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ヨルムの部屋から出て来たスヨンに、ヨルム母が聞きました。
前に飛行機事故のとき手当てをしてくれた人ね?と。
そして、スヨンの右手の傷に気づき、手当てをしてくれました。
娘とどういう関係か聞いてもいい?とヨルム母。
「僕がヨルムさんを好きなんです。」
もしかしたら、痛みを感じない指導係の人?と、ヨルム母。
ヨルムは、スヨンの事をあれこれと母に話していたようです。
事故のことも知っていました。
スヨンは、言いました。ヨルム父が自分を助けてくれたんだと。
ヨルム母は不思議な縁だと感じました。
「明日一緒に朝食を食べませんか?あなたに手料理を食べてほしいわ。」
ヨルム母が言いました。
スヨンの心が温まったようです。柔らかい表情になりました。
翌朝、ヨルムは母の料理する音で目が覚めました。
自分の好きな匂いがして、嬉しくなり、母に抱きつきました。
まさかそこにスヨンとウンソプがいるなんて思いもよりませんでした。
慌てて身支度を整えに部屋に飛び込みました。
ウンソプは花束を持って来ていました。本当はヨルムへ渡すつもりだったのでしょうが、話の流れでヨルム母に渡す羽目になってしまいました。
ヨルムとウンソプが掛け合い漫才のような会話をするのに、スヨンは加われません。
ヨルム母はそんなスヨンの心情を見て取っていました。
ところで、ヨルムを襲った男は、犯行を否認しています。
現行犯と言っても良いような状況なのに、図々しと言うか。
強力なバックがついているようだとチェ保安チーム長は言いました。
目撃者として証言するためにデギとヨンジュが警察に来ていましたが、男は全く悪びれる事も無く、無視しました。
そこに、被害者としてヨルムがやって来ました。
男はヨルムを見ても、一切動じることは無く、せせら笑いを浮かべました。
でも、ヨルムの後ろからスヨンが現れた時男の表情が変わりました。顔は見ていなかったけど、あの目を思い出したのです。顔を伏せました。
その様子を、チェ保安チーム長は見ていました。
殴られた相手に対する怯えを見て取ったのでしょう。
そして、ヨルムも、スヨンと男に面識があるのでは・・・という印象を受けました。
あの人を知っているのか?とチェ保安チーム長はスヨンに聞きました。
「ヨルムさんに危害を加えた男では?」
と、スヨン。しらばっくれました。
イヌにチョ部長から連絡が入りました。あの12年前の事故の時の怪しい男です。
今回、ヨルムを襲った犯人の男から、自分をぼこぼこにしたのが“イ・スヨン”と言う空港職員だと報告を受けたようです。
チョ部長は、イヌの弟と同じ名前だとすぐに気づきました。
だから、イヌに確認しようと思ったのでしょう。
イヌは知らぬふりをしました。
でも、チョ部長は同一人物だと勘づいたようです。イヌの態度で。すぐにスヨンを調べるよう部下に指示を出しました。
ヨルムはデギとヨンジュを食事に誘いました。
で、ダブルデートとなりました。
ヨルムとヨンジュ、そしてスヨンとデギは案外似た物同士です。
ヨルムとヨンジュに完全に引っ張られてる感じです。良い雰囲気になりました。
実は、ヨルムはヤンチーム長から報告を受けていたんです。
自分を襲った男を、スヨンが傷つけたようだと。
不安でした。手も怪我してるのを見ましたし。
そんな不安な気持ちを吹き飛ばすほどに楽しい時間が持てました。
ヨンジュとデギ、微笑ましいです。
ヨンジュは仲間内の飲み会をことごとく断っています。彼氏とデートがあるからと言って。
でも、それが嘘だとデギは知っています。
それでも、ヨンジュに嘘がばれているとは言わないのです。本当に優しい人です。
ヨンジュも、反発しながらも、デギの先輩としての凄さを感じています。尊敬心なのか、男性としての愛情なのかは、まだ本人も分かっていない様子。
ただ、彼女もデギのために薬を準備したりしています。変わってきているのです。
スヨンはヨルムと歩きながら、ヨルム母の言葉を思い出していました。
「最初は自分と違うから惹かれても、付き合い始めると違うから辛くなることがあるわ。でも、違う部分を隠さないで。違いが分からないと理解もできないから。」
ちょっとうちによって行かないか?と、スヨンが言いました。
ヨルムは流石にこの状況から考えると、躊躇するし緊張もしますわな。
スヨンは、ヨルムの手を取り、自分の寝室に連れて行きました。
「ここでちょっと待ってて。動いたり振り返ったりせずに。」
頷いたヨルム。
隣の部屋に行ったスヨンが、服を脱ぐ音がしました。
まさか・・・と思いました。
どうすればよいんだろうと、ヨルムはおろおろ。
「もう振り返ってもいいよ。」
スヨンが言いました。上半身は服を身に着けていません。
まだ心の準備が出来てなくて・・・とヨルム。
スヨン、ヨルムが誤解していると察しました。少し笑いました。
ヨルム・・・スヨンの右腕を見ました。
「これが本当の僕だ。僕は他の人とは違う。こんな僕でヨルムさんは大丈夫?」
ヨルムは流石に言葉が出ませんでした。
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