奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

広くて日当たりがよくて景色が最高な土地なかなか希望の土地が出てこないなと毎日インターネットで探されている方それぞれの事情を踏まえた家造りに適した土地を探すためにはコツがあります。

2024年03月18日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

広くて、日当たりがよくて、

景色が最高な土地。

※土地探しにて土地所有者・仲介業者了承の下で地盤調査中(地面下の軟硬)

 

そんな土地がいいな。

と土地探しをされている方、

なかなか希望の土地が出てこないなと

毎日インターネットで探されている方。

 

それぞれの事情を踏まえた

家造りに適した土地を探すためには、

コツがあります。

 

ちょっとしたコツですが、

知っていると知らないとでは

大違いです。

 

でも、

不思議とご説明する方法を

実践された方は

120点まではいかなくても

今まで探して見つけた土地が

60点だったとしたら90点くらいまでには

なるかも知れません。

 

実は土地を探すためには

順番と必要な準備があります。

 

これをしっかりと行わないと

希望の暮らしを実現できる土地に

巡り合う確率が上がる事はありません。

 

今回は土地を探していくための

コツをお伝えするblogになります。

 

土地を探そうと思われたとき

勿論・・・直接、

不動産会社窓口に出向く事も

あると思いますし

インターネットで

大手土地情報サイト等を使って

検索をされると思います。

 

まずは、取り組みやすくて

自由に検索できるので、

それらを行われると思います。

 

優秀な土地紹介サイトがあるので、

at homeさんや、

suumoさんも含めて、

皆さま「不動産会社の土地情報」を

チェックされていると思います。

 

実は、

多くの土地情報サイトに

掲載されている情報以外にも、

土地の資料を入手する方法があります。

 

でも今回は、

もう少し前段階のお話を

整理したいと思います。

 

冒頭に必要な

「順番」と「準備」があるということを

ご説明させていただきました。

 

これらに取り組んで、

初めて自分たちにとって

正解が近い土地資料を

手に入れる方法が

有効になってきます。

 

取り組むための

「順番」と「準備」が必要なのです。

 

土地探しに疲れてしまわれないように、

お伝えしたいと思います。

 

では、

それはどういったことを

行うことが良いのか?。

 

あくまで、

「世間的には自由設計と呼ばれる建て方」や

「本来の意味での注文住宅」で

住まいをご計画の方に向けた

方法をお伝えいたします。

 

建売住宅、規格住宅をご希望の方には

当てはまらないこともあるかもしれません。

 

箇条書きで示すと

① 建物を含めた総額の資金計画の目安 

② 土地を選ぶ「基準(ものさし)」を持つこと。  

③ 都市計画法・建築基準法をメインに

  法律の知識が豊富で家を建てる為の土地探しの

  実績のある建築士(建築家)と一緒に

  土地を探すこと(土地の隠れた不安要素を見極める)

④ ○○○をチェックすること

⑤ ▲▲▲を行うこと。

という内容に集約されます。

 

残念ながら、④、⑤までは、

blogではご紹介ができません。

(気になる方は、相談にてお話をお伺いしながらご説明いたします)

 

えっそんなこと?

と思われる方も多いと思いますが、

ご説明させていただき、

取り組みをされた方は、

早い方では、1週間で

土地を見つけられた方もいらっしゃいます。

 

意外と、「そんなこと」ということが、

基本の「き」だったりするものです。

 

まず初めに、

① 建物を含めた、

   総額の資金計画ができていること。

 

土地もないのに、

建物も計画していないのに、

総額なんてわからないという

声も飛んできそうですが、

ここがとても大切です。

 

なぜなら、

土地を探していくときに、

いくらの土地にすべきなのか?

ということがわからないと、

対象物の無いものを

探すことになります。

 

たとえば、

2000万円の土地がよいのか?

小学校が近い土地が良いのか?

駅が違い土地が良いのか?

土地を探していくための

条件によっては、

そもそも、

希望エリアに存在する土地なのか?

ということも含め、

建物を含めて金額がおさまるのか?

ということを考えていないと、

探すことができず、

当てのない迷宮に

迷い込むことになります。

 

実は、「気軽に土地を探しますよ」で

スタートするパターンから行きつく先が、

迷宮入りのケースになるように

感じています。

 

そして、

いくら探しても出てこない・・・・・。

希望の土地に巡り合えない。

土地探しに疲れた。

となることも。

 

これらは、

探すといっても、

「何を」「どのエリアで」「いくらで」

探してよいのかわからないことになり、

自分が何を探しているのかさえ、

わからなくなってしまうことがあるようです。

 

これでは、気の毒です。

 

そうならないように、

① 建物を含めた、

  総額の資金計画を行うことはとても大切です。

 

家計のやりくりを預かる方にとっても、

全体像の予算が

しっかりとわかることが

安心にもつながっていきます。

 

総額の資金計画を検討していないと、

時には、

希望の場所で土地は探したけど、

高すぎて

建物が満足いく内容では建築できない

なんてことも・・・・・。

 

資金計画をして、

土地を探して、

ちょっと高い金額の土地では、

資金計画をやり直してみて・・・・・。

まずは「資金計画が大切です。」

 

では、そうやって

いくつか新しく巡りあえ

土地があったとしたとき、

次なる不安が出てきます。

 

それが、

次のフェーズになります。

 

② 土地を選ぶ「基準(ものさし)」を持つこと」

①を実践されてみて、

「土地を探すぞ」といって、

インターネットで情報を集めたり、

色々な土地、

現地を見に行った時に、

起こりうる現象です。

 

土地を見たけれど、

どう良いのかがわからない。

 

この土地を買っていいものか・・・?

などこういった事症状に

悩んでしまうことも。

 

この土地を買っていいものか・・・・・?」

いう症状が特にそうなのですが、

これは、

実現したい「こんな暮らしを実現したい」ということも

検討しておかないと、

「基準(ものさし)」がないから、

土地を住まい手さん自身が「はかる(判断)」事が

できないからになります。

 

こういったことに陥らないように、

おこなっている事があります。

 

それが、「コンセプト設計(コンセプトマップ)」です。

 

どんな住まいにしたいのか?。

どんな暮らしを実現したいのか?。

 

設計事務所ならではの判断で、

住まいの新しい要望を

コンセプトにまとめます。

 

「コンセプト」がご家族様で

共有出来ている事で、

家を建てる事によって得る

何が重要なのか?

 

土地を探す情報力・巡り合える機会は

加速します。

 

そうして、「コンセプト」を基に、

巡り合えた土地を

じっくりと観察して、

判断していくなかで、「コンセプト」があると、

ご家族様どうしでも、

土地のなんとなくの理想の形が

見えてくるはずです。

 

そして、

今回の最後に登場するのが、

③ 土地探しの実績のある建築士・建築家と

  一緒に土地を探すという事になります。

 

土地を見つけてから、

建築士・建築家を連れていくことが

手順では?。

と思われる方もいらっしゃいますが、

そうではありません。

 

勿論先に「土地」購入済みのケースもあります。

それは既に「判断」が住んでいる訳ですが

一部「誤解」の上で購入されているケースもあります。

 

世の中の土地(分譲地も含めて)は、

どこでも、

当たり前のように、

住宅が建設できるように見えますが、

そうではありません。

 

その土地、

その場所特有の規制や、

法律が絡むので、

良さそうな広さの土地だけれど、

建物を建てるには、

予想外の法律の壁により

金額が別で必要になったり

土地と建物の比率の法律や

屋根形状や使用する材料の制限等、

思わぬハードルが現れることもあります。

※実際に市町村による水道の

 新規本管埋設不可のケース(100メートル以上自己負担)や

 電柱からの新規引き込み不可距離等ありました。

 

②でおこなった、「コンセプト」作りにもとづいた内容が、

 この土地は、○○ができるけど、▲▲はできにくいかも。

 この土地は、明るくてとても良いけど、

 コンセプトにした●●はできないかも。

 などが発生する事も。

 

後者の場合は、

「コンセプトを再度検討する。」ということもアリですが、

片方のコンセプトができるけど、

もう片方のやりたかったことは

出来ないかもしれない等。

 

土地だけではなくて

建築を計画する建築士・建築家の

職能だから提案できて、

分析できることもあります。

 

時には土地を踏まえて、

再度コンセプトを練り直すことも

必要になります。

 

長文になってしまいましたが、

土地を探すうえで、

行き詰ってしまった、

ちょっと土地探しにつかれた。

という方にとって、

少しでもヒントになれましたら幸いです。

 

今回ご紹介した手順のほかにも、

大切な土地探しの必須手順もあります。

「こんな暮らしを実現したい。」を

リアル化して考えてみると

見えてくる事もあると思います。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

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増築部分の間取りが現場で出来上がりつつある過程で打ち合わせと情報整理の途中、家を建てる途中経過にいろいろな「成り立ち」の設計デザインしています。

