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奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの間取りと収納計画、日常の生活品ストックと家事空間の効率に関連する暮らしを整える収納空間、生活の環境を整える機能空間としてのキッチン収納、パントリーで叶える上質な暮らしと整理術。

2025年03月30日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

暮らしを美しく整える

キッチン周辺収納。

※LDK・キッチン横に設けた車寄せのある勝手口と繋がるパントリ―の設計実例

 

住まいの中で「キッチン」は、

単なる調理の場にとどまらず、

家族とのつながりを育み、

日々の暮らしに

彩りをもたらす

重要な空間です。

※LDK・キッチン横に設けた勝手口に続くパントリ―の設計実例

 

片付けやすく

整理収納が行き届いた

キッチンスペースは、

機能的でありながら

整然とした

佇まいを保つことが

出来るようになります。

 

物を探すだけでも

随分と時間が掛かったり

異なる意味でのストレスも

関連してきます。

 

そうならないように、

キッチンでの家事を

行う際にも

適切な収納が欠かせません。

 

住まいの計画時にも

パントリーの話題は

必ずと言っていいほど出ます。

そういう事もあり、

キッチンにパントリーを

取り入れることによって

得ることが出来る

多様なメリット、

間取り計画の際に

考慮すべきポイント、

そして日常生活における

賢い活用方法について、

建築的視点から

少し紐解いてみたいと思います。

 

パントリーとは何か 。

パントリー(Pantry)とは、

食品や調理道具を

保管するための

独立した

収納スペースのことを

指します。

 

語源はフランス語の

pain(パン)に由来し、

かつては

パンや食材を

保存する場所として

貴族の館に

設けられていたものです。

 

現代の住宅では、

キッチンの隣接空間、

あるいは

キッチンの一部に

設けられることが一般的で、

食料品のストックや

調理家電の

収納場所として

活用されています。

 

収納空間ではありますが、

適切に設計・運用することで、

家事動線の最適化、

空間美の維持、

非常時の備えといった

多くの恩恵を

享受することができます。

 

パントリーの魅力と

導入メリット。

 

〇収納力の飛躍的向上

整理整頓された

ッチンが生み出す心地よさ

パントリーの最大の利点は、

何と言っても「収納力」の

強化です。

日常的に使用するものから、

たまにしか使わない

調理器具、

かさばるストック品まで、

あらゆる物を

一括して整理整頓できます。

 

従来のキッチン収納では、

見える場所に

物が溢れてしまい、

作業スペースを

狭めてしまうケースが

多々見られます。

 

しかし、

パントリーがあれば、

視界に入る物の数が減り、

キッチン全体の印象が

格段にすっきりとします。

 

整った空間は、

使いやすさを

高めるだけでなく、

日々の料理に対する

モチベーションにも

良い影響を

与えてくれるようになります。

 

〇まとめ買いへの柔軟な対応

時間とお金の効率化。

パントリーは、

まとめ買いした

食料品や消耗品の

保管にも最適です。

 

特に共働き世帯や

子育て世代においては、

買い物の回数を減らし、

生活を効率化することが

重要になります。

 

パントリーに

十分な収納スペースがあれば、

週末にまとめて

購入した乾物、

調味料、飲料、

缶詰などを

余裕を持って保管でき、

キッチンや冷蔵庫に

無理に詰め込む

必要がなくなります。

 

また、

特売日やセールを

有効活用する際にも役立ち、

家計の見直しにも

寄与します。

 

ストックの

可視化がしやすくなることで、

同じ物を重複して

購入する無駄も減らせます。

 

〇災害時の備えとしての活用

安心のストック場所。

日本は地震や台風といった

自然災害が多い国であり、

非常時に備えるための

ストック収納は、

住まいの中でも

重要な役割を担います。

 

パントリーは

非常食や飲料水、

衛生用品などの

保管場所としても機能し、

万が一の際に

家族の安全と

安心を支えます。

 

近年注目されている

ローリングストック(使いながら備蓄する)

という防災術も、

パントリーがあれば

スムーズに実践できます。

 

収納された物が一覧でき、

消費期限の

管理もしやすいため、

災害時にも

慌てることなく

対応が出来やすくなります。

 

パントリー設置にあたっての

注意点とデメリット。

 

〇スペースの確保

間取りとのバランスが鍵。

パントリーの設置には、

一定のスペースを要します。

特に住宅地や駅近くと密集地など

限られた敷地内での

住宅計画では、

収納スペースのために

他の居住空間を

削る必要が

生じる場合もあります。

 

したがって、

全体の間取りとの

バランスを見ながら、

必要最小限で

最大効果を生む

間取りや構成要素のレイアウトを

検討すること

求められます。

 

例えば、

奥行きのある

ウォークインタイプと、

壁面を活かした

ウォークスルータイプでは、

それぞれに適した

設計条件が異なります。

 

実際の暮らしと

家事の内容を踏まえ、

動線計画と併せて

設計することが理想です。

 

〇コストの問題

設計と施工費を見積もる。

新築やリノベーションで

パントリーを導入する際は、

棚や建具の設置、扉の開閉方法の検討、

照明、換気といった

細部に至るまで

配慮が必要です。

 

当然ながら、

それに伴う設計費

施工費も発生します。

 

見た目だけでなく、

実用性と耐久性を

兼ね備えた

計画性を目指すためにも、

コストと目的のバランスを

見極めることが大切です。

 

パントリー活用術に

もいろいろとありますが、

パントリーを

単なる収納スペースとしてではなく、

暮らしを整える

装置として

活かすためには、

以下のような工夫も有効です。

〇可動棚の活用

収納する物に合わせて

棚の高さを変えられる

「可動棚」を採用することで、

限られた空間を

無駄なく使えます。

 

大型の家電や

高いボトル類も

自在に配置可能です。

 

〇収納ボックスとラベル管理

収納ボックスやカゴを使い、

小分け収納を

行うことで

物が散らかりにくく

なります。

 

また、

ラベルを貼って

分類を明確にすると、

誰が使っても

迷うことなく

目的の物

取り出しやすくなります。

 

〇照明と換気への配慮

パントリーは

閉鎖的な空間に

なりやすいため、

適切な照明と

換気も忘れてはなりません。

 

LED照明や

人感センサーの導入、

換気扇の設置により、

快適で衛生的な

収納空間を維持できます。

 

〇定期的な見直しと整頓

使用頻度の低い物が

溜まりやすい

場所でもあるため、

定期的な整理整頓が

不可欠です。

 

季節ごとに

収納物を見直し、

不要な物を

処分する習慣を持つことで、

常に最適な状態を

保つことが出来るようになります。

 

パントリーは

「自分らしい暮らし」の時間を

支える存在です。

 

最後に強調したいのは、

パントリーが

必要かどうかは

一人ひとりの

ライフスタイルによって

異なるということです。

 

ファミリー世帯も含めて

多くの食材を

ストックする必要が

ある家庭には

非常に有用ですが、

シンプルな暮らしを

志向する世帯には

不要な場合もあります。

 

したがって、

単に「流行っているから」と

いった理由ではなく、

自身や家族の生活動線、

食生活、

家事のスタイルを

じっくりと見つめたうえで

導入を検討することが

大切です。

 

パントリーがもたらす、

暮らしの優位性。

 

パントリーは、

物を隠すための

場所ではありません。

 

生活のリズムと

美しさを整えるための

舞台裏とも言える存在です。

 

見た目に美しく、

使いやすいキッチン空間は、

日常のささやかな動作に

喜びと快適さを

もたらします。

 

「収納」は家をつくるうえで

最近でこそ

重要視されるように

なりましたが、

そもそも

暮らしの用途に合わせて

日常生活の質を

大きく左右する重要な要素です。

 

パントリーだけに

限ったことではなく

収納計画を

賢く取り入れることで、

見た目の整った空間、

効率的な家事、

そして「心のゆとり」を

手に入れてみては

いかがでしょうか。

 

