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リム女史一味を、ドギは地下牢に入れませんでした。
漂流させることにしたと言いましたが・・・。
何故だとチャン・ソンチョルが言いました。
ドギはパク・ヤンジンを死なせてしまったことを、悔いていたのです。生きて“鉱山”が爆発するのを見せたかったのです。
でも、そういう自分の欲のために、誰かが傷つくのも見過ごして来た事もあったとドギは言いました。
もう見過ごしたくはないと言いました。
ソンチョルも、ペク・ソンミの事で何か見過ごしていないか、よく考えてみてください・・・と。
ドギとソンチョルの考えにずれが生じています。
カン検事は、ドギが入っていった家がソンチョルの自宅だと確認しました。
ドギをはじめとして、ゴウン、ギョング、ジノンの4人の身元を照会し、それぞれに辛い過去があることを知りました。
カン検事は、ソンチョルの家の家宅捜索を決心しました。
ソンチョルはチョ次長検事とも親しく、青い鳥財団の活動を通して社会的に高い評価を受けています。
申請を受けた時、チョ次長検事は本当に驚きました。
これまでの事件の容疑者たちがこぞって姿を消しているのは、ソンチョルが拉致したとカン検事は主張しましたが、チョ次長検事は鼻で笑いました。
しかし、ドギのUデータ社員証を見せた時のソンチョルの態度に少し引っ掛かる事があったのは確かです。
自分の思い過ごしだったと確認したい気持ちもあったのでしょうね、カン検事の申請を受け入れました。
流石にソンチョルもチョ次長検事から家宅捜索の件を聞いて愕然としました。
ドギが疑われていると聞き、不安になりました。模範タクシーでドギがソンチョルの家に入ったのを、目撃されたと知りました。
ソンチョルが連絡する間もなく、カン検事が警察と共にソンチョルの家にやって来ました。
アジトにいたドギたちは、慌てて体裁を整えました。
地下アジトは発見されず、模範タクシーも見つかりませんでした。
結局、何の収穫も得られず、カン検事たちは撤収するしかありませんでした。
それでも、カン検事は疑いを捨てることは出来ませんでした。
カン検事は、ドギを呼び出し直球で聞きました。
「チョ・ドチョルはどこ?犯罪者たちを浚う目的は?」
ドギは何も答えません。
「錯覚しないで。あなたも彼らと同じことをしてる。立派な犯罪者よ。」
何故逮捕しない?と、ドギが聞くと、証拠が無いからとカン検事が答えました。
証拠が無いからと犯罪者を捕まえられないじゃないかと、ドギ。
「犯罪者を取り逃がしても、冤罪を生まないためよ。」
反省しているとか、初犯だからとか言う理由で刑期が短縮されても、被害者にとっては関係ない事だとドギは言いました。事件は起こったんだし、自分たち被害者は昔には戻れないんだからと。
それじゃ、世の中が無法地帯になると、カン検事はドギのやり方が間違っていると言いました。
ふっとドギが笑いました。
「すでに無法地帯だ。だから、俺がいる。」
1人で罪を被ろうとしてる
「復讐代行は、自分のためじゃないの自分の鬱憤を晴らそうとしてるとしか思えない。」
と、カン検事。
ドギは怒りで言葉が出ませんでした。
それを聞いていたゴウンたちも、怒りがこみ上げて来たようです。
カン検事は、今回の不始末で、皆が敬遠していた遺体の無い殺人事件を担当させられることになりました。
担当刑事は、遺体は見つかっていないが、犯人はク・ヨンテだと断定しています。
遺体をはじめとした確固たる証拠がない事を挙げ、カン検事は、これでは起訴できないと突っぱねました。
そうじゃないと、裁判で負けるからと。
刑事は遺族の気持ちを考えた事ありますかと、粘りましたが、カン検事の意思は固く、何としても証拠を・・・と言いました。
被害者の家族を訪ねたカン検事。
被害者の妹は、カン検事に泣き縋って犯人を捕まえてくれと言いました。
しかし、やはりカン検事はそれを約束することは出来ませんでした。
被害者の父親は、牧師。
チョ次長検事から、青い鳥財団でケアしてあげて欲しいと言われたソンチョルは、そっと献金箱にムジゲのカードを入れました。
牧師は連絡し、一旦は、ドギのタクシーに乗りました。
牧師から犯人の写真を見せられて、ドギは驚きました。ペク・ソンミの秘書&ボディガードのソクテだったからです。後で分かるのですが、それはソクテではなく、双子の弟ヨンテでした。
牧師の息子は、ヨンテと共にヨンテの事務所に入ったっきり、姿を消してしまったのです。
2人が一緒のところを見た人物もいました。
しかし、遺体と証拠が見つからない今、罪に問う事は出来ないのです。
復讐は出来るとドギが言いました。
牧師は一旦はムジゲのサイトにアクセスしましたが、迷った挙句、最後の最後に結局復讐を選びませんでした。
息子は必ず生きてる、復讐は牧師である自分の道ではない・・・、そう思ったのです。
ドギはヨンテの写真をソンチョルに見せました。この時点で、写真はソクテだと思っています。
復讐相手がペク・ソンミだったらどうしますか?と、ドギが聞きました。
ソンチョルは凍り付きました。
ヨンテは逮捕され、検察に送られて来ました。
カン検事が取り調べしましたが、状況証拠だけでは起訴する決心は出来ませんでした。
結局、拘留期間延長は認められず、ヨンテは釈放されてしまったのです。
ソンチョルはペク・ソンミにチョ・ドチョルの死体をどうしたのかと問いました。
カン検事が捜査している遺体のない殺人事件の容疑者がソクテだと聞きましたからね。
で、チョ・ドチョルの死体も発見されていないと思い出したのです。
そこに、釈放されたヨンテがソクテと共にやって来ました。ドギも一緒に。
初めてソクテとヨンテが双子だと知りました。
ペク・ソンミは部下を信じていると言い切りました。
が、何か隠していると、ソンチョルもドギも感じました。
牧師の息子の事件の目撃者シム・ウソプが飲酒運転で捕まりました。
召喚に応じていなかったシム・ウソプが別件で拘留されたってことで、カン検事はチャンスとばかり、事情聴取をしました。
が、シム・ウソプは事件に関しては何も見ていないと言うだけ。
飲酒運転の前歴も多数あることから、罰が重くなるとカン検事。
死体の遺棄方法を調べる事を条件に、シム・ウソプを釈放しました。
これが最悪の方向に進むとは思ってもみませんでした。
意外に早くシム・ウソプから連絡が入りました。
死体の遺棄方法をヨンテから聞いたと言うのです。
ところが、電話は途中で切れてしまったのです。
電話しているところを、ソクテとヨンテに聞かれてしまったのです。
2人から必死に逃げるシム・ウソプ。
カン検事も、警察に連絡し、シム・ウソプの保護に向かいました。
ソクテがシム・ウソプを追い詰めていた所に割って入ったのが、ドギ。
そのおかげでシム・ウソプは逃げることが出来たのですが。
すぐ後で、今度はヨンテに掴まってしまって。
カン検事が現場に到着した時、既に警察が集まっていました。
そこで、身元不明の遺体が見つかったと報告を受けました。
てっきり、シム・ウソプだと思ったカン検事。
しかし、確認すると、それはなんとワン捜査官
思わず息を飲んで後ずさりしたカン検事。
次の瞬間、悲鳴のような泣き声をあげて、カン検事はワン捜査官の遺体に縋りつきました。
ドギはそれを遠くから見つめていました。
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