奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの価値観と生活習慣に程よい収納計画を間取りと共に考えるように意外に細かな物が集まりやすい「リビング」に片付けと整理整頓を連動させた過ごしやすさにつながる収納を。

2024年09月30日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

住宅のリビングに

収納スペースを設けることは、

快適性を求めつつ

過ごしやすい生活空間を

実現する上で非常に重要だと考えています。

※リビングソファの背面に腰壁を計画して厚みを利用した収納計画と段差を活用した収納引き出しのある間取り提案事例CG

 

それぞれの暮らしに対して

片付けやすい収納方法も色々な手段が

存在しています。

 

そして収納設計には

多くの選択肢があり、

何をどのように考えるべきなのかは

生活者のライフスタイルや

収納の得意不得意によって変わります。

 

そのうえでリビング収納を導入する

メリットとポイントを少し書いてみたいと思います。

 

注文住宅リビング収納のメリット

注文住宅のリビングに

収納を計画することは、

単にモノを

片付ける場所を作るだけでなくて、

様々なメリットをもたらします。

 

スッキリとした空間を実現できる

収納スペースを設けることで、

リビングに散らかりがちなモノを

片付けることができ、

スッキリとした空間を実現できます。

常に整理整頓された状態を

保つことができるため、

気持ちよくくつろぐことができ、

快適に過ごせる空間に近づきます。

 

日々散乱した場所と

そうでは無い場所での

心地の違いに関しては

皆さんも日々感じているのでは?。

 

インテリアの一部として

収納スペースのデザインや

素材を工夫することで、

リビングのインテリアの一部として

おしゃれな空間を作る事も可能になります。

 

オープンシェルフや

ガラス扉を採用すれば、

ディスプレイのようにアイテムを整理できますし、

木の素材や落ち着いた色合いの収納は、

温かみのある空間を演出します。

 

片付けやすい空間になる

収納スペースに

モノの定位置を決めておけば、

片付けやすくなります。

特に、

小さなお子様がいる家庭では、

おもちゃや絵本などの

収納場所を分かりやすくすることで、

子ども自身で

片付けの習慣を

身につけることができます。

 

注文住宅のリビング収納を

計画する際には、

後悔しないためにも

いくつかのポイントを

考える事が重要です。

 

生活動線を意識すること

収納スペースの場所や動線は、

日常生活における

使いやすさに大きく影響します。

例えば、

頻繁に使うモノは

手の届きやすい場所に、

季節物の場合は

少し離れた場所に収納するなど、

生活に関する人の動き

「動線」を意識した設計が重要です。

 

要望の優先順位を決めること

注文住宅では、

生活の習慣などにより

様々な収納に関する

要望が出てくると思います。

しかし、

予算やスペースには

限りがあります。

そこで重要になるのが、

家族で話し合い、

現在の状況を踏まえ

間取りで解決出来る事

習慣を変える事で解決出来る事

収納そのものを考える事など

現実に則した内容で

収納に関するする要望の

優先順位を決めることです。

 

優先順位を明確にすることで、

本当に必要な

収納スペースを確保することができます。

 

資金計画をしっかり立てること

収納スペースの設計には、

素材や構造によって

費用が大きく変わります。

そのため、

事前にしっかりと資金計画を立て、

予算内で実現可能な

収納スペースを設計することが重要です。

 

流行に左右されないこと

収納のデザインや素材は、

流行によっても変化します。

 

流行に左右されず、

暮らしの内容に則して

長く使い続けられるような、

シンプルでありつつも

自分たちにとって

機能的な収納スペースを

考える事が大切です。

 

将来の家族の変化に

対応できる計画にすること。

家族構成やライフスタイルは、

時間とともに変化します。

ある程度の将来を見据え、

家族の変化に対応できるような、

柔軟な計画を考える事が大切です。

 

例えば、

棚の高さや枚数を

変えることが出来る可動式の棚板や、

収納スペースの拡張性を

考慮した設計などがあります。

 

住宅のリビング収納は、

生活の質を高める重要な要素です。

スッキリとした空間を実現し、

出来るだけ自分たちにとって

快適に過ごせるような空間となるように、

収納設計には十分な計画が必要です。

 

暮らしの充実度が

程よく最適化されるように

間取り暮らしの計画の中に

ライフスタイルを考えた

収納計画をと思います。

 

過ごし方を見直すことで

見えてくる

暮らしやすさがあると思います。

 

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インテリアと空間、過ごし方から家造りと間取りを提案する建築家と建てる家、家と空間を設計する前に大切な暮らしの要素を整理整頓する家造りの過程、家具と暮らしのイメージを提案するデザインから。

2024年09月29日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

家具のサイズと認識で変化する

過ごし方のイメージと

空間の拡張性の設計提案。

※YAMADA×IDC大塚家具南港ショールーム

 

インテリアから暮らしを考える。

生活の環境を考える際に

大切にしている間取りの内容と設計。

 

※ショールームフロア内にてそれぞれの家具の違いについて住まい手さんをご案内中

 

※インテリアと家具の違いで過ごし方と居心地が変化する内容を住まい手さんご夫婦に体験していただいているところ

 

ですが、その前に基本的には

空間構成の内容を考える事が大切。

 

そういう意味で

住宅設計に取り掛かるまでに

暮らしの趣を

相談させていただきながら

家具やインテリアを

前もって検討していただく

用意をしています。

※家電との家具と寛ぐ居心地の距離感もご提案

 

今回も「住まいのチェックシート」で

生活の基準を事前に検討していただき

そのうえで

YAMADA×IDC大塚家具南港ショールームへ

住まい手さんご夫婦を

ご案内しています。

※ソファの寛ぎ方の違いやサイズ感、形状による身体の包み込み方の差も体験中

 

居心地と空間構成の関係性の提案。

 

間取りを考える際に

どのようなインテリアと空間構成が

価値観に沿うのか?。

 

家具を実際に間取りの中に

レイアウトした際に

どのような状況が見えてくるのか

という事も提案には大切な要素。

※集まる空間でありつつも個人の寛ぎ方を楽しむ家具からの提案

 

そういった視点からも

家造りという暮らしの環境設計を

考えています。

 

ソファやダイングテーブルの考え方や

サイズ感、座る位置関係や

家電との連動で

窓の位置や内装ドア(扉)の位置関係も

随分変わります。

 