2024年02月09日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

 

暮らしを丁寧に考える事で

日々の生活環境は上質になります。

※現場簡易打ち合わせスペースでの住まい手さんとの打ち合わせ

 

増築・新築・一部リフォーム中の

平屋の家。

 

住まい手さんを交えての

現場打合せも進んでいます。

 

色々な遊び心と好奇心を

併せ持つ「居心地」の良い場所づくり。

 

ほぼ形状も出来上がり

現場は様々なイメージが

しやすくなった状態。

 

現場の簡易打ち合わせスペースにて

今後の予定も含めて

詳細を打ち合わせ中のところ。

 

仕上げの素材を最終確認中。

前回の現場打合せでは

壁紙が決まり、

今回はその内容にあわせて

細部仕上げの確認中。

 

文字情報は

正確にやりとりが必要なので

事実と感想を間違えないように

内容を整理整頓中のところ。

 

打ち合わせの密度が増すと

比較的

情報の偏りが生まれます。

注目する内容がずれると

いけないので

そういうところを改善しつつ

次回は外部部分の仕上げにも着目。

 

それぞれの住まい手さんにとって

丁寧な暮らしの価値観を

カタチにしています。

 

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収納計画収納アイデアの重要性、間取り計画と収納計画による暮らしの質向上をどのように考えるべきか、過ごし方と生活習慣をイメージしたレイアウトと整理整頓片づけの工夫。

2024年01月28日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

過ごしやすい家を考えた時に

部屋の居心地にも関係する

収納のしやすさや

散らかりにくい家の間取り。

 

※建材メーカーPanasonic

 システム収納キュビオス提案採用の事例(LDK)

 

家づくりの

基礎知識としての

収納計画収納アイデアの重要性。

 

家づくりを始める際、

インテリアや

デザインに目が行きがちですが、

実は収納アイデアが

快適な暮らしを

大きく左右します。

 

適切な

収納スペースがある暮らしの

メリットや

収納計画の目的、

基本原則について

少し書いてみたいと思います。

 

 

 

収納スペースが

適切に存在する

暮らしのメリット。

 

整理整頓が容易

物がちゃんと

収納できる場所があることで、

部屋がすっきりし、

掃除も楽になります。

 

必要なものがすぐに見つかる

物がきちんと

整理されていれば、

必要なものを

比較的

すぐに見つける事が出来、

時間の節約や

探す手間、

ストレスの緩和に

もつながります。

 

ストレスフリーな生活

散らかった部屋は

心身にストレスを与えますが、

ある程度

整理された空間で過ごす事で

リラックスができ、

ストレスフリーな

生活を送りやすくなります。

 

収納計画の目的と

基本原則

 

収納計画の目的は、

限られたスペースを

効率的に活用して、

家族が快適に暮らす事の出来る

環境をつくる事です。

 

以下に収納計画の

基本原則を・・・・・。

 

使いやすさを優先

収納は頻繁に使うものほど

手前に、

使わないものほど

奥に配置することで、

使い勝手が向上します。

 

収納場所を明確に

物に固定の収納場所を

設けることで、

無駄な探し物を減らし、

整理整頓が

楽になります。

 

空間の有効活用

部屋の高さや隙間を

活用することで、

限られた空間でも

効果的な収納を

実現する事が可能になります。

 

見た目も大切

収納用品や

家具を選ぶ際には、

デザインや色も考慮し、

空間全体の

調和を保つことで

収納の意識も良い意味で変化します。

 

柔軟性を確保する

家族構成や

ライフスタイルの変化に

対応できるよう、

収納スペースに

柔軟性を持たせることが

大切です。

 

例えば、

棚の高さを

変更できるようにする事で、

さまざまなサイズの

収納変化に対応可能になります。

 

これらの基本原則を

意識しながら、

家の間取り検討の段階から

収納計画を立てることで、

快適な暮らしを

実現できやすくなります。

 

収納の基本要素。

スペースの活用法家の中で

効果的な

収納スペースを

計画する為には、

縦収納と横収納、

高さを活用した収納法、

隠し収納と

オープン収納の

バランスを考慮することが

重要です。

 

縦収納と横収納の比較縦収納は、

天井までの高さを活用して

収納スペースを

確保する方法です。

 

縦収納は、

小さな部屋でも

有効活用ができて、

空間を広く見せる効果があります。

 

ただし、

高い場所の収納は

取り出しにくい事があるので、

使用頻度の

低い物を収納するのに

適しています。

 

一方、

横収納は、

壁面や床面を活用して

収納スペースを

確保する方法です。

 

横収納は、

取り出しやすさが魅力で、

使用頻度の高い物を

収納するのに

向いています。

 

ただし、

無闇に広げると

部屋が狭く

感じることがあるので、

注意が必要です。

 

高さを活用した収納法

高さを活用する

収納法は、

限られたスペースでも

効果的な収納を

実現しやすくなります。

 

例えば、

壁面に棚を設置したり、

天井から

吊り下げるタイプの

収納を利用したりする事で、

空間を有効活用できます。

 

また、

高さを利用した収納では、

使用頻度の低い物を上に、

使用頻度の

高い物を下に

配置することで、

使い勝手が向上します。

 

隠し収納と

オープン収納のバランス。

 

隠し収納は、

扉や引き出しで

収納物を

隠すことができるため、

見た目がすっきりして

部屋を美しく

保つことが出来ます。

 

また、

ホコリがたまりにくいのも

メリット。

 

ただし、

収納物が見えないため、

何処に何を

収納したのかを

その都度確認できるように

工夫が必要です。

 

オープン収納は、

収納物が見えるため、

取り出しやすさが魅力。

 

また、

見せる収納として

インテリアの一部にも

なります。

 

ただし、

ホコリ等が

たまりやすい事と、

配置によっては

収納物が

散らかって見えることが

デメリット。

 

隠し収納とオープン収納を

バランスよく

組み合わせることで、

使い勝手と

見た目の両方を

兼ね備えた

収納空間を

楽しむ事ができます。

 

例えば、

日常的に使う食器や本は

オープン収納に、

季節物や書類などの

使用頻度が低い物は

隠し収納にすることで、

効率的な

収納空間を

実現できます。

 

これらの収納の

基本要素を理解し、

スペースの活用法を

上手に取り入れることで、

限られた空間でも

快適な収納環境を

計画する事ができます。

 

各部屋別の収納アイデア。

家の中の各部屋には

それぞれ異なる

収納ニーズがあります。

 

リビングルーム、

寝室とクローゼット、

キッチン、

浴室とトイレ、

玄関と廊下、

書斎やホームオフィスの

収納計画。

 

 

プロフェッショナルによる

収納プラン。

 

プロフェッショナルに

依頼して、

収納プランを

作成してもらうことも

一つの選択肢です。

 

整理収納アドバイザー等も、

家事代行サービス等でも

スペースの最適な活用方法や

効率的な収納アイデアを

提案してくれます。

 

僕自身も設計の際には

プロの目線も含めて

最適解となるように

間取りと収納を

建築計画論だけではなくて

生活環境の

価値観にあわせて

ご提案させていただくように

しています。

 

また、

収納プランでは、

家具や収納用品の

選び方や配置まで

トータルで

サポートするようにしています。

 

スペースに合わせたカスタマイズ

収納スペースを

カスタマイズする際は、

そのスペースと

家の使い方に合わせた

アイデアを

取り入れることが重要です。

 

狭いスペースでは、

壁面や天井に

収納アイテムを設置することで、

有効的に

収納スペースを

確保できます。

生活を送りやすくなります。

 

自分や家族にとって

最適な家づくりに必要な

収納と間取りの関係性を大切に。

 

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家造りと暮らしの環境計画の最初の段階、土地探し(敷地)の計画と選定に建築の計画性と土地活用を付随させながらイメージする事は大切です。

2023年11月08日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

 

家を計画する際、

悩まれる事はは色々あると思います。

※土地探し・農地を転用した後の購入

 

どこの会社で

家を建てたら良いだろうか?

 

土地のエリアは

どの辺にしようか?

 

こんな家を建てたいな。

 

さまざま悩まれることが

あると思います。

 

実際僕も20年以上前ですが

自宅を建てる際には

設計する立場からも

家族と住むという立場

親の土地を使うという事、

その他にも・・・様々な悩み事はありました。

 

実際に自身でも家を建てるからこそ

分かる悩みが当時は沢山ありました。

 

家づくりそのものもそうですが

親の土地に建てるに至るまで

実際に土地探しからのスタートした。

 

このエリアで、

こんな広さで、

このぐらいの金額と、

理想はあるものの

なかなかいい物件が見つからない。

 

勿論100点の土地なんて

存在しないのはわかっていたものの

家造りや引っ越しは

その後の人生を

良い意味でも悪い意味でも

変える事が沢山ありますから。

 

ですから

ここで大丈夫なのか?

