まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『哲仁王后(原題)』11話まで

2021-08-22 22:38:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ファジンは怒りのあまり、本来は哲宗に渡すつもりだった帳簿をよりによって大妃に渡しちゃった。

その帳簿、どうもキム氏一族の汚職の記録のようですね。

大妃とすると、願ってもないモノが転がり込んできたわけです。

ファジン、もっと頭の働く人かと思ったけど、嫉妬や偏狭な考えに支配される普通の人でしたね。

大妃はすぐにチョ氏の頭である右議政にそれを見せ、言いました。

「キム氏一族を崩壊させ王妃も引きずり下ろすためにより有効に使いましょう。」

 

哲宗は、奇妙なソヨンの言葉を記録していきながら、心が落ち着き楽しくなっていったようです。

見た事のないソヨンの言動に、最初はムカついたり戸惑ったりしましたが、今ではそれが心地よいモノに変わってきたようですね。

端午の節句を祝う宴の準備に、上機嫌で取り掛かりました。

 

ソヨンも、知らず知らずのうちに哲宗に惹かれていってます。夢に哲宗が現れ、な時間を過ごしたりしました。

ボンファンの魂とすると、とんでもない事なんですが・・・。

まだまだソヨンは混乱のさなかです。

 

大王大妃へのおべっかはまだ継続中です。

料理の次は、パック、白髪染め。そして次は化粧水を考えているようです。

現代の知識が役に立ってます。この時代ではどんな些細な事でも最先端の事になりますからね。

 

哲宗は、井戸から見つかった遺体がオウォルだとファジンが思っていると永平君から聞き、心配しました。

慰めようと優しく手を取りました。

そして大丈夫だと言うと、ファジンは、ソヨンへの想いを抑えることはないと言いました。自分に遠慮することはないと。

哲宗には出来た女性だと思ってもらいたいし、嫉妬を見せたくなかったのでしょうね。

 

ソヨン父は失くした帳簿の行方を密かに追っていました。

誰にも言えないので、ソヨンに会ってそれとなく変化を感じ取ろうとしていますが、勿論、目に見えて何かが変わっているわけじゃありませんから、何も手掛かりは得られません。

ソヨンは記憶が戻ったことで、父親の冷たい一面をも思い出して以来、一線を引いているようですね。

ただ、父はやはり娘のことも心から気にかけているのも事実です。

側室を選ぼうとしているソヨンに、何人側室がいても、王妃の座が揺らぐことはないと励ましました。

ま、ソヨンは、全く違う目的で側室を選ぼうとしているので、その父の思いは伝わらなかったようですが。

ソヨンの目的は、勿論ボンファンの本能・・・ つまり、美しい側室たちに囲まれて楽しい日々を過ごそうってことです

 

永平君はノリゲを売った女官の似顔絵を描かせましたが、どう見てもオウォルとは別人でした。

永平君とすると、ファジンのためにもオウォルが生きている証拠を見つけたいのですが。

 

哲宗は慣習となっている贅沢な宴ではなく、簡素ではあるが地味ではなく、華やかであるが贅沢ではない宴を催したいと考えていました。

マンボクを呼んで、直接相談をしました。

マンボクは初めてのことに恐縮しながらも、哲宗の考えに共感し、感動しました。

全てをかけて頑張る事を約束しました。

 

ソヨンはハン室長の先祖と思われるハン氏一族は除き、美しく自分のお眼鏡に適った女性3人を側室に選びました。

ユン氏、ホン氏、ミン氏です。

永平君とホン別監は多くの側室候補の中から、哲宗の後ろ盾となってキム氏一族に対抗できるだけの力を持っている家門の娘を前もって選んでいました。

3人は選ばれた家門出身なんです。

哲宗によって、端午の節句の宴に招待され、彼女たちの父親は感激しました。

 

ソヨンは昼間は側室たちと遊んで楽しい時間を過ごすことが出来るようになりましたが、そうなると、夜、つまらないわけです。

で、側室たちに“メール”を送ることに。

3人に心を込めた手紙を書いたソヨン。

ところが、どう間違ったのか、それがすべて哲宗の元に届けられちゃった。

これが功を奏したというか

 