間取りの構成として「部屋の位置関係」が

同じであっても

窓の位置やサイズ、扉の位置関係が変わると

使い勝手も居心地も変わります。

 

どんな家具をどのような位置関係で

どうレイアウト(配置)するべきなのかで

間取りも大きく変わり

部屋や過ごし方の違いも生まれる

という訳です。

 

なので早い段階で間取りを考えるのではなくて

過ごし方をイメージするという設計を

まずは提案させていただいています。

 

そうする事で生活のイメージや

寛ぎ方がご自身でも

意識しやすくなります。

 

限定した家具構成も大切ですが

拡張性を持った

住まいと間取りの意味を考えると

家具をある程度の幅を持った

考え方で意識する方がよいかと

考えています。

 

家具のサイズによって部屋の余白も

随分変わります。

それによって広さや使い勝手の認識も

位置関係すら変わりますから。

 

今回も様々な家具を

ショールームでご覧いただきながら

過ごし方を意識していただく中で

様々な過ごし方の「状態」を

住まい手さんにも認識して

いただく事ができました。

 

家電とのつながりも間取りとの意識

そして過ごし方のイメージまで。

 

 

※ベッドのサイズ、空間の余白、体の包み込み方についても暮らしに紐づけてご提案

 

勿論、寝室の空間についても

ベッドのレイアウトとサイズ感

そして暮らしと睡眠の重要性についても

ご提案させていただいています。

 

暮らしの価値観を丁寧に

相談させていただく初期段階です。

 

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(仮称)和モダンの深い味わいを程よく感じる光井戸と室内に暮らしの庭がある家新築(建て替え)計画の現場は既存建物の解体作業を終えて整地した状態、建物の高さの基準になる設計GLを確認する段階になりました。

2024年09月28日 | (仮称)和モダンの深い味わいを程よく感じる光井戸と室内に暮らしの庭がある家

建て替え計画の現場にて

既存解体の解体が済んで仮整地が完了した状態。

 

(仮称)和モダンの深い味わいを程よく感じる光井戸と室内に暮らしの庭がある家

※既存建物の解体作業が終わり仮整地した状態の現場にて

 

建物が存在していた状態からは

随分状況が変わり

スッキリした状態に。

 

既存で建っていた以前の建物は

どちらかといえば基準に対して

最大限建っていた状態で

外観上も窮屈な状態でしたが

今回は建物は約33坪で木造の

二階建てでの計画で

敷地(土地)に余裕を持たせて

それ以上の拡張性を持った

暮らしが出来る住宅でのプラン。

 

建物は生活プランの中で

極力最小限でありつつ

室内空間にも余白が生まれるように

間取りと環境を計画した家。

 

対面式でのキッチンデイアウトではなくて

壁面に向けてI型にキッチンを配置して

畳の間を持つリビングエリアに

ダイニング(D)+キッチン(K)を

調整しています。

 

兼ねる要素を出来る限り持たせて

家事に関しても「兼ねる」という考え方で

提案した住まいです。

 

そして家の外観・・・カタチにも

そういった意味での

設計の工夫を盛り込んでいます。

 

カタチが生まれるのはもう少し先ですが

現場での工程ももうすぐ始まります。

 

先ずは現場にて

建物の高さの基準になる

設計GL(グランドライン)を

工事を請け負う工務店現場監督と確認打ち合わせ。

水平(レベル)を確認して

基準高さの設置を終えた状態。

 

暮らしのカタチと雰囲気が

過ごし方に気持ちの変化を

生み出すようにと思います。

 

丁寧な暮らしのカタチに

程よさをと思います。

 

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暮らしの個性と豊かさの意味を丁寧に考えるなかで「言語化」するのではなくて「感覚」から構成する空間要素も住まい造りには大切な感度だと思います、間取りだけで執着するのではなくて過ごし方をイメージで。

2024年09月26日 | 設計の事デザインの事

光や明るさをデザインするという事。

 

素材の考え方と

窓や透かす素材の役割。

設計をする際に

光のデザインが

一番難しいポイントだと

考えています。

光そのものを

見るのではありませんが、

対象物にあたることで

様々な表情が生まれます。

この光が当たる壁や

構成要素の質感

格子などから生まれる陰影により、

その空間の空気感を

生み出していきます。

 

そして、

それらを生み出す上で

欠かせないのが

自然光やそれを採り込む窓です。

ここで窓の持つ役割について

少し書いておきたいのですが、

窓には眺望・採光・換気という

大きく3つの役割がありますが、

実はこのすべてを

1つの窓に担わせる必要はありません。

 

採光が目的の窓、

眺望のための窓と役割を分けることで、

より適正な姿の窓、

光の採り込み方とすることができて、

住まい手さんの暮らしの環境に望む

心地よい空間を

生み出しやすくなります。

 

住まい手さんとの間で

言語化できないけれど

共有できている感覚、

好きな映画や本の話などを通じて

感じとったことを

住まいづくりで

大切にしています。

 

光の表現もその一つです。

 

「ささやきが空間に漂うような家」

との要望を読み解いて

生まれた家もあります。

 

新緑の風景とそれらの要素が重なる事で

生まれるシーンも。

 

言葉にしきれない感性を

丁寧に共有することで、

住む人にとっての

最適解を提供できればと考えています。

 

皆さんにもそういった

感性の中で思う暮らしを丁寧に

思い浮かべていただければと思います。

 

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暮らしを整える住まいづくり、新築建て替え計画の住まいは限られた空間にミニマムでありつつマキシマムな過ごし方が出来る30坪台の家、水回り商品の最終確定を行いつつ。

2024年09月25日 | (仮称)和モダンの深い味わいを程よく感じる光井戸と室内に暮らしの庭がある家

 

住まいの水回り商品の仕上げ確認に

この日は建材水回り商品の

総合メーカーLIXILの奈良ショールームへ。

 

※建材設備総合メーカー・LIXIL奈良ショールーム

 

 

(仮称)和モダンの深い味わいを程よく感じる光井戸と室内に暮らしの庭がある家新築工事

 

色々な打ち合わせを継続しつつ

この日はキッチンとバスルーム

洗面化粧台にトイレの水回り商品の

最終確定に。

ショールームで機能面の確認と同時に

仕上げ材の色や

テクスチャを検討しながら

雰囲気づくりにも関係する部分を。

落ち着いた色使いで

馴染むような雰囲気が今回のベース。

という事でどちらかといえば

木目調の柄を選定しつつも

キッチンはモダンなイメージを持った状態で

グレーを基調に。

 

