

 

サウナは長いスパンで使う

設備ですから、

故障や修理を繰り返すと

かえって高くついてしまう可能性も。

 

長く使うことを考えると、

日本の気温や湿度に適した

国産材、国内代理店がある

正規品のストーブを

選ぶのがおすすめです。

 

実際にオフィスで働く

社員の意見を採り入れることも、

サウナ導入の

重要なポイントです。

 

例えば、

仕事のどんなシーンで

サウナを使いたいのか、

普段どんな入り方を

するのかなどの意見は、

サウナづくりのヒントになります。

 

サウナが苦手、

または入ったことがない

社員が居るなら、

初心者でも入りやすい状態で

簡易的に体験してみるなどの

一時的な取り組みも必要です。

 

社員で有意義な使い方が出来るように

会社での働く時間の在り方を想定し、

理想的な環境改善に

サウナを取り入れる事も

手段のひとつかも知れません。

 

勿論、家を新築したり

リフォームしたりする際の

自宅時間の充実化に「自宅サウナ」も。

 

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家を建てる(新築・リフォーム)の際にイメージしたい暮らし方の雰囲気と居心地に関連する空間としての部屋色や素材の使い方、明るい色や暗い色で変化する居心地の差を設計とデザインの感度で。

2023年12月17日 | 家 住まい 間取り プラン

 

家を新築したりリフォームする際に

ドアの色や素材は

家具選びにも影響しますから

事前のイメージと家具ショールーム等での

選択肢を持つことは大切だと思います。

 

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港SR

 

なので間取りやプラン前に

各建材メーカーのショールームや

インテリアショップへの

ご案内を事前にお勧めしています。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港SR

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港SR

 

家具やインテリアを選ぶ際に

どうしても気になるのが、

それを置く空間との相性です。

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

内装の色や雰囲気に対して

浮くことは無いか、

逆に目立たな過ぎても困る。

というようにデザインや素材、

色などを決定するに当たって

色々と考えていくことになります。

 

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

インテリアについて

内装を家具選びの基準とする場合は

床をベースに検討する。

 

住まいにおいて

面積が広くなる部分といえば

床か壁です。

 

注文住宅の場合は壁の色にも

拘る事も多く、

またイメージや暮らしに合わせて

ご提案もさせていただく事も多いのですが

今回、それについては

割愛させていただきますが

それを基準にした

インテリア選びは

比較的自由なはずです。

 

白い画用紙に絵を描き、

色を塗るようなものなので、

見え方の好みはあっても

「これは合わない」ということは

少ないかと思います。

 

そこで床を基準にすることが

多くなります。

 

最近ではフローリングを

採用している住まいが多いので、

その材質や色合いが

家具やインテリア選びのひとつの

基準にもなりやすいと思います。

 

これはカーペット敷きの

部屋においても同様ですが、

濃茶や黒といった

落ち着きのある床色なら

何が合うのか、

明るい色合いの床色なら

どのような素材や

色の家具を配置するのか。

 

床とドアの色や

素材が異なる場合の

優先順位は?

 

ここでひとつの

問題が出てきます。

 

床の色や素材と

相性の良い家具や

インテリアを選んだのは良いが、

ドアの色が床と違う場合、

どうするべきか?

というものです。

 

ドアは引き違い式や片開きの

ウォールドアなどは

壁同様の存在感を誇り、

少なくとも高さがあることから

住まいの中では

それ相応に主張します。

※建材メーカーPanasonic大阪SR(内装扉・床材)

 

住まいにおいて

床とドアの素材、

色合いがまるで

異なることは大いにありえます。

 

新築やリノベ、

リフォームでそのような

選択をした場合もあれば、

建売などで否応なしに

そのようになっているケースもあります。

 

床は明るい色調なのに

ドアは落ち着いた色合いのもの、

どちらに合わせるべきなのか?

あるいはまったく違う

選択肢があるのか?