という不安がいっぱいでした。

 

そういうことを考えながら

最終的には実家の真向かいにある

親の土地で同居という選択に至りました。

 

土地探しでは

70点あれば合格と言います。

 

金額、大きさ、

立地すべてのバランスが

大事になってきます。

 

として、

もちろんそこには

建物が建つため

建物もあせて検討する事になります。

 

ですが、一般的には

なかなか自分たちだけでは

考えることが難し為

不動産屋さんで

土地探しするよりは

建築会社を考えながら、

設計のイメージを盛り込みつつ

一緒に家のイメージを膨らましながら

土地を決めることをオススメします。

 

そうすることにより

土地を買ったけど思ってた

住まいが建たない。

 

家づくりが

スケジュール通りに進まない。

 

法律の壁で、

建物を建てる際に

制約が掛かったりといった

後からなにか起こるリスクは

減らす事ができます。

 

建築や土地利用に関連する

条例や法律は特に・・・・・。

 

土地探しや家造りの最初の段階で

どのような探し方が出来るのか?

家造りの大切な

ポイントになります。

 

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土地探し、中古物件探しについて、土地ですべてが完結するのではなくて暮らしの環境や家造りまでのトータルをどのような観点から考えて土地や中古物件を探すべきなのか。

2023年11月04日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

本当にこの土地で大丈夫?

土地探しに心配はつきものです。

土地や中古物件探しを

建築家と一緒に行うことで多くのメリットがあります。

土地探しには多くの心配がつきものです。

どうやって土地を

探したらいいか分からない。

住みたい家を

建てることができるのか?

不動産屋さんとの金額交渉や

土地の重要事項説明書や

契約書の確認ができるか?

 

建築家による専門知識があれば、

土地探しから建物の建築まで、

心配が解消されます。

住まいのご要望をお伺いし、

おおよその住まいの規模、

工事費を想定してからの

土地探しも可能になります。

 

そうすることで

最低限必要な土地の広さがわかるので、

土地にかける必要な費用を

適切な内容で

抑える方法を事前に考える事ことが可能です。

 

また、一般的に条件が悪いとされる

狭小地や変形地、傾斜地であっても、

住まいのプランニングを検討できるので、

土地の問題点を知ることができます。

 

土地探し・中古物件探しのポイント。

先ずは住みたいエリアの決定、

生活の利便性を優先し都心にするのか、

それとも子供たちのために

自分たちのために

環境や住みやすさを

ポイントにおき郊外にするのか、

何に重点を置くのかで

エリアがおよそ決まってくると思います。

 

大手不動産会社から

地域の不動産会社、

土地検索サイトを利用し、

候補地を探していくことが多いと思います。

 

提携している不動産会社や

地域に強い不動産会社など

エリア選定でも

色々な差がありますが

どのようにネットワークを活用するのかで

土地探しも変わります。

 

いくつか候補をあげたら、

次に現地に行き、

僕も含めて、

ご自身でも土地を実際に

見ることが大切です。

 

土地を見る際には

土地そのものだけではなくて

その周辺や状況を見る事が重要。

 

土地調査(見学時)の

チェックポイントとしては

①通勤や通学経路

最寄り駅・所要時間・交通条件・バス利用するかどうか

②周辺環境1

学校・病院・市役所・スーパー・公園までの距離

③周辺環境2

道路の騒音や振動・鉄道の騒音や振動・送電線・墓地などとの関係

④周辺環境3

地域コミュニティ・近隣の状況・空き地の有無など

⑤土地の面積

どの程度の建物が建てられるか・法律も関係します

⑥土地の形状

整形の土地かどうか

⑦土地の高低差

擁壁や傾斜・がけ地の有無など

⑧日照条件

土地の方位・接する道路の位置・周辺建物との距離など

⑨既存建物

ある場合は、規模や構造を確認

⑩建築条件が付くかどうか

⑪登記簿上の記載

権利の別・地目

⑫法条件

市街化区域・都市計画区域・防火地域・接道条件など

⑬地盤条件

地盤の履歴・浸水歴・過去の使用用途など

⑭インフラの引込み状況

給排水、ガス設備などが敷地内まで引込まれているか

一般の方であれば、

チェックポイントのうち、

おそらく視覚的に見える①~⑧あたりを

判断の拠り所として土地を選定し、

不動産屋が作成した建て売り住宅風の

プランをベースに、

直感的に買うかどうかの

判断をされていると思います。

 

同じ予算で少しでも

①~⑧の条件が良い土地を

探すのではないでしょうか。

 

しかし、

「土地+建物のトータルコスト」で考えた場合は、

①~⑧のポイントより、

⑨~⑭のポイントの方が重要になります。

 

⑨~⑭次第で建築費が

変わってくるからです。

 

僕も過去に先に土地を取得された方から

住まいの設計依頼をいただき、

調査したり土地購入時の資料を拝見した際に

ご相談者さん(住まい手さん)が

思っている建物が建てられない

というシーンになったことがあります。

 

建築基準法や都市計画法

その他の条例や色々な内容を

土地購入時の「重要事項説明」には

記載されているのですが

不動産の説明が甘かったり

専門的な内容すぎて「具体性」が見えない等で

結局・・・・再度土地探しからお手伝いしました。

 

そういうところが土地探しの「盲点」となります。

 

着地点が見える状態で土地を探すことの重要性。

せっかく購入した土地に、

思っているイメージを持った住まいを

建てることができないのでは

どうしようもないので・・・・・。

 

少し話しはそれましたが

話を元に戻して

まず調査する必要があるのは

⑪の登記簿上の記載や

⑫の市街化区域・接道条件による、

その土地に「どのような建物」を

建てることができるかどうかという問題です。

 

農地や市街化調整区域は原則として

(一部、例外もありますが)住まいは建てられません。

 

また、敷地が4m以上の道路に

2m以上接しているかどうかという問題も、

住宅計画の場合、

確認申請の絶対条件となるので、

調査が必要です。

 

4m未満の道路でも

位置指定された私道や、

「2項道路」と呼ばれる道路であれば

建築可能ですが、

これは市役所や都道府県行政、

その他関連行政などに行って

確認する必要があります。

 

また、「43条ただし書きの道路」と呼ばれる、

2項道路にもならない道路を

救済できる特殊な道路もあり、

これなどは、

専門的な建築行政や法律の内容となるので

不動産会社も「外注」で設計事務所や建築士に

または所属している専門の開発業者等に

調査してもらわないと、

なかなか分かりません。

 

余分なコストアップはないかどうか?

その土地に住まいを建てられることがわかったら、

次に考える必要があるのは、

住まいを建てるときに、

余分なコストアップがないかどうか

という問題です。

⑦の土地の高低差があり、

大がかりな擁壁を造らざるを得ない場合は、

100万円「単位」の

コストアップになる可能性があります。

 

うまくその高低差を活用した

家のプランが可能な場合は

ぎゃくにアクロバティックな

間取りや暮らしを愉しめる事も・・・・・。

 

⑨の既存建物があり、

解体撤去をせざるを得ない場合も、

コストアップになります。

産業廃棄物となりますので

キチンと処理場に運び込みますから

予め考えておく必要性があります。

 

解体のしやすさや道路事情にもよりますが

30坪程度の木造住宅の解体であれば

150〜200万円程度の

コストアップになります。

 

⑫の法条件によるところでは、

例えば容積率に余裕がなく

地下を作る場合などや、

防火規制で窓や壁、軒裏等に

法規制でのランクアップや

RC造(鉄筋コンクリート造)に

する必要がある場合などは、

数100万円単位で

コストアップになります。

 

⑬の地盤条件によるところも大きいです。

田や畑などを宅地とする場合は要注意です。

田や畑は地耐力が低く、

地盤補強が必要になることが多いです。

 

地盤改良費は

範囲や深さにもよりますが

表層改良で60万円程度、

柱状改良で100万円~150万円程度、

杭打ちの場合だと200万円程度、

あるいはそれ以上の

コストアップになる場合もあります。

 

⑭インフラの引込みがない場合も、

土地のサイズや道路からの距離

道路の埋設管深さにもよりますが

60万円〜100万円程度は

コストアップになります。

このように、

土地の調査は非常に専門的で、

なかなか一般的には

わかりにくく専門家であっても

一定の調査経験がなければ、

全てを判断するのは難しいと思います。

当たり前の話ですが、

日当たりが良く、

駅に近く、整形で平坦な土地は、

人気があり高額になります。

安い土地は訳があって安い、

ということになります。

 

ですから、

お買い得な土地を探そうと思ったら、

誰にとっても魅力的な土地を

探すのは得策ではありません。

 

土地探しの時、

基本的に「日当たり最優先」で

考える人も多いと思います。

 

しかし、

単純な明るさを確保するには

北側窓でも十分すぎるほどの

光量が確保できますし、

トップライト(天窓)や

中庭を併用すれば、

南面にはさほどこだわる必要が

ないように考える事も可能です。

 

