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“スズキ”は、すんなりとグォンジュたちを旅館の中に通しました。
一斉に捜索が始まったのですが、手掛かりは一切ありません。
“スズキ”は緊張の色を隠せませんでしたが、冷静に捜索の様子を見ていました。
そこに、サカライ刑事一行もやってきて、グォンジュたちの捜索を眺めていました。見つかる筈は無いというスタンスです。
成果が全く上がらないのを見て、サカライ刑事は引き上げを指示。
グォンジュたち韓国の刑事たちには、領事館で待機していてくれと上から目線です。
でも、引き上げると見せかけて、ト刑事は再度旅館の捜索をパク刑事とク刑事に指示しました。
再度、セヨンから通報が入りました。
セヨンは携帯を持っていたのです。でも、ズボンのポケットに入れてて、縛られた手では届きません。
その時、地下室にいた女性の一人が意識を取り戻しました。死んではいなかったのです。
その女性は娘と旅行に来て、行方不明になっていた人でした。
娘は既に死んでしまっていました。
女性に、携帯を引っ張り出してほしいとセヨンが頼みました。
で、グォンジュに通報できたのです。
グォンジュは、セヨンからの助けを求める電話の音を必死に聞きました。
その中で聞こえた音を頼りに、再度旅館の内部をチェック。
怪しい個所を見つけたのですが、その瞬間、後ろから“スズキ”に殴られ、秘密の地下室に連れ込まれてしまったのです。
グォンジュの危機を知ったト刑事たちは、必死に旅館内部を捜索。やっと地下室を発見し、突入。
逃げ出した“スズキ”。
追い詰めたのはト刑事。
しかし、そこでト刑事の様子が変わった
必要以上に“スズキ”を殴ったりして痛めつけ、挙句の果てに殺してしまいそうになったのです。
“スズキ”は、ト刑事が追い続けるパン・ジェスの事件と関係があるようです。それを吐かせようと、痛めつけたようですね。
でも、それにも限度が。
「韓国に行ったと聞いた。向こうでやることがあると助けてくれ」
と、“スズキ”が悲鳴のように叫びました。
このままじゃ殺してしまう~っと思った瞬間、パク刑事が到着し、止めました。
危なかった~。
“スズキ”は連続殺人犯として逮捕されました。
パク刑事はもとより、それを見たグォンジュも、ト刑事の心の闇を見た表情でした。
ト刑事も、そのパニックになってる瞬間の記憶はまだらのようですね。
彼の手首に注射痕があったのは、その発作を抑えるための安定剤を自ら注射したせいでした。
ト刑事が“スズキ”に聞いたのは、彼の上にいる人物についてだったようです。
彼らは、ある猟奇的なサイトを運営していて、“スズキ”は手下だったのです。
ト刑事は、そのサイトの運営者をずっと追っていたのです。
ト刑事は、グォンジュにざっとしたあらましを話しました。
グォンジュが爆発に巻き込まれた事件のとき、彼らを見張っていた人物がいたとト刑事は言いました。
背後に誰か別の人物がいると気付いたト刑事は、パン・ジェスのそれまでの動きをチェックしました。
すると、毎月、大阪の私書箱に木箱を送っていることが判明。
密かに追跡するために、密入国したとト刑事は言いました。堂々と入国しても良かったんじゃない?動きがばれちゃ、マズイと思ったの?と、私は思うのですが。
ま、とにかく、密入国した理由はそこにあったのです。
私書箱を管理していたのは女性で、その女性が熱を上げてたホストの口から、その木箱を指定された場所に置いておくことが彼の仕事だと分かりました。
『オークション・ファーブル』という組織でした。
それは、ブラックコレクションと呼ばれる、身体の売買をするサイトだそうで。
パン・ジェスが被害者の体の一部を切り取って木箱に入れていたのは、そこに出品するためだったのです
パン・ジェスはそのサイトのヘビーアップローダーでした。
今回の事件の“スズキ”も同様でした。
「犯罪史上最悪の犯罪カルテルだ。」
と、ト刑事は言いました。
グォンジュは、この一件の資料を送ると共に、一人で捜査を続けていたト刑事のことを、庁長に報告しました。
ここに至っても、庁長は、ト刑事を完全に信じることは出来ないと言いました。
しかし、グォンジュは、ト刑事に、共に事件の捜査を開始すると言いました。
その頃、サカライ刑事は、ト刑事が日本で数か月の間潜んでいた部屋を特定していました。
そこには、ト刑事が事件の解明に孤軍奮闘してきた記録が残されていました。
ある介護施設で事件が起こりそうです。
そこには、介護士としてクァク・ドッキが密かに潜伏していますが・・・。
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