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ナ係長、手首を切り落とされていたんですね
チャンスを倒して、ト刑事が駆け寄った時、もう息も絶え絶えの状態でした。
苦しい息の下、ナ係長はチャンスの後ろにいるのが、金木マサユキだと告げました。
ト刑事もマサユキが怪しいと睨んでいましたから、驚きはしませんでした。
実は、この状況を、チャンスの携帯からマサユキは聞いていたのです。ナ係長と話もしました。殺すと決めていたから、しゃら~っとしてましたよ。
ト刑事がナ係長を抱き起した時、後ろからチャンスが襲い掛かって来るのが見えたナ係長は、ト刑事を力の限り突き飛ばしました。
チャンスはナ係長にナイフを突き立てたのです
そして逃走しました。
切れ切れの息で、ナ係長はト刑事に言いました。可哀そうな奴・・・と。
「こんな・・・たった一人で・・・。俺との約束を守れよ。金木を捕まえたら、静かなところに行き、症状を押さえて暮らすんだ。それから、忘れるな。お前自身が混乱して死ぬほど辛くても、俺たちは警察だ。人を救う警察・・・。」
それだけ言って、ナ係長は息を引き取りました。
ト刑事は、亡きがらをそっと降ろすと、チャンスの後を追ったのです。
直後に、パク刑事たちが駆け付けました。
彼らが見たのは、ナ係長の遺体でした。
ト刑事の姿も目撃したので、すぐさまパク刑事が後を追いました。
通りかかった車を強奪し逃走するチャンスを追うト刑事を目撃しました。
駆け付けたグォンジュは、ナ係長がかけてくれた言葉を思い出し、泣きました。
一番ト刑事を理解し心配し、グォンジュ自身のことも理解してくれていた人ですから。
立ち上がろうとした時、グォンジュは強い耳鳴りを感じ、直後に意識を失って倒れてしまいました。
大きなショックと疲労、そして耳の不調によるものでした。
警察の衝撃は物凄く大きいものでした。
現役刑事が、事件捜査中に犯人に拉致され、無残に殺されてしまったのですから。
ト刑事のこともあって、本庁はゴールデンタイムチームの解散を検討し始めました。
日本で、藤山三郎という弁護士が遺体で発見されたというニュースが入りました。
藤山三郎の手首にも“覚めた”と言う入れ墨があったそうです。
彼は先だって殺された藤山と妹のミホの叔父にあたります。
藤山三郎、藤山コウイチ、チャンス、そして金木マサユキの4人が共犯者だとト刑事は推察しました。
ト刑事は、マサユキの行動を監視しました。
マサユキは花束を持って出かけて行きました。
なんと、行先は、グォンジュが入院している病院。
付き添っていたウンスとチン・ソユルが解散の可能性ありという知らせを受け、対応している隙を狙って、病室に入り込みました。
大胆よね。
グォンジュの意識が無いことを確認し、耳を見つめました、美しい・・・と
「あの子もセンター長のように耳がきれいだった。」
と、呟いたマサユキ。
えもしかしたら、ミホのこと
ト刑事が殺したと藤山は思っていたようですが、本当はマサユキだったんじゃない藤山コウイチにそう思い込ませたんじゃないかしら。
で、手帳からワイヤーを引っ張り出したこの中に仕込まれていたのね
グォンジュの首に押し当てようとしたけど、今日は止めておきます・・・と仕舞いました。
ト刑事が後をつけていたことに気が付いていたのです。
でもね、ライターを一度カチンっと鳴らしました。
その音に、意識の無い状態でも、グォンジュは反応しましたね。
駐車場でとうとうト刑事はマサユキをロックオン
銃を頭に突きつけましたが、マサユキは予想していたんですね、こういう状況を。
すぐにパトカーがやって来たので、結局、何の進展もなく、ト刑事はその場を離れるしかありませんでした。
大阪領事館の領事から、ト刑事に連絡が入りました。
マサユキに関して、詳細な調査を依頼していたのです。
パク刑事にト刑事から情報が届きました。
マサユキに気を付けるようにという内容です。
ドクターファーブルのメンバーを育てた学校の教師というのが、マサユキに違いないと。藤山三郎、コウイチ、チャンスが共犯だと。
これは、まだパク刑事とク刑事、ウンスとチン・ソユルしか知らない情報です。
既に、ゴールデンタイムチームの解散がほぼ決定となっていたところを、グォンジュが必死に頼み込んで、庁長から3日間の猶予をもらう事が出来ました。
その間に、何としても犯人逮捕に持っていかなくてはなりません。
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