この「南側信仰」と呼ばれる

条件を外すだけで

随分土地探しの選択肢が

増えるのではないでしょうか。

 

むしろ日照より、

周囲に取り込める環境が

あるかどうかの方が、

土地選びの重要なポイントに

なるケースが多いです。

 

方位を問わず、

隣地にオープンスペース

緑地や公園、幅員の広い道路等があるとか、

ある特定の方向の眺望や

借景に優れるとかいうことがあれば、

それを手がかりに

住宅の構成を組み立てていくことが

可能になります。

 

予算的に買える土地は

色々状態により変わるものです。

 

周囲の環境を含めて

土地の価値を

自らの価値観で考え直すわけです。

 

例えば、

道路のある「接道方向」が

北側でかつ土地の面積が30坪と小さくても、

道路を挟んだ敷地の反対側に

市街化調整区域が広がっているというような土地は、

南側の風景を「借景」として取り込めれば、

魅力的な住まいが

計画できるかも知れません。

 

また、接道方向が北側であっても

土地面積が45坪程度あれば

南側に庭を設けて

日当りの良い住まいをつくることは

十分可能です。

 

これをトータルコストの

議論を踏まえて考えると、

お得感が強いのは、

(1)隣地にオープンスペースがある

(2)土地と道路はほぼ平坦

(やや傾斜がある時は雛壇造成されていない方が良い)

(3)建物の形は自由に決められるので不整形地でも可

(4) 接道方向は北向きでも可

(5)インフラ整備済み

(給排水が敷地内に引き込まれていること)

というような土地です。

 

土地探しの状況は皆さんそれぞれに

大事にしている価値は異なるものです。

 

自分たちの暮らしにとって

どのような場所がよいのか?

 

色々な価値観を見直しながら

土地ですべてが完結する訳では無い

という視点を持って

色々と考えてみてください。

住まいはプランによって

暮しの環境を変えますから。

 

ご相談・ご質問は

■やまぐち建築設計室■

ホームページのContact /お問合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

https://www.y-kenchiku.jp/

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シャンデリアのある暮らしの空間、気分の変化も促しつつもラグジュアリーであり心地落ち着く空間となるデザインの感度に灯りの存在をどのように取り入れて暮らしに反映するのかを提案。

2023年11月03日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

 

シャンデリアのある暮らし。

 

※キッチンショールームでの空間展示(アイランドキッチンにシャンデリア)

 

優美で華やかな空間を作り出す

圧倒的な存在感で

空間に華やかさをそえる

シャンデリア。

※インテリアメーカーショールームにて

 

単なる照明器具にとどまらず、

インテリアとしても活躍し、

きらびやかな雰囲気を

演出してくれます。

 

※インテリアメーカーショールームにて

 

しかし、シャンデリアは

それなりの存在感が生まれるので

選択は空間構成にどのような

効能が欲しいのかをよく考える事が大切。

 

シャンデリアの基礎知識や

メーカー、

設置場所、

選ぶポイントなどで暮らしは

随分変わります。

 

※インテリアメーカーショールームにて

 

シャンデリアでラグジュアリーな部屋を

構成したい場合の要素として

「美しいシルエット」

「格式高い雰囲気」

「癒しの空間を作り出す効果」などを

バランスよく取り入れるように。

 

また、メーカーや設置場所ごとのメリットも。

 

シャンデリアを構成する要素。

美しいシルエットでもある

シャンデリアとは、

天井から吊るすタイプの

多灯装飾照明器具のこと。

 

10世紀頃に宮廷や教会などで

用いられていた燭台が原型になっており、

さまざまな形状の物が

作られています。

 

ロマネスク様式やゴシック様式などの

クラシックなものから、

デザイナーが意匠を凝らした

モダンシャンデリアまで

多種多様なタイプがあります。

 

いずれのシャンデリアも、

上品で美しいシルエットや、

細かな装飾が施された

華やかな雰囲気が特徴です。

 

格式高い雰囲気シャンデリアも

基本的には

明るさを得るための照明器具ですが、

室内に格式高い雰囲気を与える

インテリアです。

 

優美な装飾で華やかさをプラスし、

部屋の雰囲気を変えてくれます。

 

部屋構成をデザインしつつ、

シャンデリアを設置することで、

ゴージャスでラグジュアリーな空間に。

 

高級感漂う室内空間が実現できます。

 

そして癒しの空間を作り出す効果。

 

シャンデリアは明かりが

直接目に飛び込んでこない

間接照明です。

 

主照明としてではなく、

補助照明として使用されることが

ほとんどなので、

周囲を包み込むような

柔らかな灯りが特徴です。

 

このため、

部屋に華やかさをプラスするだけでなく、

癒やしの空間を生みだす事ができます。

 

高級シャンデリアメーカー「バカラ」。

世界的に有名な

クリスタルガラスのメーカーであり、

フランスのラグジュアリーブランドです。

 

グラスなどのテーブルウェア、

シャンデリア、

花瓶や香水瓶、

アクセサリーや

ジュエリーなどを展開しています。

 

バカラのシャンデリアは

自社の強みを活かす

クリスタルを使用し、

一つひとつ熟練の職人が

手がけています。

 

クラシックなタイプだけでなく、

モダンなタイプのデザインもあり、

こだわりぬいた

繊細な装飾が特徴。

 

スワロフスキー。

1895年にオーストリアで創業した

クリスタルガラスのメーカーです。

 

クリスタルのカットと

研磨を行う機械を発明した

スワロフスキーは

高品質なクリスタルの製造に

強みをもつメーカー。

 

ジュエリーやアクセサリーの他、

シャンデリアなどの

室内装飾も展開しています。

 

ベルサイユ宮殿や

オペラ座のシャンデリアパーツを

手がけたことでも有名です。

 

スワロフスキーのシャンデリアは、

特殊なカット加工による

クリスタルガラスを使用しているため、

美しい輝きを

備えているのが特徴です。

 

YAMAGIWA。

YAMAGIWAは照明器具の

企画・開発・製造・販売を行っている

日本の企業。

 

シャンデリアは

モダンなデザインを中心に

幅広い商品ライナップがあります。

シャンデリアとしては

リーズナブルな価格で、

日本の住宅にも設置しやすい

小型の製品が多いという

特徴があります。

 

個性的なデザインに

こだわりたい人や、

さまざまな素材

デザインの中から選びたい人に

おすすめです。

 

置場所ごとのメリット。

 

シャンデリアが設置される場所として

多いのがリビング。

 

家族が必ず集まる場所であり、

来客時にも使用される場所なので、

華やかで高級感漂う

室内空間を実現するために

設置されることが多いです。

 

また、

夜は直接照明を消し、

シャンデリアの灯りだけにすることで

ムーディーな空間を

演出もできます。

 

ダイニング。

ダイニングテーブルの真上に

シャンデリアを設置すると、

優雅な食卓を演出できます。

 

シャンデリアは柔らかな灯りなので、

料理を美味しく見せるとともに、

温かみのある食卓となります。

 

家族と食卓を囲むひと時が、

良い意味で「非日常」化するシーンも生まれます。

 

キッチン。

シャンデリアの灯りは長い時間、

照明の下にいても疲れないので、

意外なことに

キッチンにもおすすめです。

 

自分好みの空間を演出するため、

あえてキッチンに

シャンデリアを設置するケースもあります。

 

キッチン・インテリアメーカーの

トーヨーキッチンスタイルショールームでは

そんな空間展示を見る事も出来ます。

 

ダイニング同様に、

キッチンでは光の効能で

食材や料理が美味しく見えるので、

料理するモチベーションも上がるのでは?。

 

寝室・書斎など。

シャンデリアの柔らかな灯りは

寝室にもおすすめです。

 

就寝前のひと時を過ごすのには

くっきりとした灯りよりも、

間接照明である

シャンデリアの灯りの方が

向いています。

 

また、書斎でも

仕事や作業するときは

直接的な照明を使用し、

仕事や作業が終わった後や

休憩時のリラックスタイムは

シャンデリアの灯りのみで過ごす

といった使い方もできます。

 

玄関。

家の雰囲気を格式高くという場合は

玄関にシャンデリアを

設置するのもおすすめです。

 

玄関の雰囲気が一気に華やかになり、

上品に見せることができます。

 

また、

シャンデリアは細部まで

こだわったデザインのものが多いので、

個性的な住まいを演出したい場合にも

向いています。

 

シャンデリア選びのポイント。

サイズシャンデリア選びでは、

まず、サイズのチェックが重要。

 

シャンデリアはもともと

堅牢な石造りの建物や教会などの

大規模公共施設向けに

発展していったもの。

 

このため、

デザインや素材によっては、

かなりサイズが大きいものも

存在します。

 

吊り下げると天井から1m以上、

下がってくる

タイプもあります。

 

