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スヨンに母のひき逃げ事件に関して情報が寄せられました。
ひき逃げ犯が乗っていた車はレンタカーだったと判明したようですね、9話で
レンタカー会社を訪ねて聞いても、なかなか手掛かりは得られず。ラスト1社で反応があったようです。
それが、今回連絡をくれた老人。
老人が言うには、当時名義無しの車を貸す業者にスポンサーがいて、チム・サボンという名前だったと。
スヨンはすぐに当時の担当だったパク刑事に連絡しました。事故に関する資料が見たいと。
パク刑事は、既に時効を過ぎてる今になっても事件についてしつこく聞いてくるスヨンにうんざりしていました。
しかし、チム・サボンと言う名前をスヨンが出すと表情が変わりました。何か心当たりがあるようです。
が、スヨンには何も答えず、そのまま電話を切ってしまいました。
オ・ヒョンジェが侵入した病室にいたのは、オム・スタクというハ・テシクの子分。
精神を病んでいます。
オ・ヒョンジェは落ち着いた口調でオム・スタクに話しかけ、パニックを起こして半狂乱になる彼を毛布で包んであげました。裸足の足に靴を履かせてあげたりもしました。この時、密かにGPSを仕込んでいたことが、後に分かります。オ・ヒョンジェの言動に意味の無いものは無いと言うことです。
そうやって話を聞き出したのです。
オム・スタクは、5年前チュンゴン交差点に黒焦げの死体が必要だと言うハ・テシクの指示で、お金のために死体を準備したのです。
その時、“ヤツ”と会ってしまったのです。
“ヤツ”はオム・スタクの恋人を惨殺し、オム・スタクを生きたまま恋人の死体と共に埋めたのです。
しかし、オム・スタクは必死に這い出し、ハ・テシクによってこの療養院に匿われたということでした。
オム・スタクは混乱しながら、呟いたのは、“黄色”と言う言葉と“トラク”と言う言葉。
オ・ヒョンジェには意味が分かりません。
オ・ヒョンジェが“ヤツが来る”と言うと、もうパニック
大騒ぎをし始めたので、職員が注射を持って病室に駆け付けて来ました。
で、ヒョンジェは見つかってしまい、挙句の果てに、職員を人質に取り、病室から逃走しちゃった
一方、ファンチーム長は、約束どおり、オ・ヒョンジェからの“4789”の意味をチェ部長に知らせました。
チェ部長はすぐさま、療養院に向かいました。
チェ部長が病室にやって来た時は、時すでに遅し。オム・スタクが逃走した後でした。オ・ヒョンジェもいません。
チェ部長は、気づきました。自分がハ・テシクに依頼した“ヤツ”に見せかけるための死体を準備したのが、オム・スタクだと。
秘密裡に捉えなければならないと、チェ部長は思いました。
オ・ヒョンジェは、チェ部長がパク次長に報告しているのを聞き、チェ部長が何か関わっていると察したでしょうね。
オ・ヒョンジェはファンチーム長にオム・スタクから聞いた5年前の話を伝えました。
そして、“ヤツ”が必ずオム・スタクに会いに来ると言いました。だから、オム・スタクを見つけろと。
チェ部長は、ファンチーム長に言いました。お前の情報は正しかったと。
望みは何だ?と、チェ部長。
「ヤツを見つけた時は、緊急時の権利を行使します。」
と、ファンチーム長。つまり、銃を使うということですね。
そして、チェ部長の情報をくださいと言ったのですが、まだだとチェ部長は言い、教えませんでした。
このころ、パク刑事の首つり死体が発見されていました。
先日も一人同じような状況で発見されています。どちらも自殺で片付きそうです。パク刑事は賭博絡みの借金が理由ではないかと噂されています。
最後の通話記録は、スヨンでした。事情聴取のため、スヨンは署に赴きました。
通話したのは、スヨンが母の事件の事でかけた時でしたが、その夜、再度パク刑事の方からかかって来ていたのです。
その時、パク刑事は何者かに襲われていて、咄嗟にリダイヤルを押したのでしょう。で、スヨンにかかったのです。が、スヨンは何も聞いていませんでした。
パク刑事の手帳には、スヨンの名前とチム・サボンの名前が書きこまれていました。
情報屋から、スヨンにチム・サボンについての情報が入りました。
一人でチム・サボンの元に行こうとするのを見て、ヤン刑事が声をかけました。
ヤン刑事は、ファンチーム長といい、スヨンといい、オ・ヒョンジェといい、自分の知らない所で動いているのが気になっていました。
俺だけのけ者かと言いました。
個人的な事で・・・とスヨンは言いました。しかし、そうであっても協力は求めるべきだとヤン刑事は言ったのです。
この言葉が、本当だと言う事を、スヨンはすぐに分かる事になりました。
会いに行ったチム・サボンにあれこれ質問するうちに、気づいたのです。パク刑事が首を吊ったロープの結び目と同じ結び方をした袋があることに。