パントリーの導入については、

ぜひご自身の暮らしに

最適なスタイルを

検討してみてください。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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建築家とつくる家、家事を踏まえた動線計画と共に暮らしに寄り添う収納計画、快適で美しい住まいの工夫を間取り計画と生活習慣から紐解き暮らしを整える収納計画で美しさと快適さを両立するように。

2025年03月21日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

家造りの際に間取りの中で

家事や暮らしの動線と同様に。

 

※リビングと繋がる多目的収納ホールのある家・提案設計事例

 

住まいの快適性を

左右する要素の一つとして、

収納の計画は

欠かせません・・・・・。

 

家具を極力減らし、

暮らしをシンプルに

保ちたいと望む方も多いですが、

その理想を実現するには、

住まいに十分かつ

適切に設えられた

収納が欠かせません。

 

住宅雑誌などの

統計調査などにも

よく書かれていますが

「収納の少なさ」に

不満を抱える方が

約4割と最多で、

「幅や奥行の不足」

「風通しの悪さ」

「湿気」なども頻出する課題。

 

一方、

より充実させたい

収納場所として

「ウオークインクローゼットや納戸」

「クローゼット」

「風呂場・脱衣所収納」

「玄関収納」などが挙げられます。

 

収納が十分なら、

必要以上の家具を置かずに済み、

軽快かつ洗練された

空間を創出できることもあります。

 

ですがその「十分」が逆に

物を溢れさせる状態を

つくりだす事にもつながります。

 

暮しにとって「最適解」となる

状態を考える事も大切に

収納計画を

整理整頓するように。

 

自分たちの暮らしを

改めて「見直す事」で

見えてくる事も

沢山あると思いますよ。

 

収納方法も調理と同じで

レシピだけではうまくいかず

独自性をキチンと見る事重要です。

 

そういう意味で

収納計画の工夫をいろいろと・・・・・。

 

キッチン近くにパントリーや

玄関脇に土間収納を設けると、

動線に沿った

効率的な片付けや

収納物の出し入れが可能となり、

暮らしの質は

格段に向上します。

 

食料品や日用品を

一か所に集約すれば

作業動線がスムーズになり、

玄関に土間収納があれば

アウトドア用品や

靴類をまとめやすくなります。

 

これらの収納には

換気や衛生面への

配慮も欠かせません。

 

切な素材と

レイアウトを施すことで、

快適さと清潔感を

長く保つことが

できるようになります。

 

ですがそれらが

正解という訳では無くて

生活スタイルに沿うのかどうかが

重要なんです。

 

収納スペースを

むやみに増やすと、

居住空間が圧迫されかねません。

 

大切なのは、

何をどこに収納し、

どのように活用するかを

明確にすること。

 

たとえば、

寝室や子供部屋には

衣類や学用品をまとめる

クローゼットを設け、

リビング周辺には

普段使いではない

来客用のスリッパや

日ごろ使う物を収める為の

収納を配置するなど、

用途や使用頻度に合わせた

計画が求められます。

 

そうすることで、

住まい全体の

統一感が保たれ、

暮らしやすく美しい

空間を形成することに

近づくかと思います。

 

加えて、

収納の位置や寸法は、

将来的な

ライフスタイルの変化に

対応できる

柔軟性も意識したいものです。

 

子供の成長に伴い、

必要となる物品や

量が変わることは

珍しくありませんし、

在宅ワークの普及など

住環境を取り巻く

トレンドも日々変化しています。

 

あらかじめ可動棚を設けたり、

空間に余白を

残しておくなど

工夫を凝らせば、

新たなニーズにも

適切に対応できやすくなります。

 

さらに、

将来リフォームや

増改築を検討する際にも、

収納をベースにした

柔軟なレイアウト変更が

容易になり、

結果として

住まいの長期的価値を

高めることにもつながります。

 

収納計画と連動した

照明や素材選びとの

バランスも重要です。

 

暗く窮屈に

感じやすい収納空間に

適度な採光や照明を

取り入れることで、

使い勝手がぐっと向上します。

 

たとえばですが、

扉に関してもそうですが、

引き戸や折れ戸の

開閉方向を工夫すれば、

狭い場所でも

スムーズに出し入れが行え、

室内の動線を損なわずに

収納を活用できる

という事もあります。

 

また、

湿度の高い日本では、

収納内部の通気性や

調湿性能への配慮が

不可欠です。

 

押入れやクローゼットの

内部を通気しやすくしたり、

調湿効果のある素材を

採用することで、

カビや嫌な臭いを

防ぐことができます。

 

さらに、

家の構造や断熱性能と

連動させることで、

収納に対する

温度や湿度の影響を

最小限に抑えることが

可能になります。

 

これにより、

保管品を長期的に

良好な状態で維持できるだけでなく、

住まい全体の

快適性も高められます。

 

収納は「ただ物をしまう」だけでなく、

住まいに余白をもたらし、

生活動線を整える

重要な役割を担います。

 

家造りを

検討中の皆さんも

日常生活で

思う節はあるかと思います。

 

ビルトイン収納を導入すれば、

扉を閉めた際に

壁と一体化し、

統一感あるインテリアを演出できますし

オープンシェルフや

見せる収納を

部分的に採用すれば、

お気に入りの小物

アートを飾り、

住まいに個性や

潤いを与えることも可能です。

 

ゆえに家づくりでは、

家族構成や趣味、

生活スタイルなどを

総合的に考慮し、

適切な収納量と

機能を見極めることが肝要です。

 

設計段階で

何を、どこに、

どのように収納するのか?

ということをイメージし、

各部屋の広さや動線、

採光や換気などの

条件と照らし合わせながら

最適解を探ります。

 

こうした手間を

惜しまない計画が、

完成後の暮らしを

より豊かにしてくれます。

 

収納は決して脇役ではなく、

間取り計画上も

住まい全体を

機能的かつ美しく

まとめ上げる「要」となります。

 

上質で心地よい空間を

実現するうえで、

収納計画は

不可欠な要素です。

 

限られたスペースでも

創意工夫を凝らせば、

暮らしの利便性と

ゆとりを

大きく向上させることが

できます。

 

建築家としては、

収納設計を空間デザインの

一部として捉え、

ご家族の暮らしやすい

環境づくりに

寄り添う提案をすることも

大切にと考えています。

 

家造りの際には、

ご自身のライフスタイルを

見つめ直し、

長く愛せる住まいを

築き上げるためにも

暮らしのポイントを考えて

収納計画を

住まいづくりの根幹と

連動させて捉えることで、

暮らしやすさと

美しさの両立を

図ることが可能となります。

 

一つひとつの工夫が

積み重なることで、

住まいがもたらす豊かさは

より深まり、

日々の暮らしそのものが

大きく変わっていくと

考えています。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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住まいの新築やリノベーションで気になる収納の計画性、家事動線を効率化し、美しい空間を実現する収納の工夫について、間取り設計と収納場所・方法の選び方にも様々な生活習慣への紐づけを。

2024年12月07日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

新築を検討中、

またはリフォーム

リノベーションを

考えている方の中には、

間取りや収納に

こだわりたいと考えている方も

多いと思います。

※二階間取り鳥観図事例


家事動線を効率化したい、

収納方法に悩んでいる、

スッキリと

美しい空間を実現したい・・・。

※一階間取り鳥観図事例

 

そんな悩みを

持っているの方々からの

ご相談も「お問合せ」からは

いただく事が多いです。

 

そういった事もあり、

blogでも動線計画や

間取りの工夫に基づいた

収納術と収納場所の

選び方を書く機会も多いです。

 

最近ではSNSのDMでも

ご相談をいただく事も

増えているので、

それだけ皆さんが

悩んでおられるのだろうと

思います。

 

せっかくですので

全ての人に

該当する訳ではではありませんが

家事の負担を軽減したり、

充実度が増えるような

生活空間を

実現するためのヒントを

少し書いてみたいと思います。

 

動線計画で

家事の負担も

減る事があります。

 

間取り図だけでは

解決する訳では無い収納。

 