このため、

実際に設置してみたところ、

部屋のサイズに対して

大きすぎて邪魔になってしまうことが

あるのです。

 

設置できたとしても

圧迫感を感じたり、

部屋の居住空間が

狭くなってしまったり

することがあります。

 

大きいサイズのシャンデリアを

設置する場合は、

吹き抜けなど天井が高い場所や

空間が広く、

邪魔にならない場所に

設置する必要があります。

 

シャンデリを選ぶ際は、

設置したい場所に

適しているサイズかどうかよく

確認する事が重要。

 

家電量販店などでのテレビのサイズと同じで

周辺の要素や広さが変わると

目的物のサイズも

感じ方が変わります。

 

なので僕は、

住まいを設計したり

間取りを検討する前に

住まい手さんを家具ショールームや

インテリアコーディネートプランを

お話ししているんです。

 

家だけを考えるのではなくて

暮らし全般においての

提案を大切にしていますから。

 

そしてシャンデリアの選択で

重要なのが重さについて。

 

シャンデリア選びでは、

重さのチェックも重要になります。

 

クリスタルガラス製で

装飾が豪華なものや、

灯数が多いもの、

サイズが大きいものは

重量があり、

通常の下地や仕上げを行う天井では

が重さに耐えきれないことがあります。

 

重量があるシャンデリアを

設置したいけれども、

天井が重さに耐えきれない場合は

天井の補強工事が必要です。

 

また、取り付け器具である

引っ掛けシーリングや

埋め込みローゼットにも

耐荷重量があるので、

取り付け器具を利用して

シャンデリアを設置する場合は

この耐荷重量の範囲内で

なければいけません。

 

事前にいろいろな調整を行うのは

そういう意味もあるからです。

 

暮らしの空間と住まいを構成する

様々な要素の中に

照明の選択肢で変化する

暮らしの質も存在します。

 

どのような居心地の良さが

自分達に最適なのか?

 

間取りだけではない提案の意味は

暮らしの質的な改善を

幅広くデザインしています。

 

必要なモノゴトも含めて

間取り検討前の時間も丁寧に。

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土地探しで考える家造りの魅力と工夫、矩形や正方形の土地だけではなくて様々な土地のカタチから紐解く暮らしの付加価値と過ごし方、注文住宅の設計だから可能になる暮らしの質。

2023年10月01日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

理想のマイホームに近づけるための発想にも

色々とアイデアの存在が必要になります。

 

※川の中州のように道路に挟まれた土地での計画・北側の先端部分は道路とほぼフラット

※川の中州のように道路に挟まれた土地での計画・西側についても道路とほぼフラット

 

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※川の中州のように道路に挟まれた土地での計画・南側・東側は道路には高低差あり・土地はほぼ水平で傾斜部のあるカタチ

 

ただし、家を考える前に

土地の取得や土地のイメージについても

考えておく必要があります。

 

※実際に土地の利点を活用してデザインした住まい・過去事例

 

※実際に土地の利点を活用してデザインした住まい・過去事例

 

※道路の斜線制限等を考慮して平屋建てのフォルムでまとめ高低差をメリットに視界を調整したデザインに

 

僕のアトリエへ

住まいのご相談に来られる方も

4割ほどの方は土地取得前からのご相談です。

※夜間は室内の灯りが漏れる事で防犯灯を兼ねる仕掛け・窓ガラスには特殊なコーティング

 

つまり、土地活用や探しも一緒にアドバイスしながら

家造りを行うという事です。

※土地南側の水平部分を活用しアウトドアスペースにデザイン・アウトドアキッチンも備えたカタチ

 

※道路との高低差・中州のような特殊な土地の状況も考え方次第で価値を高めることが出来ます

 

※内部空間は外側とは逆転させてシンプルモダンな白と淡い色を基調に黒をアクセントとしたコーディネートに

 

なので今回は土地探しの中でも

土地のカタチについて

少しだけ触れてみたいと思います。

 

意外と良いかも知れない不整形の土地。

 

周辺環境や交通の利便性に優れたエリアで、

割安に土地を手に入れる

方法になるケースもあります。

 

不整形な土地とは、

いわゆる形が正方形、

長方形でない変形地や

高低差があるような土地などです。

 

一見、建築が難しそうに見えるため

売れ残る事も有り

割安になる場合があります。

 

確かに、ある程度の規格が決まっている

メーカー住宅(ハウスメーカー)にとっては

建築しにくい土地ですが、

建築の自由度が高い注文住宅の場合は、

さほど苦にならない場合があります。

 

変形地とは三角形や五角形、

台形など、

正方形や長方形でない変則的な形の土地です。

 

このような土地に、

基本的には正方形に近い敷地を前提とした

ハウスメーカーや工務店の

規格型住宅を建てようとした場合、

ムダなスペースができるなど、

土地の利点を活用し、

暮らしやすさを意図した家を

建築ができない場合があります。

 

しかし、設計事務所の

注文住宅の設計においては、

敷地ありきでゼロから設計していくため、

変形地であることはさほど問題となりません。

 

工事においても

極端な場合を除いては、

変形地だからといって

建築コストが

余分にかかるようことは少ないです。

なお、「変形地は割安」といいましたが、

地域差もあり、

例えば京都の中心部や

大阪市にある俗に「うなぎの寝床」と呼ばれる

間口が狭く奥行きが極端に長い敷地は話が別です。

 

これも確かに変形地のひとつではありますが、

周辺環境や交通の利便性に

優れたエリア位置するため、

変形地といえども

土地の価格は非常に高くなっています。

 

旗竿地のメリットと注意点。

 

旗竿地とは、

竿の付いた旗のように道路に面した

通路(竿の部分)が狭く、

敷地の奥(旗の部分)が広くなった土地のことです。

 

もともと大きな一つの土地であったものを、

手頃な2つの土地に分割して売り出す際に、

奥にある土地への通路を設けることで、

このような土地形状になります。

 

土地の価格の高い地域でも、

よくこういった形で土地が売りにでます。

 

手前側の形の整った土地より、

坪単価は安く設定されます。

 

旗竿地は奥まった敷地なので、

必然的に周囲を建物に囲まれますが、

都市部では

このことが逆に静かな住環境に

つながることも多いです。

 

また、「竿」と「旗」の接点を除けば

周囲から隠れてしまうため、

外観にかけるコストを節約することも

考え方によってはメリットととなります。

 

気になるのは

太陽の光が周囲の建物に遮られないか?

ということですが、

腕のある建築士・建築家であれば

日照シミュレーションなども検討材料に、

快適な日照取得を

プランしてくれます。

 

逆に気をつけなければならないのが

隣地との関係。

 

既に建物があれば、

隣家からの視線や音を

計算することができますが、

これから建設される場合には、

さまざまな状況を

想定しなければなりません。

 

また、「竿」の部分が狭く

重機入らない場合は、

人力による資材の搬入となるため、

一部のコストバランスを

意識する必要性はあります。

 

そういった土地を候補とした時点で、

不動産会社だけでは無くて

建築の視点も

キチンと考えておくことが重要です。

 

そして高低差のある土地も

敬遠されがちです。

 

そのため、

平らな土地に比べて

比較的土地の単価は

安めに設定されている事もあります。

 

しかし、長い期間する事を考えた場合は

道路との高低差に対して

建物内の「バリアフリー」同様に

将来的に外部エレベーターを

設置できるような計画性も

スロープに変更できる多様性等

検討要素は

多めに持つ必要があります。

 

建築の話に戻りますが

高低差をうまく利用した設計をすれば、

逆に面白い

住宅になる場合もあります。

 

高低差が2m程度であれば、

段差を活用した

スキップフロアや半地下室など、

建築の一部として取り込むことで

コストのかかる

擁壁工事を行わずに

住宅をつくることも考えられます。

 

また、高低差のある土地は

開けた小高い場所に

立地することが多いため、

眺望に優れ、

十分な採光や通風を得られる

環境でもあることも

優位性がありますよね。

 

一方、高低差のある土地に

平らに整地された土地を

設けようとすると、

コンクリートで固めた

擁壁の工事を

考えなくてはなりません。

 

そうなると大掛かりな

土木工事となるので、

相応の費用を

覚悟しなければなりません。

 

やはり家は土台が

平らでなくては・・・・・。

とお考えの方は、

高低差のある土地を

購入されるのは

避けたほうが良さそうです。

 

割安な土地を

見つける方法のひとつとして

「不整形地」に着目する事で

得る事の出来る暮らしのカタチ。

 

考え方次第で

価値の生み出し方は変化します。

 

家造りのご相談も気軽にお問合せ下さい、

理屈だけではなく

感度でよく考えた住まいは

暮らしが楽しくなりますから。

 

大阪・奈良・和歌山を中心に

住まいと暮らしの設計を

手掛けるする建築設計事務所です。

新築一戸建て・古民家再生リノベーションなど

間取りと暮らしを大切に、

丁寧な提案と設計を心懸けています。

 