と考える人もいると思います。

 

大事なのはある意味での「割り切り」。

結論から言えば、

床とドアの色合いが異なる場合、

どちらに寄り添った

インテリア選びを行うかは

いかに割り切るかとなります。

 

つまり、

床の色合いや素材に合わせて

それに合うように

家具・インテリアを選んだのであれば

ドアはあくまで「背景」とだけ考え、

大きく気にしないことが肝要です。

 

反対にドアの色合いや

素材との親和性を

優先させるならそれもよしですが、

もし空間全体との

相性を考えるならば

より面積が大きく

目に触れることも多い

床とのそれを優先させることを

お勧めします。

 

勿論「高さ方向」での色合わせも

選択肢となります。

 

そのうえでバランスをとるなら

ソファの張地、

ダイニングチェアの張地、

カーテンなどに

ドアと近しい色合いや

補完する色合いのものを選び、

バランスをとるのが良いと思います。

 

空間の色が持つものは

単一のものではなく、

様々な色素の

集合体として

「そのように見えている」ものです。

 

つまり様々な色素を持っている事で

あらゆる内装との

親和性が高いものとなっています。

 

当然そこには好みはありますが、

特に無着色仕上げの

無垢材家具であれば

内装との相性に

細かい苦慮は不要

といって良いかと思います。

 

同じ色でも背景や周辺で

色の見え方感じ方が変わる事、

皆さんもよく

体験していると思います。

 

服装でもバッグや靴、

帽子や鞄等を変えると

イメージが変わりますし、

重ね着等もそうですし、

同じ料理の盛り付けでも

器が変われば異なって見えますよね。

 

ドアと床の関係性は

どのように考えるか?。

 

室内の雰囲気の「格」を上げるには

少しの崩し方も重要ですが

何よりも統一感や一貫性が重要です。

 

それは単に床と扉が同系色である、

あるいは同素材である

ということに留まらず、

いかに計算されているかが

目に見えることです。

 

同じトーンでまとめることで

全体の統一感や

空間自体が

広く感じやすくもなります。

 

また、

あえて正反対のもので

コントラストをつけるのも一手です。

 

空間全体に

アクセントをつけることで

全体の立体感、

動きのある空間を演出できます。

 

ただし、

ドアや扉も

様々なデザインがあります。

 

空間の雰囲気、

置きたい家具、

目指すテイストに

見合ったものを選ぶべきです。

 

例えば

モダンな雰囲気の空間には

それに見合った

家具やインテリアが相応しいですが、

扉はその仕上げとなる存在です。

 

そのうえでパーツの選択、

素材の吟味から

どのようにバランスよく

仕上がり

それがどう自身の暮らしに

映るかも重要です。

 

当然、床や壁、天井、

窓やドア・・・インテリアとの相性も。

※内観提案イメージCG

 

※実際に完成したLDK空間

 

※実際に完成したLDK空間・夜の雰囲気

 

家具や素材も味わいながら

設計期間中の

3Dコーディネートも

なんとなくではなくて

手間は掛かりますが

大切な時間。

 

人生を彩る暮らしの風景を

どのようにイメージを重ねますか?。

 

住まいの新築・リフォーム

整理収納アドバイス・模様替え等

お問合わせ・ご質問・ご相談は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージContact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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古民家だけではなくて築年数に限らず、どのような状態で維持管理を行っているのかを想定しておくことも新築、家造りでは大切になってきています、空き家問題は身近な問題。

2023年12月17日 | 暮らしの事イロイロ

 

空き家問題は身近な話しです。

 

※約築100年の平屋・増改築を繰り返した状態・吉野アトリエとしてリノベーション活用する前の建物

 

空き家が増えている、

ということが

社会問題となっているのは

皆さんもなんとなく

ご存知かとは思います。

 

では、

なぜ空き家が

増えているのでしょうか?。

 

この問いに

業界人も含めて

ほとんどの人が

人口が減っているからと

答えるのだそうです。

 

ところが、

根本的なところは

そうじゃないんですよね。

 

空き家が増えている理由は

高齢化+単世帯の増加が

主な原因だったりします。

 

人口は減っていても

世帯数は増えている、

というのは

なんとなく肌感覚で

ありますよね。

 

世帯数の増加の中でも、

単世帯の増加率が一番大きく、

単世帯の中でも

統計的には65歳女性の単世帯が

ダントツに多いのだそうです。

 

高齢者の単世帯ということは、

おそらく近い将来

施設に入る事も考えられますので、

それは空き家になる、

ということです。

 

そして、

身内が居る場合は

基本的にはその身内が

家を相続するということです。

 

セカンドハウスとして利用したり

貸し出したりという事も

あるかも知れませんが

そうではない場合だと

例えば、

遠方に住んでいると、

ほったらかしになり気味で

どんどん朽ちていくというケースもあります。

 

なんであの状態で

ほったらかしにしてるんだろう、

と思うような建物を

見ることがあるかと思います。

 

持ち主は

目にすることがないから

気にならないケースもあります。

 

中古住宅をリノベーションして

貸し出したり、

自身のセカンドハウスとしたり

事業で活用したり、

かっこよくした事例を

メディアで見かけますが、

実際はそんな事例は

ごくごくわずかで、

そもそも何か手を施す状態にするまでに

いくつものハードルがありますから。

 

相続未登記所有者が

認知症で行為能力なし

相続したけど兄弟姉妹で

共有で意見が合わない

所有者が遠隔地

そもそも所有者不明

これらが空き家問題の根底にあります。

 

単純に、

こういう方法がある、

ということで解決するものでもなく。

 

結局は、

持ち主が理解をし

判断をし

行動を起こしお金をかける、

ということができないと、

なかなか前には進まないのです。

 

昔は、

家は継いでいくものでした。

 

個人の希望より「家」が優先

という時代でした。

 

でも今は個人の好みが

優先されます。

 

子どもが結婚して

世帯をもって

家をどうするかとなった時、

親と同居という

選択をする人は

ほんのわずかです。

 

勿論、

DINKSという選択肢もありますし

様々な個別の事情もあります。

 

多くの家が

親族が住み継ぐことなく

空き家になるんです。

 

少なくとも

手入れが行き届いていれば

その先の使い道は増えますが、

手入れのしてない状態の家は

危険もはらみます。

 

空き家問題は

ある意味今後は

誰にでも関係してくる

身近な問題です。

 

様々な選択肢の中で

考える事の可能な範囲を

早い段階から相談しておくことも

大切なことだと思います。

 

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土地探しで考えておきたい長期計画の事、土地単体で考えるのではなくて土地と建物、暮らしを融合して過ごし方を全体像で考える、家を新築する際、家を建てる際に考えておきたい周辺の事。

2023年12月16日 | 暮らしの事イロイロ

土地選び、

土地探しの際に

知っておきたいポイント「用途地域」での違い。

 

周辺環境の選び方。

 

これから家を建てようと

している方にとって、

建てる場所の周辺環境は

家を新築する際には

大きな基準の一つになると思います。

 

「通勤がしやすい」

「買い物するのに便利」など

人によって選ぶ基準は様々ですが、

現在建っている建物を

基準にするのも必要ですが、

これからどんな建物が建つのか?

というのも気になりませんか。

 

そこで参考になるのが「用途地域」です。

 

「用途地域」とは?

「用途地域」とは

計画的に開発を行うために、

用途に応じて13地域に

分けられた区分のことです。

 

用途地域によって

建てることのできる建物の種類や広さ、

高さなどに制限があります。

 

実は、ほとんどの地域で

住宅を建てることができるので

じゃあ地域は気にすることないのでは?と

思われるかもしれません。

 

ですが、

上記のように用途地域によって

住宅以外に建てることのできる

建物に違いがあります。

 

現状では快適そうに

見えるエリアでも

これから建つ建物によっては

住環境が大きく変化する

可能性もあるので、

自分がどんな生活をしたいか

という事によって

土地を選ぶ指針の

ひとつにすることが出来ます。

 

では用途地域には

どのような種類があるのでしょうか。

 

用途地域一覧

第一種低層住居専用地域

低層住宅のための地域です。小規模なお店や事務所をかねた住宅や、小中学校などが建てられます。

第二種低層住居専用地域

主に低層住宅のための地域す。小中学校などのほか、150㎡までの一定のお店などが建てられます。

第一種中高層住居専用地域

中高層住宅のための地域です。病院・大学・500㎡までの一定のお店などが建てられます。

第二種中高層住居専用地域

主に中高層住宅のための地域です。病院・大学などのほか、1500㎡までの一定のお店や事務所など必要な利便施設が建てられます。

第一種住居地域

住居の環境を守るための地域で3000す。3000㎡までの店舗・事務所・ホテルなどは建てられます。

第二種住居地域

主に住居の環境を守るための地域です。店舗・事務所・ホテル・カラオケボックスなどは建てられます。

田園住居地域

都市部における貴重な田園風景とそれがもたらす周辺の良好な低層住宅の環境を守る地域です。その地域で生産された農産物を使用する場合は500㎡までのお店が建てられます。

準住居地域

道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護するための地域です。

近隣商業地域

まわりの住民が日用品の買物などをするための地域です。住宅や店舗のほかに小規模の工場も建てられます。

商業地域

銀行・映画館・飲食店・百貨店などが集まる地域です。住宅や小規模の工場も建てられます。

準工業地域

主に軽工業の工場やサービス施設等が立地する地域です。危険性・環境悪化が大きい工場のほかはほとんど建てられます。

工業地域

どんな工場でも建てられる地域です。住宅やお店は建てられますが、学校・病院・ホテルなどは建てられません。

工業専用地域

工場のための地域です。どんな工場でも建てられますが、住宅・お店・学校・病院・ホテルなどは建てられません。

 

