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広域捜査隊1チームに衝撃が走りました。
呆然とし、次に、全員が号泣しました。悔しくて、悲しくて。
スヨンは、カン・ドンシクが“ヤツ”だと言う事も、信じられませんでした。
先輩として常に自分を助けてくれました。父のことも気にかけてくれていました。
信じ切っていました。
ファンチーム長は、絶望のあまり、死のうとしました。
そこにオ・ヒョンジェが現れ、聞きました。何故イスだったのかと。
生きたくて・・・とファンチーム長。だけど、あの日、私は死んだ・・・と。
「あいつを前に、私は何も出来なかった。怖かったの。もう何も出来ない。」
何もしないなら、死ね、それで全部終わる・・・と、オ・ヒョンジェ。
ファンチーム長は泣きながらこめかみに銃口を押し当てました。しかし、引き金は引けませんでした。
オ・ヒョンジェにカン・ドンシクから電話がかかって来ました。
その時、カン・ドンシクはオ・ヒョンジェのアジトに。そしてオ・ヒョンジェはカン・ドンシクのアジトにいました。
ファン・ハヨンが俺の探していた人物だな・・・とオ・ヒョンジェ。
「そうだ。落ち込むなよ。ファン・ハヨンを殺すのか?」
そして、まだ謎は解けてないと言いました。自分が何故ファンチーム長を選び、ファンチーム長は何故イスと答えたか、気にならないか?と。
「俺たちの因縁がいつ始まったのか、知りたくないか?」
ファンチーム長は、スヨンに言いました。
「絶対にヤツを捕まえるわ。一緒に捕まえましょう。そして法に裁かせるの。」
そして、続けて言いました。
「オ・ヒョンジェはヤツを殺し自分も死ぬ気よ。私も選択しなきゃ。恐れを受け入れてこそ真の刑事になれると以前ヤン刑事が言ってた。私は恐れを受け入れ、オ・ヒョンジェも助けるわ。だから、私を信じて協力して。」
スヨンは頷きました。信じます、チーム長・・・とスヨン。
ファンチーム長は1チームを挙げてカン・ドンシクを追うと言いました。
が、上は“ヤツ”を死んだモノとしているため、捜査の妨害をする可能性があるとイ刑事が言いました。
策があると、ファンチーム長は言いました。
ファンチーム長は、パク次長に承諾を得ないで記者会見を開きました。
パク刑事と共に賄賂を受け取っていたカン・ドンシクが分け前で揉めてパク刑事を殺害。その事実を知ったチェ部長とヤン刑事もカン・ドンシクによって殺害されたと見られる・・・と。
殺され方が“ヤツ”と酷似しているが、カン・ドンシクが“ヤツ”なのでは?と言う質問が記者から出ました。
ファンチーム長は、5年前に“ヤツ”は死んだと言う見解に変わりはないと発表。
パク次長はほっとしました。
こうすることで、1チームがカン・ドンシク逮捕に向けて捜査をするのを上は邪魔できなくなりました。
正式にカン・ドンシクに対して捜査令状が出されました。
が、証拠は何も見つかりません。
唯一見つかったのが、オ・ヒョンジェの古い名刺。初赴任先の署のものでした。
連続殺人を犯す前に、オ・ヒョンジェとの接点があったということです。
カン・ドンシクがこの署に来た理由が分かりました。
オ・ヒョンジェがいること、そして、チュ・サガンのファイルを手に入れることだったのです。
チュ・サガンは父親まで殺した二重人格者です。おそらくカン・ドンシクは協力者として簡単に手なずけられると踏んだのでしょう。
チュ・サガンはその日検察に送致される予定になっていました。
ファンチーム長の指示で、1チーム単独でチュ・サガンを見張ることに。
既にチュ・サガンにはカン・ドンシクの手が伸びていました。
担当弁護士を殺し、成り代わって接見に行っていたのです。
チュ・サガンを乗せた護送車にトラックが突っ込んで来ました。
カン・ドンシクです。
護送車からチュ・サガンを引っ張り出し、トラックの荷台に押し込みました。
で、スタートしようとしたとき、目の前にファンチーム長の車が現れ、行く手を遮りました。
一人です。
スヨンたちの乗った車は、オ・ヒョンジェの仲間によって引き離されてしまっていたのです。
銃を構えたファンチーム長。
オ・ヒョンジェも到着。
カン・ドンシクは手に無線機のようなモノを持っていました。
護送車に爆薬を仕掛けていたのです。手に持っているのはそのスイッチでした。
護送車には、警官が2人閉じ込められたままです。
結局、ファンチーム長は撃てませんでした。
そのまま、カン・ドンシクを見送るしかなかったのです。撃てば良いのにと思いましたけど、あたくし。
出発するとき、カン・ドンシクはスイッチを押し、爆弾が起動し始めました。
ファンチーム長に後を追わせ、オ・ヒョンジェは必死に2人の警官を救出。
ギリギリ間に合いました。
そして、すぐに後を追ったのです。
カン・ドンシクが向かったのは、廃校となった小学校。カン・ドンシクの母校でした。
カン・ドンシクはここでパーティを開く計画でした。
ファンチーム長と向き合ったカン・ドンシク。
この世界では俺の様な人間が案外多い、見ろ・・・とカン・ドンシク。
ファンチーム長の後ろに大勢の男たちが。皆、オ・ヒョンジェに恨みがある者たちでした。
しかし、オ・ヒョンジェの相手ではありませんでした。
全員、あっという間に倒し、カン・ドンシクに向かってくるオ・ヒョンジェ。
でもね、その後ろから、もう一人。
チュ・サガンでした。
「オ・ヒョンジェ」
ファンチーム長が叫びました。
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