3通の手紙が届けられた哲宗は、最初、何のことやら・・・でした。

ソヨンの変わった言動に慣れてきてはいますが、次々と新しい事をやらかしてくれるので、まぁ、新鮮でしょう。

ソヨンとすると、3通のうち、1通だけ返事が来たということで、脈ありなのは一人と、誤解。

熱烈なラブレターを送られた哲宗は、戸惑いながらも、心が浮き立ちました。

結局、一晩中、何通も何通も手紙のやり取りが行われました。

運ぶ家臣が大変ではありますが、何だか彼らも楽しそうです

 

ところが、朝になって会ったソヨンは冷たいまんま。もち、ソヨンは相手が哲宗だとは知りませんからね。

哲宗は、その二面性に驚きました。

で、恥ずかしがり屋なんだなと、嬉しそうに呟いたりしてますよ。

その夜も、2人は手紙のやり取りをしました。

熱烈なソヨンの手紙に、哲宗の想いも募りました。しかし、“想ってはならない人”だと言う事に変わりはありません。だから、夢の中ででも最初から同じ道を一緒に歩みたいと書きました。

 

宴の日になりました。

 

突然大妃がソヨンを訪ねて来ました。

大王大妃には料理を作っているのに、自分には何もしてくれないと言いまして、今すぐに自分にも・・・と茶菓子を要求。

この忙しいのに・・・ですよね。

仕方ないので、ソヨンはポップコーンを作りに行きました。

大妃はその間にソヨンの部屋の中を探りました。何か企んでいるのではないかとね。

でも見つけたのは、哲宗の手紙だけ。

 

その頃、マンボクはパニックになっていました。

料理の材料が届かないのです。

途中で何者かが運んでいた者たちを殺し、奪い去ったのです。キム・ジャグンの命を受けたサルスの仕業でした。

仕方なく乾物を使って・・・と倉庫に行くと、乾物が全て傷んでしまってるじゃありませんか

これじゃぁ、使い物になりません。

担当のト内官も、キム・ジャグンの息がかかっているのかしら善良そうに見えるんですが。

哲宗は、何としても材料を手に入れるからと、マンボクに言いました。

 

ポップコーンを完成させたソヨン。

直々に届けようとしたとき、一人の男が不審な動きをしているのを見つけました。

ハン室長そっくりです

追いかけようとしたのですが、長いチマの裾を踏んずけてしまい、逃げられてしまいました。

おまけに、持っていたポップコーンをぶちまけてしまって・・・。

結局大妃を怒らせるだけで終わってしまいました。

 

端午の節句の宴、男性と女性に分かれて行われるようです。

男性たちの宴では武術の腕前の披露等。女性たちは狩が行われました。狩と言っても、内官や女官を獲物に見立て、傷つかない様な矢を当て、その得点を競うものです。

武術を披露した後、永平君は食材を調達に宮殿を飛び出していきました。

 

ソヨンたちが席を外した時、大王大妃と大妃の間で言い争いが勃発。

大妃はソヨンがキム氏一族を捨てて哲宗に付いたと言いました。後ろ盾となる家門の側室を選んだのもそのせいだと。

「この宴で王様は3人の側室の大監を前に本当の姿を見せるでしょう。強い君主の姿を。」

つまり、ソヨンに騙されているのだとね。

大王大妃の脳裏には、以前ビョンインから聞いた言葉が巡ったでしょうね。哲宗は本当の姿を隠しているという。宴で確かめてほしいという。

大勢に家臣たちの前で、面と向かって大妃は大王大妃に歯向かって見せたのです。

 

大王大妃が男性の宴にやって来ました。

そこで突然本当の対戦が見たいと言い出しました。

それも、哲宗とビョンインとの。

 

扇を奪い合うと言う対戦となりました。

大概の予想に反して、哲宗の腕もなかなかのモノ。

ビョンインと互角どころか、幾分上に見えます。

対戦をして、ビョンインは気づきました。あの夜、ソヨンを襲った賊は、永平君ではなく、哲宗だ・・・と。

 

ソヨンは勿論、狩りなどやる気なし。

林の中をぶらぶらと歩いていたのですが。

気が付いたら、目の前にファジンが。それも、本物の矢を番えて狙っているじゃありませんか


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