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オ会長が提供した情報というのは、藤山の共犯者の人相。
“大柄で髪が耳にかかった男”
また、解剖医からの報告で、藤山の手首にあったのは、“覚めた”と言う入れ墨だったことが分かりました。
グォンジュは、ナ係長に自分の耳の事を打ち明けました。
人より聴力が優れているので、他人には聞こえない小さな音も聞こえると。それが捜査に役立ってきたと。
パン・ジェスのときは、手袋を引っ張る音が聞こえて、それをもとに追跡できたと。
「今回の犯人の場合は、金属がぶつかり合うカチンという音が聞こえます。ライターの音みたいですが、まだ不確かです。なので、そんな音がしたら、気を付けてください。」
この情報、確かにナ係長にとっては有用なものでした。
捜査先で一人になった時、グォンジュが言ってたと思われる音を聞きました。
だから、緊張し、辺りを警戒したのですが、チャンスに拉致されてしまったのです。
チャンスは、在日コリアンで、警視庁公安部のエリートだったのです。収賄によって辞職したようです。
武道の有段者だと言う事もあり、ナ係長が敵わなかったのも納得です。
このチャンスに関する情報を仕入れたのは、ト刑事でした。
すぐさま、ト刑事はパク刑事に情報を伝えました。
首を絞められ、一瞬気を失ったナ係長ですが、直後に意識を取り戻し、携帯の電源を入れました。
バンの貨物スペースに縛られて入れられたのですが、112に通報することが出来たのです。
轡をはめられていたので、ちゃんと話すことは出来ませんでした。
でも、“拉致”と言う単語を、グォンジュは聞き取ることが出来ました。
ナ係長の携帯だと言う事は分かっていました。ただちに、ゴールデンタイムチームの出動を指示しました。
ト刑事も、この通信を傍受していました。
前もって、ナ係長から共犯者の人相の連絡を受けていましたので、すぐさま行方を追いました。
検問が敷かれたことを知ったチャンス。
報告したマサユキは、ナ係長が簡単に拉致される人間じゃないと言いました。
つまり、何らかの手を打っているはずだと言う事です。
横道に逸れて、SAのような場所に車を停めて確認したチャンス。
携帯をオンにしていたことを発見しました。
計画変更をマサユキから指示されました。
行先を話すのを聞いたナ係長は、必死に口を動かしました。
実はその時、バンの後ろのドアが開いていたので、すぐ後ろに停まった車に車載カメラがついているのに気が付いたようです。
だから、そのカメラに向かって、必死に行先を告げようとしたのです。
監視カメラによって車の追跡をしていたゴールデンタイムチームは、やっとのことで発見。
トランクのドアが開閉しているのが写っているのを見た、グォンジュは、後ろの車の車載カメラのデータをチェック。
写っていました、ナ係長。
そして、その必死の声を、グォンジュは聞き取ったのです。
“プンチョン遊園地”
既に廃園になっている場所でした。
チャンスは、ナ係長から監視カメラの映像データを奪いました。
これは、オ会長と約束したクラブに行った時のものです。
オ会長からの情報で、自分の存在がばれてしまったと気付いたチャンスが、その証拠を奪おうとしたんですね。
ところが、ナ係長が持っていたメモリは別の物でした。
「どんなことをしても、見つけなさい。」
連絡を受けたマサユキは、冷静に指示しました。
「どこだ」
叫ぶチャンスの声を、ト刑事が聞きつけました。
急いで駆け付けたのですが。
なんと、既にチャンスはナ係長に襲い掛かってた
銃を撃ったんだけど、当たらなかったよ・・・。
当てなよと言いたい。
ナ係長を盾にしちゃったよ、チャンスが。
でも、重傷を負ってるナ係長の反撃で、チャンスとト刑事が格闘に。
勝った・・・よね?
ナ係長に駆け寄ったト刑事ですが・・・。
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