動線計画に基づいた

収納術は、

家事の負担を軽減し、

快適な生活空間を

実現する上で欠かせません。

 

間取り図も

重要なのですが

そこに付随する

「片付けの考え方」や

「実際の生活」を

活用することで、

収納場所の選び方や

収納方法を

具体的に検討できます。

 

家事動線を意識した間取り設計。

間取り図を検討する際に、

まず注目すべきは、

キッチン、洗面所、

洗濯スペース、クローゼットなどの

収納場所の配置です。

 

これらの場所が、

ご自身の家事動線上で

どのようにつながっているかを

意識することが重要です。

 

例えば、

キッチンから洗面所、

洗濯スペースへの

移動が単純化されていたり

距離が短ければ、

家事の負担を

軽減できる可能性も

高くなります。

 

収納場所の選び方。

収納場所を選ぶ際には、

以下のポイントを

意識することも大切です。

 

〇使用頻度が高いものは、

 手の届きやすい場所に収納する。

 

〇頻繁に使うモノは、

 移動距離が短い場所に収納する。

 

〇季節ものなど、

 頻繁に使わないものは、

 手の届きにくい場所に収納する。

 

収納方法の工夫

収納方法も、

モノの特性や用途に合わせて

工夫することが大切です。

 

例えば、

頻繁に使う食器は、

オープンシェルフに

収納することで、

取り出しやすく、

見た目もスッキリと

させることができます。

 

一方、

季節ものや、

見た目に影響を与えやすいものは、

扉付きの収納に

収納することで、

空間をスッキリと

見せることができます。

 

収納場所の選び方、

適材適所がカギ。

 

収納場所の選び方は、

動線と生活スタイルを

考慮することが重要です。

 

使う頻度や

動線を意識することで、

収納場所を最適化できます。

 

収納方法も、

扉付きやオープンシェルフなど、

モノの特性や

用途に合わせて選ぶことで、

スッキリと美しい空間を

実現できます。

 

収納場所の例としては、

以下のものが挙げられます。
・キッチン:食器棚、パントリー、カウンター下収納
・洗面所:洗面台下の収納、タオル収納
・寝室:クローゼット、ウォークインクローゼット
・リビング:テレビボード、飾り棚、収納付きソファ
・玄関:シューズクローゼット、傘立て
・廊下:コート掛け、収納棚

 

収納方法の例としては、

以下のものが挙げられます。
・オープンシェルフ:見せる収納、取り出しやすい
・扉付き収納:見た目にスッキリ、埃よけ
・引き出し収納:整理整頓しやすい
・ワイヤーラック:通気性が良い、見せる収納
・収納ボックス:仕分けしやすい、積み重ねられる
・ハンガーラック:衣類収納、見せる収納

 

収納場所を選ぶ際には、

以下の点に注意する事が望ましいです。
・収納するモノのサイズや量
・収納場所の大きさ
・収納方法との相性
・見た目のバランス

 

動線計画に基づいた収納と

収納場所の選び方で

収納の充実度や

使い勝手も変化します。

 

家事の負担を軽減し、

快適な生活空間を

実現するためには、

収納場所の選び方だけでなく、

収納方法も工夫することが大切です。

 

間取り図と連動した

生活の習慣や

行動の内容を活用し、

収納場所の選び方、

収納方法を工夫することで、

スッキリと美しい空間を実現し、

家事時間も充実するような

ストレスが少なく

快適な生活を送ることができます。

 

暮らしの中身を整理整頓して

状態の良い環境で過ごす

家造りを考えてみませんか?。

 

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住まいの間取りと収納計画、暮らしの風景を考えた具体的な整理と整理整頓をイメージを大切に、家造りの際に断捨離するという考え方もありますが先ずはご自身の片付けの中身と普段の収納物を意識する事。

2024年12月01日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

住まいというのは

広くても狭くても

どのような空間であっても

限られたスペースです。

※書斎コーナーを兼ねたウォークインクローゼット収納空間展示

 建材設備メーカーPanasonic大阪ショールーム

 

その中に例えばですが

玄関、廊下、ホール

リビング、ダイニング、キッチン、

和室、トイレ、浴室、洗面脱衣、

ランドリールーム

収納、寝室、

それぞれなど

必要な場所がいくつかあって、

その配分バランスを

整えることになります。

 

当然、

何かが増えれば

何かが減るということもあります。

 

土地(敷地)にも制限がありますし

平屋なのか二階建てなのか

三階建てなのか

それとも四階建て以上での

計画なのか・・・・・。

 

様々な住まいの計画が

あると思います。

 

基本的に僕が建築家として

住まいを考える際に

大切にしていることは、

暮らしている人の

生活の風景を

しっかり考えることです。

 

その方法の一つは、

住む人のモノの所有のカタチを

詳細に「相談」することです。

 

例えば洋服の場合、

脱いで洗濯して

干して収納して

着るまでの動作、

方法、収納する量などを

明確にするようにします。

 

どのようにやっていますか?

それはどうしてですか?

ここにある数量で十分ですか?

 

ここにある中に

不要なものは

どのくらいありますか?

 

このようなやりとりを

繰り返して、

それぞれの住まいの

バランスを探っていきます。

 

その中で、

人によっては

収納の話ばかりに

なってしまうことがあります。

 

住まいの広さには

いろいろな制約の中で

限界があります。

 

その中で、

居心地の良い

スペースを考えながら

たくさんのモノを

効率よく使いやすく

収納することを考える事も

重要な間取りの提案。

 

もう少しモノを減らせないか、

あるいはまだどこかに

収納を計画

できるのではないかなど、

収納の話ばかりになってしまうと、

暮らし方やデザイン、

素材、照明などの

話題までが

遠くて住まいづくりが

なかなか深まりません。

 

反対に、

お話しして短時間で、

非常にスムーズに

暮らしの風景を

住まい手さんなりに

把握できる方もいます。

 

物が少ないこともありますが、

すでにご自身で

「モノの持ち方」について

検討と整理が

終わっているので、

収納するモノに関して

解決できている人たちも多いです。

 

そういった方々は

新しい住まいでは

比較的「片付け」の法則にも

一定の考え方が整理整頓できています。

 

モノの所有の

カタチを見直すのか、

その前に済ませているか、

その考え方の差は

大きいと思うのです。

 

なので住まいの

間取り打ち合わせに入る前に

家具やインテリアの「物量」と「サイズ」

そして片付けの状態や

収納の「方法」などについて

細かく相談するようにしています。

 

そうする事で

暮らしの中にある

モノを見直すきっかけになり、

具体的に実行に

移しやすい方法が

何かないかと住まい手さん自身が

「意識」できるようになります。

 

まずは「捨てる」を終わらせる、

そしてその前に

片付いた空間での

理想の暮らしを考えるように。

 

本質的かつ具体的に。

 

暮らしの準備に

理想は大切です。

ですが、現実を置き去りにすると

住まい手さんご自身が

暮らしにくい家になってしまいます。

 

自分の生活習慣を考えながら

片付けや整理収納という

暮らしの場面での「行為」も

しっかりと意識できるように。

 

表面的な家造りではなくて

大切な暮らしの中身を丁寧に。

 

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NEW LIGHT POTTERY・ニューライトポタリーのインテリア照明採用検討の打ち合わせと暮らしのイメージを考える時間、住まい造りの途中に暮らしを彩る選択肢を具体化する事で居心地のデザインを昇華。

2024年10月26日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

NEW LIGHT POTTERY

ニューライトポタリーの

インテリア照明。

※NEW LIGHT POTTERYショールーム

 

心地よい空間を生み出す

美と機能を暮らしの提案に。

※二階展示スペース・空間展示は陰翳で魅了する展示空間

 

※二階展示スペース・障子のある和空間にも馴染むペンダントライトの空間展示

 

 

※二階展示スペース・壁に設置するペンダントライトの展示空間際

 

インテリアの中でも「照明」は

その場の雰囲気や居心地に

大きな影響を与える要素として

注目されています。

※一階ペンダントライト展示コーナー

 

