魔女の法廷 DVD-SET1 | |
クリエーター情報なし | |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
レビュー一覧は、こちらから。
1996年、小学生のマ・イドゥムは、小さな食堂を営む母と二人で暮らしていました。
親友のユミにも父親がいないと言う似た境遇で、二人は家族ぐるみの付き合いをしていました。だから、父親がいない事にさほどの不自由は感じていないようです。
ただ、クラスメートに父親がいない事をからかわれると、やはり悔しくて。
見返すには、勉強を頑張るか、ミスコリアになるしかない・・・と思ったりしてます。
ミスコリアは冗談にしても、勉強を頑張って医者になり、お金を稼いで母に楽をさせてあげたいといつも思っていました。
それなのに、ある日突然母が姿を消してしまったのです。
買い物に行くというメモを残したまま・・・。
イドゥムの母ヨンシルは、ずっと罪悪感に苛まれて生きて来ました。
10年前、ある工場でストを行った女性労組員たちを監禁したうえ、性的暴行を加えた事件がありました。その目撃者だったのです。
犯人とされたチョ・ガプス=チョン・グァンリョルssiは、当時警察署長であり、あっさりと証拠不十分で無罪となりました。
そして、告訴したソ・ジョンスンと言う女性は、無罪判決にショックを受け、自殺してしまったのです。
チョ・ガプスはヨンシルを探していました。
10年前、告訴しないという念書を書かせてはいるのですが、その時、部屋にカセットテープがあるのを目に留めていました。
それが気になっていたのです。
そうなんです。
ヨンシルは、ガプスとの会話を録音していたのです。
担当検事ミン・ジスク=キム・ヨジンさんが、悔しさのにじむ顔で、勇気ある情報提供を待っていると言うのを、TVで見ました。
やはり迷いました。
罪悪感と恐怖という相反する感情の中で、苦しみました。
でも、ソ・ジョンスンの遺影を前にして、ヨンシルは決心しました。情報提供をしようと。
ガプスが罪を告白したテープがある・・・というヨンシルからの電話を受け、ミン検事は勇んで待ち合わせ場所である、ソ・ジョンスンの遺体の安置された病院に行きました。
ところが、ヨンシルは現れなかったのです。
なんということでしょう。
エレベーターの中で、ヨンシルはチョ・ガプスと部下であるぺク・ソンホと鉢合わせしてしまったのです。
何も無ければ、そのままスルーできたでしょう。
でも、ガプスはミン検事とその前に偶然会っていたのです。その時のミン検事の様子が気になっていたところに、ヨンシルです。おそらく顔も忘れかけていたのでしょうが、ミン検事との組み合わせは、ガプスに危険だと思わせるに充分だったようです。
そして、ヨンシルは消えてしまったのです。
2017年、マ・イドゥムは検事になっていました。医者ではありません。
かなり頭も切れるし、度胸もあるようで、先輩の男性検事なんぞ、あっという間に追い越しそうな働きぶりです。
イドゥムの活躍で、事件が解決し、皆で祝杯を挙げました。
ところが、その席で、イドゥムはオ部長検事が特ダネをもらおうと控えていたハン記者にセクハラする現場を目撃してしまうんです。
どうも、オ部長検事は、元々その癖があるようですね。
イドゥムは、同じ女性として、庇ってあげたい気持ちは山々なのですが、上司ゆえ、どうしようもなくて、見て見ぬふりをしてしまいました。
せっかくの気分が台無しでした。
家に帰った時、エレベーターの前で、イドゥムは怪しげな男と会いました。
どう見ても、怪しげですよね、確かに。
オ部長検事のセクハラの直後だけに、余計に過敏になっていました。
で、その男に、きつく言ったのですが、なんと隣の部屋に住んでいただけでしたよ。
それが、ヨ・ジヌク=ユン・ヒョンミンssi。
あいやぁ~っ
最悪の出会いです。
ところで、この作品のタイトル曲、「被告人」と似てる気がするのですが・・・。
ちゃんと覚えていないので、確かじゃありませんが。なんか、始まった時、一瞬、「被告人」が始まったのかと思ってしまいました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます