『黄真伊』

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ＮＨＫでの放送も始まりましたね。

予想通り、吹き替え版で、２ヶ国語放送・・・ですか

カットはされてない感じですが、どーでしょ

ま、いずれにしても、ＮＨＫという公共放送で、より多くの人に観て貰えると言う事が、ファンとしては嬉しいです

 

衛星劇場では、一足早く、昨晩最終回を迎えました。

まだ観てない人の為に、多くは語れませんが、一言言うなら、

やっぱり、良かったーっ

ってこと。

 

実のところ、始めの、チャン・グンソクくんとのエピソードが、あまりにも儚くて綺麗だったので、その次に登場したキム・ジェウォンくんとの関係に、さほど感情移入出来ませんで・・・

ちょいと中だるみという感じだったんですよ、私としては。

 

何故、ジェウォンくんに惹かれるのか、理由がイマイチ判らなくて。

グンソクくんと同じ様な、”真心”が感じられたから・・・という事でしょうけど

 

グンソクくんの下男だったトクバルが、

「全く似てません。あの方に惹かれていく自分の気持ちを誤魔化そうとして、坊ちゃんに似てると思い込もうとしてるんです。」

と、言う様に、惹かれる理由を、そこに求めた・・・というだけだと思うのですよね。

 

でも・・・、この作品に限って言えば、

グンソクくんの方が、素敵だよ～っ・・・おほっつい、力が入っちゃいましたが

 

その所為か、後半は、坦々と観てたんですが、ラストになると、何故か泣けて泣けて・・・

別に、悲しいシーンじゃないんだけど。

ジニが、庶民と共に、楽しそうに舞を舞う姿を見ていたら、何故か涙が止まりませんでした。

 

たくさんの悲しみや苦しみを経験し、真の芸人としての道を歩む事を決意したジニ。

地位とか名誉を求めず、ただひたすらに自己の芸を磨き、一己の芸を極めようとするジニ。

きらびやかな衣装を全て脱ぎ捨てた彼女が、とても健気で美しくて、りりしいんだけど、どこか儚げで。

 

”あまりに舞う姿が美しいので、その姿を他の男の前で見せて欲しくない”

と言った、ウノの言葉が思い出されました。

その時の、幼く澄んだ美しさとは又違った、温かく柔らかい全ての人を幸せにするような美しさが、彼女の舞にはあるのだと思いました。

 

やっぱ、この作品は、お勧めです