とりわけ、

ニューライトポタリーの照明は、

シンプルでありながら

温かみのあるデザインが

特徴です。

 

Casa BRUTUSをはじめ

数々のインテリア雑誌にも特集され

ご存じの方も多いかと思います。

 

洗練された職人技を駆使した

モダンでレトロな照明が

多くの人々を魅了しています。

※ショールーム内の展示品をご覧いただきながら選択肢をイメージする時間

 

僕も何度か

住まい手さんに

お勧めしている

照明インテリアのブランドですが、

今回も住まい手さんを

ご案内させていただき

ニューライトポタリーの

ショールームへ。

 

古民家を改装した

ショールーム空間での

対比をご覧いただきながら

今回計画した住まいの間取り

プランや空間構成での

取り入れ方についていろいろと

実際の展示照明を

吟味しながら

空間のイメージを・・・・・。

 

居住空間をより心地よく、

豊かなものにするための

照明の選択ポイントを

お話しさせていただきながら

実際の採用位置と

過ごし方の連動と

寸法(サイズ)の効能と

実例も踏まえて

選択肢のご提案を。

 

※ショールーム吹抜け空間を利用したペンダントライトの展示

 

照明がインテリアにもたらす効果。

インテリアデザインにおける

照明の役割は、

単なる「明るさ」を

提供することだけではありません。

 

照明の配置やデザインによって、

空間の雰囲気や

使用感が大きく変わります。

 

ニューライトポタリーの照明は、

照明器具そのものの

デザインと採用している

ガラスや周辺素材ならではの

温かみある質感と、

適度な光の拡散によって、

柔らかく落ち着いた空間を

生み出す効果があります。

 

空間の雰囲気を変えるということ。

照明の色温度や

光の強さを調整することで、

同じ部屋でも

異なる雰囲気を楽しめます。

 

例えば、

暖色系の照明を用いると

リラックスした

落ち着きのある

空間が生まれます。

 

一方で、

白色の光を使用することで

作業や勉強に

集中できる環境が整います。

 

視覚的な美しさの強調。

ニューライトポタリーの照明は、

その美しいデザインにより、

昼間でも

インテリアとしての

役割を果たします。

 

特に吊り下げ型の

ペンダントライトは、

点灯時だけでなく

消灯時にも

空間のアクセントになります。

 

照明の選び方と配置のコツ。

照明を選ぶ際には、

空間の広さや用途、

求める雰囲気に合わせて

最適なデザインと

配置を考えることが大切です。

 

サイズ選びのポイント。

照明のサイズは

空間の広さに応じて

選ぶ必要があります。

 

例えば、

広いリビングには

大きめのペンダントライトを、

又は小ぶりな照明を複数配置するなど。

 

逆にコンパクトなスペースには

小ぶりなテーブルランプなどを

置くことで、

視覚的なバランスが取れます。

 

高さの調整。

天井からの吊下げ型の照明器具、

ペンダントライトの高さも

空間と使う位置関係に合わせて

調整することが重要です。

 

ダイニングテーブル上に

吊るす場合では

テーブルから

70〜80cm程度の高さが

理想とされています。

 

この高さにより、

食事をする際に

照明が邪魔にならず、

ちょうど良い位置関係を

確保することができます。

※ただし照明器具本体のサイズにもよる

 

複数照明の活用。

一つの照明だけでなく、

複数の照明を組み合わせることで、

奥行きのある空間演出が

可能になります。

 

たとえば、

リビングルームでは

ペンダントライトと

フロアランプを組み合わせて

使用することで、

明るさを調整しつつ、

スタイリッシュな印象を

与えることができます。

※実際に夜が近づく事でインテリア照明としての効能の高さを実感できるタイミング

 

ニューライトポタリーの照明は、

デザインの美しさと機能性、

そして持続可能性を

兼ね備えたインテリア照明として、

非常に魅力的です。

 

シンプルで温かみのあるデザインは、

デザインの計画性により

インテリアと暮らしにも

自然に溶け込み、

心地よい空間を演出してくれます。

 

暮らしのンテリアとして

照明器具を大切に扱う「暮らしの趣」は、

持続可能な生活を送るための

選択肢としても

価値ある選択だと思います。

 

暮らす為の周辺となる

建築空間の構成に

丁寧なデザインを。

 

日々の暮らしを彩る

インテリアの中に

照明の選択肢も

大切にと思います。

 

模様替えや引っ越しに伴う

インテリアコーディネートのご相談も

ホームページから

お問い合わせください。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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暮らしと間取りの周辺に考える過ごし方のイメージに収納と兼ねる要素を提案する事もあります。最適解で掛け合わせることによって派生する過ごし方の価値観と向上する過ごし方も。

2024年10月08日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

家造りの際には

相談者さんの

暮らしの中身とその周辺を

聞かせていただき

「そういった内容」がある場合には

廊下やホールに

余白を提案する事が多いです。

※廊下の一部に計画した飾り棚スペースは棚自体が開閉式

 

少しの事なのですが

棚が蓋になっていて

収納スペースになります。

 

※日用品や棚に飾る小物の収納にも活用できる計画

 

 

飾り棚にもなりますし

高さの計画次第では

ベンチにもなります。

 

そんな場合には

風景も近くにデザインしたり

連動する窓の事とか

細部を大事にしながら

全体像も同時に考えています。

 

暮らしに大切な内容は

生活文化や価値観によって大きく異なりますが

大切な軸は同じだと

考えています。

 

暮らしと過ごし方を

丁寧にと思います。

 

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暮らしの価値観と生活習慣に程よい収納計画を間取りと共に考えるように意外に細かな物が集まりやすい「リビング」に片付けと整理整頓を連動させた過ごしやすさにつながる収納を。

2024年09月30日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

住宅のリビングに

収納スペースを設けることは、

快適性を求めつつ

過ごしやすい生活空間を

実現する上で非常に重要だと考えています。

※リビングソファの背面に腰壁を計画して厚みを利用した収納計画と段差を活用した収納引き出しのある間取り提案事例CG

 

それぞれの暮らしに対して

片付けやすい収納方法も色々な手段が

存在しています。

 

そして収納設計には

多くの選択肢があり、

何をどのように考えるべきなのかは

生活者のライフスタイルや

収納の得意不得意によって変わります。

 

そのうえでリビング収納を導入する

メリットとポイントを少し書いてみたいと思います。

 

注文住宅リビング収納のメリット

注文住宅のリビングに

収納を計画することは、

単にモノを

片付ける場所を作るだけでなくて、

様々なメリットをもたらします。

 

スッキリとした空間を実現できる

収納スペースを設けることで、

リビングに散らかりがちなモノを

片付けることができ、

スッキリとした空間を実現できます。

常に整理整頓された状態を

保つことができるため、

気持ちよくくつろぐことができ、

快適に過ごせる空間に近づきます。

 

日々散乱した場所と

そうでは無い場所での

心地の違いに関しては

皆さんも日々感じているのでは?。

 

インテリアの一部として

収納スペースのデザインや

素材を工夫することで、

リビングのインテリアの一部として

おしゃれな空間を作る事も可能になります。

 

オープンシェルフや

ガラス扉を採用すれば、

ディスプレイのようにアイテムを整理できますし、

木の素材や落ち着いた色合いの収納は、

温かみのある空間を演出します。

 

片付けやすい空間になる

収納スペースに

モノの定位置を決めておけば、

片付けやすくなります。

特に、

小さなお子様がいる家庭では、

おもちゃや絵本などの

収納場所を分かりやすくすることで、

子ども自身で

片付けの習慣を

身につけることができます。

 

注文住宅のリビング収納を

計画する際には、

後悔しないためにも

いくつかのポイントを

考える事が重要です。

 

生活動線を意識すること

収納スペースの場所や動線は、

日常生活における

使いやすさに大きく影響します。

例えば、

頻繁に使うモノは

手の届きやすい場所に、

季節物の場合は

少し離れた場所に収納するなど、

生活に関する人の動き

「動線」を意識した設計が重要です。

 