家の外観とは雰囲気を変える方向性で。

 

一気にイメージを確定すると

情報量も多すぎますし

意識出来ない事柄も増えますので

そういうところは毎回徐々に

判断材料をご提案するようにしています。

家単体も、

様々な素材や材料の

集合体ですから

全体のイメージづくりには

そういった時間を調整するようにしています。

 

今回のショールームでの

打ち合わせもその一環。

 

今後は現場での着工も控えているので

徐々に情報量が増えますが

住まい手さんの意識しやすい範囲を

いろいろな角度から

調整がスタートします。

 

今回のキッチンレイアウトは

壁面に向かったI型配置で

ダイニングテーブルとの関係性を

「昔ながら」の雰囲気で間取りの構成を

計画しています。

 

最小単位を考えた計画で

暮らし方もスムーズにという提案。

 

暮らしの個性を丁寧にと思います。

 

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室内の間取り構成のギアとしての開閉空間の考える余白をイメージする事は大切、部屋を仕切る壁と建具を融合する際にどのような暮らしのイメージと部屋の用途使い勝手を設計するのか。

2024年09月24日 | 暮らしの事イロイロ

引き戸の特徴を考えながら

生活に馴染む出入口をイメージする事。

※住宅建材設備メーカーPanasonic大阪ショールーム空間展示

 

室内の部屋間の出入りで重要な内装扉。

 

使うタイミングや使い方によって

昔ながらの「和室」のように使い分けが可能な

空間構成の間取り設計もあります。

※住宅建材設備メーカーPanasonic大阪ショールーム空間展示

 

広く使いつつも

条件に合わせて仕切るような

使い勝手も。

様々な形状やデザインと共に

その特徴にも良し悪しがあります。

住宅建材設備メーカーPanasonic大阪ショールーム開閉扉建材展示コーナー

 

どのような室内出入口が良いのかは

それぞれの暮らし方や出入りの頻度

間取り上の部屋構成

そしてデザインのも向きや

部屋の用途などにより

選択肢は様々ですが

壁に沿ってスライドする引き戸は

比較的出入りの際には

向きにとらわれずに

出入りしやすいので有効的です。

 

ですが、スライドさせる部分に壁が必要だったり

様々な制限も存在します。

 

間取りの計画時には

人が移動する「動線計画」と共に

扉の種類も重要な計画要素です。

 

引き戸のメリットのひとつは、

デッドスペースが生じにくいという事。

 

開き戸の場合は、

扉を奥ないし手前に開く為の

スペースが必要です。

 

ですからそのスペースに

物を置くと開閉の障害になりますし、

車いすでの出入りも不便です。

 

引き戸は換気をするときや、

物を運び込むときなど、

半開きや全開といったように、

好きに開けられる点もメリットです。

 

デメリットは、

床にレールを埋め込む場合には、

戸を滑らせる音が生じやすいので、

音に敏感な方は

寝室での利用などには注意が必要です。

 

またレールにほこりが

溜まるというのも悩ましい所です。

 

レールを上に埋め込む

吊り戸にした場合には、

レールを滑らせる音は

かなり改善されますし、

ほこりの問題もなくなります。

 

しかし吊り戸は

機密性が低くいので、

隙間風や音漏れなどの問題も

生じやすくなります。

 

音が大きく出る部屋には

気密性の観点から向かないケースもあります。

 

ですから

室内の開閉用建具選びは

デザイン面だけでなく、

建物の断熱性能や間取り、

ライフスタイルなども踏まえて

検討する必要があります。

 

扉だけではなくて

家全体と生活に視点を持った考え方は

大切です。

 

意識するだけで暮らしの質は

向上します。

 

細部からも

暮らしをイメージする事を

大切にと思います。

 

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屋根のカタチを意識しつつ断熱や遮熱性能面とメンテナンスからも設計アプローチを行いつつ風情を楽しむ屋根の選択肢と暮らしの趣を提案。

2024年09月24日 | 設計の事デザインの事

住まい造りの際の

屋根の重要性について。

 

 

※切妻屋根を提案してスッキリとした外観となる佇まいと雨仕舞いを意識つつ外壁保護も考えた形状提案のCGイメージパース

 

一見目立たない屋根ですが、

そのデザインが

家全体の印象を大きく左右します。

 

勿論雨漏りなどの原因や

老朽化した際のメンテナンスについても。


家をただの住居ではなく、

魅力的な空間に

変えつつもメンテナンスも容易に考える為には、

屋根のデザインにかんしても

重視する必要があります。

 

屋根のデザインがつくる家の個性

 

屋根は家のシルエットを形作り、

個性を際立たせる重要な要素です。

 

機能と美の融合

屋根は単なる雨よけではありません。
台風や地震など

自然災害からの保護、

防音、温度調整など

多機能を持ち合わせています。

 

そして、

これらの機能性と並行して、

屋根材の商品性能や

断熱材の性能値だけではなくて

状態や形状も

大きく差を生み出す要素となります。

 

家全体の環境デザインの面でも

重要な役割を果たします。

 

外観への影響

家の外観において、

屋根の色や形は決定的な要素です。

 

外壁と調和し、

周囲の景観とも溶け込むような

デザインの方向性を

考える事で、

家全体の美しさが引き立ちます。

 

個性の表現

屋根の形状や色は

家の「個性」を示す手段となります。

 

自分好みのスタイルを反映させることで、

ただの家ではなく、

自分らしい空間を創造できます。

 

多様な屋根の形状

屋根にはさまざまな形状があり、

それぞれ独特の特徴と魅力があります。

 

寄棟屋根は、

日本の伝統家屋のイメージを

思い起こさせます。

 

四方への傾斜が特徴で、

これにより雨水の排水が効率よく行われ、

外壁の汚れを最小限に抑えられます。

 

寄棟屋根は見た目の美しさだけでなく、

機能面でも優れています。

 

しかし、

換気に関しては特別な配慮が必要です。

 

適切な換気設備を設けることで、

湿気やカビの問題を防ぐことが可能です。

 

方形屋根は

寄棟屋根と似ていますが、

屋根の最高点が

一点に集中することが最大の違いです。

 

このデザインにより、

雨水の排水がさらに効率化され、

外壁の保護が向上します。

 