設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
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サロンリノベーション計画の実施段階への打ち合わせ、設計デザインの内容を現場で再現する為の手法について現場監督と意見調整を行いながら着工への調整中。

2023年01月18日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※工事着手に向けて工務店現場監督との打ち合わせ中

 

ミニマムな空間に

多機能性のある空間をつくる

リノベーション計画・・・・・。

 

自由な時間を過ごす

という意味では

空間の使い方の意識がポイント。

 

工事の着手に向けて

微調整を繰り返している段階ですが

この日は工事を発注予定の工務店の

現場監督と実務時間と

詳細についてのすり合わせを。

 

新築とは異なり

リノベーション特有の工事の進め方。

 

シミュレーション時間を

密にすることで

工事期間の作業に無駄が

できるだけ生じないことが重要。

 

事業用サロンの空間ですが

ホッとできるゆとりある空間にする

工夫を整理整頓したうえで

使い方の自由度も

拡張する空間に仕上げています。

 

着地点に向けての詳細吟味は

もう少し・・・・・。

 

自分の時間を有意義に過ごす場所

として活用され「リピーター」が

増えるような価値ある空間に

デザインと設計の感度で

場所の優位性と魅力を。

 

◼️設計デザインの問い合わせ
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プレスリリース・世界最大級の家づくりとインテリアデザインプラットフォームを提供するHouzz世界中で270万人以上いるHouzz専門家の中から約3%のBest of Houzzに選出されました

2022年01月27日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

プレスリリース
 
やまぐち建築設計室
 
所在地:奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
 
建築家:山口哲央は、
 
世界最大級の家づくりとインテリアデザインの
 
プラットフォームを提供する
 
Houzz Japan 株式会社
 
(以下 Houzz、URL:https://www.houzz.jp/)の
 
「Best of Houzz 2022(ベスト・オブ・ハウズ 2022)」
 
アワードに、世界中で270万人以上いる
 
Houzz の専門家の中から
 
約3%のBest of Houzz
 
専門家に選出されました。
 
 
 
Best of Houzz には
 
「デザイン賞」と「サービス賞」があります。
 
 
「デザイン賞」は
 
人気のあった建築やインテリアデザインを
 
手がけた住まいの専門家、
 
および施工事例写真を撮影した
 
写真家に贈られ、
 
「サービス賞」は前年に
 
高評価のレビューを獲得した専門家や
 
Houzz を積極的に活用して
 
素晴らしいサービスを提供した
 
専門家に贈られる賞です。
 
 
 
2019年・2020年2度の受賞につづき
 
今回 Best of Houzz 10周年の記念すべき年に、
 
やまぐち建築設計室は
 
第3度目の
 
Best of Houzz 2022「サービス賞」を
 
受賞しました。
 
 
Best of Houzz を受賞すると、
 
Houzz の専門家プロフィールページに
 
「Best of Houzz 2022」の
 
受賞バッジが表示されます。
 
 
このバッジは、Houzz が誇る
 
優秀な専門家であることを示しており、
 
住まい手が仕事を依頼する
 
専門家を選定する際の
 
大事な指標となります。
 
 
やまぐち建築設計室のコメント
 
 
住まい手の声に耳を傾けつつも、
 
その根底にある「原因と結果」を加味して
 
最適解に行きつくプロセスを含めた
 
デザインの意識で提案してきた結果、
 
このようなかたちで評価頂けた事を
 
とても嬉しく思います。
 
 
これからも楽しいだけではなく、
 
喜怒哀楽にきちんと寄り添いつつ
 
豊かに過ごせる空間をつくり、
 
幸せな時間を過ごすシーンを
 
増やしていきたいと思います。
 
 
Houzz Japan 株式会社
 
 
代表取締役 加藤愛子のコメント
 
Best of Houzz 賞は
 
10年前に Houzz の本社がある
 
米国で始まりました。
 
 
これまでこの賞を継続できたのも
 
世界中の専門家の
 
皆さまの多大なるご支援・ご尽力の
 
賜物であり、
 
深く感謝と御礼を申し上げます。
 
 
昨今の状況により、
 
インターネット上での存在感、
 
そして信頼度は
 
ますます重要になりました。
 
 
また、オンラインでつながり、
 
情報のやり取りや
 
コミュニケーションを取ることも
 
求められるようになりました。
 
 
そういった変化に
 
適応するための武器として、
 
賞のバッジや Houzz の
 
さまざまなツールを
 
ご活用いただけることを
 
大変嬉しく思います。
 
 
私たちは多くの専門家の方々に
 
Houzz をご利用いただいていることを
 
日々誇りに思い、
 
これまで以上に皆さまの
 
お役に立てるよう
 
取り組んで参ります。
 
 
 
やまぐち建築設計室の
 
Houzz プロフィールや
 
事例写真は
 
こちらからご覧いただけます。
 
 
 
やまぐち建築設計室について
 
 
住宅設計 = 暮らしを考えること
 
やまぐち建築設計室は、
 
その家に暮らす家族、
 
建物を使う人たちのライフスタイルや、
 
想いをカタチにすることが
 
設計の大切な役割だと考えています。
 
 
住まいをつくるということは、
 
そこでの暮らしをつくる
 
という事とつながります。
 
 
だからこそ、
 
設計する上で常に心がけていることは
 
暮らしの現実をデザインする事です。
 
 
Houzz について
 
 
Houzz (ハウズ) は世界最大級の
 
家づくりとインテリアデザインの
 
プラットフォームで、
 
部屋の模様替えからリフォーム、
 
リノベーション、注文住宅など、
 
家づくりに必要なあらゆる情報を
 
ウェブサイトやアプリで提供し、
 
世界中の「住む人」と「住まいの専門家」を
 
繋いでいます。
 
 
家づくりに関する
 
膨大なデータベース、
 
活気あるコミュニティ、
 
そして革新的なテクノロジーにより、
 
おしゃれな事例写真を見つけたり
 
アイデアやアドバイスを
 
得たりできるほか、
 
理想の住まいを
 
カタチにできる専門家を探して
 
仕事を依頼することもできます。
 
 
住まいの専門家は、
 
Houzz Pro (houzz.jp/pro) を活用することで、
 
マーケティングから
 
案件の管理まで一元管理でき、
 
業務を効率化することができます。
 
 
Houzz は米国カリフォルニア州
 
パロアルト市に本社を構え、
 
東京、ロンドン、ベルリン、
 
シドニー、モスクワ、
 
テルアビブなど世界中に
 
拠点を置いています。
 
 
Houzz は Houzz Inc. の登録商標です。
 
詳細については
 
houzz.jp をご覧ください。
 
 

住宅計画での思考の範囲は

家の事を考えるよりも

暮らし全体を丁寧に・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線の提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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土地・敷地の計画性と有効性を考える様に・・・過ごし方の原点、土地探しの大切な考え方も暮らしの質的改善の一部ですから。

2021年08月13日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※現在計画中の住まいでの土地探し時・風景設計の方向性検討時の視察

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

山が近いエリアで

郊外での土地を探されている方は、

隣地や敷地内で

高低差のある土地を多く見かけませんか?

 

また、土地情報を検索した際、

隣地や道路と高低差のある土地は

周辺の平坦な土地よりも

安く売りに出されているのを

目にしたことはありませんか?。

 

この「高低差のある土地」を検討する上での

注意点や検討方法については

毎回色々な段階で

お話をさせていただくのですが、

ホームページの「お問い合わせ」でも

随分単発での土地相談、土地購入での

相談事としても多いので

今回は少しblogでも書く事にしました。

 

なお、ここで

お伝えする内容の「高低差のある土地」とは、

隣地または敷地内に概ね1.0m以上の

高低差がある土地と定義します。

 

高低差のある土地を

検討する上でのポイント・・・・・・。

 

高低差のある土地を検討する際、

主に2つの大事なポイントがあります。

 

高低差のある土地は

周囲よりも比較的高い位置にあることで

眺望や採光に優れているメリットがあり、

何より周囲の概ね平坦な土地に比べて

坪単価が安く設定されていることが多く、

価格的メリットが大きいように見えます。

 

しかし、価格的メリットというのは、

総額で見ると

ほとんどそうでは無いことが多いのです。

 

その理由は、

土地価格は基本的に

相場で決まっています。

 

概ね平坦な土地に比べて

安価な高低差のある土地では、

建物や外構で余分に工事費用が

掛かる場合が多くあります。

 

そのため、結果的に、

「概ね平坦な土地」と「高低差のある土地」の

総額には大きな差がないという場合があります。

 

想定される工事費用例えば、

道路よりも高い土地で計画する場合、

土地に起因して次のような工事が

必要になるかもしれません。

 

駐車場を計画する際、

土地と道路の高さを揃えるための

土を処分する費用・・・・・。

 