要望の優先順位を決めること

注文住宅では、

生活の習慣などにより

様々な収納に関する

要望が出てくると思います。

しかし、

予算やスペースには

限りがあります。

そこで重要になるのが、

家族で話し合い、

現在の状況を踏まえ

間取りで解決出来る事

習慣を変える事で解決出来る事

収納そのものを考える事など

現実に則した内容で

収納に関するする要望の

優先順位を決めることです。

 

優先順位を明確にすることで、

本当に必要な

収納スペースを確保することができます。

 

資金計画をしっかり立てること

収納スペースの設計には、

素材や構造によって

費用が大きく変わります。

そのため、

事前にしっかりと資金計画を立て、

予算内で実現可能な

収納スペースを設計することが重要です。

 

流行に左右されないこと

収納のデザインや素材は、

流行によっても変化します。

 

流行に左右されず、

暮らしの内容に則して

長く使い続けられるような、

シンプルでありつつも

自分たちにとって

機能的な収納スペースを

考える事が大切です。

 

将来の家族の変化に

対応できる計画にすること。

家族構成やライフスタイルは、

時間とともに変化します。

ある程度の将来を見据え、

家族の変化に対応できるような、

柔軟な計画を考える事が大切です。

 

例えば、

棚の高さや枚数を

変えることが出来る可動式の棚板や、

収納スペースの拡張性を

考慮した設計などがあります。

 

住宅のリビング収納は、

生活の質を高める重要な要素です。

スッキリとした空間を実現し、

出来るだけ自分たちにとって

快適に過ごせるような空間となるように、

収納設計には十分な計画が必要です。

 

暮らしの充実度が

程よく最適化されるように

間取り暮らしの計画の中に

ライフスタイルを考えた

収納計画をと思います。

 

過ごし方を見直すことで

見えてくる

暮らしやすさがあると思います。

 

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暮らしの周辺に居住空間であるLDKと家事の優位性を考えながら収納スペースとの連動を意識するように、毎日の暮らしを見直すと収納計画がいかに大切なのかが見えてくると思います。

2024年08月27日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

住まい造りのプランで

収納を最大限活用する。

 

※コレクションルームを兼ねたウォークインクローゼット

 

ハンガーパイプの高さや

収納棚の配置など

暮らしを考える際には

住むための空間の延長として

収納の計画性も大切だと考えています。

※コレクションルームを兼ねたウォークインクローゼット

 

「家での時間」をどのように考えるのか?。

家事時間とも連動した

収納計画が

必要なのかそうでは無いのか?。

 

家事は暮しの時間や

暮らしの充実度にも

良い意味でも悪い意味でも

変化をもたらします。

 

家事のありかたも

各家庭により様々です。

 

そんな一つとして、

設計で変わる

収納空間の優位性を

考えておきたいものです。

 

わかり切っていることですが、

「高さ」をうまく活用することは、

収納力を考えつつ

使いやすさを向上させる事において

重要です。 

 

そして、クローゼットや

ウォークインクローゼットの中を

どのように使うのか。

 

「間取り」というプランを

眺めているだけでは、

わからないことも、

家庭と暮らしをわかる

設計者と話をする中で

充実した収納の計画を

導き出すこともあります。

 

クローゼットにおける

 「ハンガーパイプ」の高さと

収納配置についても・・・・・。

 

例えばクローゼットの中に

ハンガーパイプエリアと

棚のエリアを分けて設計することで、

分類を明確にして、

使いやすさを演出できたりします。

 

押し入れ等で見られる

布団などの収納にも活用する

「中段」スペースと

ハンガーパイプを直交させて、

布団も置けるし、

服も掛けておける収納スペースを

計画する事が出来たりもします。

 

家族が使う収納スペースなので、

多少入り組んでいても、

収納力が必要であれば、

そういう考え方も可能です。

 

ハンガーパイプを二段にすることで

シャツを二段に掛けて

収納したりすることもできます。

 

下の段には、

パンツ(ズボン)を掛けておく。

 

この場合は高い方の

ハンガーパイプの高さについて

普段使い上どうなのか、

近くにステップが必要かどうか等

確認をしっかりと行って

設計することが大切です。

 

コーナーでL字に

ハンガーパイプを

取り付けることも可能です。

 

この場合は、

コーナー部分が若干

使いにくくなりやすいのと、

コーナー部分が

重さに耐えられるように

補強をしてあげることが重要です。

 

それでも、

収納に活用できることは、

増えていく服などや、

生活に必要なものを

確保しておくためには安心ですよね。

 

意外と収納の配置の計画でも、

いくつかのパターンがありますから。

 

使い勝手や、

生活のリズムは

住まい手の方によって様々です。

 

しっかりと収納の意味を考えながら

自分たちの暮らしを意識する事で、

よりよい住まいに変貌していきます。

 

暮らしの周辺を考える時間を

キチンと設けていますか?。

 

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収納を上手く使った間取り計画で暮らし方も生活の質も随分変化します、住まい手さんの収納癖をキチンと考えたうえで物が散乱しにくい収納計画と部屋造りのバランス。

2024年07月26日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

収納を上手く使った間取りで

部屋をすっきりできるように。

※狭小住宅LDK空間に畳段差を活用した収納兼ベンチ提案の設計事例CG

 

 

収納づくりの注意点。

収納スペースで失敗したという話を

よく耳にすることはありませんか?。

 

せっかく計画した収納が

上手く活用されないのは、

もったいない事です。

 

収納計画を後悔しないよう

重要なポイント。

収納の間取りの考え方と

収納を考えるときの注意点について

少し書いてみたいと思います。

 

収納の間取りの考え方

キッチン:食器や調理器具などの

必要なものが多く、

膨大なアイテム数になりがちなキッチンでは、

どこに何をしまうかを

細かくシミュレーションすることが

大切です。

 

食器の収納は

リビングから近い場所に

配置しても良いでしょうし、

調理器具は

キッチンに立ったときに

すぐ取り出せる位置に

あった方が便利かと思います。

 

洗面所:入浴剤やドライヤー、

タオル類をはじめ、

洗面所ではものが多くなりやすいため、

収納が不足しがちです。

 

活用しにくい吊り棚には、

あまり使わないものを

片づけると良いです。

 

十分な収納スペースがなくて、

ものでいっぱいになると、

水汚れが起きたり

カビてしまったりするので

注意するように。

 

リビング:家族が集まるので

特にものが増えやすく、

散らかりやすい場所です。

 

部屋に大きい収納を

計画出来ない時は

床下収納やベンチを計画して

段差を活用した収納を

計画するのも一つの考え方です。

 

収納で失敗しないための注意点

広さや奥行きを考える収納が

狭すぎて十分にものが

片づけられなかったり、

奥行きがありすぎて

ものが取り出しにくかったりと

いったことが考えられます。

 

自分の持っているものの

量をよく見極めて、

収納を作る前に

どのくらいのものを

どこにしまうのかを、

ある程度決めておく事は大切です。

 

収納場所の位置を考える。

デッドスペースを

収納として活用する際、

入れるものを考えていないと

使いにくい収納になってしまい、

その結果ただの

物置場所と化してしまうこともあります。

 

収納を考えるときは、

生活動線に沿って

設置するのがポイントです。

 

収納計画を立てるときは

予算を超えないようにする。

アイテム数が多いからと

収納をたくさん設置すると、

予算オーバーになってしまうこともあります。

 

デッドスペースを活用して

収納場所にしてもなお、

収納場所が足りない場合には、

物の必要性を考える事も

1つの手段です。

 

場所ごとに収納の考え方は

異なりますが、

収納を考える際には

何をどのくらいしまうのか考えることで、

十分な収納スペースを

確保できるようになるかと思います。

 

住まい手さんのご要望も考えつつ

生活の基準を見直しながら

最大限良い環境づくりとなるように

家づくりを計画しています。

 

収納についての不安や、

家のことで聞きたいことがございましたら、

気軽にお問い合わせください。

 