この形状は換気の面での課題を抱えており、

特殊な換気設備を

取り入れることで解決できますが、

その分コストが増加する可能性もあります。

 

切妻屋根は

そのシンプルな形状が特徴で、

現代の住宅にも適応しやすいデザインです。

 

この形状の最大の利点は、

雨漏りのリスクが低いことです。

 

また、

屋根の棟が少ないため、

メンテナンスが容易です。

 

軒の出を調整することで、

よりモダンな外観にすることも可能で、

幅広いデザインのニーズに応えられます。

 

片流れ屋根は、

その名の通り屋根が

一方向に傾斜しているのが特徴です。

 

このシンプルな形状により、

防水性に優れ、

雨漏りのリスクが非常に低いです。

 

また、

太陽光パネルの設置にも適しています。

 

しかし、

傾斜が大きい方向の外壁は、

日射や雨にさらされやすく、

外壁の劣化が早まる可能性があります。

 

陸屋根は、

その平らな形状が特徴で、

現代建築によく見られるスタイルです。

 

この屋根タイプは、

都市のスカイラインに溶け込む

モダンな外観を提供します。

 

しかし、

屋根の傾斜がほぼなくて

排水勾配程度、

傾斜が1/100~1/90などですから

防水処理には特に注意が必要です。


適切な防水処理を施すことで、

雨漏りのリスクを「最小限」に

抑えられます。

 

屋根は家の機能性だけでなく、

美観においても

中心的な役割を果たす要素です。

 

さまざまな形状から

自分の暮らす家に最適な状態を確認しつつ、

屋根の魅力を

最大限に活かして

性能面からも維持管理面からも

家の外観的要素

そして「法律」による規制の内容も加味して

イメージを考える事も大切にと思います。

 

暮らしを豊かにする要素に

屋根の持っている意味を

意識する事も大切にと思います。

 

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暮らしの趣を丁寧に考える設計デザインからの昇華の途中、現場のリアルサイズを認識しつつ始まる寸法からの感覚とデザインの趣とカタチや素材が持つ意味の提案。

2024年09月23日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

現場での新築工事を進めながら

リアルなカタチが

出来る事で

進めることが出来る

家造りの打ち合わせも存在します。

※現場打合せを進めながらアトリエでの打ち合わせも昇華中

 

徐々に情報が「可視化」出来る状態。

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家

 

図面やイメージパース、

メーカーの資料で

事前に打ち合わせは行いますが

建築には様々な情報の種類があり

その情報もわかりやすいものから

分かりにくいものがあり

情報の認識も随分異なるものです。

 

そこに存在するから

情報の理解度も上がります。

 

 

なので家のカタチが見えてきた状態で

行う最終決定の打ち合わせなどは

この段階で色々とスタートします。

 

住まい手さんにとって

室内の状態も部屋のサイズ感も

色々とイメージしやすくなった状態で

情報量を増やしていくのですが

過去に決めた内容を引き戻しながら

室内の構成要素を再構築して

徐々に空間構成の素材・建材等の密度も

あげていきます。

 

今回は室内扉の仕上げ構成と

窓周辺の枠の仕上がり調整を色々と。

 

実際にイメージの数量など

本来は限られているケースが多いですが

僕は基本的に前段階でも

その後でも必要なだけ判断して提示しています。

 

パース依頼をすると

基本1枚5万から

仕上げ密度によって15万万迄

というところが多いですが

そういう計算は度外視して

伝わる・伝える認識していただく事に

注力しています。

 

場合によって

部屋や構成要素等が多い現場だと

室内・外観CGだけで148枚描く事例もあります。

設計図面とは別に・・・・・。

 

外構・庭工事用だけでも

工事前工事後の状態を

分かりやすく可視化する為に

65枚程描く事も・・・・・・。

 

ですので

現場が始まってからも

CGは状態や内容を加味して

作図していますよ。

 

そこまでしない

常識の範囲でしか提案作図しない

事務所がほとんどですけど。

 

設計の打ち合わせ〇回まで

CG〇枚、

図面〇〇枚まで

現場は4回~5回までの

打ち合わせ等密度も

決められてることの方が多いですから

ほとんど細かな部分まで

分からないまま進みますしね。

 

 

この後も色々な打ち合わせが

進みますが

それはまたの機会に・・・・・・。

 

暮らしを丁寧に考えながら

そこにない状態を生み出していくという

想像と創造の提案を大切に。

 

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人生設計と同様に住まいの間取りにも生活環境を向上させる仕掛けをデザインする間取りの工夫、家電や家具のレイアウト、そして部屋への出入りと共に動線を設計するデザインの工夫と提案の意味。

2024年09月22日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅を計画する際には

様々な構成要素を考える事になりますが

特に間取りについては、

日々の暮らしやすさを

大きく左右する重要な要素です。

※住まい手さんのライフスタイルと人生設計をデザインした特徴的な間取りと動線のある和モダンの家提案事例

 

 

使いやすい家を実現するためには、

間取り計画段階から、

生活の状態を意識することが

重要になります。

 

今回のblogでは

間取りを考える前段階に

家を計画するご相談者さんと

よく話す内容にもなる「動線」につて

触れたいと思います。

 

このブログでも

よく記事を書いている内容なので

ご覧になられた方々もいるかと思いますが

状況によっては考えるべき動線も

変わりますので

ご参考になればと思います。

 

注文住宅の動線計画における

間取り設計で

暮らしやすさを

最適化して

劇的に向上させるための

具体的な方法を・・・・・。

 

注文住宅の動線計画は、

日常生活の快適さを

大きく左右する重要な要素です。

 

生活動線とは、

人が日常的に移動する経路のことです。

 

例えば、

起床から就寝までの移動、

食事の準備や片付け、

洗濯や掃除など、

私たちの日常生活は

様々な動線で成り立っています。

 

これらの動線を意識しながら

スムーズに暮らしを行うことが出来る動線は

各家庭環境やライフスタイルによって

様々ですから

それらを意識して、

家事の効率化や

家族間のコミュニケーションを促進し、

快適な生活空間を実現できるように。

 

生活動線の種類
生活動線には、

大きく分けて4つの種類があります。

 

衛生動線
サニタリースペースへの経路

通勤動線
起床してから学校や勤務地へ行くまでの経路

来客動線
玄関からリビングや客間までの経路

家事動線
家事を行う際に移動する経路

 