このように、

用途地域によって

建てる事の出来る

建物の種類が決まっています。

 

例えば商業地域を選んだ場合、

様々な商業施設が

周りにあるため

生活や遊びには便利な反面、

遊戯施設なども

建てることができるため

夜遅くまで周囲が

騒がしくなる可能性があるなど

デメリットとなる場合もあります。

国土交通省サイトより引用

https://www.mlit.go.jp/crd/city/plan/03_mati/01/index.htm

建ぺい率・容積率の違い。

また、用途地域は建てられる

建物の種類だけでなく、

建ぺい率・容積率にも

違いがあります。

 

例えば奈良県内でも

商業地域の場合、

建ぺい率80%・容積率400%のような

地域もあるため、

現在近隣が低い住宅だった場合にも

比較的高層な商業施設が

建てられる可能性もあり、

当初予想していたより

日当たりや眺望が

悪くなったりする可能性もあります。

 

また、奈良県内の

第一種低層住居専用地域の一例ですと

建ぺい率40%・容積率60%などもあり、

土地の広さに比べると

思ったような大きさの家が

建てられないという事もあるので

注意が必要です。

 

建ぺい率・容積率とは?。

建ぺい率とは、

土地・敷地面積に対して

建てることのできる

建築面積(真上から見た建物の面積)の

割合を指します。

 

例えば、100㎡の土地で

建ぺい率が50%の場合は

50㎡までの建築面積の

建物を建てることができます。

 

容積率とは、

敷地面積に対する

建物の延べ床面積の

割合を指します。

 

例えば、

100㎡の土地で

容積率が80%の場合、

延べ床面積で80㎡の

建物を建てることができます。

 

建ぺい率と合わせて考えた場合、

100㎡の土地で

建ぺい率50%・容積率80%の場合ですと、

例えば一階部分が50㎡

二階部分が30㎡だったり、

一階二階ともに40㎡の

家を建てることができます。

 

生活スタイルにあった

環境選びで

後悔のない物件探しをこのように、

家を建てる時には

現在の周辺環境も大事ですが、

これから周辺が

どのように変わっていく

可能性があるのかも

考慮に入れて物件探しをすると、

後々「こんなはずじゃなかった」と

後悔するリスクを

減らすことができます。

 

僕は土地に関して、

暮しの環境なども

最終的な建築との融合で

差が生まれると考えているので

建築のことだけでなく、

不動産探し・土地探しも

一緒にお手伝いいたしますので、

どのように生活エリアを

選んだらいいのかがわからない

といった方も

お気軽にご相談ください。

 

建築の計画と連動した

土地の選択が

暮らしをより上質に変化させます。

 

過ごし方にどのような風景を

イメージしますか?

 

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家を建てる、家をリフォームする際に考えておきたい窓の存在と計画性、過ごし方や居心地に作用する空間提案と間取りに取り入れる工夫での違い、風景の眺め方も窓の選択肢も大きく変わります。

2023年12月13日 | 家 住まい 間取り プラン

 

家で過ごす時間の事。

窓の外を眺める時間はありますか?。

※幅の広いテラス窓を設けて中庭を開放的に眺める窓の配置で和室とも繋がる部屋のような回廊の提案

 

平面的に

同じ形状の間取りでも

空間の豊かさを感じる家と

単に実用的な部屋が集まっただけの

間取りになっている家の差が

生まれる事があります。

 

その違いはどこにあるのか?。

※扇型のモダンな窓を配置して見える角度によって中庭の変化を楽しむ空間を提案

 

室内の空間は

何からできているかというと、

基本的には

床・壁・天井・窓からの構成です。

 

壁紙をどうするか、

照明をどうするか、

ということは

どちらかというと

整理する為の装飾であって、

その前に、

空間を構成する要素を

どう組み合わせて

つくりあげるのか

ということで

空間の豊かさは

決まってきます。

 

建築とインテリアコーディネートの

根本的な違いですね。

 

その中でも窓の存在、

これをどのような意図で選択して

配置して家の間取りを

計画するのかという影響が

質にも大きく関係してきます。

 

ここから出入りするから

掃き出し窓(テラス窓)をつくる、

ここはトイレだから小さめの窓にする、

ということではなくて。

 

窓は外と内を繋げるもの。

内側である空間に

外側をどのように取り入れるべきなのか、

そこからイメージする必要があると

いつも考えています。

 