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片づけのしやすい家の提案設計、暮らしを元に物の総量とサイズ、使い場所を割り出して適所に収納計画を、中でもリビングやダイニングスペースは物が溢れる場所なので適切に間取りとイメージを。

2024年07月22日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

 

生活の質と

リビングの居心地を変える収納計画。

 

※LDK空間にクローゼット扉と引き戸を用いた壁面収納を計画した家室内空間事例・一部棚を見せる飾り収納を提案

 

間取りを活かした

スマートなアイデアで

暮らしは変わります。

 

新築やリノベーションを計画中の方々、

特に収納と機能性を

重視する意識の高い皆様にとって、

リビングの収納スペースは

非常に重要な要素です。

 

美観と機能性を兼ね備えた間取りは、

ただ快適なだけでなく、

日々の生活を

よりスムーズで効率的なものに

変えてくれます。

 

暮らしをキチンと紐解き

丁寧に考えた家のプランは、

実装可能な創造的アイデアで、

より充実した

生活空間の効能を期待できます。

 

リビング収納のある間取りが

もたらす暮らしのメリット。

 

リビング(LDK)に

収納スペースを

設けることのメリットは

多岐にわたります。

 

リビング収納の魅力。

室内をスッキリ見せる事。

収納力が増すことで、

リビングは常に整理整頓された状態を

保ちやすくなります。

 

扉付きの収納は、

予期せぬ来客があった際にも

素早く片付けを可能にし、

生活感を隠して

スッキリとした空間を維持できます。

 

スペースを有効活用できる。

リビングのスペースを

最大限に活用するため、

見せる収納を取り入れることで、

室内をよりおしゃれで

魅力的なものに変えられます。

 

インテリアや小物を上手に配置し、

見た目にも美しい

リビング空間を作り出せます。

 

片付けがスムーズになる。

収納スペースが

適切にレイアウトされていると、

物の定位置を決めやすく、

結果として

片付けも効率的に行えます。

 

家事の負担を軽減し、

毎日の生活をより快適にできます。

 

特に子供のおもちゃの片付けも、

家族みんなで

協力しやすい環境を作れます。

 

災害時の安心感。

リビング収納は

安全性の面でも

大きなメリットをもたらします。

 

壁や天井に固定された収納は、

地震のような災害時に

倒れにくく、

家族の安全を守る

そんな要素となり得ます。

 

リビング収納を

取り入れる際の

具体的なアイデアを。

 

壁面収納。

壁一面を利用した収納は、

空間を有効に活用しつつ、

デザイン性も考慮できる選択肢です。

 

テレビボードとの組み合わせで、

統一感のあるデザインを

実現できます。

 

造作クローゼット。

オーダーメイドで作る

造作クローゼットは、

空間を最大限に活用し、

高い収納力を実現します。

 

部屋のデザインに溶け込みやすく、

圧迫感を感じさせません。

 

リビング階段下の利用。

リビング階段下の

デッドスペースを活用すれば、

見た目にもスマートな

大型収納が実現します。

場合によってはワークスペースと収納を

組み合わせる事もあります。

 

階段の形状を活用した

デザインも可能です。

 

小上がりの収納。

空間の接続部分に

小上がりを設けることで、

隠れた収納スペースを

作り出せます。

 

アクセスしやすい位置に

引き出しや扉を設けることで、

使い勝手も向上します。

 

テレビ裏のウォークイン収納。

合えて余白空間をつくる事で

テレビの裏側に

隠れたスペースを設け、

大容量のウォークイン収納を

実現できます。

 

部屋のデザインを損なわずに、

収納や掃除等の機能性を

高められます。

 

ニッチ収納の活用。

壁の中にニッチを作ることで、

スペースを有効活用しながらも、

部屋を広々と使えます。

 

小物のディスプレイや

書籍の収納に適しています。

 

リビングの収納スペースは、

美観と機能性を兼ね備え、

日常生活をより

豊かで快適なものに

変える要素です。

 

リビング空間を

最大限に活かし

それぞれの家族にとって

居心地がよくなる

住まいとなるように。

 

新築やリノベーション・リフォームの

計画にあたっては、

収納物の量やサイズ、

収納場所と

使用場所を含めて考える事で

収納計画も使い勝手

最適化できます。

 

現実的な暮らしの中身を

どう認識するべきかで

暮らしの質も変わりますから。

 

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リビング空間などにも計画するカウンターや収納兼用の棚のデザインにはサイズ感が大切、物を置く場合、収納する場合、ライフスタイルに活用する場合など様々な想定の範囲

2024年07月03日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

造り付けの棚を設けるのならば

必要な奥行きを

予め割り出す計画性も重要。

※キッチン前のカウンターもインテリア小物を飾るだけではなくて実用的に

ブランチなどで活用可能な奥行きに提案

 

書斎やリビング

趣味室や水回りなどでもそうですが

造り付けの棚などを設ける場合

予めしまう物、

飾るものを想定して

必要な奥行きを割り出すという事。

 

例えばですが

相当サイズの大きなものを

しまうのであれば

荷重も考える必要性があるので

出し入れの作業のことや

構造補強的なこともあるので

奥行を十分にとり

あまり高い位置に計画しないように。

 

奥行きが十分過ぎると

出し入れも困難になりますし

奥のものが見えにくく

そこにあることを忘れてしまい

死贓品になってしまうことも。

 

収納棚を

あらかじめ設置する場合には

出し入れする状況や

物を飾ったり

物を収納したりした場合の

想定も大切です。

 

それにより間取りの構成も

空間の使い勝手や

余白スペースも変わりますから。

 

物を出し入れする際の

人の動作を思い浮かべると

わかりやすいですよね。

 

体験することで

イメージできると思いますので

新築やリフォーム・

リノベーション計画前には

収納物を出し入れする際の

自分自身の動作を

確認しておくこと

そして収納物のサイズ確認も忘れずに。

 

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収納と片付けと家事動線の整理整頓、特に洗面脱衣室ではこまごましたものはオープンの棚にカゴなどを並べて整理することで見た目もすっきりして便利な収納スペースに。

2024年07月02日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

こまごましたものは

オープン棚にカゴを並べて

整理する。

 

 

洗面室のこまごましたアイテム等は

オープンな可動式の棚を

造り付けにして

そこに市販のかごや

収納ボックスを

並べて整理整頓する

という方法もあります。

洗剤やドライヤーなどもそうですし

使い方やサイズなどを区分して

それぞれ収納ボックスで

分別すると

すっきりとした状態で

収納計画を実現することもできます。

 

タオルなどの場合は

出し入れしやすくするように

棚にそのまま重ねて収納する場合は

色をやサイズをそろえるだけでも

ずいぶん見た目もすっきりします。

 

収納スペースの活用に関しては

まとめて収納できることも大切ですが

自分たちの過ごし方にあわせて

様々な収納方法から選定ができるように

暮らしの方向性を

いえづくりに取り入れることは

大切だと思います。

 

それぞれの暮らしの趣を大切に。

 

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ローソファを暮らしの居心地提案に考える事も豊かさを生み出す設計の価値観、座る行為をどのように考えて過ごし方に反映するべきか、家具選定は暮らしを上質にする建築家の感度から生まれる提案です。

2024年06月15日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

寛ぎをデザインするという事。
 
暮らしやすさを考える事で
住まいの空間と居心地は変化します。
 

※インテリア家具メーカーHAREMカタログより
 
 
暮らしを上手に味わうという事。
 
自分たちの暮らしに
合った快適性のあるソファ選び。
 
インテリアから心地を提案する事も
大切な仕事の一部です。
 
なぜ家具の事を間取りの計画時に
考えてショールムに
ご案内しているのか?
 
暮らし方の常識や
過ごし方は皆さんそれぞれの
暮らしの文化によって
随分違いがあるからです。
 
それらをキチンと把握して
家の提案に盛り込むためには
間取り計画そのものに
常識の位置付を考える必要があるからです。

 

※インテリア家具メーカーHAREMカタログより
 
 
オシャレなリビングであっても
ソファを購入して
そのソファが物置場にならないように。
 
鞄や洋服
洗濯物などの置く場所になって
実際にはダイニングテーブル周辺で
寛いだり
リビングセットの間に
座り込んで床で寛いだり
していませんか?。
 


※インテリア家具メーカーHAREMカタログより
 
そうならないためにも
間取り計画には
適切な暮らしの価値観を整理する事。
 
ポイントとして
ソファに座っても
なんだか心底くつろげない。
 
結局床に座って
ソファが背もたれ代わりになりがち。
 
小さな子どもがいると、
ソファをトランポリン代わりにはねる。
 
それならソファは
場所をとって邪魔になるから
いっそソファを
やめたほうがいいかな・・・。
 
そのようなお悩みも
たくさん伺ってきました。
 
空間の快適性を向上させつつ
過ごしやすいソファにも
様々な考え方はあります。

※設計実例・畳の間をリビングの中心に計画し座面を意識した過ごし方を設計提案
 
多いのは、
間違ったソファ選びの常識。
 
日本人はソファでくつろぐのが
下手と言われています。
 
でも、
それはソファの選び方が
間違っているからです。
 
一般的にソファを選ぶときは、
I型かL型のどちらかで、
2人掛けや3人掛けなどの
人数で座れるデザインを
選びがちだと思います。
 
ソファのタイプには
バリエーションがあるので
ソファはI型かL型とは限りません。
 
たとえば、
V字型のソファというのもあります。
 
ただ、
V字型ソファを置きたい場合、
それなりのスペースが
必要になるので、
比較的コンパクトな
日本の家事情や
マンションの部屋事情では
限られてしまうことが
多いのが難点です。
 
ソファには、
椅子のように腰を掛けるタイプでは
3段階の座面の
高さ設定がありますが
実はそれ以外にも
ほぼ床面となる範囲に
座るタイプも存在します。
 
つまりフロアタイプも
あるという事。
 
床座に慣れ親しんだ
日本人は
そういう空間に実は慣れていて
それ故に安心ができ、
くつろぎやすいという方も多いです。
 
家の新築や建て替え
リフォーム、リノベーション前に
住んでいる状態が
そもそもそのような状態で住んでいるなら
急な環境の変化には
負荷がかかりすぎるケースもありますから。
 
理想と憧れがあり
現実があります。
 
その部分の「設計」も実は重要。
それによって
暮らしのストレスも変わります。
 
話しをもとに戻すと
フロアソファにも
多種多様なバリエーションがあり、
デザインによって
くつろぎ方も変わってきます。
 
様々なくつろぎ姿勢に
対応できる
存在していて
そういった暮らしに
僕がそオススメしたいのは、
フレキシブルタイプのソファ。
 
背もたれやひじ掛けなどが
動かせるけれど、
もたれかかっても
安定感があり動きません。
 
ソファでは崩した姿勢で座るか
寝ころんでいる
というくつろぎスタイルの場合は
このタイプのソファも良いかと思います。
 
ちなみに、
やっぱり床座が落ち着く
ということであれば、
畳の間をリビングの中心となるような
間取りの設計を考えたり
フレキシブルタイプの
フロアソファが良いかと思います。
 
空間も大切にしながら
「人」や「暮らし」に合わせて
ソファを選ぶ。
 
フレキシブルソファだと、
体育座りしたり
足を伸ばしたり、
色々な姿勢で
くつろぐことができます。
 
もちろん寝そべる事も
できます。
 
ソファのサイズは
シングルベッドより
ちょっと大きめくらいのソファなので、
I型の3人掛けソファと
大きさはさほど変わりません。
 
つまり、
部屋のスペースをとる面積は
さほど変わらないのに、
くつろぎやすいのは、
圧倒的にフレキシブルソファの方です。
 
インテリアプロデュースでは、
家や部屋に合わせてだけで
ソファを選ぶのではなく、
「人」に合った
ソファ選びをしています。
 
自分に合ったソファは、
リビングや
その他の寛ぎ空間での
リラックスタイムの質が
格段に変わります。
 
くつろぎの場を
自分らしく考えてみませんか?。
 
日常を美しく
心地よい暮らしとインテリアの効能を。
 
ご相談も気軽にどうぞ。
 
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暮らしと家具とインテリアのバランスで変化するライフスタイルのイメージ設計、家具選びを暮らしのデザインから紐解くダイニングテーブルのサイズ感。

2024年05月30日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

暮らしと家具とインテリアについて。
 
ダイニングテーブルの
奥行を考えるという事で変化する
空間の印象と使い勝手。


※空間の比率を検討し提案時にイメージしやすいように行うデザインCG設計
 
空間比率という考え方を大切に。
 
ダイニングテーブルは、
比較的暮らしの中心の場となりやすく
同時に家の「顔」としての
役割をも持つ重要な家具です。
 

※家具レイアウト前のLDKの状態
 
それだけに
ダイニングテーブルを選ぶ際には
デザインだけでなく、
間取りと暮らしとの調和や
サイズについても
十分に検討したうえで
決定する必要があります。
 
間取りとあわせて
扉の開閉方向や
室内を移動する際のゆとりなども視野に。

※空間比率の趣をそのままカタチにしたLDK空間と家具レイアウト
 
 
そして、
そのサイズを検討する際、
「幅」はしっかりと検討しているものの、
「奥行」はなんとなく
選んでしまっていることは
ないでしょうか?。

※居心地の良さと多様性のデザインを間取り構成と空間構成に設計提案を行っています
 
 
ダイニングテーブルの奥行の決定については
一定の基準を考えるべきです。
 
その基準を理解したうえで
検討することが「失敗のない」
テーブル選びに繋がります。
 
奥行が「狭い」。
テーブルの奥行を狭くすることで
享受できるメリットがあるとすれば、
壁までの距離や
収納との間隔が空くことです。
 
これはチェアの
引きしろ(出し引きに必要なスペース)に
余裕が確保できるということにも
繋がります。
 
同時に空間を
広く見せることになります。
 
しかし、
このメリットは
テーブルを使用する際の
快適性を損なうリスクもはらんでいます。
 
テーブルのサイズ決定に際して
スペースとの兼ね合いは
重要ですが
「極端に狭いサイズにしない」ことが、
使い易いテーブルの
ポイントです。
 
食事や何かの作業を行う場合、
個人の快適な作業性を
高めるスペースとして、
その奥行は40センチは必要。
 
これを2人分確保する、
つまり互いが正対する状態では
80センチとなります。
 
基本的にテーブルの奥行は
ここを目安にして、
それ以下にならないように
極端に狭くしないことを
お勧めしています。
 
もちろんそれを想定した
間取りと空間提案を行う前提です。
 
常時4人以上が使う想定の
ダイニングテーブルでは
おおよそ80センチ~90センチ、
サイズの大きいもので
95センチ~1メートルの
奥行が標準になっています。
 
これは「長方形としての美しいバランス」も
考慮されたものですが、
それ以上に
「使い勝手」や「距離感」が
重要視されています。
 
向かい合った際の
距離感が近くなりすぎてしまうことを避け、
向かい合う人同士の足が
テーブル下で干渉しないという点が
配慮された「根拠」があるんです。
 
互いの間に大皿を置く際の余裕も、
この奥行を
適正なものにすることで
叶います。
 
家具は暮らしの道具であると同時に
インテリアであり、
常に「見える」ものです。
 
あまりアンバランスなものは
やはり見栄えが良くありません。
 
空間の構成にも配慮が必要です。
 
テーブルの奥行は
向かい合う人が余裕を持って
使用できるものを。
 
そのうえで使い勝手も良く
美しく見えるものを
選ぶのが鉄則です。
 
奥行が「広すぎる」テーブルで
起こることは
テーブルの奥行が広すぎると
対面で座る際に
互いの距離が遠くなるため、
会話やその他のやり取りが
行いにくくなります。
 