高低差で重機や材料の搬入が難しい場合は、

重機を吊り上げる費用

給排水の配管が

長くなる場合に発生する

配管延長費用・・・・・。

 

給排水を上げるための

ポンプが必要な場合に

発生するポンプ取付工事費用。

 

土を止めるための擁壁や法面(法面)の

工事費用・・・・・etc。

 

上記のように高低差があることによって、

さまざまな費用が掛かってくることが

予想されるため、

土地の販売価格は

ある意味ではその分

安くなっていることが多いです。

 

そのため、

総額の資金計画を見て、

土地を購入するかどうかを

判断されることをおすすめします。

 

また、2mを超えるような

崖や擁壁などがある場合は、

奈良県の場合だと「崖地条例」や

地域によっては「宅地造成と規制法」の区域内だったり

状況によっては建築工事前の計画と

行政指導手続き等で予定以上に

日程が長くなったり、

予定している計画に行政が「NO」という

判断をしたり・・・・・。

 

行政の指定で

土が崩れないようにするための

擁壁工事費用や、

崖が崩れた場合でも

建物が潰れないよう、

急傾斜地条例での構造的に補強する工事費用などが

必要となる可能性があります。

 

このような場合は、

工事の種類によっては

費用が数百万円単位となったり、

高さや条件によっては

建物以上の価格が必要になったり

安全対策費用が、

比較的高額になることが予想されますので

注意が必要です。

 

これらを回避するには

行政指導が発生しない

安全な位置まで建物を崖から離すなどの

検討を行う必要があります。

 

高低差のある土地を

購入したいときはどうするべき?。

 

このような土地にかかる費用を

皆さま自身で調べ、

資金計画に反映することや

建物を検討することは難しく、

不動産会社でも

詳しく教えていただけるところは

少ないと思われます。

 

土地のプロはほぼ外注なので

自己判断や自分達での調査は

詰めが甘いので

意外とプロでは無いところも多い・・・・・。

 

そのため、

高低差のある土地の購入を検討される場合は、

最終段階のプラン想定が出来るように

しておく事が重要です。

 

役所等で行政指導や

配管などについてお調べし、

土地にかかる計画の内容を把握する事。

 

高低差のある土地の

購入を検討される際は、

その周辺も含めた

行政指導による土留めや

計画の指定事項等で

多額の費用がかかる場合があることを考慮いただき、

土地購入前に「考える事」をおすすめ致します。

 

暮らしの環境と心地の在処を

イメージしながら

余白の構成を細部にも意識して

土地の計画性を大切に。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

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暮らしをデザインする設計の仕事・・・・間取りだけではなくて暮らしの質と人の暮らしを丁寧に。

2021年01月02日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

設計とデザインのチカラで

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※設計デザイン中の住まいのリノベーション空間・リビング提案デザイン設計CG

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

 

既成概念に囚われず、

シンプルに、それでいて多様的に、

より良い建築という場所であり

人が過ごす時間を造り出す。

 

これが僕たち

「建築家」の仕事です。

 

これから家づくりを始められる方は、

「自分らしい暮らしがしたい」と

考えられていることと思います。

 

ですが、進め方が分からなかったり、

ご自宅のポストに投げ込まれた

広告の間取り図や

ネット上、SNSを見て

「住宅なんてこんなもの」と

思われている方が

とても多いように感じます。

 

子供がのびのびと遊べるリビング、

光と風をたっぷり取り入れる中庭、

隠れ家みたいな書斎・・・・・。

 

カタチと暮らしがどんな風に

連動するのか?

 

具体的な希望であったり、

言葉では表現できないけど

潜在的に心の中にある

要望や暮らしてきた生活の文化

というものがきっとあるはずです。

 

住まいとは、

「出来あいの間取りに生活を合わせる」

のではなく、

「住まいを自分たちに合わせてつくる」

これが自然な家づくりのカタチ。

 

そう度々ではない家づくり、

じっくりと対話をして

住まいを冷静に「どんな場所」として

考えて行くのか?

 

真面目にそして少し先の未来を

考えながら

喜怒哀楽に寄り添うすまいとなるように。

 

簡単に家づくりを進めると

どんな未来が待っているのか?

 

深く掘り下げていない

暮らしの表面だけを

切り取った住まいのその先は

不協和音の暮らしが

待っていますからね・・・・・。

 

セレクトハウスではなくて

キチンと注文住宅を考える場合は

楽しく住まいづくりに

取り組んでいただけるよう、

未来のカタチをイメージしますよ。

 

さまざまな想いや夢と同時に

キチンと現実の暮らしを計算しながら

見せかけのイメージでは無い

暮らしの本分を丁寧に具現化する

設計とデザインの価値での

魔法のかけ方を・・・・・・。

 

暮らしの本当を

キチンとデザインすること。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

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暮らしの時間を設計デザインする事・・・例えばキッチンの価値空間と時間の質感に対してアイランド型の意味を間取りにレイアウトするように。

2020年10月15日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

住まいと暮らしのデザイン手法も

色々とあります。

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

例えば、キッチンのスタイルで

暮らしの時間が変化するという事。

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

暮らしのスタイルとの

バランスが大事ですが「過ごす時間」が

どんな時間であるのか?

という事・・・・・。

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

その為のデザインの意味やカタチを

暮らしに落とし込むように。

 

そういう意味で、

アイランドキッチンのある暮らし。

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

アイランドキッチンの

一番の特徴は「開放感」・・・・・。

※トーヨーキッチンスタイル大阪SR

 

キッチンのスペースだけでは無くて

その周辺も一体化する空間に。

リビングもダイニングも

余白のスペースも取り込んで

ひとつの空間に・・・・・・。

 

視線を遮るものを

意図的にどのようにレイアウトするべきかは

空間の比率や家具、

窓のサイズや位置などによって

大きく変わりますが、

先ずは開放感の部分・・・・・。

 

基本的には遮るカタチが

近くにないので

キッチンとは思えないほど

開放感がありますよね。

 

アイランド型のレイアウトは

キッチンの周りをクルクルとまわれます。

 

ダイニングテーブルに料理を運ぶとき、

シンクにお皿を持っていくとき

機能的で動きやすい

移動がスムーズなキッチン。

 

そしてキッチンは、

作業場というイメージよりも

家族・・・夫婦、

子供達、皆が集まって楽しむところです。

 

キッチンで過ごす時間が楽しくなる。

 

そこに立つ時間が

気持ちから変わる・・・・・。

 

時間の持つ意味を

悪い意味では無くて

塗り替えるような暮らしの在り方を

その場所で家事を

楽しめるキッチンへと・・・・・。

 

いろいろな方向

360°から使えるキッチンなので

家族や友人と料理するときなどに

とても便利なキッチン。

 

家事の時間をどんな時間として

イメージするべきか?

 

暮らしの感度を考えてみませんか?

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

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店舗付き住宅・・・古民家・和風ゲストハウスの新築で、引き渡しから少し経ち、住まい手さんから気持ちのこもったお手紙をいただきましたよ。大変な時期ですが、人の気持ちに触れる意味を大切に。

2020年09月01日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

建築デザイナー

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※建物外観(昼間)

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

 

※建物外観(夜間)

 

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

※トイレ空間と廊下から繋がる坪庭

 

住まいとゲストハウスを併用した

店舗付き住宅の設計のご依頼をいただき

御引き渡しを終えていた住まい手さんから

8月の下旬に

お手紙がとどきました・・・・・。

 

ホームページから、
 
お問い合わせをいただき、
 
やり取りを始めた当時、
 
住まい手さんご夫婦は海外でお住まいだったので、
 
遠距離でしたが、
 
近い距離感で色々と
 
やり取りは楽しかったです。
 
 
言葉も文字もその為の「温度」も
 
伝わり方を意識するのは大変ですけど、
 
日常の繋がりは
 
その蓄積だと思います・・・・・。
 
 
心が籠ったお手紙、
 
本当に有難うございました。
 
 
大変な時期ですが、
 
人の気持ちに触れる意味が
 
これからは今以上に大切になってくると思いますよ。
 
 

住み方のデザイン、

使う建築の空間は

過ごす時間もそうですが

その過ごし方で

少しかも知れませんが

人生を変えますよね、

そしてその蓄積が

日々コツコツとある事で

最終的には劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

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住まいの設計とデザインの前に基本的な場所の話し色々と・・・土地(敷地)探しの際に気を付けないといけない内容には様々な角度からの考え方が大事で不動産屋さんによる不得意分野が実は一番重要。

2020年08月16日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

建築デザイナー

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※過去事例・土地探しでの同行時土地検討の途中風景

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

 

 

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

新たに土地を探して家を建てる場合に

イロイロと考えておかないといけない事。

 

土地探しは家づくりの過程の中でも

一番と言っていいほど重要な作業です。

 

始まりの部分ですからね。

 

敷地の形や大きさはもちろんのこと、

周辺環境などは

住まいの快適性や住み心地に大きく左右し、

その大部分は

敷地選びの段階で決まってしまいます。

 