大きな掃き出し窓(テラス窓)をつくっても

外からの視線を隠すために

一日中カーテンやシャッターが

閉まっているような

状態になるのであるのなら、

視線が入らないところに

空や風景を取り込むような

工夫をデザインして

開放的な空間を呼び込む

窓をつくるとか・・・・・。

 

外が見えるといっても

隣の家の壁、

という事であれば、

眺めたい風景をつくるように

中庭のような空間や

植栽を配置して

光庭をつくるとか。

 

特別に眺望がよい場所

じゃなくても、

家の中から眺めるどこかには

空を眺める窓があると

何気ない風景に

目を奪われて

心がほっとするような

時間が生まれたりもします。

 

単に見た目のカッコよさで

細長い窓にする

とかじゃなくて

外観的なイメージも連動しつつ

外がどのように見える事で

どのような時間や

気持ちが生まれるのか?

想像力を働かせながら・・・・・。

 

風景や居心地は

勿論好みが色々とあるかと思います。

その中でどのような

豊な時間をつくる工夫を

存在させるのかという事。

 

それぞれの暮らしの価値観に応じた

そういう時間が

日常にあるだけで

心が穏やかになるかと思います。

 

過ごし方にどのような風景を

イメージしますか?

 

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平屋建ての家だから生まれる環境と暮らし方の優位性を大切に、過ごす価値観やライフスタイルと家の計画性を丁寧に、家を建てる際には様々な特徴と暮らしの価値観を繋ぐように。

2023年12月13日 | 家 住まい 間取り プラン

 

 

平屋の魅力をイメージして

間取りを考える。

※外観イメージ図・過去実例

 

ワンフロアしかない

平屋ならではの魅力。

 

1階建ての家である平屋。

※間取り図鳥観図・イメージ提案実例

 

2階がないからこその

魅力がたくさんあります。

 

※内観パース・イメージ提案実例

 

生活動線の効率が良いという事。

ワンフロアで

生活が完結するため、

生活動線が効率良くなります。

 

なかでも、

後々移動が大変になる

階段での移動も大きいところ。

 

生活スタイルの変化に

柔軟に対応できる平屋は、

高齢者や子どもにとっても

生活しやすい家になりやすいです。

 

平屋なら将来的には

空き部屋も活用しやすくなるので、

将来子どもが巣立って

2階の子ども部屋が

余っているという事態も

回避できやすくなります。

 

家の形をある程度自由に。

2階がないことで、

構造面での負担について

L字型やコの字型、

ロの字型といった形が

実現できやすくなります。

 

庭を囲むような形もとりやすくなるので、

生活のすぐそばで

庭から生まれる自然を

感じやすくなるのも魅力です。

 

さらに、天井を高くする事

屋根を大きくして

個性的な外観にする、

といったイメージも実現しやすくなります。

 

平屋建て住宅を建てる際

魅力あふれる可能性は

高くなりますが、

建てるときにいくつか

考慮しておきたい

ポイントがあります。

 

きちんと考えると

過ごしやすい家になるのですが、

思っていたより住みにくかった

とならないよう、

以下の点に注意してみてください。

 

平屋を建てられる土地。

平屋で快適に生活するには、

ある程度の土地を

確保しておくべきです。

 

法律での規制となる

土地の「建ぺい率」。

 

建ぺい率とは、

土地の広さに対する

建築面積の割合です。

例えば、80坪の土地で

建ぺい率が50%の土地の場合、

家の建築面積は40坪以内となります。

 

つまり、

ある程度の自由はありつつも

土地の使い勝手のほかに

土地の広さと建ぺい率が

居住面積をカバーできるかどうかを

考慮する必要があります。

 

光や風を取り込む工夫。

平屋を建てる際に気をつけたいのが、

採光と風通しです。

平屋は二階建てと比べると

普通の計画ですと

高さがそれほど無いため、

周辺に高い建物があると暗くなりがちに。

 

環境によっては

風通しも悪くなります。

 

そのため、

土地探しの段階、

土地を選定する際には

周辺の状況を二階建て以上に

確認してください。

 

また、天窓を設ける

庭を取り囲むような

形にするといった工夫を施す場合でも

室内からの雰囲気や屋根のカタチ

天窓のサイズや性能、向きによって

室内環境のほかに外観も変化するので

バランスのよいセンスが必要です。

 

この他にも平屋には平屋独特の

注意点がありますから

実情をよく把握して

イメージする事が大切。

 

暮らしに寄り添う

住まいのカタチを考えてみませんか?。

 

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