これらの動線は

それぞれ独立しているわけではなく、

互いに影響し合っています。

 

例えば、

家事動線をスムーズにするためには、

衛生動線や来客動線との

整合性を考慮する必要があります。

 

家事動線の重要性

家事動線は、

日常生活の中で特に重要な動線です。

 

家事の効率性を高め、

時間と労力を削減することで、

家族との時間を豊かにしたり、

趣味や休息に充てる時間を増やせます。

 

また、

家事動線を意識した間取りは、

将来的な家族構成の変化にも

対応しやすくなります。

 

子供が独立した後も、

比較的柔軟な間取りに

なっている事が多いので

家事動線がスムーズであれば、

高齢になっても

無理の少ない移動が確保されているので

ゆったりとした生活を

満喫しやすい状態になります。

 

後悔しないように

家事動線に特化した間取りのポイント

 

日々の暮らしで

家事動線をどのように

意識するべきなのか?。

 

家事動線をスムーズにすることで、

家事の負担を軽減し、

家族との時間を豊かにできます。

 

水回りを集約する
水回りを一カ所に集約することで、

家事の移動距離を短縮し、

効率的に作業を行えます。

 

キッチン、洗面所、お風呂、

トイレなどの水回りを

近くに配置することで、

家事動線がコンパクトになり、

移動時間の短縮につながります。

 

また、

水回りを集約することで、

掃除も効率的に行えます。

 

回遊動線を取り入れる
回遊動線とは、

部屋の間をぐるりと回って

移動できる動線のことです。

 

回遊動線を取り入れた間取りは、

家族がストレスなく移動できるだけでなく、

家事動線を効率的に設計できます。

 

例えば、

キッチンから洗面所、

脱衣所、

そして再びキッチンに戻るといった

動線を確保することで、

家事の効率性を高められます。

 

パントリーや家事室を設ける
パントリーや家事室は、

家事の効率化に役立つスペースです。

 

パントリーは、

食品や飲料などを

収納するスペースです。

※ストック的な収納すペースなので

防災備品も

収納プランに取り入れるケースもあります。

 

キッチンとパントリーを

動線上に計画することで、

買い物から帰った際の収納や

食材の出し入れがスムーズに行え、

家事の負担を軽減できます。

 

家事室は、

ユーティリティーと

表現する事もありますが

洗濯物を畳んだり、

アイロンがけをしたりするなど、

家事に関連する作業を

行うスペースです。

 

家事室を設けることで、

家事の効率化を図るとともに、

リビングや寝室を

家事スペースから分離できます。

 

注文住宅の動線計画は、

快適な暮らしを実現するために

欠かせない構成要素です。

 

実際には各家庭の

ワークタイムバランスや

ライフスタイル

趣味や価値観、

生活文化によって

構成は様々です。

 

分かりやすい

間取りという表現を

使っていますが

それだけではなくて「寸法」や「角度」が

そこに作用してきます。

 

生活動線の種類、

家事動線の重要性、

そして快適な生活を実現するための

ポイントを意識しながら

間取りの計画段階から、

家具の置き型や家電のサイズや位置関係

部屋の出入りの方法等

生活動線を意識することで、

家事の効率化、

家族間のコミュニケーションの在り方、

個人の時間をどのように考えるのか?

そして将来的な変化への対応など、

様々なメリットが得られます。

 

注文住宅を建てる際には、

そのような内容を意識して、

人生の喜怒哀楽に寄り添う

快適な住まいと

丁寧な暮らしを意識してみてください。

 

よく考えた住まいは

人生と暮らしが

楽しくなりますから。

 

住まいの新築・リフォーム
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収納スペースが暮らしに連動するように、自由度の高い過ごし方を意識したクローゼットやウォークインクローゼットを間取りと共に考えるように生活スタイルのデザインを丁寧に。

2024年09月21日 | 暮らしの事イロイロ

収納を最大限活用する

暮らしのカタチ。

 

 

※コレクションルームを兼ねるホテルライクなウォークインクローゼットシステム収納空間

 

ハンガーパイプの高さや

収納棚の配置で変化する収納スペース。 

 

暮らしを考える際には

住むための空間の延長として

収納の計画性も大切です。

 

「家での時間」を

どのように考えるのか?。

 

家事時間とも連動した

収納計画が必要なのか

そうでは無いのか?。

 

家事は暮しの時間や

暮らしの充実度にも

良い意味でも悪い意味でも

変化をもたらします。

 

家事のありかたも

各家庭により様々です。

 

そんな一つとして、

設計で変わる収納空間の

優位性を考えておきたいものです。

 

わかり切っていることですが、

「高さ」をうまく活用することは、

収納力を考えつつ

使いやすさを

向上させることにおいて

重要です。 

 

そして、

クローゼット、

ウォークインクローゼットの中を

どのように使うのか?。

 

「間取り」を眺めているだけでは、

わからないことも、

設計者と話をする中で

充実した収納の計画を

導き出すこともあります。

 

クローゼットにおける

「ハンガーパイプ」の高さと

収納配置について、

少し書いてみたいと思います。

 

例えば、

クローゼットの中に

ハンガーパイプエリアと

棚のエリアを分けて設計することで、

分類を明確にして、

使いやすさを演出できたりします。

 

押し入れ等で見られる

布団などの収納にも活用する

「中段」スペースと

ハンガーパイプを直交させて、

布団も置けるし、

服も掛けておけるような

収納スペースを

計画する事が出来たりもします。

 

家族が使う収納スペースなので、

多少入り組んでいても、

収納力が必要であれば、

そういう考え方も可能です。

 

ハンガーパイプを

二段にすることで

シャツの二段にかけて

収納したりすることもできます。

 

下の段には、

パンツ(ズボン)を掛けておく。

 

その場合は高い方の

ハンガーパイプの高さについて

普段使い上どうなのか、

近くにステップが必要かどうか等

確認をしっかりと行って

計画することが大切です。

 

コーナーでL字に

ハンガーパイプを

取り付けることも可能です。

 

この場合は、

コーナー部分が

若干使いにくくなりやすいのと、

コーナー部分を

重さに耐えられるように

補強をしてあげることが重要です。

 

それでも、

目一杯収納に活用できることは、

増えていく服などや、

生活に必要なものを

確保しておくためには、

安心ですよね。

 

