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ミン・ハジョンが死にました。
彼女が直前までしていた“赤い涙”とのチャットの記録は、全て削除されていました。元々そういう設定がなされていたようです。
だから、突然の自殺の理由がカン刑事たちにも理解できませんでした。勿論、ウギョンにも。
取り調べを受けたウギョンは、ミン・ハジョンが席を立った直後に行方を追った理由を聞かれ答えました。
親子で訪れていた店ゆえ、トイレの場所を知らないと言うのは変です。なのに、敢えて聞いたのは、ウギョンに自殺を止めてほしかったのではないかと、思った・・・と。
カン刑事充ての荷物を出した人物の姿が監視カメラに残っていました。
でも、写りの悪い画像のせいで、詳細はわかりません。
ピンナは、母の死は自分の所為だと思っていました。
こんなつもりじゃなかったと後悔していました。会いたい・・・と泣きました。
ウギョンは抱き締めてあげる以外、何も出来ませんでした。
ウギョンはハジョンに怒りを抱いていました。子供にそんな罪悪感を与えて逝くなんて・・・と。
ミン・ハジョンが死ぬ直前に見たのが、例のホラー映画のサイトだと判明。
履歴を調べると、パク・ジヘの事件の半月ほど前に見始めた事も分かりました。ピンナも何度かサイトを開いている母の姿を見たと証言しました。
でも、サイトを詳細に調べてもミン・ハジョンが誰かと接触した形跡は全く見つかりませんでした。
しかし、手掛かりが見つかりました。パク・ジヘ事件の犯人パク・ヨンテの記録を調べてみると、彼もまたこのサイトに接触していたことが判明したのです。
ここが連絡手段だとカン刑事たちは察しました。
カン刑事の元にハナのDNA鑑定の資料提出命令が届きました。
コ・ソンファンが正式にハナを実子として届け出たのです。引き取ろうとしたってわけです。それにはDNA鑑定書で父と子だと証明しなくてはいけないらしいです。
カン刑事は、焦りました。
何とかして、阻止したいと思っています。コ・ソンファンがハナに対して虐待したと信じていますから。
そして、今更ハナを引き取りたいと言い出したのは、その犯罪の証拠を握っているハナがカン刑事たちの傍にいる事が危険だからです。今はまだ脅しが効いているかもしれませんが、今後、証言しないとも限りませんからね。
でも、今はまだ阻止するに有効な証拠は何も無いのです。
カン刑事から連絡を受けたウギョンは怒りました。
何も手を打ってなかったのかと。
「一番の問題は、あんな最低の男が自由の身でいることです」
ウギョンは吐き捨てるように言いました。
ウギョンは、今になってコ・ソンファンが動いた理由には、虐待だけじゃなく、自分たちの想像を超えた罪を犯している可能性があると考えました。
ハナは着実に治療の効果が表れてきていました。
同世代の子と遊ぶようになり、笑顔も増えました。
でもね、やはりちょっと不安に思える行動もあるのです。
ある日、公園で遊んでいる時、スズメの死骸を見つけた子供たちは怖いと大騒ぎになりました。すると、ハナはその死骸をそっと持ちあげ、穴に埋めたのです。
そこまでは良かった。でもね、その穴を足で踏んだのです、何度も。
誰から教わったの?とウギョンに聞かれたハナ。
別に・・・と無表情に答えました。
そして、
「この間、パパに会ったよね、昔パパと暮らしてた時、何をして遊んでたの?」
と聞かれたハナは、私にはパパはいないよ・・・と答えたのです。
ウギョンが想像する以上にハナは脅され、恐怖に支配されてきたと分かりました。
コ・ソンファンは、ハナを引き取る環境がちゃんと整えてあると市の担当者に見せました。
愛想よく応対し、可愛く整えたハナの部屋まで見せたのです。
高い報酬で雇った弁護士の指導の賜物でした。
コ・ソンファンは勝ち誇ったようにカン刑事に連絡して来ました。
こうなったのも、全てカン刑事のお陰だ・・・なんてね。
気持ちを逆撫でされるような言葉に、激怒したカン刑事は思わず呟いてしまいました。
「“赤い涙”はあいつをほっとくつもりか。」
これが、正直な気持ちなんでしょう。多分、ウギョンも。
ウギョンはカン刑事に言いました。
ハナを退所させるのを拒否し、時間を稼ぐのが良いと。
じらして、ハナを保護するための条件を飲ませるのが良いと。
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