まったり まぎぃ

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『君たちは包囲された』完観

2015-03-03 11:33:17 | 韓国ドラマのエトセトラ
君たちは包囲された!-アクシデント・ラブ-DVD&Blu-ray SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

カン署長の事件の事を話し始めたソ刑事。

この犯人を、検察はエヨンだと断定したが・・・と言い、音声ファイルをマスコミに公開したのです。

マスコミにも、すぐにその声がユ議員のモノだと分かりました。

記者が、真犯人は、ユ議員だと言う事か?・・・と聞いたけど、それには答えなかったソ刑事。まだ不明だ・・・としか。

「倫理規定を破り、被疑事実を公表した行為に関しては、責任を取る。部下が捜査を継続できるよう力を貸して下さい。必ず真犯人をあげてみせます。お願いします。」

そう言って頭を下げたのです。

 

マスコミはこぞってこのニュースを取り上げました。

彼自身は、監査委員会にかけられる事になりましたが。

チェ課長は、3チームを捜査に戻す事ができ、彼らに秘密兵器を渡しましたよ。GPS発信機、リアルタイム画像伝送機です。

これが後にすっごく役に立つ事になるんです。チェ課長、グッジョブ

 

検察はエヨンを再度取り調べることとなりました。勿論、エヨンは否認します。

そして、これらの事件を全て自分の責任としようとしてる父ユ議員の思惑も、エヨンは知ったのです。

ユ議員は、大芝居を打ちました。

マスコミの前で娘のエヨンに偽の鑑定書を見せて騙した事を涙ながらに謝罪しましたよ。その上で議員を辞職したのです。

でも、カン署長等の事件の真犯人だという疑惑は真っ向から否定。すすんで警察の取り調べに応じる・・・とまで言いました。

そして、いきなり江南署に出頭してきたのです。

 

まだ尋問の準備も出来てない状態で供述をさせようとしたデグ&イ班長。

元警察畑のユ議員。デグとはまだ器が違いました。散々、デグの気持ちを逆撫でするような事を言い、混乱させたのです。

感情的になったデグは、思わずユ議員に飛びかかり、首を絞めちゃった。取調室には監視カメラもありますし、このままじゃ又もデグが訴えられるかも・・・と思ったのですが、ここで、ユ議員にとって予想外の事が起ったのです。

 

ジイルが、自分の株だけじゃなく、妻エヨンの株の殆どを組合に譲り、従業員持ち株制度に転換してしまったのです。

この時、エヨンは精神病だと判断されて保釈中の身。だから後見人みたいな立場で息子のギジェが、母親エヨンの株も組合に譲ってしまったというのです。父親似なのね、ギジェ。

 

ユ議員は、愕然としました。

資産の殆どを失ってしまったことになるんでしょうね。亡き妻、エヨンの母は、資産を夫では無く、娘のエヨンに残したんだとか。

おそらく、血のつながった家族に対しても冷徹な夫だと見ぬいていたからでしょう。だから、娘の資産を頼りにしてきたわけで。

それが無くなってしまったのですから、ショックは大きいですよ。

そこに追い打ちをかけるように送られてきたのが、一枚の画像。デグからでした。

 

デグたちは、ヒョンチョルの車載カメラの映像に写っていたキム秘書が大金と引き換えに受け取った封筒の中身を、携帯だと予測できていたのです。

同じ封筒を手に入れ、中に携帯を入れた状態の写真をユ議員に送りつけたってわけ。

罠を仕掛けたのです。

「明日、キム秘書がその携帯を持ってくる事になってる。」

と、デグから聞いたユ議員は、もう、キム秘書が裏切ったと思い込みました。元々手先として使うことしか考えていない人物です。心底信頼しているわけじゃないので、疑うのも早いですな。

 

ユ議員から連絡を受けたキム秘書は、大慌てで、携帯の隠し場所に行きました。姉の書店の本棚の奥に隠してありましたよ。

なんで早々に壊して捨てなかったのかねぇ。いつまでも大事に隠し持ってるから、こうやって見つかっちゃうのに。

 

デグ、スソン、テイル、グクの4人が、その携帯を発見して大喜びしたのもつかの間。

なんと、そこにユ議員が遣わしたやくざ達が来ちゃった

結局、デグとスソンは、捕まってしまって、携帯も取り上げられちゃったよ。

 

携帯には、ユ議員がジヨン母とジヨンを殺せとヒョンチョルに指示している言葉がはっきりと録音されていました。

その場で殺されてしまいそうになった二人。

デグが必死に言いました。死ぬなら自分で・・・と。だから、スソンは助けてくれと。

 

死ぬ前に聞かせてくれ・・・とデグ。

「カン署長を殺せと指示したろ?」

「そうだ。」

「チョ・ヒョンチョルもか?」

「そうだ。私が殺した。」

 

それを聞いた時、デグは、頭に突きつけていた銃を落としました。

「あんたが撃て。殺せ。」

怒ったユ議員が、銃をデグに向けました。

 

この様子が、デグが身に着けていた“リアル画像伝送機”によって、グクの携帯に転送されました。

GPS発信機によって居所を掴んでいた彼らがその場所に駆け付けた時、事は終わってました。

なんと、ソ刑事がおもちゃの銃を持って飛び込んで来てましたよ。その時、ソ刑事は停職中でしたからね。

もしかしたら、ソ刑事、デグの様子を見守っていたのかな。

 

ソ刑事は、結局、地方の警察に飛ばされました。でも、嬉々として仕事に励んでいます。

彼の元に、スソンから江南署の面々の集合写真が送られて来ました。

皆の近況報告も。

 

めでたしめでたし・・・です。

 

あまりにも深刻に成り過ぎず、かといって軽くもなく、適度な緊張感やコミカルさがある作品で、面白かったです。

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