そこで、今迄の土地探しからの話しも

踏まえて、土地探しの前に

是非知っておきたいポイントを・・・・・。

 

こうしたポイントとともに、

新しい土地や住まいでの

暮らしを具体的にイメージしながら、

土地や住まいにどのようなことを

優先的に求めるかを

整理し敷地(土地」)探しの参考になれば

幸いです・・・・・。

 

土地探しの前に

土地購入の仕方の話し・・・・・。

土地購入の仕方には

大きく分けて2通りの方法があるという事。

 

1つは、すでに住宅が完成している

建売住宅のように、

土地と建物を同時に合わせて購入する方法。

 

もう1つは、

土地を購入後に住宅を建てていく方法です。

 

土地の購入の点では、

前者は土地と住宅を

同時に購入することから

手続きや資金計画が比較的容易なこと、

後者は建売住宅で土地と住宅の両方に対して

仲介手数料がかかるところが

土地の仲介手数料だけになることなどの

メリットがあります。

 

敷地に対する法的な制限土地探しの前には、

建ぺい率や容積率といった

敷地に対してかかる法的な制限についても

簡単に確認しておく事が大切。

 

実は不動産業者もマクロ的な法律の内容は分かっていても

建築がそこに行われる際の個別または

細かな内容については「宅建士」であっても

知らない事が沢山ありますからね。

 

現に・・・今までも「知らない」が故に

建築のご依頼をいただき、

土地の状況を調べたり

視察をした際に「あぁ・・・」。

という内容の事が沢山あって

実際にプランを始めて検討するまでに

土地の違反状態の法的整理などに

2年以上掛かったケースや

故意ではないにしろ「知らない」為に

出来ない事情が発生したり・・・・etc。

 

気を付けないと大変ですよ。

 

敷地は自分のものだからと言って、

そこに自由に建物を建てられるわけではありません。

 

都市や建物の住環境

そして安全性が確保されるように、

都市計画法や建築基準法、

あるいは地方公共団体の条例などによって

敷地には様々な制限がかけられていますから。

 

そうした制限によって

その敷地で建てられる建物の規模の

上限なども決まっていますので、

希望の住まいのかたちが

実現できる敷地を選ぶためにも、

土地探しの前にそうした

ポイントも確認しておく事・・・・・。

 

そして、敷地の採光性と通気性快適な

住環境にしていくには、

日当たりと風通しの

良さはやはり欠かせません。

 

そうした採光性や通気性は、

南向きや北向きはもちろんのこと、

敷地が面する道路や隣地の状況などによっても

左右されます。

 

実際に敷地に訪れてみて

そうした点を確認するとともに、

周囲でマンションのような

高層の建物が建てられる予定がないかも

確認しておくことが今後の為ですからね。

 

しかし、四方を隣家に囲まれた

旗竿敷地に建つ場合でも

採光・通気性があまり良くない敷地でも、

建築家の腕次第で

快適な明るさと心地良い風が通る

そんな住まいにすることも可能ですので、

建築家とともに土地探しをする中で、

その敷地でどのような家や

暮らしが可能かを確認しておくと

計画の質も土地選びも

ビジョンが見えやすくなりますよ。

 

同時に周辺地域や隣地の状況新しい土地での

新しい暮らしは

周辺地域や隣地の状況にも

左右されます。

 

現地において

自分で周辺環境も確認しておくように。

 

もし可能であれば、

僕も頻繁にお話しをしたり

このブログでも書いている内容ですが

平日や週末、日中や夜間など

異なる曜日や時間帯で

どのような状況なのかも

チェックしてみるといいですよ。

 

不動産業者の「考える薄さ」も見えやすいですから。

 

さらには、晴れた天気の良い日だけではなく、

雨の日での周辺環境や敷地の状況が

どのようなものかも見ておくと

その場所のことがよりよく分かりますよ。

 

土地の形状や地盤土地探しでは

敷地の形や大きさについて

主に注目すると思いますが、

それと合わせて敷地に高低差があるかどうか、

そして地盤の状況も確認。

 

敷地の形は四角いものが

無駄なスペースを生まない

家づくりがしやすいですが、

三角地などの変形敷地、

あるいは狭小敷地など

難しい条件の敷地の形状や広さでも

工夫次第で快適な住環境の

住まいとすることも可能ですし、

そうした敷地も土地探しの

候補に入れることで

敷地の選択肢の幅も大きく広げることができます。

 

大事な範囲として

道路水道やガス、電気といった

インフラ設備がきちんと

土地の中まで引き込まれているかも

確認しておくように・・・・・。

 

特に上下水道が引き込まれているかどうか、

引き込む際には本管の許容量の有無も大事。

 

工事費用にそれらは比例してきますからね。

 

単純に敷地内に入っていないとしても

どこから引き込む必要があるのか?

距離はどれくらい離れているのか?

幹線道路からしか引き込めないのか?

様々な要件によって「工事費用」と「内容」は

変わりますからね。

 

さらには、敷地に接する道路の幅が

2m以上であること、

そして4m以上あるかどうかも大事。

 

道路の幅員によって

セットバック(道路中心後退・道路一方後退)の

必要があるなどの制約がでてきます。

 

ひとえに「土地探し」といっても

沢山の周辺要素を同時に考えながら

選定する事が重要になってきます・・・・・・。

 

考える視野を持ちながら

ビジョンを整えるように検討する事が

家の方向性も変えていきますよ。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

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住まいの設計とデザインの入り口、建築家の仕事の一部、建築のデザインや設計、住み方の提言等だけではなくて法律上(都市計画法・建築基準法等)の取り扱い整理からスタートして家の範囲を検討中。

2020年08月03日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

建築デザイナー

設計とデザインのチカラで

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※橿原アトリエにて・住まいの新築建て替え計画相談中(概略のスケジュール打ち合わせ)

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

 

 

家を建てる事が目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

奈良県・広陵町にて

住まいの建て替えご相談をいただいている

住まい手さんとの

橿原アトリエでの打ち合わせ。

 

先月、ホームページからお問い合わせをいただき

何度かご相談を重ねつつ

計画地の簡単な視察と現状把握

地域を管轄する行政での調査や検討を経て

この日は家づくり全体の

スケジュールを色々と・・・・・・。

 

家づくりの際、リフォーム(リノベーション)でも

新築でも全体の

スケジュールを調整する事は大切。

 

土地を買って新築で建てる場合も

中古物件を買って古家を取り壊して建て替える場合も

逆にそれを利用して中古住宅をリノベーションする場合

元々住んでいる家をそのように

リノベーションする場合

そして元々住んでいる家を取り壊して

建て替えをする計画の場合・・・・・etc。

 

今回は元々のお屋敷、

敷地内にある中の何棟かを残して

屋敷内・・・・・その一部を取り壊して

土地・敷地内での建て替え計画ですよ。

 

状況により様々な「建て替え」の内容がありますが

広い土地の中でも、

その土地の使用方法や建てる建物の内容

そして残す建物、解体する建物等の

位置関係や周辺道路との取り付きの状態など

様々な要因により「実際に建てる建物」の規模や

形態等もデザインのカタチだけの考え方では無くて

物理的要因以外に法律的要因によっても

様々な内容が制限として付け加えられて

建物のボリューム計算もデザインも

設計計画も変わってきますからね・・・・・・。

 

イメージを意識しながらも現状の

要因を整理整頓する時間。

 

今回、住まい手さんご夫婦との打ち合わせは

そういう部分での相談事項の整理整頓

「まとめ」と今後の「予定」についての

打ち合わせでしたよ。

 

建築地 奈良県広陵町

住まい手 Yさま

プラン・設計・監理 建築家 山口哲央

施工・管理 未定

 

そして今はその「建て替え」の内容と

計画土地のどの部分に、どんな範囲で建て

既存の複数棟ある建物の影響範囲、

どの部分を意識すべきかを含めて

相談中ですよ・・・・・。

 

家づくりの計画内容で加味すべき範囲と

法律上(建築基準法・都市計画法)の

意識しておかないといけない

条件整理の範囲。

 

様々な要因を加味しながら

今回、住まい手さんご夫婦から

オファーをいただいている内容と

家全体のイメージとしての「和モダン」を視野に

暮らしの器としての家の役目の条件整理も

準備しながら視野を的確に適切に・・・・・。

 

丁寧に暮らしの器としての家づくりの

基本計画をスタートですよ。

 

先ずは土地の利用範囲・既存解体の解体範囲

そして全体像の整理から・・・・・。

 

広い土地の内、道路から離れた位置で

計画するべきか、

逆に道路に近い位置に

計画するべきか・・・・・・。

 

土地(敷地)そのものへの投資の範囲も視野に

考える範囲を検討中ですよ

そしてそれによって変わる

工事範囲の話しも基本計画に・・・・・。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

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