意外と、

収納の配置の計画でも、

いくつかのパターンがあります。

 

使い勝手や、

生活のリズムは

住まい手の方によって様々です。

 

しっかりと収納の意味を

考えながら

自分たちの暮らしを

意識する事で、

よりよい住まいに変化していきます。

 

暮らしと収納の関係性を

見直しながら

生活の場を考える時間を

大切にと思います。

 

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キッチンのレイアウトと家の間取りに関連する暮らしの充実感と生活のしやすさ、家全体のバランスを考える暮らしの趣とキッチン周辺で過ごす時間のイメージを大切にしながらの家づくり。

2024年09月19日 | 家 住まい 間取り プラン

暮らしの隙間と

間取りを考える際の

キッチンレイアウト について。

※中庭に向かって開放感を楽しみながらリビングと一体化したキッチンプラン提案CG事例

このブログでも

キッチンのレイアウトや

間取りや生活との関連性について

色々と書いていますが、

blog等をご覧になられて

直接キッチンの

ご相談をいただく事もありますので

キッチンや間取り周辺で

不便な思いをされている事も

多いのだと思います。

 

キッチンに関するプランや、

設備機器、

素材のことなど色々あると思いますが

これから家づくりをしていく方に

少しでもお役立つような

内容になればと思いますのでご参考までに。

 

今回の内容は「BAROS」等の

オーダーキッチンをお考えの方にも

参考にしていただけると思います。

 

キッチンプランの種類。

プランの種類は

キッチンとダイニングや

リビング等他の部屋との関わり方、

並び方によって分けられます。

 

キッチンの計画をするにあたって

最初に考えることの一つで、

家全体の間取り計画にも

関わってくる大事なところです。

 

クローズ(独立)プラン。

キッチンだけで

一つの部屋になっているタイプです。

ダイニング(食堂)に

隣接していることが多いですが、

壁で間仕切られています。

 

調理をする事に

特化したプランでもあり、

巣篭もり感、「私の城」感の高い

プランとなります。

 

セミオープン(対面)プラン。

キッチンがダイニングやリビングに

向かって配置され、

腰壁や垂れ壁などで

間仕切られるプランです。

 

昨今の主流でもあり、

キッチンとしての独立性を

保ちながらも

家族とのコミュニケーションが

取れる事が人気の理由だったりします。

 

オープン(壁付)プラン。

ダイニング等と一体化した

キッチンプランで

壁に向かって

キッチンを配置するプランです。

 

省スペースが魅力的で

調理に集中しつつも、

家族の気配を感じる事ができる

そんなプランです。

 

それぞれメリットもあれば

デメリットもあります。

 

それぞれの特徴を見比べて、

自分にあったプランを

イメージしてみてください。

 

クローズ(独立)プラン

メリットとしては

・調理に集中できる
・匂いや音、汚れ等を最小限に留める事ができる
・急な来客や食事中にキッチンの散らかりが気にならない
・小さな子どもやペットにとって危険なキッチンに近寄らせない

デメリット
・配膳の動線が長くなりがち
・調理中は家族とのコミュニケーションがとりにくい
・窓が小さく、暗くなりがち
・部屋として一つ必要になり、家全体の床面積が大きくなる
・匂いがこもりがちで換気に注意が必要

セミオープン(対面)プラン

メリット
・家族とコミュニケーションがとりやすい、目配りがしやすい
・部屋を見渡すような開放感があるプランがしやすい
・手元を隠せば、ある程度の散らかりは隠せる

デメリット
・匂いや音、汚れが部屋に充満しやすい
・配膳の動線が長くなりがち
・プランによっては広いスペースが必要

オープン(壁付)プラン

メリット
・省スペースでプランできる
・ある程度調理に集中できる
・配膳の動線が短い
・ダイニングとの一体感が大きい
・広々と動ける
・明るい

デメリット

・家族に目配りがし難い
・匂いや音、汚れが、部屋全体に充満しやすい
・急な来客や、食事中にキッチンの散らかりが目につきやすい。

我が家にあった

キッチンレイアウトを検討するには

それぞれの特徴はわかったけど、

いざ選ぶとなると迷ってしまう。

そんな方も多いかと思います。

判断基準の一端としては、

家の広さや間取り、

予算、常に料理に関わる人数、

掃除の頻度などがありますが、

一番大事なのは

「楽しく暮らせるか」という事です。

 

くつろぎの場に

家事の場を持ち込みたくないのか?。

子どもや家族と会話をしながら

家事をしたいのか?。

家族や仲間と

ワイワイと作業したいのか?。

 

これは家造り全体にも

共通して言えることでもありますが、

それぞれの

デメリットは

人によっては気にならに事だったり、

少しの工夫で

改善されることも多くあります。

 

一つ一つの特徴にとらわれず、

キッチンで何をしたいのか?。

そこでどんな暮らしを

家族と営みたいのか?。

 

若しくは

自分自身の

暮らしに対する

価値観や人生観は

どうなのか?。

 

それをキチン計画に

反映する事が大切です。

 

喜怒哀楽に寄り添いつつも

「楽しい暮らしの時間」が

生まれるように。

 

暮らしづくりを丁寧に考える

お手伝いをさせていただければ

幸いです。

 

豊かな暮らしの意味を大切に。

 

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暮らしの趣をイメージしつつ生活の環境デザインの効能を考えるという事、屋根や天井をガラス化するという考え方で暮らしの空間は様々な意味を変化させます、トップライトという価値観と設計デザイン。

2024年09月16日 | 設計の事デザインの事

家の明るさを保つために、

窓は重要な役割を果たしていますが、

屋根に設置する

トップライト(天窓)という選択肢を

ご存じでしょうか?。

※天井にシェードを設けつつ屋根を窓化した天窓

 

屋根そのものをガラス化するという

考え方もあります。

 

勿論、それなりに熱が室内に入りますから

使い勝手や目的

室内環境、性能等

様々な観点から

総合的に判断する必要性があります。

 

トップライトは、

壁に設置する窓よりも

多くの光を取り入れることができ、

周辺状況を加味したうえでですが

プライバシーを守りながら

採光を確保できるため、

特に住宅密集地や

高い建物に囲まれた場所で有効です。

 

トップライト(天窓)とは、

屋根に設置する窓のこと。

 

室内に光を取り入れることを

目的としており、

外観のアクセントとしても

利用する事もあります。

 

