秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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連判状と言う言葉に、その場にいた皆が凍りつきました。
英祖は、ソンをにらみつつ、そのまま尋問場を後にしました。
ソンは英祖と会い、連判状を取り出しました。あれほど英祖が抹消したかった連判状が、ソンの手の中にあるのです。
ふらっと英祖はソンに近づきました。
ソンは、連判状を突然傍にあったかがり火の中に投じました。
これでソンが、何も無かったっことにしてしまうのかと思いましたが、違いましたね。
ソンは改めて英祖に対して宣戦布告したのです。
「父上、もう、あなたは私の政敵です。」
連判状を持ったまま政敵になると言う事は、戦いが起ると言う事、戦いとなれば、これまで以上の犠牲が出るかもしれない。だから自分は戦いではなく、真の政治がしたいのです・・・。そう、ソンは言いました。
翌日、英祖は、ジェゴンを都承旨に任命しました。
親政を正式に行うこととし、ソンが持っていた代理聴政の権限は全て取り上げられました。
東宮殿で義務のみを果たし、謹慎することを言い渡されたのです。
ソンは素直にその命令に従いました。
親政で、英祖はまず謀反を起こしたとして宮廷から追い出された少論派に対して寛大な措置をとると発表。ところが、又もやこれは老論派の大反対で、頓挫。
結局は、逆賊狩りが行われるようになり、老論派の敵とみなされた者たちは、一掃されてしまったのです。
宮廷は、老論派の天下ですよ。英祖も連判状が無くなった今でも、やはり自分の意志を押し通す事は出来ないでいるのですから。自分が少論派を追いだしたわけで。そのつけがこういう形で自分に回ってくるとは思ってもみなかった事でしょうね。
ジダムは、ナ・チョルジュと共にどうにか逃げおおせました。
ムンスは、一人蟄居謹慎していましたが、食事を絶ち、亡くなってしまいました。
英祖に『竹波』とだけ書いた手紙を残して・・・。
英祖は、世弟時代、唯一彼の味方になってくれた長年の友を失ってしまったのです。
そして、3年の月日が流れました。
ソンは、英祖から任命された教育係を拒み、自らキム・テクを頻繁に訪ねていました。
テクを政治の師として、学びたいと言うのです。
キム・テクは、その言葉を100%信じる事は出来ません。あれほど自分たちを手こずらせた世子ですからね。
表向きは、ソンの意志を尊重する姿勢を見せていますが。
それだけじゃなく、老論派の若手と一緒に妓房に行ったりして親しくしているのです。
キム・テクの孫キム・ムンも一緒です。
ところで、このキム・ムンを演じているのは、「太陽を抱く月」でウンの少年時代を演じていたイ・ウォングンくんです。お久しぶり。随分大人になった印象を受けます。あの時は、華奢過ぎる体格に見えたんですがね。
英祖は、ソンの考えが読めませんでした。
キム・テクと自分との関係を知ってる上で、父である自分に対抗するために、キム・テクと手を取ろうとしていると見ています。
その妓房で、ソンはジダムに再会しました。キム・ユジョンさんからユン・ソヒさんに配役が変わっています。
何とジダム、妓女になっていましたよ。ただ、楽器を奏でるだけで、床の相手はしない・・・と行首のウンシムは言いました。
冷たい目でソンを見ました。父の敵を見る目ですね。
正体がばれるのをソンは心配しましたが、ウンシムはソンさえ知らぬフリをしてくれたら大丈夫だと言いました。
ジダムは、ソンに・・・というより、王室に復讐しようと考えているのです。自分の命をかけて。
ところが、彼女の後を、ピョン・ジョンインが付けてますよ。お久しぶりの登場で、誰か分からなかったけど。生きてたんだ。
ソン、やはりこうやって老論派とつるんでいるのには、理由がありそうです。
それを、ジダムに明かしてはどうかとウソプは言いましたが、ソンは押さえました。
ソンは街の怪しげな本屋出入りしています。ここは、ナ・チョルジュの仲間がやってるところみたいですね。
ソンは、そこで禁書とも言える思想的に危険な本を仕入れているのです。
だから、本屋の店主は、ソンの正体が気になっているのですが、まだ世子だとは、ばれていません。
こっそりと仕入れた本を、ソンは東宮殿の地下の隠し部屋に置いています。
そこは、チェ尚宮とチャン内官、ウソプのみが知る秘密の場所でした。
ある日、突然通告もせずに清が国境を越えてくると言う事態が発生。
少し前に、清の漁船に朝鮮の軍が攻撃するという事件が起っていたのです。が、英祖には何の報告もなされていませんでした。
英祖は、老論派の重臣たちを職務怠慢で叱責。
少論派を呼びよせる・・・と宣言しましたよ。老論派を押さえるチャンスだと捕らえたのです。
おまけに、世子ソンにこの一件を任せる・・・とまで。
「この問題を円満に解決できれば代理聴政を認める。失敗した時は、世子の座を降りる覚悟をせよ。」
ソン、受けちゃった・・・。
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