ダイニングテーブルは
食事をする用途だけでなくて、
日常会話も行う「コミュニケーションの場」です。
 
ダイニングスペースは
家族が集まって会話がしやすい場所に
したいと考える人も多いかと思います。
 
それが不便になるのは
避けたいものです。
 
また、
奥行が広すぎると
テーブルの中央に
料理を置いた際に
腕を伸ばしても手が届かない、
という事もありえます。
 
これは少々大げさな例ですが、
椅子から少し立ち上がらなくては
料理に手が届かないような
状況に陥るのは
やはり不便かと思います。
 
ダイニングテーブルのサイズを決める上で
押さえておくべきポイントのひとつに、
食事をするときに
必要な1人分のスペース
という考え方があります。
 
ランチョンマットの
標準のサイズは横50センチ×縦35センチ。
 
このサイズなら
マット上に大小のお皿2枚、
ボウル1つ、
グラス1個の1人分の
食事のセットを置くことができます。
 
腕を動かすスペースや
ゆとりを考えると
1人分の食事に必要なスペースは、
幅50センチ~70センチ、
奥行き35センチ~50センチです。
 
この基本的なサイズを
把握しておくだけでも
テーブルの選び方は変わります。
 
椅子の引きしろ、空間とのバランス。
 
テーブルのサイズを考える際に、
もうひとつ大切なポイントがあります。
 
それはテーブルを
設置したい場所において
「テーブルの周りのスペース」についても
考慮できているか、
という事です。
 
テーブルの周りのスペースが
狭すぎると、
立つ・座るといった動作がしづらくなり、
心地よくテーブルを
使用することができません。
 
テーブル周りの
必要なスペースを
生活動線
※普段の生活で部屋の中を移動する経路
と言いますが、
普段の生活を思い出しながら
テーブル周りの生活動線が
確保されるかどうか
イメージする事が大切です。
 
具体的な数値をみていくと
チェアの引きしろの理想は
テーブル天板の端から
80センチ~90センチ。
 
これだけあれば、
アーム付きチェアの
スムーズな出し入れ、
そこでの立ち座り、
着座している人の後ろを
別の人が通過する、
という動作を
スムーズにこなすことができます。
 
また、
壁やキッチンに対して
どのように家具を配置するのか、
部屋との関係性も踏まえ
レイアウトを間取りと共に
イメージする時間も大切。
 
僕がいつも間取りを考える前に
インテリアショップへご案内するのは
そういう意味もあるからです。
 
テーブルのサイズを選ぶ際は、
用途や人数に合わせた
サイズの想定、
テーブルを置く部屋の広さに加えて
テーブル周りのスペースも
考慮する事で、
暮らしに程よく合った
ダイニングテーブルを
選ぶことができます。
 
ダイニングテーブルの奥行は、
人が食事をする際に
必要となるスペースと
生活動線を考慮したサイズを
選ぶように。
 
自身のライフスタイルを思い浮かべながら、
基準もふまえた
バランスよいサイズを選ぶのが
最適と言えます。
 
住まいの空間の間取りから
最適なテーブルサイズを割り出し、
レイアウトをご案内します。
 
そしてテーブルの
レイアウトだけではなく、
お持ちの家具との相性や配置、
照明や観葉植物に至るまで、
空間全体を捉えた
ご提案を設計として行っています。
 
テーブルのサイズの決定だけではない
「空間提案」と「暮らしの提案」を丁寧。
 
住まいの新築・リフォーム
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暮らしと収納と整理整頓のしやすい環境設計は暮らしの空間の充実を設計するデザインであるよう住まい手さんの暮らす環境を考えるように、環境改善という間取りと収納の工夫。

2024年01月16日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※対面式キッチンのあるLDKに設けたカウンター横の収納スペース

 

心地よく日常を暮らす空間。

住まいはそんな場所で

ある事によって、

過ごし方の質も

気持ちの余裕も変化します。

※対面式のI型キッチンの横に設けたパントリー兼収納スペース(写真奥側)

 

視界に入る部分が

気持ちよく感じる為には

一般的には「すっきりしている事」が

望ましいかも知れません。

※趣味室として設けたロフトスペース(コレクション陳列収納)

 

※趣味室として設けたロフトスペース(コレクション陳列収納)

 

そういう事で考えると

心地よく住まいを感じるには

「片付け」が必ず連動してくると

考えた方が良いかと思います。

 

暮らしの環境と整理整頓のしやすさ。

 

そして、

その話をする際に、

モノと人の関係軸として

片付け上手な人

片付けの下手な人の違いも

関連が重要となってきます。

 

付けが下手な人の特徴としては

全てが当てはまる訳ではありませんが

要らないものを捨てられない・・・・。

というところ。

 

「いつか使うかも」とか

「思い出が有り捨てられない」などの

様々な思いが重なり

捨てる勇気が出せないでいます。

 

片付け場所がシンプルではなく

複雑になっているという事も

間取り上の難点

だったりする事も有ります。

 

物が整理されないまま

あちこちにあるので、

一見片付ているようにみえても

なかなか探せなかったり、

同じ物が

いくつも出てくる事も

よくあるかと思います。

 

使い終わったものが

そのままになっている。

使い終わった時に

直ぐに元に戻せばいいのに

「後から戻そう」とか

「またすぐ使うし」とか

理由を付けてそのままに

なってしまっている事もあるのでは?

 

片付け上手といっても

実は整理整頓の仕方にも

種類が沢山有り

サイズで区分する場合

使い勝手で区分する場合

物の出し入れの頻度で区分する場合等

様々な区分が存在していて

多くはその区分の仕方と

実際に運用している

区分の仕方が繋がっていない事が

多いかと思います。

 

一方で、

片付け上手な人は、

まず物を見直すことから

始めています。

 

また、空間の有効利用を考え、

自分が使いやすい、

動きやすい空間をイメージしています。

 

よく整理収納のお話しにも

出ていますが

基本的には

まず3つに分類する事・・・・・。

 

片付けたいモノを全部出して、

「今使っている」

「今使っていないから処分」

「使っていないけど処分に迷う」の

3つに分けます。

 

使っていないけど処分に迷う」モノは、

「迷う」という判断が

できていると考えます。

 

袋や箱にひとまとめにして、

目につく場所に置いておきます。

 

すぐには捨てられなくても、

「なくても困らない」と気付けると、

ある程度は

処分することが出来ます。

 

そして「今使っている」と判断したモノだけを、

もとの収納場所に収めていきます。

 

特によく使っているモノを、

一番手の届きやすい場所に

収めておきます。

 

使用頻度の低いモノは、

高い位置や収納場所の

奥の方でも問題ありません。

 

ものを循環させる事としては

「使ったら戻す」と

「ひとつ買ったらひとつ減らす」

という2つのやるべきことがあります。

 


「使ったら戻す」については、

当たり前といえば

当たり前なのですが、

モノを出して使い終わったら、

元の場所に戻すという作業です。

 


「ひとつ買ったらひとつ減らす」は、

買物の前に処分するモノを決めておいて、

新旧を交換させるつもりで、

家の中のモノの

総量を増やさないようにすることです。

 

不用品の処分は、

決してむずかしいことではなくて

自分にとって

家族の暮らしにとって

不必要なものを手放すことで、

空間にも余裕が生まれて

「片付け」が段々と

簡単になっていきますから。

 

多くのモノを

一度に解決しようとせずに

段階を踏む事が大切。

 

暮らしの空間に余裕が生まれる事で

解決出来る問題も

いろいろとあるかと思いますよ。

 

家づくりの新築やリフォーム

だけではなくて

模様替えや空間の使い勝手を

整理整頓する事で

日常を見直してみませんか?

 

過ごす場所の状態が

良い意味で変化する事により

生まれる効能も大きいですよ。

 

家時間での過ごし方も

上質な空間に。

 

住まい手さん自身の

現状把握という時間。

 

暮らしの環境は「それ」で

良い意味で大きく変わりますよ。

 

暮らしの現状を見直しはながら

実情を冷静に見つめる為の

事前の検証の時間を丁寧に。

 

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