住宅密集地(近隣を建物に囲まれている場所)

高い建物に囲まれた場所等では、

トップライトが非常に効果的です。

トップライトには、

開閉ができないフィックス(はめ殺し)、

180度回して開ける回転式、

押し出して開ける

押し出し式などの形状があり、

手動や電動のものもあります​​。

 

基本的には部屋が明るくなります。

トップライトは

法律上では

壁面の窓の3倍の光を取り入れると

言われています。

実質的にも

多くの光を取り込むことが

出来るケースが多いです。

屋根や天井そのものをガラスで覆う

というケースもあります。

 

小さな窓であっても

多くの太陽光を

室内に取り入れられます。

特に住宅密集地や

北側に位置する部屋、

吹抜け周辺に

トップライトを設置することで、

効果的に明るさを確保できますし

場合によっては

空を風景として眺める「絵画」を楽しむような

屋根を切り取ったような空間にも

設計が可能です​​。

 

プライバシーが保たれる。

 

トップライトは

屋根に設置されるため、

隣家の視線を比較的気にせずに

採光を確保できます。

※屋根の広範囲をガラスにする場合は

様々な工夫は必要です。

 

住宅密集地でも、

プライバシーを守りながら

自然光を取り入れられるため、

安心して利用できます​​。

 

通風の確保

開閉できるトップライトを設置すれば、

通風も場合によっては

熱気の排出も確保できます。

 

高い位置と低い位置に窓を設けることで、

自然な風の流れを作り出し、

室内の空気を

より効果的に換気できます。

※設計の際に窓のサイズや高低差、設置位置をデザインする時と同じような効果

 

オシャレに取り入れるトップライトのポイント

 

明るい色調の天井や壁面

トップライトからの光を

効率的に拡散するためには、

天井や壁面を

明るい色調に仕上げることが大切です。

オフホワイトやアイボリーなど、

光を反射しやすいカラーがおすすめです。

また、塗り壁調壁紙などの

凹凸感のあるテクスチャー(質感)を

検討することで、

反射光の効果を高められます​​。

 

枠無し天窓の活用

最近注目されているのが、

室内側から

枠が見えないタイプの窓や天窓です。

これにより、

風景や空をきれいに

切り取ったような

美しい見た目を実現できます。

特に、陸屋根や傾斜が緩やかな屋根に適しており、

デザイン性も高く評価されています​​。

 

トップライト(天窓)は、

自然光を効果的に取り入れられるだけでなく、

プライバシーの確保や通風の向上など、

多くのメリットを提供します。

さらに、

明るい色調の天井や壁面を取り入れたり、

枠の見えにくい天窓を検討することで、

おしゃれで機能的な

空間美や心地良さを生み出すことが

可能にもなります。


住宅密集地や自然光が入りにくい

場所に住む方にとって、

トップライトは

非常に魅力的な選択肢と言えます。

 

勿論・・・「熱」についての

程度や開放感、自然採光の意味を

よく考える必要性もあり

明るさと暗さの意味についても

その効能をよく考える事が大切です。

 

暮らす場所の効能を

どのように意識して

住まいの事を考えるべきなのかにより

天窓(トップライト)が生み出す

効能にも恩恵とその逆の意味も存在します。

 

過ごし方に程よく寄り添う窓の考え方。

 

暮らしに大切な要素を

皆さんならどうイメージしますか?。

 

窓についての意識も

住まいづくりには

大切な要素ですから。

 

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木造二階建ての庭付き一戸建て注文住宅新築の現場にて上棟後(棟上げ後)の住まい手さんご家族との打ち合わせ、コンセントやスイッチ類の打ち合わせ、間取りから立体化された空間構成と共に。

2024年09月13日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築

暮らしを彩る心地よい家となるように。

 

(仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築工事の現場は

棟上げ(上棟)後の工事も順調に進み

徐々に家の外観、

カタチも雰囲気が

わかりやすくなってきたところ。

 

 

玄関の引き戸も設置され

家への出入りの雰囲気も

住まい手さんには体験していただきながら

この日は現場打合せを。

住まい手さんにも参加していただき

部屋を仕切る「間仕切り」の

位置関係や天井高さの状態も

イメージしつつ

プランや図面などではなくて

現地のサイズ感によって

意識できる内容を色々と吟味する段階。

 

リアルなサイズ感だから

認識できる様々な情報を一つ一つ

確認する打ち合わせを。

 

スイッチ類やコンセント

各種リモコンなどを現地で

サイズ感を確認しつつ

床・フローリングの向きと

その他の床材仕上げの「見切り」についても。

家の中では

空間ごとに床仕上げを

フローリングやクッションフロア、

タイルなど

いくつか種類を分けて

採用することがあります。

フローリングの向きが異なる部分や

異なる床材が隣接すると

繋ぎ目に段差ができて

端部が劣化したり

する原因にもなりますので

その心配を解消し、

それぞれの端部をきれいに納めるために

使う部材を「見切り」と呼びます。

 

今回その部分に採用する予定は

プランや設計段階にデザインしていた内容で

様々な打ち合わせを経て「真鍮」を。

 

実際の採用する床材サンプルと

真鍮部材を床に置き

床材を貼る前に雰囲気の確認中。

 

見切り材の真鍮は見える部分は薄くて

現段階では下地部分も見えるので

Lの形状がしっかり見えていますが

仕上げ材を貼るとスッキリします。

 

現場が動き始めると

住まい手さんを交えて段階的な打ち合わせを

色々と行いますが

建築は体感のなかで

イメージが育まれていくもの。

 

いつも考えていますが

住まいの空間構成を意識しながら

考える時間を大切にと思います。

 

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暮らしのイメージを丁寧に過ごし方から考える和モダンの注文住宅提案、間取り以上に大切な過ごす意味からの方向性を先ずはインテリアや佇まい等の「好きかも?」を集める打ち合わせ

2024年09月11日 | 2世帯住宅

住まいのと暮らしの効能をイメージしながら

インテリアからも

住宅の「在り方」を考える時間。

※Panasonicシステムバスのカタログ等をご覧いただきながら先ずは「スキかも」を集める時間

 

この日は橿原アトリエにて

住まい手さんご夫婦と

家造りの初期段階での打ち合わせを色々と。

 

新しい家での過ごすイメージを

身近なところから想像するように。

 