それを指摘すると、いきなり歯向かって来たのです。手下も襲い掛かって来ました。
その時、ヤン刑事が助けに入ってくれたのです。
ヤン刑事がいなかったら危ないところでした。
スヨンは素直にヤン刑事に協力を求めました。
スヨンはチム・サボンが隠していた帳簿を発見。
お金を貸した相手、金額等が書き込まれていました。パク刑事のもあります。
そして、母を撥ねた車の借主の名前も。キム・サンギルと言う人物でした。
イ刑事の調べで、キム・サンギルの住所はすぐに判明しました。
スヨンはキム・サンギルに会いました。
荒んだ生活をしていると、一目で分かりました。
しかし、顔を見て、スヨンは母を撥ねた車の運転手だと分かりました。
しらばっくれようとする相手に、事件の概要を詳細に告げました。泣きながら、でも冷静に。
被害者の娘だと告げた時、相手は崩れるように座り込みました。
時効だ・・・と言いました。
が、私に時効は無いと、スヨンは言い、手錠をかけたのです。
逮捕時に告げる権利等を全て告げたスヨン。刑事としてやるべきだったことはやりました。
地獄だった・・・と言うキム・サンギル。
「勝手ね。私はあなたを捕まえる夢を数百回は見た。でも時効だから、逮捕は出来ない。」
手錠を外しました。
そのまま地獄で生き続けてと、スヨンは言い、家を出て行きました。
やり遂げたと言う気持ち、逮捕出来ない悔しさ、母に済まないと思う気持ちが入り混じっていたようです。
その足で、スヨンは父を訪ねました。
泣きながら、母を殺した犯人を捕まえたと手話で伝えました。
『今までよく頑張った』
と、父も手話で答えました。
父と娘は泣きながら抱き合いました。
これは泣けた~っ
オ・ヒョンジェから電話が入りました。
スヨンは犯人を捕まえたと伝えました。
良かった・・・と、オ・ヒョンジェ。
スヨンは一つ質問しました。
最初の事件の後、オ・ヒョンジェがスヨンに言ったのです。スヨンを助けたのではなく、スヨンも自分も哀れだったからと。その意味は?とスヨン。
「傷と絶望的な喪失感だ。チャ・スヨン、足掻くんだ。そして前に進め。俺は今、お前が必要だ。」
オム・スタクはまだ逃げていました。
が、警戒中の警官に発見され、足取りが判明。
ファンチーム長たちが駆け付けました。
オム・スタクは山の中に逃げ込もうとしたところで、“ヤツ”に捕まってしまったのです。
“ヤツ”は警察無線を聞いていますからね。
オ・ヒョンジェはGPSの受信機をファンチーム長に渡していました。
ファンチーム長、チェ部長たちがそれを頼りに駆け付けましたが、遅かった。
既にオム・スタクは殺されてしまっていたのです。
“ヤツ”が帰って来たと、チェ部長は思いました。
しかし、それを公にすることは出来ません。
パク次長に、未解決事件にするよう要請しました。
オ・ヒョンジェは、別の行動をしていました。
オム・スタクの言っていた“トラク”と言う言葉を追っていたのです。
地名だと分かりました。
そしてオム・スタクが恋人の死体と共に埋められた場所も特定しました。
この近くに“ヤツ”のアジトがあると考えたオ・ヒョンジェ。
警察無線を聞いているなら、強い電波が出てる筈で、それは辿れると考えました。
見つけました。
厳重に監視体制を整えている“ヤツ”。人の気配に反応するカメラもありました。
オ・ヒョンジェは、そんなことは承知の上。
感知されないように動き、アジトの中を調べました。
オ・ヒョンジェをはじめとした広域捜査隊の情報が、詳細に調べられているのが分かりました。
祭壇のような場所に、小さな人形のようなものがあるのに気が付いて、摘まみ上げたオ・ヒョンジェ。
その瞬間、警報が
“ヤツ”にも、アジトの異常が知らされました。
オ・ヒョンジェはそれを察知し、敢えて監視カメラの前に立ちました。
“ヤツ”に見せつけるつもりなんです。
“ヤツ”はそれを携帯で見ていました。
「今のうちに誰がイスを殺せと言ったのか思い出せ。」
オ・ヒョンジェはそう言ったあと、監視カメラを壊しました。
“ヤツ”は逃走しました。
オ・ヒョンジェは、“ヤツ”のアジトにスヨンを呼びました。
全てをピクチャリングしてもらいたかったのです。
祭壇に飾られていた人形を見て、スヨンは呆然としました。人形に見覚えがあったのです。
その人形は、“ヤツ”の物だとオ・ヒョンジェは言いました。
なんと、その人形は、スヨン母を撥ねた車に乗っていた子供が持っていたのです
ここで繋がるなんて、思いもよりませんでした。
ファンチーム長に小さな箱が届きました。
入っていたのはボイスレコーダー。
“誰を殺したい?”
その声を聞いた瞬間、ファンチーム長はパニックになりました
まさか、ファンチーム長も、“ヤツ”の被害者で、生存者ってこと
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