家造りの際には

暮らしの雰囲気と過ごし方に関して

イメージする時間を

大切に考えています。

 

なので、

新築の際でもリノベーション(リフォーム)の際にも

先ずは家の間取りを考えるよりも

過ごし方について

イメージを共有するようにしています。

 

少しの事ですが

そういった「モノゴト」の考え方次第で

家として完成した後の

空間の効能に

大きな差が生まれる事になります。

 

毎日を過ごす空間が

住まい手さんご家族にとって

どのような場所であるべきなのか?。

 

家造りには

間取りだけでは見えない

未来のカタチが存在します。

 

皆さんも日常的に

それらを実体験として持っていると思います。

同じ空間であっても

明るさや窓から見える風景の変化で

日常や気分に

差を感じることがありますよね。

 

そういところも含めて

暮らしのデザインを

考える事は大切だと思います。

 

ロケーション(風景)を含めて

敷地(土地)の良さを

極限まで引き上げて

居心地のデザインを考えるという課題の中で

見える風景としてもうひとつ

家の雰囲気と

過ごし方とに関係する家具や

インテリア要素を持つキッチン等の

空間の一部となる設備機器類の事も。

 

次回はYAMADA×ID大塚家具南港ショールムへ

住まい手さんをご案内して

先ずはインテリアの方向性をご相談しつつ

キッチンや家電類の方向性も

紐づけながら

暮らしのイメージを過ごし方から

考える時間。

 

イメージする事は

準備運動のような時間です。

 

テニスコートも夢ではなくて

現実に出来るようにと思います。

 

暮らしを丁寧に考える際には

そういった時間も重要です。

 

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ライフスタイルと人生観を大切に考えて住まいと暮らしをデザインするように、間取りの考え方も色々なデザインのカタチがありますが理想と現実のバランスを設計する事が大切。

2024年09月09日 | 家 住まい 間取り プラン

住みやすい家の特徴を考える。

※多世帯で暮らす住まいのカタチ提案事例

間取りやデザインの工夫、

これから家を建てることを検討している、

理想の住まいを

実現したいと考えている皆さんへ。

 

住みやすい家の特徴、

間取りやデザインの工夫、

家づくりの注意点を考える事は大切です。

 

理想的でありつつも

生活の「現実」をどのように考えるべきなのか?

それによって暮らしの質も

大きく変化します。

 

住みやすい家の特徴。

住み心地が良い家の間取りや

デザインには、

日常の生活の質を向上させるために

生活動線をスムーズにする工夫や、

家族のコミュニケーションを促進する工夫、

一人の時間を

キチンと楽しむ事が出来る

空間が存在する等

生活の基準に柔軟に対応できる

設計の工夫が存在しています。

 

生活動線をスムーズにする工夫。

例えば、

洗濯動線を短縮する工夫として、

洗濯機置き場、

ベランダ、

室内干しスペース

ユーティリティールームや

家族クローゼット空間等を

同じフロアに

状況にあわせて

無理なく移動できる配置とすることで、

洗濯に要する時間を短縮し、

家事の負担を軽減できます。

 

また、

キッチンからリビングや

ダイニングへの移動する動線を

スムーズにすることで、

家族とコミュニケーションを取りながら

家事ができる、

また集中して家事を行う事が出来る等、

時間軸に応じて

生活の質を高める事が

出来るようになります。

 

家族のコミュニケーションを促進する工夫、

またその逆も大切に。

 

リビング周辺の間取りの検討手法により、

家族が自然と顔を合わせ、

会話が生まれやすくなったり

また、

リビングにオープンな

書斎やワークスペースを設けることで、

家族の活動の様子を共有し、

一体感を高められますし、

リビングダイニングと一体になった

オープンなキッチンは、

家族のコミュニケーションを促進し、

食事の準備や片付けも

スムーズに行えます。

 

それぞれのパーソナルエリアとなる

距離感を

間取りから生み出すことで

各々の暮らしの質を

担保することが出来るようになります。

 

勿論それには、

質感に応じた防音・遮音という

「音」に対する考え方も

香りだったり臭いだったり「におい」に関する事も

デザインとして施すように

考える事が重要です。

 

その他の工夫として、

リビングに変化をもたらし、

くつろぎの空間を生み出す事も。

 

小上がりは、

畳を敷いたり、

クッションを置いたりすることで、

多様な用途に利用できますし

幼児期の子育てスペース

子供遊びスペースとしても最適です。

 

住みやすい家を実現するための注意点。

住みやすい家を建てるためには、

高性能を備えるための費用や、

有害物質の発生、

収納の過剰な設置など、

注意すべき点がいくつかあります。

 

これらの点をふまえて、

予算や健康、

生活空間のバランスを考慮して、

理想の住まいを

実現するための

計画を立てることが

重要です。

 

高性能を備えるための費用。

断熱性能や気密性能を高めることは、

快適な住空間を

実現するために重要ですが、

同時に建築コストも高額になります。

 

予算と性能のバランスを考慮し、

必要な性能を確保した上で、

費用を抑える方法を

検討することが重要です。

 

有害物質の発生。

建材や家具に使用されている

接着剤や塗料、

防腐剤などから、

有害物質が放出されることがあります。

シックハウス症候群を防ぐためには、

これらの物質の

含有量を調べるなど、

適切な対策を

講じる必要があります。

 

収納の過剰な設置。

収納スペースを過剰に設置すると、

部屋が狭くなり、

生活空間が

圧迫されてしまいます。

 

また、

収納場所が多いと、

物が増えがちになる

傾向があります。

 

収納スペースは、

家族の生活スタイルや

物の量に合わせて、

必要な分だけ

確保することが重要です。

 

住みやすい家は、

生活動線をスムーズにし、

家族のコミュニケーションと

個人の時間を大切にする

両面性を持ち

暮らしの機能を

促進する工夫が

凝らされた間取りと

デザインが大切です。

 

しかし、

高性能な住宅を実現するには

費用がかかり、

有害物質の発生や

収納の過剰な設置など、

注意すべき点もいくつかあります。

 

これらの点を踏まえ、

予算や健康、

生活空間のバランスを考慮して、

各家庭の生活文化と価値観に

沿った住まいを実現するための

計画を立てることが重要です。

 

住まいと人生観が融合するように

暮らしの趣

丁寧に紐解く設計が

大切。

 

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■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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